JP3451074B2 - 収容装置 - Google Patents

収容装置

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JP3451074B2
JP3451074B2 JP2001052730A JP2001052730A JP3451074B2 JP 3451074 B2 JP3451074 B2 JP 3451074B2 JP 2001052730 A JP2001052730 A JP 2001052730A JP 2001052730 A JP2001052730 A JP 2001052730A JP 3451074 B2 JP3451074 B2 JP 3451074B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体及びこの移
動体を駆動する駆動装置の一方若しくは双方を収容する
収容装置に関し、特に、移動体が配設される領域と駆動
装置が配設される領域と間における気体の流通を、高度
に遮断することができる収容装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】移動体
を駆動装置によって移動させるようにした機構は、各種
技術分野において採用されている。例えば、工作機械の
分野では、ワークを載置,固定するテーブル(移動体)
と、テーブルを移動させる駆動装置(案内手段,ボール
ねじ,ナット及びサーボモータなど)からなる機構が採
用されている。また、シリコンウエハ,液晶ガラス基
板,フォトマスク用ガラス基板,光ディスク用基板など
の各種基板を処理する分野においても、基板を処理する
処理装置と、処理装置を移動させる駆動装置からなる機
構が採用されている。
【0003】ところで、上述した工作機械の場合、駆動
装置に切削液がかかったり、切り屑が堆積したりする
と、駆動装置の機能が損なわれるといった問題を生じ
る。また、基板処理の分野においても、処理液として使
用される現像液,エッチング液,剥離液などは腐食性が
高く、これが駆動装置に付着すると、当該駆動装置が損
傷してその機能が損なわれるという問題を生じる。
【0004】そこで、従来、駆動装置をテレスコカバー
や蛇腹によってカバーし、切り屑や処理液が駆動装置に
触れるのを防止している。
【0005】ところが、上記テレスコカバーは気密性の
面で十分なものとは言えず、また、蛇腹は駆動装置全体
を包囲することができず、耐久性の面でも問題があっ
た。特に、腐食性の高い処理液を使用する基板処理装置
では、処理液がミスト状になるため、高い気密性や耐久
性が求められる。また、テレスコカバーは、順次大きさ
が小さくなる複数のカバー体を重ね合わせて構成され、
移動体の移動に合わせて伸縮するように構成されている
ため、伸縮の際に振動を生じるという構造的な欠陥もあ
る。
【0006】本発明は、以上の実情に鑑みなされたもの
であり、移動体及び駆動装置の一方若しくは双方を収容
する収容装置であって、移動体が配設される領域と駆動
装置が配設される領域と間の気体の流通を、高度に遮断
し得る収容装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記課題を
解決するための本発明の請求項1に記載した発明は、移
動体及び該移動体を駆動する駆動装置の一方若しくは双
方を収容する収容装置であって、前記移動体の移動方向
に沿った開口部を有し、前記移動体と駆動装置との間に
配設される仕切り部材と、前記仕切り部材と協働して前
記移動体及び駆動装置の一方若しくは双方を囲繞するカ
バー体と、前記仕切り部材の開口部内に設けられ、前記
移動体と駆動装置とを連結する連結具と、前記開口部内
の連結具に連結され、前記開口部内で前記移動方向に沿
ってその前後に延在するように配設された帯状のシート
体とを備えてなるとともに、前記仕切り部材は、その開
口部の前記移動方向に沿った両縁部がそれぞれ筒状に形
成され、且つ該一対の各筒状部には、相互に対向する面
に前記移動方向に沿った切り欠き溝が形成され、前記シ
ート体は、その両側縁部がそれぞれ前記切り欠き溝から
前記筒状部内に挿入せしめられてなり、前記移動体と前
記駆動装置とを、前記仕切り部材,連結具及びシート体
によって隔てるように構成された収容装置に係る。
【0008】この発明に係る収容装置によれば、移動体
が配設される領域と、駆動装置が配設される領域とが、
仕切り部材,連結具及びシート体により仕切られる。特
に、仕切り部材に設けた開口部の両縁部を筒状に形成す
るとともに、連結具に連結されたシート体の両側縁部
を、筒状部に形成された切り欠き溝から当該筒状部内に
挿入せしめて、いわゆるラビリンス構造としているの
で、移動体が配設される領域と、駆動装置が配設される
領域との間の気体の流通が、このラビリンス構造によっ
て阻止される。したがって、移動体の配設される領域
で、エッチング液などの腐食性が高い処理液が使用され
ても、これが駆動装置の配設される領域に侵入するのを
効果的に防止することができ、当該処理液によって駆動
装置が損傷するのを防止することができる。
【0009】また、本発明の請求項2に記載した発明
は、上記請求項1に記載の収容装置において、更に、前
記筒状部内の気体を排気する排気手段を設けた収容装置
に係る。この収容装置によれば、排気手段によって筒状
部内の気体が排気されるので、当該筒状部を介した、移
動体の配設される領域と、駆動装置の配設される領域と
の間の気体の流通を、確実に防止することができる。
【0010】尚、前記シート体は、請求項3に記載した
発明のように、これを無端の環状に形成することができ
る。移動体は連結具を介し駆動装置によって駆動されて
移動するが、これに従ってシート体も移動する。この発
明によれば、シート体が無端,環状に形成されているの
で、当該シート体は移動体及び連結具の移動に従って回
動し、その両側縁部が前記筒状部内に挿入された状態が
維持される。
【0011】また、請求項4に記載した発明のように、
シート体の巻き取り/繰り出しを行う巻取/繰出機構
を、前記移動方向の両端部にそれぞれ設け、前記駆動装
置によって移動せしめられる前記シート体の動きに応
じ、当該巻取/繰出機構によってシート体の巻き取り/
繰り出しを行うようにしても良い。この発明によれば、
シート体が移動体及び連結具に従って移動すると、これ
に応じてその両端部が巻取/繰出機構により巻き取り/
繰り出しされる。斯くして、このようにしても、シート
体の両側縁部が前記筒状部内に挿入された状態が維持さ
れる。
【0012】前記巻取/繰出機構は、請求項5に記載し
た発明のように、これを、前記シート体を巻き取る巻取
軸と、該巻取軸を回転させる駆動手段とから構成し、更
に、前記駆動手段は、これを、前記巻取軸が繰出方向に
回転する際には、制動力のみを巻取軸に作用させる一
方、前記巻取軸を巻取方向に回転させる際には、摩擦ク
ラッチを介して前記巻取軸に動力を伝達するように構成
することができる。この巻取/繰出機構によれば、シー
ト体に弛みを生じさせることなく、その巻き取り,繰り
出しを行なうことができる。
【0013】更に、前記駆動手段は、請求項6に記載し
た発明のように、これを、前記巻取軸に連結した受動歯
車と、この受動歯車に噛合した駆動歯車と、駆動歯車に
連結された摩擦クラッチと、摩擦クラッチに連結された
回転軸と、回転軸の両端部にそれぞれ連結し、回転軸の
回転を一方向にのみ許容する2つの一方向クラッチと、
一方の前記一方向クラッチを介して前記回転軸に連結さ
れたプーリと、該プーリに巻回された伝動ベルトと、他
方の前記一方向クラッチを支持する支持部材とから構成
し、前記2つの一方向クラッチは、これを、前記巻取軸
を巻取方向に回転させる方向の前記回転軸の回転を許容
する一方、前記巻取軸を繰出方向に回転させる方向の前
記回転軸の回転を規制するように構成するとともに、前
記伝動ベルトが前記昇降機構によって回動せしめられる
ように構成することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施形態
について添付図面に基づき説明する。図1は、本実施形
態に係る収容装置を備えた基板処理システムの概略構成
を示した正面図であり、図2は、その平面図である。ま
た、図3は、本実施形態に係る収容装置を備えた昇降式
基板処理装置の正断面図であり、図4は、その洗浄装置
を示した正断面図である。また、図5は、図3に示した
昇降式基板処理装置のII位置における平断面図であ
り、図6は、同昇降式基板処理装置のIII位置におけ
る平断面図である。尚、図3は、図5における矢視I−
I方向の断面図でもある。
【0015】まず、本例の基板処理システム1の構成に
ついて説明する。図1及び図2に示すように、本例の基
板処理システム1は、基板投入/排出部2、上下に並設
された第1基板処理装置6及び第2基板処理装置7、並
びに昇降式基板処理装置10からなる。基板投入/排出
部2は、複数の基板を収納したカセット5を載置する載
置台4と、載置台4上に載置されたカセット5内から基
板を一枚づつ取り出して第1基板処理装置6に投入する
一方、処理を終えた基板を第2基板処理装置7から取り
出してカセット5に格納する移戴装置3からなる。尚、
移戴装置3は、載置台4の長手方向(矢示方向)に移動
可能となったロボットから構成される。また、カセット
5は図示しないAGVなどの搬送装置によって搬送され
る。
【0016】前記第1基板処理装置6及び第2基板処理
装置7は、それぞれ矢示方向に基板を搬送する複数の搬
送ローラを備え、この搬送ローラによって基板を搬送し
ながら所定の処理を行なうようになっている。本例で
は、第1基板処理装置6は基板に対しエッチング処理を
行なうように構成され、第2基板処理装置7は基板に対
して洗浄処理と乾燥処理とを行なうように構成されてい
る。
【0017】図3,図5及び図6に示すように、前記昇
降式基板処理装置10は、筐体状をしたカバー体11
と、このカバー体11内に配設された処理機構20及び
昇降機構40などからなる。尚、カバー体11には、第
1基板処理装置6内に連通する開口部11a及び第2基
板処理装置7内に連通する開口部11bが形成されてい
る。また、カバー体11は支柱12によって支持され、
その内部は、処理機構20が配設される処理室Aと、昇
降機構40が配設される駆動室Bに仕切られている。
【0018】前記処理機構20は、洗浄装置22及びこ
の洗浄装置22を支持する支持架台21からなる。洗浄
装置22は、図4に示すように、基板Kが搬入/排出さ
れる開口部23aを一側面に備えた筐体状のカバー23
と、このカバー23内に配設された複数の搬送ローラ2
6と、この搬送ローラ26の上方に配設された複数のノ
ズル29列と、搬送ローラ26の下方に配設された複数
のノズル30列などからなる。また、前記開口部23a
に最も近い搬送ローラ26には、その上部に当接して、
基板Kをニップするニップローラ27が設けられてい
る。斯くして、これら搬送ローラ26及びニップローラ
27が正逆に回転することによって、基板Kが前記開口
部23aから搬入され、同開口部23aから排出され
る。
【0019】前記各ノズル29は、図示しない洗浄液供
給源に接続された供給管28に固設されており、この供
給管28を介して供給された洗浄液を基板Kの上面に向
けて吐出する。同様に、前記各ノズル30は、前記洗浄
液供給源に接続された供給管31に固設されており、こ
の供給管28を介して供給された洗浄液を基板Kの下面
に向けて吐出する。尚、図中32は基板Kの有無を検出
するセンサである。
【0020】また、カバー23の下端には、開口部23
bを介して相互に連通される集液槽24が設けられお
り、前記ノズル29,30から吐出された洗浄液が前記
集液槽24に回収され、排出管25を通して適宜排出さ
れるようになっている。
【0021】前記駆動室B内には、角パイプからなり、
縦格子状に形成されたフレーム17が立設されており、
このフレーム17に前記昇降機構40が付設されてい
る。尚、フレーム17はブラケット18を介して前記支
柱12に取り付けられている。
【0022】前記昇降機構40は、連結具55,56及
び57,58を介して支持架台13に連結される昇降台
44と、前記フレーム17を構成する縦桟の、前記処理
室A側の面に並設された一対のガイドレール45と、各
ガイドレール45にそれぞれこれに沿って移動自在に係
合し、且つ前記昇降台44に固設されたスライド部材4
6と、回転自在且つ前記ガイドレール45に対して平行
となるように前記フレーム17に支持されたボールねじ
41と、このボールねじ41に螺合した状態で前記昇降
台44に固設されたナット42と、前記フレーム17に
固設されて前記ボールねじ41を回転,駆動するサーボ
モータ43などからなる。
【0023】サーボモータ43によってボールねじ41
が回転せしめられると、これに螺合したナット42がボ
ールねじ41に沿って移動(昇降)し、ナット42に連
結された昇降台44、この昇降台44に連結具55,5
6及び57,58を介して連結された支持架台13、及
び支持架台13に支持される洗浄装置22がナット42
と共に昇降する。
【0024】前記駆動室Bと処理室Aとは、仕切り部材
11a,14,16によって仕切られている。仕切り部
材11a,14間、及び仕切り部材14,16間にはそ
れぞれ開口部が形成されており、各開口部内に位置する
ようにそれぞれ前記連結具55,56及び57,58が
設けられている。また、各開口部を形成する仕切り部材
14の両側縁部15は、これに沿って筒状に形成され、
これと対向する前記仕切り部材11a,16の各縁部に
は、これに沿ってそれぞれ筒状部材13が固設されてい
る。また、前記仕切り部材14の両側縁の筒状部15と
前記筒状部材13の各対向面にはそれぞれ上下方向に沿
った切り欠き溝が形成されている。
【0025】また、前記仕切り部材14の両側縁の筒状
部15と前記筒状部材13との間には、これに沿って帯
状のシート体65,66がそれぞれ設けられている。こ
のシート体65,66は、その両側縁が前記切り欠き溝
から筒状部15,筒状部材13内にそれぞれ挿入され、
連結具55,56及び57,58によって表裏から挟持
された状態でこれらに固着されている。そして、シート
体65,66の各上端部及び下端部はそれぞれ後述の巻
取/繰出機構70に巻き取られている。また、前記筒状
部15及び筒状部材13は、図示しない適宜排気手段に
よってその内部の気体が排気されるようになっている。
尚、本例では、前記シート体65,66に、耐摩擦性及
び耐食性に優れたテフロン製のシートを用いた。但し、
これに限られるものではなく、この他に、ステンレス製
のものを使用することができる。
【0026】斯くして、前記駆動室Bと処理室Aは、実
質的には、仕切り部材11a,14,16、筒状部材1
3,13、連結具55,56,57,58、シート体6
5,66によって仕切られている。
【0027】また、図5に示すように、前記昇降台44
には駆動モータ60が取り付けられると共に、バランサ
50が接続されている。駆動モータ60はブラケット6
2を介して前記昇降台44に固設され、伝動ベルト61
を介して前記洗浄装置22の搬送ローラ26を駆動す
る。一方、バランサ50は、前記ガイドレール45に対
して平行となるように前記フレーム17に固設されたガ
イドロッド51と、このガイドロッド51に沿って移動
可能に当該ガイドロッド51に係合すると共に、前記昇
降台44に係合した本体52からなる。
【0028】前記巻取/繰出機構70は、図3に示すよ
うに、前記フレーム17の上部及び下部の双方に設けら
れており、具体的には、図6に示すように、巻取軸7
2,76、この巻取軸72,76の双方に連結した駆動
軸71、駆動軸71を駆動するギヤ85などからなる。
【0029】巻取軸72,76はそれぞれブラケット7
5,79によって回転自在に支持されている。そして、
シート体66は、前記ブラケット75に回転自在に支持
されたガイドローラ73,74に順次経由してその端部
が前記巻取軸72に巻き取られ、シート体65は、前記
ブラケット79に回転自在に支持されたガイドローラ7
7,78に順次経由してその端部が前記巻取軸76に巻
き取られている。
【0030】前記ギヤ85は、図7に示すように、トル
クキーパ86に固設されている。トルクキーパ86は回
転軸81によって軸通され、回転軸81はブラケット8
4に固着されたベアリング90及び一方向クラッチ87
によって支持されている。また、回転軸81の端部には
一方向クラッチ88を介してプーリ80が固着されてい
る。そして、ギヤ85は、前記駆動軸71に固着された
ギヤ89と噛合している。尚、前記一方向クラッチ8
7,88は、前記回転軸81の回転方向を規制する機能
を有する。本例では、上部に設けられた巻取/繰出機構
70の場合、回転軸81の矢示E方向への回転を規制す
る一方、矢示F方向への回転はこれを許容するようにな
っており、下部に設けられた巻取/繰出機構70の場
合、回転軸81の矢示F方向への回転を規制する一方、
矢示E方向への回転はこれを許容するようになってい
る。また、トルクキーパ86は、いわゆる摩擦クラッチ
であり、回転軸81に対して所定の制動力(ブレーキ
力)を付与する。
【0031】また、図3に示すように、上下に設けられ
た前記プーリ80,80には、無端状に形成された伝動
ベルト82が巻回され、伝動ベルト82は、前記ナット
42に固着されたホルダ83によって保持されている。
【0032】次に、以上の構成を備えた基板処理システ
ム1の作動について説明する。尚、前記昇降式基板処理
装置10は、図3において実線で示した状態にあるもの
とする。
【0033】まず、移戴装置3によってカセット5から
順次基板Kが取り出され、第1基板処理装置6に投入さ
れる。投入された基板Kは、第1基板処理装置6内で矢
示方向に搬送されながら所定の処理(エッチング処理)
を施された後、順次第1基板処理装置6から排出され
る。
【0034】排出された基板Kは、次に昇降式基板処理
装置10の開口部11a,開口部23aを順次通って洗
浄装置22内に進入し、搬送ローラ26の作用によって
内部に搬入され、基板Kの搬入中若しくは搬入後に、ノ
ズル29,30から洗浄液が吐出されて、基板Kの洗浄
が開始される。そして、洗浄を終了するまで、前記基板
Kが搬入/排出方向に所定距離だけ前後動するように、
前記搬送ローラ26の回転が正逆に連続して切り換えら
れる。これにより、ノズル29,30から吐出される洗
浄液の吐出量,吐出圧にむらがある場合であっても、基
板Kを前後動させることで、基板K上面における前記む
らを平均化することができ、基板Kをむらなく洗浄する
ことができる。
【0035】基板Kの洗浄装置22内への搬入を完了す
ると、次に昇降機構40のサーボモータ43が駆動され
て、洗浄装置22が降下せしめられる。即ち、サーボモ
ータ43によりボールねじ41が降下方向に回転せしめ
られると、これに螺合したナット42がボールねじ41
に沿って降下し、ナット42に連結された昇降台44、
この昇降台44に連結具55,56及び57,58を介
して連結された支持架台13、及び支持架台13に支持
される洗浄装置22がナット42と共に降下する。
【0036】ナット42が降下すると、ホルダ83を介
してナット42に連結された伝動ベルト82が矢示C方
向に回動する。また、連結具55,56及び57,58
が降下すると、これに固着されたシート体65,66が
共に下方に移動し、これに伴って、上部に設けられた巻
取/繰出機構70からシート体65,66が繰り出さ
れ、下部に設けられた巻取/繰出機構70にはシート体
65,66が巻き取られる。
【0037】この巻取/繰出機構70の巻取/繰出動作
を、図7を用いて更に詳しく説明する。尚、図示に基づ
き、連結具57,58及びシート体66について説明す
るが、連結具55,56及びシート体65についても同
様である。また、図7は、上部及び下部に設けられた巻
取/繰出機構70の平断面図である。
【0038】まず、上部に設けられた巻取/繰出機構7
0について説明する。上部に設けられた巻取/繰出機構
70では、連結具57,58が降下すると、シート体6
6に張力が生じ、巻取軸72に矢示H方向に回転動力が
付与される。この回転動力は、巻取軸72に連結した駆
動軸71、これに固着されたギヤ88、ギヤ88に噛合
したギヤ85、ギヤ85が装着されたトルクキーパ86
を順次介して回転軸81に伝達される。しかしながら、
回転軸81は一方向クラッチ87によって矢示E方向へ
の回転が規制されているため、同方向の回転が阻止され
る。このため、シート体66に生じる張力が次第に増大
して前記トルクキーパ86に伝達されるトルクが増大す
る。
【0039】トルクキーパ86は、ギヤ85に作用する
トルクが所定の大きさよりも大きくなると、ギヤ85が
トルク作用方向に回転するのを許容する。これにより、
ギヤ85は矢示E方向に、ギヤ88,駆動軸71及び巻
取軸72は矢示H方向にそれぞれ回転して、シート体6
6が巻取軸72から繰り出される。このように、シート
体66は所定の張力を生じた状態で繰り出されるので、
繰り出しの際に弛みを生じることがない。
【0040】一方、ナット42の降下によって、伝動ベ
ルト82が図3に示した矢示C方向に回動すると、プー
リ80は矢示E方向の回転動力を受けるが、プーリ80
と回転軸81との間に介在する一方向クラッチ88によ
って、プーリ80は回転軸81に対して矢示E方向に回
転自在となっており、プーリ80は支障なく伝動ベルト
82に従がって矢示E方向に回転する。一方向クラッチ
88は、回転軸81の矢示E方向の回転を規制するが、
矢示F方向の回転はこれを許容するようになっている。
したがって、一方向クラッチ88は、回転軸81に対し
て矢示E方向に回転自在となっている。
【0041】次に、下部に設けられた巻取/繰出機構7
0について説明する。下部に設けられた巻取/繰出機構
70では、ナット42が降下して伝動ベルト82が前記
矢示C方向に回動すると、プーリ82が矢示E方向の回
転動力を受ける。上述したように、下部に設けられた巻
取/繰出機構70の場合、一方向クラッチ87,88
は、回転軸81の矢示F方向への回転を規制する一方、
矢示E方向への回転はこれを許容するようになってい
る。したがって、プーリ82が矢示E方向の回転動力を
受けると、回転軸81は同方向に回転する。回転軸81
が矢示E方向に回転すると、その回転動力がトルクキー
パ86,ギヤ85及びギヤ88を介して、駆動軸71及
び巻取軸72に伝達され、これらが矢示H方向に回転せ
しめられて、シート体66が巻取軸66に巻き取られ
る。
【0042】尚、本例では、シート体66及び伝動ベル
ト82の移動速度よりも、巻取軸72の巻取速度が速く
なるように、巻取軸72の軸径、プーリ80の径、及び
ギヤ85とギヤ88との間のギヤ比が設定されている。
シート体66の移動速度よりも巻取軸72の巻取速度を
速くすると、シート体66に生じる張力が次第に増大し
てトルクキーパ86に伝達されるトルクが増大する。上
述したように、トルクキーパ86は、ギヤ85に作用す
るトルクが所定の大きさよりも大きくなると、ギヤ85
がトルク作用方向に回転するのを許容する。これによ
り、ギヤ85と回転軸81とはスリップした状態とな
り、回転軸81は支障なくプーリ80に従がって矢示E
方向に回転する。このように、シート体66は所定の張
力を生じた状態で巻き取られるので、巻取に際して弛み
を生じることがない。
【0043】以上詳述したように、本例の巻取/繰出機
構70によれば、洗浄装置22の降下に伴って、弛み無
く、シート体65,66を巻き取り及び繰り出しするこ
とができる。
【0044】上記の如くして洗浄装置22が下降端まで
降下すると、次に、前記搬送ローラ26が排出方向に回
転せしめられて基板Kが開口部23aから排出され、カ
バー体11の開口部11bから第2基板処理装置7に移
送される。尚、洗浄装置22が下降端に達した状態を、
図3において2点鎖線で示している。
【0045】基板Kの排出を完了すると、洗浄装置22
では、ノズル29,30からの洗浄液の吐出が停止され
る。そして、昇降機構40のサーボモータ43が駆動さ
れ、洗浄装置22が上昇せしめられる。その際、上記と
は逆の作動によって、上部に設けられた巻取/繰出機構
70にシート体65,66が巻き取られ、下部に設けら
れた巻取/繰出機構70からシート体65,66が繰り
出される。
【0046】そして、洗浄装置22が上昇端に達する
と、上述した基板Kの搬入以降の動作が繰り返される。
尚、洗浄装置22の昇降の際にサーボモータ43に作用
する負荷が、バランサ50によって軽減されるようにな
っている。
【0047】一方、第2基板処理装置7では、搬入され
た基板Kが矢示方向に搬送されながら所定の処理(水洗
処理及び乾燥処理)を施され、処理を終えて排出された
基板Kは移戴装置3によって再びカセット5内に格納さ
れる。このように、本例の基板処理システム1では、カ
セット5内に格納された基板Kが、順次、第1基板処理
装置6,昇降式基板処理装置10及び第2基板処理装置
7に経由することによって、所定の処理が施され、再
び、カセット5内に格納される。
【0048】以上詳述したように、本例の基板処理シス
テム1によれば、第1基板処理装置6と第2基板処理装
置7とを上下に並設し、これらを昇降式基板処理装置1
0によって連結した構成としているので、第1基板処理
装置6と第2基板処理装置7とを同一の水平平面内に並
設した上記従来の処理システム100と比べて、その設
置スペースが小さくて足り、これを効率良く設置するこ
とが可能である。
【0049】また、本例の昇降式基板処理装置10で
は、基板Kを搬送,支持する搬送ローラ26及び基板K
に洗浄液を吐出するノズル29,30からなる洗浄装置
22全体を昇降させるようにしているので、基板Kを搬
送する際に、基板Kとノズル29,30との位置関係が
変化することがなく、したがって、ノズル29,30か
ら吐出される洗浄液を基板Kの各部にほぼ均等に供給す
ることが可能であり、これにより、むらのない洗浄を行
なうことができる。
【0050】また、昇降機構40によって洗浄装置22
を昇降させるという単一の動作で基板Kを搬送してお
り、また、サーボモータ43,ボールねじ41及びナッ
ト42からなる高精度に制御可能な機構によって昇降さ
せているので、その速度制御を高精度に行うことができ
る。
【0051】第1基板処理装置6において使用されるエ
ッチング液は腐食性が極めて高く、このエッチング液を
含む洗浄水が洗浄装置22から流出して昇降機構40に
付着すると、これが損傷してその機能が損なわれる懸念
がある。本例の昇降式基板処理装置10によれば、昇降
機構40が配設される駆動室Bと、洗浄装置22が配設
される処理室Aとを、仕切り部材11a,14,16、
筒状部材13,13、連結具55,56,57,58、
シート体65,66により仕切っているので、洗浄装置
22から流出したエッチング液が駆動室Bに侵入するの
を防止することができ、エッチング液によって昇降機構
40が損傷するのを防止することができる。
【0052】特に、仕切り部材11a,14,16間に
形成した開口部の上下方向の縁部にそれぞれ筒状部15
及び筒状部材13を設けるとともに、連結具55,56
及び57,58に固着されたシート体65,66の両側
縁部を、筒状部15及び筒状部材13に形成された切り
欠き溝から内部に挿入せしめた、いわゆるラビリンス構
造とし、しかも筒状部15及び筒状部材13の内部を排
気手段によって排気しているので、駆動室Bへのエッチ
ング液の侵入を確実に防止することができる。
【0053】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、本発明の採り得る具体的な態様は、何らこれに限
定されるものではない。例えば、上述の例では、洗浄装
置22の昇降に合わせて、シート体65,66を巻取/
繰出機構70によって巻き取り,繰り出しするようにし
たが、シート体65,66を無端,環状に形成し、洗浄
装置22の昇降に合わせて、これらが回動するように構
成することもできる。
【0054】また、上記の例では、処理機構20と昇降
機構40の双方をカバー体11によって収容するように
構成したが、これらのどちらか一方を収容するようにし
たものであっても良い。
【0055】また、上記の例では、本発明を基板処理装
置に具現化した例を示したが、これに限られるものでは
なく、移動体及び駆動装置を有する装置であれば、他の
技術分野のあらゆる装置に対して本発明を具現化するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る収納装置を備えた基
板処理システムの概略構成を示した正面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る収納装置を備えた基
板処理システムの概略構成を示した平面図である。
【図3】本実施形態に係る収納装置を備えた昇降式基板
処理装置の正断面図である。
【図4】本実施形態に係る洗浄装置を示した正断面図で
ある。
【図5】図3に示した昇降式基板処理装置のII位置に
おける平断面図である。
【図6】図3に示した昇降式基板処理装置のIII位置
における平断面図である。
【図7】本実施形態に係る巻取/繰出機構を拡大して示
した平断面図である。
【符号の説明】
1 基板処理システム 2 基板投入/排出部 5 カセット 6 第1基板処理装置 7 第2基板処理装置 10 昇降式基板処理装置 11a,14,16 仕切り板 13 筒状部材 15 筒状部 20 処理機構 21 支持架台 22 洗浄装置 26 搬送ローラ 29,30 ノズル 40 昇降機構 41 ボールねじ 42 ナット 43 サーボモータ 65,66 シート体 70 巻取/繰出機構 72,76 巻取軸 80 プーリ 82 伝動ベルト 85,80 ギヤ 87,88 一方向クラッチ 86 トルクキーパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松元 俊二 兵庫県尼崎市扶桑町1番10号 住友精密 工業株式会社内 (56)参考文献 特開2000−150445(JP,A) 特開 平5−55347(JP,A) 特開2000−100898(JP,A) 実開 平2−35447(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/304 B23Q 11/08 G12B 9/04

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体及び該移動体を駆動する駆動装置
    の一方若しくは双方を収容する収容装置であって、 前記移動体の移動方向に沿った開口部を有し、前記移動
    体と駆動装置との間に配設される仕切り部材と、 前記仕切り部材と協働して前記移動体及び駆動装置の一
    方若しくは双方を囲繞するカバー体と、 前記仕切り部材の開口部内に設けられ、前記移動体と駆
    動装置とを連結する連結具と、 前記開口部内の連結具に連結され、前記開口部内で前記
    移動方向に沿ってその前後に延在するように配設された
    帯状のシート体とを備えてなるとともに、 前記仕切り部材は、その開口部の前記移動方向に沿った
    両縁部がそれぞれ筒状に形成され、且つ該一対の各筒状
    部には、相互に対向する面に前記移動方向に沿った切り
    欠き溝が形成され、 前記シート体は、その両側縁部がそれぞれ前記切り欠き
    溝から前記筒状部内に挿入せしめられてなり、 前記移動体と前記駆動装置とを、前記仕切り部材,連結
    具及びシート体によって隔てるように構成されてなる収
    容装置。
  2. 【請求項2】 前記筒状部内の気体を排気する排気手段
    を備えてなる請求項1記載の収容装置。
  3. 【請求項3】 前記シート体が無端,環状に形成されて
    なる請求項1または2記載の収容装置。
  4. 【請求項4】 前記シート体の巻き取り/繰り出しを行
    う巻取/繰出機構を、前記移動方向の両端部にそれぞれ
    備え、前記駆動装置によって移動せしめられる前記シー
    ト体の動きに応じ、該巻取/繰出機構によって前記シー
    ト体の巻き取り/繰り出しを行うように構成されてなる
    請求項1または2記載の収容装置。
  5. 【請求項5】 前記巻取/繰出機構は、前記シート体を
    巻き取る巻取軸と、 該巻取軸を回転させる回転駆動手段とから構成され、 前記回転駆動手段は、前記巻取軸が繰出方向に回転する
    際には、制動力のみを巻取軸に作用させる一方、前記巻
    取軸を巻取方向に回転させる際には、摩擦クラッチを介
    して前記巻取軸に動力を伝達するように構成されてなる
    請求項4記載の収容装置。
  6. 【請求項6】 前記回転駆動手段が、前記巻取軸に連結
    した受動歯車と、この受動歯車に噛合した駆動歯車と、
    駆動歯車に連結された摩擦クラッチと、摩擦クラッチに
    連結された回転軸と、回転軸の両端部にそれぞれ連結
    し、回転軸の回転を一方向にのみ許容する2つの一方向
    クラッチと、一方の前記一方向クラッチを介して前記回
    転軸に連結されたプーリと、該プーリに巻回された伝動
    ベルトと、他方の前記一方向クラッチを支持する支持部
    材とから構成され、 前記2つの一方向クラッチが、前記巻取軸を巻取方向に
    回転させる方向の前記回転軸の回転を許容する一方、前
    記巻取軸を繰出方向に回転させる方向の前記回転軸の回
    転を規制するように構成されるとともに、 前記伝動ベルトが前記駆動装置によって回動せしめられ
    るように構成されてなる請求項5記載の収容装置。
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