JPH0295621A - 回転搬送装置 - Google Patents

回転搬送装置

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JPH0295621A
JPH0295621A JP24961088A JP24961088A JPH0295621A JP H0295621 A JPH0295621 A JP H0295621A JP 24961088 A JP24961088 A JP 24961088A JP 24961088 A JP24961088 A JP 24961088A JP H0295621 A JPH0295621 A JP H0295621A
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JP
Japan
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cassette
pulley
fixed
rotary
arm
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JP24961088A
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Tatsuya Nakagome
中込 達也
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Tokyo Electron Yamanashi Ltd
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Tokyo Electron Yamanashi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、回転搬送装置に関する。
(従来の技術) 物体の搬送装置として、例えば半導体製造工程において
熱処理の終了したウェハを搭載したカセットを、カセッ
ト搬入系とは異なるカセット搬出系に受は渡すものを挙
げることができる。
例えば、第7図に示すように、カセット搬入経路1とカ
セット搬出経路2とは例えば平行に形成され、同図に示
すように両級路1,2間には段差が生じている場合に、
カセット搬入経路1上のA点と、カセット搬出経路2上
のB点との間で、ウェハカセットを受は渡す場合の従来
構造について説明する。
従来では、上記経路1,2の上方であって、経路1,2
の幅方向に沿ってレール3を配置している。そして、こ
のレール3に沿って移動自在であって、かつ、上下動可
能なりレーン4を配置している。このクレーン4は、カ
セット5をチャックして支持可能となっている。
このような構成により、まずカセット搬入経路1上にク
レーン4を移動させ、かつ、このクレーン4を下降させ
て図示A点に存在するカセット5をチャックする。次に
、クレーン4を上昇させてレール3に沿って移動させ、
カセット搬出経路2上で停止させる。この後、クレーン
4を下降させ、カセット搬出経路2上のB点にてカセッ
ト5のチャックを解除することで、経路1,2間でのカ
セット5の受は渡しを完了することができる。
(発明が解決しようとする問題点) 上記の従来構造によれば、まず、経路1.2の幅方向に
沿ってレール3を配設するという大掛かりな構成となり
、このレール4のスペース及びクレーン4の移動スペー
スが室内を占有することになり、装置が大型化するとい
う問題があった。
とくに、この種の搬送装置が半導体の製造に使用される
場合にあっては、製造設備が設置されるクリーンルーム
内はルームの上から下側に向かってダウンフローを実行
しているが、上述した構成のようにウェハカセットの移
動経路上方にはレール4が常時配設されているので、こ
のレール4によってダウンフロー経路が阻害されるとい
う問題も生じていた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その
目的とするところは物体の搬送にあたって搬送装置の占
めるスペース、特に搬送路上方のスペースを大幅に縮小
でき、かつ、搬送駆動が簡易で被搬送物を安定した状態
で搬送することができる回転搬送装置を提供することに
ある。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は、回転アームと、 この回転アームの一端側に固着した第]の回転軸を回転
駆動する駆動手段と、 上記回転アームの他端側にて回転自在な第2の回転軸に
固着された搬送部と、 上記第1の回転軸と同心で固定して配置された固定プー
リと、 上記第2の回転軸に固定され、この第2の回転軸と一体
回転する可動プーリと、 上記固定プーリ、可動プーリに張架されたベルトとを設
けて、回転搬送装置を構成している。
(作用) 被搬送物を搬送部に支持した状態で、駆動手段を駆動す
ると、第1の回転軸が回転され、この第1の回転軸を中
心として回転アームが回転駆動されることになる。ここ
で、上記搬送部は回転アームの他端側に支持されている
ので、この回転アームの回転により、被搬送物は回転軌
跡を描いて搬送されることになる。ここで、被搬送物を
受は渡すべき2つの経路に段差が生じていても、回転ア
ームの停止角度の調整により高さの異なる位置に容易に
搬送することができ、段差がない場合には回転アームの
180”の回転によって搬送することができる。
ここで、このような回転搬送の場合には、回転アームに
対して単に回転自在に被搬送物を支持するようにしてお
くと、回転時の振動等により被搬送物が揺動し、被搬送
物によってはこのような揺動が好ましくない場合が多い
そこで、本発明ではこのような被搬送物の揺動を防止し
ている。すなわち、回転アームが回転すると、固定プー
リに当接するベルトの位置が変位することで、このベル
トが可動プーリを回転アームの回転方向と逆方向であっ
て、回転アームの回転角度と同一角度だけ回転されるこ
とになる。この可動プーリは、第2の回転軸及び搬送部
と一体的に回転することになるので、上記搬送部に支持
される被搬送物は回転アームの回転に拘らずそれ自体が
回転することなく、シかもベルトが張設されていること
により回転アームなどが振動しても被搬送物が揺動する
ことを防止することができる。
この結果、回転搬送でありながらも、被搬送物を安定し
て搬送することができる。
(実施例) 以下、本発明を半導体ウェハを搭載したカセットの回転
搬送装置に適用した一実施例について、図面を参照して
具体的に説明する。
まず、本実施例に係わる回転搬送装置を含むシステム全
体の構成について、第5図を参照して説明する。
この実施例装置は、カセット搬入経路10とは別個にカ
セット搬出経路11を設けている。そして、前記カセッ
ト搬入経路10の途中には、ウェハカセットをエレベー
タ機構によりストッカに収容するカセットストッカ13
が設けられている。
また、前記カセット搬入経路10の末端には、カセット
15に搭載されたウェハ16をボート搬送装置18上の
ボート17に移し換えるためのウェハ移し換え装置14
が設けられている。ここで、前記カセット15内には例
えば25枚のウエノ\16が搭載され、前記ウェハ移し
換え装置14は25枚のウェハ16を一括してチャック
機構によりチャックし、これを前記ボート17上に移し
換えるようになっている。前記ボート17は、例えば1
00枚のウェハ16を搭載可能になっていて、したがっ
てウェハ移換え装置14の4回の移し換え動作によりボ
ート17上へのウエノX16の移し換え動作が終了する
ことになる。また、このボート17は、前記ボート搬送
装置18によって第5図の右側に移動可能になっていて
、このボート搬送装置18の隣にはボートエレベータ1
9が配置されている。
前記ボートエレベータ19はエレベータ機構によりボー
ト17を上昇させ、第5図の右側に配置されている熱処
理炉12内にボート17を搬入出回能となっている。ま
た、この熱処理炉12内で熱処理が終了したウェハ16
を搭載したボート17は、上記とは逆の工程によってま
ずボートエレベータ19によって下降され、次にボート
搬送装置18によって第5図の左側まで移送され、さら
に前記ウェハ移し換え装置14によってボート17上の
100枚のウェハが4つのカセット15にそれぞれ移送
されるようになっている。この熱処理済みのウェハ16
を搭載したカセット15は、前記カセット搬入経路10
の図示A点まで左側に移送され、本発明に係る回転移送
装置20によって、上記A点から前記カセット搬出経路
11上の図示B点まで回転搬送されることになる。そし
て、このカセット搬出経路11を介して熱処理済みのウ
ェハ16を搭載したカセット15が搬出されることにな
る。
次に、前記回転搬送装置20の詳細について、第1図乃
至第4図を参照して説明する。
この回転搬送装置20は、昇降部30と、この昇降部3
0上に搭載された回転搬送部50とから構成されている
まず、前記昇降部30の構成について第4図を参照して
説明する。
下側固定ベース31と上側固定ベース32とは平行に離
間して配置され、4本の支柱33によって連結固定され
ている。
また、前記支柱33に対してリニアベアリング34を介
して昇降自在な可動ベース35が設けられ、前記回転搬
送部50を搭載可能な回転搬送部支持ベース37とこの
可動ベース35とは、連結軸36を介して連結固定され
ている。
次に、前記可動ベース35を昇降させるための構成につ
いて説明すると、下側固定ベース31にはモータ38が
固定され、このモータ38の出力軸には第1のプーリ3
9が固着されている。また、このモータ38と離間した
位置にはボールねじ40が鉛直方向に沿って設けられ、
このボールねじ40の下端側は、前記下側固定ベース3
1に対してベアリング41を介して回転自在に支持され
ている。そして、前記可動ベース35にはナツト部42
が固着され、このナツト部42が前記ボールねじ40に
螺合している。さらに、前記ボールねじ40には第2の
プーリ43が固着され、前記第1のプーリ39とこの第
2のプーリ43との間にベルト44を掛は渡している。
この結果、モータ38が駆動されると、この回転出力は
第1のプーリ39.ベルト44.第2のプーリ43を介
してボールねじ40に伝達され、このボールねじ40が
回転されることによりナツト部42がボールねじ40に
沿って上下動し、この結果前記可動ベース35を昇降す
るようになっている。
また、本実施例では前記可動ベース35の上側停止位置
と下側停止位置とを検出可能となっていて、前記可動ベ
ース35の昇降経路途中の上側には上側センサ46が設
けられ、同様に下側には下側センサ45が設けられてい
る。そして、前記可動ベース35には被検出体47が固
着され、この被検出体47が上側センサ46または下側
センサ45を通過するときに、例えば光検出によって可
動ベース35の上側停止位置あるいは下側停止位置を検
出可能となっている。
次に、前記昇降部30の回転搬送部支持ベース37上に
搭載される回転搬送部50について、第1図乃至第3図
を参照して説明する。
前記回転搬送部支持ベース37上には、アーム駆動用モ
ータ51がモータ固定部材52によって固定され、この
アーム駆動用モータ51の両側には回転アーム53及び
54が配置されている。そして、前記アーム駆動用モー
タ51の回転出力はハーモニックギア等によって100
対1に減速され、この減速された回転出力が前記一方の
回転アーム53の一端に固着された第1の回転軸55に
伝達されるようになっている。他方の回転アーム54は
、その一端に固着した回転軸56が前記回転搬送部支持
ベース37上に設けられた軸受け57によって回転自在
に支持されている。
前記回転アーム53.54の他端側には、ベアリング6
1を介して第2の回転軸60が固着され、この第2の回
転軸60にはチャック支持部材62が固定配置されてい
る。このチャック支持部材62は、同時に2つのカセッ
ト16をチャックできるように4本のチャック片を有し
、その両側の固定チャック片63.63に対してその内
側の可動チャック片64.64が開口ピッチを可変でき
るように移動自在に支持されている。
次に、前記チャック片63.64によって支持されるカ
セット16を、回転搬送時に揺動することなく安定して
搬送するための構成について説明する。
前記回転搬送部支持ベース37上であって、前記回転ア
ーム53.54の両側にはプーリ支持部材71.71が
固定配置されている。そして、このプーリ固定部材71
.71によって、前記第1の回転軸55と同心となる位
置に固定プーリ70゜70を固着している。前記回転ア
ーム53.54より突出する第2の回転軸60両端には
、可動プーリ72.72が固着され、前記第2の回転軸
60と一体的に回転可能となっている。そして、前記固
定プーリ70と可動プーリ72との間には、所定のテン
ションが与えられた状態でベルト74が掛は渡されてい
る。このような構成により、回転アーム53.54に対
して第2の回転軸60が回転自在であり、このため、チ
ャック片63,64が回転アーム53.54に対して回
転してしまうことになるが、前記固定プーリ70及び可
動プーリ72の間にベルト74を掛は渡すことで、各チ
ャック片63.64は第3図に示すように床面に対して
常時水平状態に設定されるようになっている。
次に、作用について説明する。
ウェハ16を搭載したカセット15は、カセット搬入経
路10に搬入され、まずカセットストッカ13に一端ス
ドックされる。このカセットストッカ13より取出され
たカセット15は、カセット搬入経路10によって第5
図の右方向に搬送され、その末端位置で停止される。次
に、ウェハ移し換え装置14の図示しないチャックによ
ってカセット15内の例えば25枚のウェハ16を一括
して支持し、これをボート搬送装置18上のボート17
に搭載するように移し換える。このボート17は、例え
ば100枚のウェハ16を搭載可能であるので、前記移
し換え装置14によってカセット15の4個分のウェハ
16がボート17上に搭載されることになる。
このボート17は、ボート搬送装置18によってボート
エレベータ19の下方まで搬送され、その後ボートエレ
ベータ19によって熱処理炉12の開口部に対向する位
置まで上昇され、その後熱熱処理炉12内に搬入される
ことになる。尚、この熱処理炉12を多段炉とすること
で、複数個のボート17を並列的に熱処理することが可
能となる。熱処理炉12での熱処理が終了したボート1
7は、この熱処理炉12の搬入経路と逆の工程を辿るこ
とによって搬出されることになる。そして、ウェハ移し
換え装置14によってボート17よりカセット15に移
し換えされた熱処理済みのウェハ16は、カセット15
と共に前記力セラ:・搬入経路10に沿って、第5図の
図示A点まで戻し搬送されることになる。そして、カセ
ット搬入経路10上の図示A点より、カセット搬出経路
11上の図示B点にカセット15を搬送するために、前
記回転搬送装置20を用いることになる。
次に、この回転搬送装置20の作用について説明する。
まず、回転アーム53.54に支持されたチャック片6
3.64を、カセット搬入経路10のA点の上方に設定
する。この際、可動チャック片64.64を最大に開口
するように設定し、カセット16の幅よりも固定チャッ
ク片63.可動チャック片64の間の開口幅を大きくと
るように設定する。この状態で、昇降部30を駆動して
、回転搬送部50全体を下側に下降させる。この昇降部
30の駆動は下記のようにして実行される。すなわち、
モータ38を駆動すると、このモータ38の回転出力は
第1のプーリ39.ベルト44゜第2のプーリ43を介
してボールねじ40に伝達されることになる。そして、
ボールねじ40が回転すると、このボールねじ40に螺
合するナツト部42がボールねじ40に沿って下降し、
この結果可動ベース35が下降することになる。そして
、回転搬送部50を搭載した回転搬送部支持ベース37
は、前記可動ベース35と連結軸36を介して連結固定
されているので、前記可動ベース35の下降移動により
回転搬送部50も下降することになる。このため、チャ
ック片63.64によってカセット搬入経路10上のA
点に存在する2つのカセット15.15を、前記チャッ
ク片63゜64によってチャック可能状態となる。この
状態で、可動チャック片64を固定チャック片63側に
移動することで、2つのカセット16.16は固定チャ
ック片63.可動チャック片64の間にチャックされて
支持されることになる。チャック片63.64によって
カセット15をチャックした状態で、次に前記昇降部3
0を駆動して回転搬送部50全体を上昇させることにな
る。この昇降部30の上昇駆動は、前記モータ38を下
降時とは逆回転させることで、前述した回転出力伝達経
路によって可動ベース35が上昇し、この結果、回転搬
送部50全体を上昇移動させることができる。
以上の動作が終了した後、回転搬送部50での回転搬送
動作が開始されることになる。すなわち、以上の説明の
動作が終了した状態では、回転アーム53.54及びこ
れに支持されるカセット16は、第1図の実線に示す状
態にあり、カセット16は床面対して水平状態にチャッ
ク支持されている。そして、前記回転搬送50の動作に
より、第1図の実線状態にある回転アームを同図の鎖線
状態にある回転位置まで回転駆動することになる。
この駆動は、アーム駆動用モータ51を駆動することに
よって実行される。すなわち、アーム駆動用モータ51
が駆動されると、この回転出力はハーモニックギア(図
示せず)によって100:1に減速され、この減速され
た出力が第1の回転軸55を介して一方の回転アーム5
3に伝達されることになる。このため、一方の回転アー
ム53が前記第1の回転軸55を中心として回転駆動し
、かつ他方の回転アーム54もこれに追随して回転駆動
されることになる。
このように、回転アーム53.54を第1の回転軸55
を中心として回転駆動することにより、この回転アーム
53.54に取付けられたチャック支持部材62及びチ
ャック片63.64を介して、カセット16を回転搬送
することができる。
ここで、本実施例装置ではこのようなカセット16の回
転搬送時にあっても、カセット16を揺動することなく
安定した状態で回転搬送することができる。この動作に
ついて第6図を参照して説明する。まず、可動プーリ7
2が第6図の実線に示す位置にあるものとする。この際
、固定プーリ70に対してベルト74が離れ始める点は
同図の図示aの位置であり、一方、可動プーリ72に対
してベルト74が接触し始める点は同図の図示Cの点で
ある。このような状態において、回転アーム53.54
を第6図に示すようにθ1だけ反時計方向に回転させる
場合を考える。このとき、固定プーリ70は回転するこ
とがないので、当初固定プーリ70に対してベルト74
が離れ始める点aは、回転アームのθ8角度の回転によ
り、同図の図示す点に移動することになる。さらに、回
転アーム53.54の回転により可動プーリ72は同図
の鎖線位置にまで回転することになるが、このとき、こ
の可動プーリ72に対してベルト74が接触し始める点
Cは、同図の鎖線に示す位置上の図示dに移行すること
になる。この点dを、回転させる前の可動プーリ72上
の位置に移行して考えた場合には、同図の実線上の図示
d′の点に相当する。
ところで、固定プーリ70は回転することがないので、
ベルト74が離れ始める点aが点すに移行することによ
り、ベルト74は第6図のD方向に回転させれることに
なる。従って、可動プーリ72は第6図の矢印E方向に
回転駆動されることになる。すなわち、回転アーム53
.54の図示C方向の回転とは逆方向に可動プーリ72
が回転駆動されることになる。
次に、この可動プーリ72の回転角度について考察する
固定プーリ70の中心を01とし、可動プーリ72の中
心を02とする。この中心0..02を結ぶ線をLとす
る。そうすると、線0.aと線O1bとのなす角θ2は
、固定プーリ7o上でベルト74が回転される角度を示
すことになる。
方、線02cと線02d’ とのなす角θ3は、可動プ
ーリ72が回転される角度を示すことになる。
ここで、回転アーム53.54が回転される角度θ1と
前記角度θ2は等しいことになる。これは、前記線りと
線0.aとのなす角は常に直角であり、かつ回転移動後
の線りと線01bとのなす角度も常に直角であるからで
ある。このことにより、回転アーム53.54の回転角
度θ1と同じ回転量だけベルト74が回転駆動されるこ
になる。このため可動プーリ72の回転角度θ、も、回
転アームの回転角度であるθ1と等しいことになる。
以上のことにより、可動プーリ72は、回転アーム53
.54の回転方向とは逆方向に回転駆動され、かつその
回転量も回転アーム53.54の回転量と等しい角度だ
け回転されることになる。
この結果、回転アーム53.54の回転前の状態では、
カセット16は床面に対して水平状態でチャック支持さ
れていたが、その後の回転アーム53.54の角度θ1
の回転後も、上記固定プーリ70.可動プーリ72.ベ
ルト74の作用により、カセット16を床面に対して水
平状態で維持しつつ回転駆動することができる。しかも
、ベルト74は固定プーリ70と可動プーリ72との間
に所定のテンションが与えられた状態で掛は渡されてい
るため、回転アーム53.54の回転時に多少の振動が
あっても、このベルト74のテンションによりカセット
16を揺動することなく安定して支持することができる
以上のような動作により、カセット搬入経路10上の図
示A点にあったカセット16は、前記回転搬送部50の
作用によりカセット搬入経路11上の図示B点の上方ま
で回転搬送されることになる。その後、昇降部30の前
述した下降駆動と同様の動作により、回転搬送部50全
体を下降し、この結果カセット搬入経路11上の図示B
点上にカセット16を載置することができる。その後、
可動チャック片64を固定チャック片63に対して遠ざ
かるように移動させ、このことによってチャック片63
.64によるカセット16のチャック状態を解除するこ
とができる。
以上のような動作を繰返し実行することで、カセット搬
入経路10上の図示A点にあるカセット16を、カセッ
ト搬出経路11上図示B点に順次回転搬送することがで
き、熱処理の終了したウェハ16を搭載したカセット1
5を、カセット搬入経路10とは異なるカセット搬出経
路11を用いて排出することができる。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
本発明は、従来のような上下動及び水平移動を用いたク
レーンキャリア方式ではなく、被搬送物を回転アームの
回転により回転搬送し、かつ、この回転搬送時における
被搬送物の揺動などを固定プーリ、可動プーリ及びベル
トを用いて防止することを特徴とするものであり、回転
アームの駆動系になどについては種々の変形実施が可能
である。
また、本発明が適用される回転搬送装置の被搬送物とし
ては、上記実施例のような半導体ウェハを搭載したカセ
ットに限らず、ある定められた2点間で搬送の必要な種
々の被搬送物に適用することができる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、回転アームの回転
により被搬送物を回転搬送しているので、従来のクレー
ン構造のものに比べれば装置が大幅に小型化され、かつ
被搬送物の搬送経路上方の空間領域を常時占有する部材
を有することなく搬送装置を構成することができる。
さらに、固定プーリ、可動プーリ及びベルトによって、
被搬送物を安定して回転搬送することができるという効
果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を半導体ウェハ用カセットを回転搬送
する回転搬送装置の、回転搬送動作を説明するための概
略説明図、第2図は、第1図に示す回転搬送装置の平面
図、第3図は、第1の回転軸と固定プーリとの位置関係
を説明するための概略説明図、第4図は、回転搬送装置
の回転搬送部を昇降するための昇降部の一例を説明する
ための概略説明図、第5図は、実施例装置の全体システ
ム構成を示す概略説明図、第6図は、被搬送物の安定搬
送動作を説明するための概略説明図、第7図は従来のク
レーンキャリア方式による搬送装置を説明するための概
略説明図である。 16・・・被搬送物、20・・・回転搬送装置、30・
・・昇降部、50・・・回転搬送部、51・・・駆動手
段(アーム駆動用モータ)、55・・・第1の回転軸、
53.54・・・回転アーム、60・・・第2の回転軸
、 62.63.64・・・搬送部、70・・・固定プーリ
、72・・・可動プーリ、74・・・ベルト、代理人 
弁理士 井  上   −(他1名)第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)回転アームと、 この回転アームの一端側に固着した第1の回転軸を回転
    駆動する駆動手段と、 上記回転アームの他端側にて回転自在な第2の回転軸に
    固着された搬送部と、 上記第1の回転軸と同心で固定して配置された固定プー
    リと、 上記第2の回転軸に固定され、この第2の回転軸と一体
    回転する可動プーリと、 上記固定プーリ、可動プーリに張架されたベルトとを有
    することを特徴とする回転搬送装置。
JP24961088A 1988-10-03 1988-10-03 回転搬送装置 Pending JPH0295621A (ja)

Priority Applications (1)

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JP24961088A JPH0295621A (ja) 1988-10-03 1988-10-03 回転搬送装置

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JP24961088A JPH0295621A (ja) 1988-10-03 1988-10-03 回転搬送装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5146661A (en) * 1990-11-07 1992-09-15 At&T Bell Laboratories Packaged device handling method and apparatus
JP2011178486A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Seibu Electric & Mach Co Ltd 移載装置及び移載方法並びに物品仕分け設備

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JPS50146074A (ja) * 1974-02-25 1975-11-22
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