JP2019004089A - 容器の貯蔵装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】半導体製造工場において各処理装置の待ち時間を解消するために、処理装置近傍の限られたスペースに貯蔵装置を設けることが行われているが、従来の貯蔵装置では貯蔵する容器の数が不足している。【解決手段】天井走行車と処理装置との間に配置され、半導体ウエハを収容する容器を所定の位置に載置する棚板を複数支持して、棚板の周回軌道を規定する周回機構と、前記周回機構を駆動する駆動機構と、駆動機構の動作を制御する制御部とを備え、前記棚板は、前記処理装置が備える容器載置台の上方を通過可能に配置され、且つ、前記周回機構には、前記天井走行車と前記容器載置台との間で昇降移動する前記容器が通過可能な領域が設けられている貯蔵装置を提供する。【選択図】図10

Description

本発明は、半導体ウエハを内部に収納した容器を保持して半導体製造工場の天井に設置されたレール上を走行するOHT(Overhead Hoist Transport=天井走行車)と半導体ウエハの処理装置との間に配置される貯蔵装置に関するものである。
半導体製造工程において、塵埃や有機物等の不純物が半導体ウエハの表面に付着すると、付着した部分の処理が十分に行われず、その結果製品に不良が発生する。そこで、半導体製造装置の内部は高清浄な雰囲気に維持されている。また、半導体製造工場全体を半導体製造装置の内部と同様の清浄度に維持することは非常にコストがかかるので、半導体ウエハは、内部を高清浄な雰囲気に維持される容器内に収納されて各処理装置の間を運搬される。各処理装置間での容器の運搬は、半導体製造工場の天井付近に設置したレール上を走行するOHTにより行われている。また、半導体製造工場の内部は、半導体製造装置の内部ほどではないが、クリーンルームと呼ばれる比較的清浄な雰囲気に維持されている。
クリーンルーム内全体を所定の清浄な雰囲気に維持することには大きなコストが必要になるので、半導体メーカーはクリーンルーム内の処理装置の配置を工夫して、生産性が少しでも向上するようにしている。特に、作業者がメンテナンスや装置を操作するための作業スペースを可能な限り削減して、クリーンルーム内の限られたスペースに少しでも多くの装置が配置出来るようにしている。また、半導体ウエハを収納する容器の運搬には、クリーンルームの天井に敷設されたレール上を走行するOHTと呼ばれる無人搬送機が使用されている。OHTは天井に敷設されたレール上を移動するので、床面を占有することが無く、限られたスペースを有効に利用できる。
しかしながら、このOHTによる容器の運搬では、各処理装置の処理工程時間(タクトタイム)の違いから生じる処理工程待ちの時間が大きな問題になっている。そこで、処理装置の近傍に容器の載置のための棚を設けて、容器を一時保管させたり処理速度の遅い工程を並行処理させたりして、各工程での待ち時間を出来るだけ少なくし、各製造工程や各検査工程の待ち時間を短縮させる工夫がなされている。
例えば特許文献1では、対象物202(容器)を載置する棚板301が鉛直方向に複数配置された群を所定の間隔を空けて水平方向に複数配置して棚300となして、この棚300の前側に、2本の支柱101と、対象物202を保持する保持手段105を鉛直方向に移動させる鉛直レール103と、この鉛直レール103を支持して水平方向に移動させる上部レール102と下部レール104とで構成される搬送機を備える移載装置100が提案されている。図1を参照。この移載装置100は、前の工程からOHTにより最上段の棚板301へ運搬されて来た対象物202を、順次所定の棚板301に移載して保管する。そして、処理装置200が処理可能な状態になったところで、移載装置100は対象物202を棚板301から処理装置200のローダ201に移載する。また、処理の終了した基板が収納されている対象物202をアンローダ201から所定の棚板301に移載する。その後、処理済の基板が収納されている対象物202は最上段の棚板301に移載され、OHTによって次の工程へと運搬される。
各棚板301はローダ・アンローダ201の載置台の真上に配置されていて、各棚板301は、対象物202が通過可能な間隔を空けて配置されている。これにより、対象物202は上部レール102と下部レール104と鉛直レール103の案内する面内を鉛直方向及び水平方向に搬送される。これにより、移載装置100の占有する面積を極力抑えながら複数の対象物202を保管することが可能になった。
また、特許文献2では、処理装置96の上部にコンテナ3を水平方向に並べて載置出来るベースプレート(基板)2を設け、このベースプレート2の上方にコンテナ3を保持して移動する移載手段8を備える貯蔵装置1が提案されている。ベースプレート2にはコンテナ3が通過可能な開口部31aが設けられていて、この開口部31aは処理装置96が備えるコンテナ3のローダ・アンローダの真上に配置されている。またベースプレート2には、この開口部31aを開閉可能な支持部材7が備えられている。図2を参照。これにより、OHT(天井走行車)5が運搬して来たコンテナ3をローダ・アンローダに直接載置したい場合は、貯蔵装置1は支持部材7を開けて開口部31aを開放状態にして、コンテナ3を通過可能な状態にする。また、OHT5から運搬されるコンテナ3を貯蔵装置1上で保管したい場合には、支持部材7を閉鎖して、支持部材7上に受け取るようにする。受け取ったコンテナ3は移載手段8によってベースプレート2上の載置台4に順次移載されて保管される。そして、処理装置9が処理可能な状態になったところで移載手段8はコンテナ3を支持部材上7に移載する。この貯蔵装置1は処理装置9の上部空間に備えられるので、半導体工場内の床面を占有することなく、複数のコンテナ3を保管することが出来るようになった。
特許第5365743号公報 特開2008−263004号公報
しかしながら、上記特許文献1、2に開示された先行技術では、工程の遅延を解消するのに十分な容器を保管することが出来なかった。特許文献1に開示された移載装置100が備える棚300は、容器202を載置する棚板301を、容器202が通過可能な間隔を空けて鉛直方向に配置する構成なので、OHTに干渉しない限界の高さまで棚板301を配置したとしても、十分な容器202を保管出来ていなかった。さらに棚300は、容器202を鉛直方向に通過させる空間を設ける必要があり、この容器202の容器通過空間には棚板301を設けることが出来ない。また、特許文献2に開示された貯蔵装置1においても、コンテナ3を保管する領域のなかにコンテナ3を通過させるための空間を設ける必要があり、十分な数のコンテナ3を保管することが出来ていなかった。
上記説明した先行技術では、保管する容器を配置した列に対して平行な方向に容器が通過する通路を設ける必要があるため、十分な数のコンテナを保管することが出来なかったのである。特に、ローダとアンローダの数が少なく幅の狭い装置の場合、容器が通過する通路を設けることで容器を保管する領域が限定されてしまうのである。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、占有領域を可能な限り小さくすることで、作業者の作業スペースを犠牲にすることなく、クリーンルーム内の限られたスペースの中で多数の容器を保管することが可能な貯蔵装置を安価に提供することを目的としている。
上記問題点を解決するために、本発明の貯蔵装置は、半導体ウエハを収容する容器を天井走行車と処理装置との間の空間で受け取って一時的に貯蔵する貯蔵装置であって、前記天井走行車と前記処理装置との間に配置され、前記容器を所定の位置に載置する棚板を複数支持して、前記棚板の周回軌道を規定する周回機構と、前記周回機構を駆動する駆動機構と、前記駆動機構の動作を制御する制御部と、を備え、前記棚板は、前記処理装置が備える容器載置台の上方を通過可能に配置され、且つ、前記周回機構には、前記天井走行車と前記容器載置台との間で昇降移動する前記容器が通過可能な領域が設けられていることを特徴としている。
上記構成とすることで、天井走行車と容器載置台との間での容器の遣り取りは、複数配置される棚板の間に設けられる容器が通過可能な領域を介して行われる。また、この棚板と容器通過可能な領域自体が周回移動可能であるので、貯蔵装置に容器が通過する通路を設ける必要が無くなり、限られたスペースの中により多くの容器を貯蔵することが出来る。なお、棚板と容器通過可能な領域は、時計回り、及び、反時計回りのいずれの方向にも周回移動可能である。
また、本発明の貯蔵装置の前記周回機構は、鉛直に立設された支柱に回転可能に備えられている回転棚機構であって、前記回転棚機構には、複数の前記棚板が前記回転棚機構の回転中心軸を中心とする円弧上に配置されていて、前記複数の棚板は前記回転棚機構によって規定される円形の軌道に沿って周回移動することを特徴としている。上記構成とすることで、回転棚機構を回転させることによって、天井走行車によって運搬されてきた容器を、貯蔵装置の所定の棚板に載置するか、容器が通過可能な領域を介して処理装置に載置するかを選択することが出来る。また、回転棚機構を上下方向に複数配置することで、本発明の貯蔵装置はより多くの容器を貯蔵することが出来る。
また、本発明の貯蔵装置の前記周回機構は、基台と、前記基台上に敷設されて周回軌道を形成する案内部材と、前記案内部材に摺動可能に備えられる複数の移動子と、前記移動子にそれぞれ固定され、前記案内部材が案内する前記周回軌道上を周回移動する前記棚板と、を備え、前記駆動機構の駆動力は前記移動子に伝達され、前記周回軌道の一部は天井走行車の進行方向に平行な直線状の軌道であり、且つ、前記棚板は前記処理装置が備える複数の前記容器載置台の真上に配置されていることを特徴としている。上記構成とすることで、本発明の貯蔵装置が備える棚板は、天井走行車の進行方向に対して平行であり、且つ、容器載置台の並ぶ方向に対して真上の位置を移動することが可能になる。これにより、貯蔵装置は、天井走行車がどの容器載置台の真上にいたとしても、天井走行車との間で容器の遣り取りをすることが出来る。
また、本発明の貯蔵装置は、前記容器を保持して所定の前記棚板と前記容器載置台との間で前記容器を移送する移送装置を備えることを特徴としている。本発明の貯蔵装置が容器の移送装置を備えることで、天井走行車の到着を待つことなく、貯蔵装置の棚板と容器載置台との間で容器の遣り取りを行うことが出来る。
上記説明した本発明によれば、作業者の作業スペースを犠牲にすることなく、クリーンルーム内の限られたスペースの中で大量の容器を貯蔵することが出来る。また、簡単な構造であるので、低コストで設置することが可能である。さらに、処理装置は天井走行車から容器が運搬されるのを待つ必要が無くなるので、単位時間あたりの処理装置の生産性が向上する。
図1は、従来の棚300を備える移載装置100を示す図である。 図2は、従来の貯蔵装置1を示す図である。 図3は、半導体製造工場内の容器運搬システム10の概要を示す図である。 図4は、処理装置9の概要を示す断面図である。 図5は、3台のロードポートと天井に敷設されたレール16の位置を示す図である。 図6は、公知の貯蔵装置(移載装置)100´の概要を示す図である。 図7は、本発明の第1の実施形態である貯蔵装置34を示す斜視図である。 図8は、本発明の第1の実施形態である貯蔵装置34を示す断面図である。 図9は、本発明の第1の実施形態である貯蔵装置34が備える回転棚43を示す図である。 図10は、本発明の第1の実施形態である貯蔵装置34が備える回転棚43の概要を示す図である。 図11は、本発明の第1の実施形態である貯蔵装置34の動作を示す図である。 図12は、本発明の第1の実施形態である貯蔵装置34の動作を示す図である。 図13は、本発明の他の実施形態である貯蔵装置34´を示す図である。 図14は、本発明の他の実施形態である貯蔵装置34´´を示す図である。 図15は、本発明の第2の実施形態である貯蔵装置52を示す上面図である。 図16は、貯蔵装置52を構成する駆動機構56を示す図である。 図17は、貯蔵装置52を有する処理装置9を示す正面図である。 図18は、本発明の他の実施形態である貯蔵装置52´を示す図である。 図19は、本発明の貯蔵装置が備える移載装置66を示す正面図である。 図20は、本発明の貯蔵装置が備える移載装置66を示す側面図である。 図21は、本発明の第1の実施形態である貯蔵装置34の構成を示すブロック図である。 図22は、本発明の第2の実施形態である貯蔵装置52の構成を示すブロック図である。
以下に本発明の貯蔵装置の実施形態について、図を参照して詳しく説明する。図3は半導体製造工場内の容器運搬システム10の概要を示す図であり、図4は処理装置9の概要を示す断面図である。半導体ウエハWは容器に収容された状態で各工程の専用の処理装置9に運搬される。半導体製造工場の内部はクリーンルームとして構成されており、各工程に夫々の区画に配置された処理装置9と、各処理装置9に供給する容器11を一時的に保管するストッカーと呼ばれる保管装置12と、クリーンルームの天井に敷設されて、保管装置12と各処理装置9との間で容器11を運搬するOHTと呼ばれる容器運搬システム10とが備えられている。容器運搬システム10は、各処理工程毎に設けられたそれぞれの区画13の中で容器11を運搬する工程内運搬装置14と、これらの各区画13の間で容器11を運搬する工程間運搬装置15と、工程内運搬装置14と工程間運搬装置15が備えるレール16に沿って移動する天井走行車17とで構成されている。工程間運搬装置15が備えるレール16と工程内運搬装置14が備えるレール16とは分岐手段によって連結されていて、天井走行車17は工程間運搬装置15と工程内運搬装置14のそれぞれのレール16間を移動することが可能になっている。処理装置9は、半導体ウエハWに所定の処理工程を実行する専用の処理部18が備えられている。半導体製造工場の中には、これら各処理工程に対応する処理装置9が多数配置されている。そして、これら処理装置9の間を天井走行車17が容器11に収容された半導体ウエハWを順次搬送していくことで半導体製造工程は進められる。なお、容器運搬システム10は半導体製造工場が備える生産管理コンピュータによって制御されている。生産管理コンピュータは、各種演算処理を行うCPUと、プログラムや予め教示された各種設定値を記憶する記憶手段と、下位の制御手段との間で通信を行う通信手段等から構成されている。
天井走行車17は、容器11を工程内運搬装置14と工程間運搬装置15との間で運搬する搬送機である。天井走行車17はクリーンルーム内に多数配置されており、各レール16に沿って一方向に走行して容器11を所定の目的位置まで運搬する。天井走行車17には、レール16に沿って走行するための走行部と、容器11を保持する保持部20と、この保持部20を昇降移動させる巻上部と、これらの動作を制御する制御装置とが備えられている。走行部は、レール16上を一方向に走行するための車輪と、車輪を回転駆動する駆動源とで構成されている。保持部20は、容器11を把持する把持部材20を把持及び解放動作させる把持部材開閉機構と、この把持部材開閉機構を動作させる駆動源とで構成されている。巻上部は、基端をスプールに固定され、先端を保持部20に固定されているベルト部材21と、スプールを回転駆動する駆動部とで構成されている。ベルト部材21はスプールに巻き付けられた状態で備えられていて、駆動部の動作によりスプールが正転若しくは逆転することで、ベルト部材21がスプールから繰り出される16か、若しくは巻き取られることにより、ベルト部材21の先端が固定された保持部20は昇降移動させられる。ベルト部材21は、保持部20が保持している容器11を処理装置9が備える容器載置台24上に載置出来る長さを有している。
さらに、天井走行車17には制御装置が備えられている。制御装置は生産管理コンピュータとの間で通信を行う通信モジュールと、各駆動源に動作信号を出力する出力モジュールと、各種センサからの信号を受信する入力モジュールと、予め教示されたプログラムや設定値を記憶する記憶モジュールと、CPUと各電装品に電力を供給するバッテリーを有する給電モジュールとを備えている。出力モジュールは、走行部が備える走行モータや保持部20が備える保持モータ、巻上部が備える巻上モータに駆動信号を送信して動作させる。また、各モータのシャフトにはエンコーダが備えられていて、このエンコーダから送信される信号を受信することで各モータの動作角度を把握することが出来る。これにより、制御装置は天井走行車17を所定の位置まで移動させたり、保持部20が保持した容器11を所定の処理装置9に受け渡して処理装置9から容器11を受け取ったりすることが出来る。
処理装置9は、EFEM(Equipment Front End Module)と呼ばれる半導体ウエハ受渡し部22と半導体ウエハWの表面に各種処理を施す処理部18とで構成されている。EFEM22は、容器載置台24の所定の位置に容器11を固定して、この容器11の蓋11Aを開閉するロードポート23と、開けられた容器11の内部から半導体ウエハWを取り出して、処理部へと搬送する搬送ロボット25とを備えている。また、搬送ロボット25が配置される空間22aは、フレームと壁部材とで覆われていて、この空間22aの上部にはFFU(Fan Filter Unit)27が配置されている。FFU27は外部から吸引した空気を高機能フィルタによって濾過した後、高い清浄度の空気として空間22aに供給する装置であり、FFU27から供給される高清浄な空気によって搬送ロボット25が配置されている空間22aは常に清浄な雰囲気に維持されている。
処理部18は、真空や所定の雰囲気に管理されて半導体ウエハWの表面に酸化膜の形成やレジストの塗布、露光やエッチングといった処理を施す処理室18aと、真空や所定の雰囲気に管理されてEFEM22と処理室18aとの間で半導体ウエハWを移送する移送ロボット28が配置された搬送室18bと、搬送室18bとEFEM22との間で半導体ウエハWを遣り取りするための中継を行うロードロック室18cとで構成されている。上記構成により、処理装置9は天井走行車17から受け取った容器11の蓋11Aを開けて、容器11内部に収容されている半導体ウエハWを処理室18aに搬送して所定の処理を施した後、処理の終わった半導体ウエハWを容器11内に収容していく。全ての半導体ウエハWが収容し終わったら、処理装置9は容器11の蓋11Aを閉めて天井走行車17が容器11を回収しに来るまで待機する。また、処理装置9は、生産管理コンピュータと通信すると共に処理装置9全体の動作を制御する制御ユニット26を備えている。制御ユニット26は処理部18や搬送ロボット25や移送ロボット28、ロードポート23等が備える各駆動源に動作信号を出力する出力モジュールと、各種センサからの信号を受信する入力モジュールと、予め教示されたプログラムや設定値を記憶する記憶モジュールと、CPUとを備えている。
図5は3台のロードポート23a、23b、23cを天井に敷設されたレール16に沿って1列に並べて備えるEFEM22を上から見た図である。各ロードポート23a、23b、23cは、天井走行車17から送られて来た容器11を所定の位置に載置する容器載置台24a、24b、24cと、容器11の蓋11Aと一体化して容器11の蓋11Aを開閉するドア29a、29b、29cと、それぞれの容器載置台24a、24b、24cを天井走行車17から容器11を受け渡す位置と、それぞれのドア29a、29b、29cと一体化する位置との間で進退移動させる不図示の載置台移動機構とを備えている。天井走行車17から運搬されてきた容器11は、このロードポート23の容器載置台24上に載置されて蓋11Aと容器本体11Bとを分離される。その後、容器本体11Bに収容している半導体ウエハWは処理部18へと搬送され、処理の終わった半導体ウエハWは所定のロードポート23上の容器本体11Bの内部へと搬送される。全ての半導体ウエハWの容器本体11Bへの搬送が終了したら、ロードポート23は、蓋11Aと容器本体11Bとを結合させた後、天井走行車17が容器11を保持可能な位置まで容器載置台24を後退させる。容器載置台24には容器11の底部に形成された3つのV字状の凹部に対応する位置に、このV字状の凹部とそれぞれ嵌合して容器11を容器載置台24の所定の位置に位置決めした状態で支持するキネマティックピン30と、容器11が正常に載置されたことを検出する検出センサ32と、容器11を容器載置台24に固定する固定手段33とが備えられている。載置台移動機構は、容器載置台24の移動方向を案内する案内部材と、駆動源と、駆動源の駆動力を容器載置台24に伝達する伝達機構とで構成されている。
多くの処理装置9はロードポート23を2台以上備えていて、処理前の半導体ウエハWを収容する容器11と処理後の半導体ウエハWを収容する容器11はそれぞれ別のロードポート23に載置される。処理前の半導体ウエハWと処理後の半導体ウエハWを同じ容器11に収容してしまった場合、処理後の半導体ウエハWの表面に残留している処理用ガスの成分や微小な粒子が処理前の半導体ウエハWの表面に付着してしまい、その結果、処理前の半導体ウエハWに十分な表面処理が出来ないというトラブルを防止するためである。また、処理装置9が備えるロードポート23a、23b、23cは、上面視して直線状に並ぶように配置されていて、さらに、処理装置9は、天井に敷設された工程内運搬装置14のレール16の直下に各ロードポート23が位置するように半導体製造工場内に整列して設置されている。これにより、容器11を保持している天井走行車17は、目的のロードポート23の真上に停止して、保持している容器11を鉛直方向に下降させてロードポート23の容器載置台24に受け渡し、また、容器載置台24上に載置されている容器11を受け取ることが可能になる。なお、容器11の受渡しを行う際、ロードポート23上の容器載置台24は、受渡し位置まで移動して待機状態にある。また、容器載置台24の受渡し位置は、各ロードポート23で個別に微調整が可能な構成となっていて、天井走行車17との最適な受渡し位置に調整される。
クリーンルーム内に配置される各処理装置9は、処理内容により要する時間がそれぞれ異なるので、ある処理装置9の処理工程が完了した時点で、即座に前の工程から次の容器11が搬送されてくることは殆ど無く、その処理装置9が前の工程から容器11が搬送されて来るまで待機することになる。また、ある処理装置9の処理工程が完了していない場合、その前の処理装置9による処理工程が完了した半導体ウエハWは、容器11に収容されたまま、クリーンルーム内に設置されたストッカーと呼ばれる保管装置12まで運搬されるか、ロードポート23上に載置されたまま待機することになる。これは、容器11をストッカーまで運搬する場合、天井走行車17が比較的長距離を移動する必要があり大きな時間のロスになってしまう。また、容器11を処理装置9のロードポート23上に待機させていると、次の半導体ウエハWを収容する容器11を載置することが出来なくなるので、結果として処理装置9の処理工程を中断せざるを得なくなる。こういった不具合を解消するために、半導体製造工場では、処理装置9の近傍に容器11を貯蔵するための貯蔵装置を設置して対応している。
図6は公知の貯蔵装置(移載装置)100´を正面から見た図である。この公知の貯蔵装置100´は、3台並べて配置されるロードポート23a、23b、23cのうち、第1のロードポート23aと第3のロードポート23cのそれぞれの真上に、容器11を載置する棚板35が鉛直方向に所定の間隔を空けて3個配置されている。なお、天井走行車17との容器11の受渡しは、この棚板35の群の最上段の棚板35で行われる。そして、貯蔵装置100´の前方には、容器を所定の位置まで移送する公知の移送装置51が備えられていて、移送装置51は容器11を各棚板35や各ロードポート23a、23b、23cまで移送する。さらに、第2のロードポート23bの真上には棚板35が配置されておらず、容器11は、この第2のロードポート23bの上方に設けられた空間Aを介して各棚板35と各ロードポート23a、23b、23cとの間を移送される。このように、ロードポート23a、23cの上方に棚板35を固定して設ける形態の貯蔵装置100´では、容器11が通過するための空間Aを必ず設ける必要があり、これが貯蔵する容器11の数を増やす目的からすると大きな制約となっている。特に、ロードポート23を2台しか備えない処理装置9に貯蔵装置100´を設ける場合、一方のロードポート23の真上に棚板35を鉛直方向に配置すると、もう一方のロードポート23の真上を通過可能空間Aとする必要があり、この空間Aには棚板35を配置することが出来ない。その結果、貯蔵装置100´を設置したとしても、十分な数の容器11を貯蔵することが出来ず、貯蔵装置100´を設置する効果が小さなものになってしまうのである。
次に、本発明の第1の実施形態について説明する。図7は本発明の第1の実施形態である貯蔵装置34を示す斜視図であり、図8はその断面図である。本実施形態の貯蔵装置34は、容器11を載置する棚板35と、処理装置9の近傍に鉛直に立設された円筒状の支柱36と、支柱36に軸受けを介して回転可能に取り付けられ、棚板35をこの円形の軌道に沿って周回移動させる回転棚機構37と、この回転棚機構37を時計回り、及び反時計回りに回転駆動する駆動機構38と、駆動機構38の動作を制御する制御部39とを備えている。回転棚機構37は、支柱36に軸受けを介して水平面内で回転可能に取り付けられた円筒状のハブ部材40と、基端をハブ部材40に固定され、先端に棚板35が固定されているスポーク部材41と、先端部がハブ部材40と同軸状に固定されていて、支柱36の内側に軸受けを介して回転可能に取り付けられた円筒状の駆動伝達部材42とで構成されている。なお、本実施形態の回転棚43は、ハブ部材40とスポーク部材41と複数の棚板35とで構成される。ここで、本実施形態の貯蔵装置34は、回転棚43が上下方向に2つ備えられていて、下側の回転棚を第1の回転棚43a、上側の回転棚を第2の回転棚43bとしている。さらに、各回転棚43に駆動力を伝達する駆動伝達部材42は、支柱36に対して同心軸状に2つ配置されていて、第1の回転棚43aに駆動力を伝達するものを第1の駆動伝達部材42a、第2の回転棚43bに駆動力を伝達するものを第2の駆動伝達部材42bとしている。
本実施形態の支柱36は、鉄やステンレススチールといった金属製の円筒状の部材であって、基端部をEFEM22近傍の床部材44にブラケット45を介して鉛直方向に立設されている。この支柱36の先端部には、各回転棚43を構成する2個のハブ部材40a、40bが、軸受けを介して上下方向に積み重ねて取り付けられている。中空の支柱36の内側には、第1の駆動伝達部材42aが軸受けを介して回転可能に取り付けられている。第1の駆動伝達部材42aは円筒状の部材であり支柱36と同心軸状に配置されていて、先端部には第1の回転棚43aを構成する第1のハブ部材40aが固定されている。また、第1の駆動伝達部材42aは金属製の円筒状の部材であり、内側には第2の駆動伝達部材42bが軸受けを介して回転可能に取り付けられている。第2の駆動伝達部材42bは円柱状の部材であり第1の駆動伝達部材42aと同心軸状に配置されていて、先端部には第2の回転棚43bを構成する第2のハブ部材40bが固定されている。なお、支柱36と、第1のハブ部材40aと、第2のハブ部材40bと、第1の駆動伝達部材42aと、第2の駆動伝達部材42bとは、同一の中心軸C1に関して同心軸状に配置されている。さらに、第1のハブ部材40aと第1の駆動伝達部材42a、および第2のハブ部材40bと第2の駆動伝達部材42bとは、中心軸C1を回転中心として、それぞれ個別に回転可能な構成となっている。
第1の駆動伝達部材42aは床部材44を貫通して配置されていて、基端部には、中心部分に孔が形成された第1プーリ46aが第1の駆動伝達部材42aと中心軸C1に関して同心軸状に固定されている。また、第2の駆動伝達部材42bの基端部は、第1の駆動伝達部材42aの基端部よりも下方に位置していて、第2プーリ46bが第2の駆動伝達部材42bと中心軸C1に関して同心軸状に固定されている。この二つのプーリ46a、46bは同一の外形寸法を有していて、それぞれベルト47a、47bを介して駆動源であるモータ48a、48bに連結されている。
本実施形態の貯蔵装置34が備える駆動機構38は、クリーンルームの床部材44の下方に備えられている。本実施形態の駆動機構38は、第1の駆動伝達部材42aを回転駆動する第1のモータ48aと、第2の駆動伝達部材42bを回転駆動する第2のモータ48bを備えている。第1のモータ48aの回転軸には第1モータプーリ49aが固定されており、この第1モータプーリ49aと第1の駆動伝達部材42aの先端に固定された第1プーリ46aとの間に第1ベルト47aが掛け渡されていて、これにより、第1のモータ48aの回転駆動力が第1の駆動伝達機構42aを介して第1の回転棚43aへと伝達される。また、第2のモータ48bの回転軸には第2モータプーリ49bが固定されており、この第2モータプーリ49bと第2の駆動伝達部材42bの先端に固定された第2プーリ46bとの間に第2ベルト47bが掛け渡されていて、これにより、第2のモータ48bの回転駆動力が第2の駆動伝達機構42bを介して第2の回転棚43bへと伝達される。上記構成により、各プーリ46a、46bが対応するモータ48a、48bによって回転させられ、それぞれの回転棚43a、43bは、支柱36に支持された状態で中心軸C1を回転中心として回動する。なお、本実施形態の駆動機構38が備えるモータ48a、48bには、回転軸の角度制御が容易なステッピングモータが使用されているが、他の種類のモータを使用することも十分可能である。また、各モータ48a、48bの駆動信号は制御部39から送信される。また、各モータ48a、48bの回転軸にはそれぞれ回転軸の回転角度を検出するエンコーダが取り付けられていて、このエンコーダの信号も制御部39に送信される。これにより、制御部39は各モータ48a、48bを所定の回転方向に、及び所定の回転角度に動作させることが出来る。
本実施形態の回転棚43を構成するハブ部材40は鉄やステンレススチールといった金属製の円筒状の部材であり、外周には同じく金属製のスポーク部材41が複数固定されている。本実施形態の回転棚43では、スポーク部材41はハブ部材40に対して同一平面内で放射状に3個配置されている。なお、第1のスポーク部材41aと第2のスポーク部材41bと、第2のスポーク部材41bと第3のスポーク部材41cとは、それぞれ90°の角度を成してハブ部材40に固定されていて、第3のスポーク部材41cと第1のスポーク部材41aとは180°の角度を成している。図9(a)を参照。
また、第1のスポーク部材41aの先端には、第1の棚板35aが固定され、第2のスポーク部材41bの先端には第2の棚板35bが、第3のスポーク部材41cの先端には、第3の棚板35cがそれぞれ固定されている。これにより、各棚板35a、35b、35cは、回転棚43のハブ部材40とスポーク部材41によって規定される円形の軌道上を周回移動する。また、これら第1の棚板35aと、第2の棚板35b、第3の棚板35cの上面にはそれぞれ容器11が載置されるが、第3の棚板35上に載置された容器11と第1の棚板35上に載置された容器11との間には、天井走行車17によって吊り下げられた容器11が鉛直方向に通過するための領域Bが設けられている。図9(b)を参照。天井走行車17によって吊り下げられた容器11は、この容器の通過を許容する領域Bを鉛直方向に下降させられることでロードポート23上の容器載置台24まで下降させられる。また、容器載置台24上に載置される容器11は、天井走行車17によって吊り下げられた状態で、この領域Bを鉛直方向に上昇させられる。
各棚板35には、容器11の底部に形成された3つのV字状の凹部に対応する位置に、このV字状の凹部とそれぞれ嵌合して容器11を棚板上の所定の位置に位置決めして支持するキネマティックピン30と、容器11が正常に載置されたことを検出する検出センサ32が備えられている。なお、本発明の棚板35に備えられるキネマティックピン30と検出センサ32は、容器載置台24が備えるものと同様のものが、容器載置台24に配置されたのと同様の位置関係となるように配置されている。さらに、上述したキネマティックピン30と検出センサ32に加えて、容器載置台24と同様に、容器11を棚板35に固定する固定手段50を備えることとしてもよい。また、検出センサ32は不図示の電源ラインと入出力ラインによって制御部39と接続されていて、制御部39は検出センサ32の信号を受信して、棚板35上の容器11が正常に載置されたことを検出することが出来る。
本実施形態の貯蔵装置34は、第1の回転棚43aと第2の回転棚43bが、処理装置9が配置された空間よりも上方であって、且つ、天井走行車17が移動する空間よりも下方の空間に配置されように構成されている。図10を参照。さらに、各回転棚43a、43bが規定する回転軌道を周回移動する各棚板35は、回転軌道の所定の地点で、処理装置9が備えるロードポート23bの容器載置台24bの真上を通過するように配置されている。ここで、各棚板35が容器載置台24bの真上に位置する時、各棚板35上に配置されたキネマティックピン30と、容器載置台24上に配置されたキネマティックピン30とは、上面視して、水平面内でそれぞれ一致するように配置されている。上記構成により、天井走行車17はロードポート23bの容器載置台24bと、若しくは、天井走行車17と貯蔵装置34の各棚板35との間で容器11を遣り取りする際に、レール16上の同一の位置で遣り取りを行うことが出来る。
本実施形態の貯蔵装置34が備える制御部39は、CPUと、生産管理コンピュータとの間で通信を行う通信モジュールと、各モータや棚板に容器11を固定する固定手段に動作信号を出力する出力モジュールと、各エンコーダや各検出センサ32からの信号を受信する入力モジュールと、予め教示されたプログラムや設定値を記憶する記憶モジュールと、工場から供給された電力を変換して各電装品に供給する電力供給モジュールとを備えている。また、制御部39は、生産管理コンピュータからの指令を受信して、各回転棚43a、43bを所定の角度に回転移動させ、検出センサ32の信号を受信して各棚板11についての容器11の有無情報を生産コンピュータに送信することが出来る。図21を参照。
上記構成により、天井走行車17が保持する容器11aをロードポート23bの容器載置台24bに載置したい場合には、制御部39は回転棚43a、43bを容器載置台24bの真上にそれぞれの容器通過許容領域Bが到達するまで回転させて、容器11aが各領域Bを通過して容器載置台24bまで下降移動出来る状態にする。また、容器載置台24b上の容器11を天井走行車17が回収したい場合にも、制御部39は容器載置台24bの真上に各回転棚40a、40bの容器通過許容領域Bが位置するまで回転棚40a、40bを回転させて、容器11が領域Bを通過出来る状態にする。
さらに、天井走行車17が保持する容器11aを第1の回転棚43aに受け渡す場合には、制御部39は上側の第2の回転棚43bの容器通過許容領域Bを容器載置台24の真上、すなわち容器11aの下降する経路上に位置するように回転移動させて、下側の第1の回転棚43aの所定の棚板35を容器11aの下降する経路上に位置するように回転移動させる。これにより、天井走行車17が保持する容器11aを第1の回転棚43aの所定の棚板35に載置させることが可能になる。なお、第1の回転棚43a、及び第2の回転棚43bの天井走行車17に対する鉛直方向の離間距離を、天井走行車17に予め教示しておくことで、天井走行車17は教示された位置まで容器11aを下降させたところで巻上部のモータを停止させることが出来る。その後、天井走行車17は、保持部20の容器11の把持状態を解除させて容器11を所定の棚板35に受け渡した後、巻上部のモータを逆回転させて保持部20を所定の位置まで上昇移動させる。
貯蔵装置34が貯蔵している容器11の処理装置9への移送動作も天井走行車17によって行われる。例として、第1の回転棚43aに貯蔵されている容器11bを処理装置9が備える容器載置台24に受け渡す動作を説明する。なお、天井走行車17の動作制御は天井走行車17が備える制御装置によって行われ、貯蔵装置34の駆動機構38の動作制御は貯蔵装置34が備える制御部39によって行われる。
まず、天井走行車17が容器11bの移送先である容器載置台24bの真上に移動する。次に、目的の容器11bが移送先の容器載置台24bの真上に位置するように第1の回転棚43aを回転移動させる。また、第2の回転棚43bを、容器通過許容領域Bが容器載置台24bの真上に位置するように回転移動させる。これにより、天井走行車17は第2の回転棚43bに干渉されることなく第1の回転棚43aを保持することが出来る。そして、天井走行車17が巻上部を動作させて、第1の回転棚43a上の容器11bを保持可能な位置まで保持部20を下降させる。図11(a)を参照。そして、保持部20が容器11bを保持したら、天井走行車17は巻上部を動作させて、容器11bを棚板35のキネマティックピン30が干渉しない位置まで上昇させる。図11(b)を参照。
次に、制御部39は第1の棚板43aを、容器通過許容領域Bが容器載置台24bの真上に位置するように回転移動させる。図12(a)を参照。棚板43aの回転移動が終了したら、天井走行車17は巻上部を動作させて、保持部20で保持している容器11bを容器載置台24bに載置するために、予め教示された位置まで保持部20を下降させる。図12(b)を参照。この保持部20の下降移動によって容器11bは容器載置台24bに載置される。そして、容器11bを容器載置台24b上に載置したら、天井走行車17は、巻上部を動作させて保持部20を所定の待機位置まで上昇させる。以上で貯蔵装置34が貯蔵している容器11bの処理装置9への受け渡し動作は終了する。
本実施形態の貯蔵装置34を介する一連の容器11の受渡し動作では、天井走行車17が目的のロードポート23の容器載置台24に対して真上の位置、すなわち、容器載置台24と容器11を遣り取りする位置で、貯蔵装置34に貯蔵される容器11の上昇移動と下降移動を行うことで達成される。また、保持部20に保持されている容器11を移動させたいときには、各回転棚43の容器通過許容領域Bを、容器載置台24の真上の位置、すなわち、容器11が天井走行車17によって昇降移動する容器通過空間Aと一致する位置まで移動させる。これにより、天井走行車17は容器11を各回転棚43に衝突させることなく通過することが出来る。また、天井走行車17が保持している容器11を各回転棚43に受け渡したい場合、もしくは、各回転棚43が貯蔵している容器11を天井走行車17に受け渡したい場合には、目的の回転棚43の棚板35を容器通過空間A内であって、天井走行車17の真下まで移動させることで容器11の受渡しを行うことが出来る。
上記説明したように、本実施形態の貯蔵装置34をEFEM22の近傍に設けることで、第1の回転棚43aと第2の回転棚43bとで6個の容器11を貯蔵することが出来る。さらに、各回転棚43に配置される容器通過許容領域Bをロードポート23上の容器通過空間Aと一致させることで、天井走行車17が各ロードポート23上の容器載置台24と直接容器11の遣り取りを行うことが出来る。
なお、上記した本発明の第1の実施形態では、貯蔵装置34をEFEM22の近傍に1台配置するように構成されているが、本発明はこれに限定されることは無く、貯蔵装置34が配置される側の反対側に、貯蔵装置34と同様の構成を有する貯蔵装置34´を配置することも可能である。図13を参照。こうすることで、貯蔵装置34が備える回転棚43a、43bに加え貯蔵装置34´が備える回転棚43a´、43b´にも容器11を貯蔵することが出来るので、容器11の貯蔵数を倍増させることが出来る。なお、貯蔵装置34´が備える回転棚43a´、43b´が規定する回転軌道を周回する棚板35は、回転軌道の所定の地点で、ロードポート23aの容器載置台24aの真上を通過するように配置されている。また、本実施形態の貯蔵装置34、34´では回転棚43を上下方向に2つ配置する構成として例示しているが、本発明はこれに限定されない。天井走行車17の移動に干渉しないのであれば、回転棚43を3つ以上配置することも十分可能である。
さらに、本発明の第1の実施形態では、1つの回転棚43に3つの棚板35を配置する構成として例示しているが、本発明はこれに限定されることは無い。例えば、回転棚43よりも直径の大きい回転棚43cを備え、回転棚43cが規定する円形の軌道に沿って4つ以上の棚板35が配置される貯蔵装置34´´とすることも可能である。図14を参照。さらに、本実施形態の貯蔵装置34が備える支柱36はクリーンルームの床部材44に固定され形態としているが、例えば支柱36を天井から吊り下げる形態としても良いし、処理装置9に固定される形態としても良い。
次に、本発明の第2の実施形態である貯蔵装置52について詳しく説明する。図15は本発明の第2の実施形態である貯蔵装置52を上面から示す図であり、図16は貯蔵装置52を構成する駆動機構56を示す図である。また、図17は本実施形態の貯蔵装置52を備える処理装置9を示す正面図である。本実施形態の貯蔵装置52は、EFEM22の上方に配置される基台53と、基台53上に敷設されて棚板35の周回軌道を規定する案内部材54と、案内部材54に摺動可能に備えられる複数の移動子55と、移動子55に支持されて容器11を所定の位置に位置決めして支持する棚板35と、駆動機構56と、駆動機構56の駆動力を移動子55に伝達する伝達機構と、駆動機構56の動作を制御する制御部58とを備えている。
本実施形態の貯蔵装置52が備える棚板35は、貯蔵装置34が備える棚板35と同様のものであり、キネマティックピン30と、容器11が正常に載置されたことを検出する検出センサ32が備えられている。さらに、容器11を棚板35に固定する固定手段50を備えることも可能である。基台53はステンレススチールやアルミニウムといった金属製の板状の部材であり、EFEM22の天井部分に隙間を開けて固定されている。なお、FFU27と基台53との間の隙間は、EFEM22の上部に備えられるFFU27が外部の空気を吸引するために設けられる。基台53の上面には案内部材54が敷設されている。案内部材54は移動子55の移動軌道を形成する部材であり、移動子55を直線状の軌道に案内する直線部54aと、移動子55を円弧状の軌道に案内する円弧部54bとで構成されている。なお、本実施形態の案内部材54は、容器運搬システム10のレール16に対して平行に配置される直線部54aと円弧部54bとが組み合わされた長円形の軌道を形成している。移動子55は案内部材54に摺動自在に備えられ、案内部材54が案内する軌道を摺動移動する部材である。移動子55の案内部材54に対向する位置には転動体である金属製のボールが複数配置されていて、案内部材54上をスムーズに移動可能な構成となっている。
なお、本実施形態の貯蔵装置52には移動子55が7個備えられていて、各移動子55にはそれぞれ1つの棚板35が、連結部材57を介して移動子55に固定されている。連結部材57はステンレススチール製の角柱状の部材であり、先端部分に棚板35が固定されている。各棚板35は、基台53上に敷設された案内部材54よりも外側の軌道に沿って移動するように固定されている。また、各棚板35はEFEM22に一列に配置される複数のロードポート23上の各容器載置台24の真上を、各容器載置台24の配列に沿って通過するように配置される。また、本実施形態の貯蔵装置52は棚板35を7個備えている。ここで、各棚板35を第1の棚板35−1から時計回りに第2の棚板35−2、第3の棚板35−3と呼ぶこととする。第1の棚板35−1から時計回りに第7の棚板35−7に至るまでの各棚板35は一定の間隔を空けて配置されているが、第7の棚板35と第1の棚板35との間には、1個の容器11が鉛直方向に通過可能な空間が設けられている。上記構成により、天井走行車17とロードポート23上の各容器載置台24との間での容器11の移動は、案内部材54が案内する軌道に沿って移動する各棚板35のうち、この第7の棚板35−7と第1の棚板35−1との間の容器通過許容領域B´を介して行われる。
次に、本実施形態の貯蔵装置52が備える駆動源の駆動力を移動子55に伝達する伝達機構について説明する。基台53上に敷設される案内部材54によって囲まれる内側の空間には、2つのスプロケット59、60がそれぞれ軸受けを介して回転可能に基台53に固定されていて、このスプロケット59、60にはチェーン61が掛け渡されている。各スプロケット59、60は案内部材54が形成する長円形の案内軌道の2つの円弧部54bの各中心を通り鉛直方向に延在する中心軸C2、C3をそれぞれ回転中心として、軸受けを介して回転可能に基台53に固定されている。また、第1のスプロケット59の上面には、プーリ62が中心軸C2に関して同心軸状に固定されている。
さらに、第1のスプロケット59の近傍には駆動モータ63が配置されていて、この駆動モータ63の回転軸には駆動プーリ64が固定されている。この駆動プーリ64とプーリ62とは駆動ベルト65が掛け渡されている。上記構成により、駆動モータ63の駆動力は駆動プーリ64と駆動ベルト65とを介してプーリ62へと伝達され、プーリ62と同心軸状に固定されている第1のスプロケット59へと伝達される。また、スプロケット59が回転することでチェーン61が長円形の軌道上を周回移動して、チェーン61に連結されている移動子55は案内部材54が規定する長円形の軌道上を周回移動する。なお、駆動モータ63への駆動信号は制御部58から送信される。また、駆動モータ63の回転軸にはそれぞれ回転軸の回転角度を検出するエンコーダが取り付けられていて、このエンコーダの信号も制御部58に送信される。これにより、制御部58は駆動モータ63を所定の回転方向に所定の回転角度だけ動作させることが出来る。
チェーン61には連結部材57の基端部がブラケット57aを介して連結されている。連結部材57の基端部に取り付けられたブラケット57aがチェーン61を構成するプレートに固定される。また、連結部材57の中間部分は移動子55に固定されていて、上記構成により、駆動モータ63の回転駆動力が駆動プーリ54と駆動ベルト65を介してプーリ62へと伝達され、プーリ62と同軸上に固定された第1のスプロケット59が回転する。この第1のスプロケット59の回転によりチェーン61が長円形の軌道上を周回移動することで、チェーン61に連結された各棚板35が案内部材54と移動子55によって規定される長円形の軌道上を周回移動する。さらに、各棚板35の周回移動に伴って、第7の棚板35と第1の棚板35との間に形成される容器通過許可領域B´も長円形の軌道上を周回移動する。
さらに、本実施形態の貯蔵装置52は制御部58を備えている。制御部58は、CPUと、生産管理コンピュータとの間で通信を行う通信モジュールと、駆動モータ63や各棚板35に動作信号を出力する出力モジュールと、エンコーダや各検出センサ32からの信号を受信する入力モジュールと、予め教示されたプログラムや設定値を記憶する記憶モジュールと、工場から供給された電力を変換して各電装品に供給する電力供給モジュールとを備えている。上記構成により制御部58は、生産管理コンピュータからの指令を受信して、各棚板35を所定の位置まで移動させることが出来る。図22を参照。
また、本実施形態の貯蔵装置52では、案内部材54は長円形の周回軌道を規定するように構成されているが、本発明はこれに限定されることは無い。例えば、略四角形や略三角形、その他にも複数の曲線と直線が組み合わされた周回軌道を有する実施形態とすることも十分可能である。図18を参照。案内部材52が規定する棚板35の周回軌道の中に、処理装置9に複数並んで配置される各ロードポート23の容器載置台24の真上を通過して、且つ、容器載置台24の配置される列に対して平行となる直線状の軌道を有することが重要である。上記構成とすることで、天井走行車17は各棚板35と各容器載置台24との間で、容器11の移送を行うことが可能になる。
次に、各棚板35と各容器載置台24との間で容器11を移載する移載装置66について説明する。移載装置66は上記説明した貯蔵装置34、34´、52のいずれにも備えることが可能なものである。ここでは、貯蔵装置34、34´に備えられる移載装置66の実施形態について説明する。図19は、本実施形態の貯蔵装置34´が備える移載装置66を示す正面図であり、図20はその側面図である。移載装置66は、容器11のトップフランジ19を把持する把持機構67と、この把持機構67を鉛直方向に昇降移動させる昇降機構68と、この昇降機構68を水平方向に移動させる水平走行機構69と、この水平走行機構69の左右両端部を支持する一対の支柱70とを備えている。また、この移載装置66の動作は貯蔵装置34´が備える制御部39が制御している。
把持機構67は本体71と、本体71に配置され、トップフランジ19を把持する一対の爪部材72と、爪部材72を把持位置と把持を解除する解除位置との間で進退移動させる不図示の駆動源と、爪部材72の把持位置と解除位置との移動を検出するセンサとで構成されている。把持機構67は、昇降機構68が備える移動子に固定されている。昇降機構68は、ベース板74に互いに平行に配置されて、移動子を鉛直方向に案内する一対の鉛直ガイド部材と、ネジの回転によりネジと螺合する移動子を昇降移動させる送りネジ機構と、送りネジ機構のネジを回転駆動する昇降モータ73とを備えている。昇降モータ73のシャフトにはエンコーダが備えられていて、このエンコーダから送信される信号を受信することで、制御部39は予め教示された位置まで昇降モータ73を動作させることが出来る。なお、昇降機構68の鉛直方向の可動範囲は、容器載置台24に載置された容器11と最上段の回転棚43bに載置された容器11を把持可能であって、且つ、容器11の底部がキネマティックピン30と干渉しない位置まで持ち上げることが出来るように設定されている。
また、昇降機構68は水平走行機構69が備える移動子に固定されている。水平走行機構69は、ベース板75に互いに平行に配置されて、移動子を水平方向に案内する一対の水平ガイド部材と、ネジの回転によりネジと螺合する移動子を水平移動させる送りネジ機構と、送りネジ機構のネジを回転駆動する走行モータ76とを備えている。また、走行モータ76のシャフトにはエンコーダが備えられていて、このエンコーダから送信される信号を受信することで、制御部39は予め教示された位置まで走行モータ76を動作させることが出来る。図21、22を参照。なお、水平走行機構69は、処理装置9に並んで配置される全てのロードポート23上に載置される容器11を把持機構67で把持することが可能な水平方向の可動範囲を有している。また、全てのロードポート23上の容器11を把持出来る可動範囲を有しているので、各ロードポート23の真上に移動して来た棚板35に載置される容器11を把持することも出来る。水平走行機構69は、本実施形態の貯蔵装置34´が備える第1の回転棚43a、43a´よりも下方に配置され、左右両端をクリーンルームの床部材40に固定された一対の支柱70により支持されている。
上記構成により、移載装置66は、貯蔵装置34、34´、52とロードポート23との間で容器11を移送することが出来る。なお、移載装置66は把持機構67をZ軸方向とX軸方向に移動させることしか出来ないので、移載装置66が容器11を移送する際には、貯蔵装置34、34´、52を動作させて、移送の対象となる棚板35を処理装置9に備えられるロードポート23のいずれかの真上に移動させておく必要がある。棚板35がロードポート23の真上に移動したら、移載装置66は棚板35に載置されている容器11のトップフランジ19を把持機構67で把持して、容器11の底部がキネマティックピン30と干渉しない位置まで持ち上げる。そして、昇降機構68と水平走行機構69を動作させて容器11を所定の容器載置台24まで移送する。貯蔵装置34、34´、52が移載装置66を備えることで、容器11を移送する際に天井走行車17の到着を待つ必要が無くなるので、処理装置9が容器11の移送が必要となった際に、貯蔵装置34、34´、52はすぐに容器11の移送を行うことが出来る。
以上、本発明の貯蔵装置について、実施形態に沿って説明してきたが、本発明はこの実施形態に限定されるものではなく、当業者がこの発明の要旨を逸脱しない範囲での変更をなしたとしても本発明に含まれる。

Claims (4)

  1. 半導体ウエハを収容する容器を天井走行車と処理装置との間の空間で受け取って一時的に貯蔵する貯蔵装置であって、
    前記天井走行車と前記処理装置との間に配置され、前記容器を所定の位置に載置する棚板を複数支持して、前記棚板の周回軌道を規定する周回機構と、
    前記周回機構を駆動する駆動機構と、
    前記駆動機構の動作を制御する制御部と、
    を備え、
    前記棚板は、前記処理装置が備える容器載置台の上方を通過可能に配置され、
    且つ、
    前記周回機構には、前記天井走行車と前記容器載置台との間で昇降移動する前記容器が通過可能な領域が設けられていることを特徴とする貯蔵装置。
  2. 請求項1に記載の貯蔵装置であって、
    前記周回機構は、鉛直に立設された支柱に回転可能に備えられている回転棚機構であって、
    前記回転棚機構には、複数の前記棚板が前記回転棚機構の回転中心軸を中心とする円弧上に配置されていて、
    前記複数の棚板は前記回転棚機構によって規定される円形の軌道に沿って周回移動する
    ことを特徴とする貯蔵装置。
  3. 請求項1に記載の貯蔵装置であって、
    前記周回機構は、基台と、
    前記基台上に敷設されて周回軌道を形成する案内部材と、
    前記案内部材に摺動可能に備えられる複数の移動子と、
    前記移動子にそれぞれ固定され、前記案内部材が案内する前記周回軌道上を周回移動する前記棚板と、を備え、
    前記駆動機構の駆動力は前記移動子に伝達され、
    前記周回軌道の一部は天井走行車の進行方向に平行な直線状の軌道であり、
    且つ、
    前記棚板は前記処理装置が備える複数の前記容器載置台の真上に配置されている
    ことを特徴とする貯蔵装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の貯蔵装置であって、
    前記容器を保持して所定の前記棚板と前記容器載置台との間で前記容器を移送する移送装置を備えることを特徴とする貯蔵装置。

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