JPH057072Y2 - - Google Patents

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JPH057072Y2
JPH057072Y2 JP2673188U JP2673188U JPH057072Y2 JP H057072 Y2 JPH057072 Y2 JP H057072Y2 JP 2673188 U JP2673188 U JP 2673188U JP 2673188 U JP2673188 U JP 2673188U JP H057072 Y2 JPH057072 Y2 JP H057072Y2
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JP
Japan
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bracket
elastic body
mounting
shift lever
vehicle body
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JP2673188U
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  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、自動車等に使用されるシフトレバー
装置の取り付け構造に関する。
(従来の技術) 自動車の速度を切り換えるのに使用されるシフ
トレバーを車体に取り付けるには、シフトレバー
が装着されるブラケツトに複数の取り付け孔を穿
設し、この取り付け孔に装着されている弾性体に
ボルトを挿通してブラケツトを車体に固着するこ
とにより行われている。
従来のシルトレバー装置の取り付けに使用され
るブラケツトの要部を第5図に示す。第5図にお
いて、図示しないシフトレバーが装着されている
ブラケツト1には、複数の取り付け孔2が穿設さ
れている。この取り付け孔2には、上下に鍔3
a,3bを有してリング状等のゴム等からなる弾
性体3が外周面3cを嵌合して装着されている。
この弾性体3は、エンジンの振動を吸収して振動
がシフトレバーに伝達するのを防止するととも
に、シフトレバーを操作するときの操作性を向上
させている。
弾性体3の孔4内には、弾性体3よりも高さが
若干小さい金属性の撓み防止用のリング5が圧入
されている。この撓み防止用のリング5は、これ
を挿通するボルトによりブラケツト1を車体に取
り付けるときに、弾性体3がボルトの締めつけに
より撓み過ぎるのを防止するためのものである。
ボルトの締めつけにより弾性体3の両端が撓み防
止用のリング5の両端まで圧縮されて撓んだ状態
になつたとき、弾性体3はある一定のばね定数が
できるように設定されている。
(考案が解決しようとする課題) 上述した従来のシフトレバー装置の取り付け構
造においては、シフトレバー装置を車体に取り付
ける場合、車体側の取り付け位置あるいはブラケ
ツト1の取り付け孔2にばらつきがあると、弾性
体3は横方向に偏位した不良取り付け状態になる
ことがある。
上記のようにブラケツト1の取り付け位置に誤
差がある状態で、ブラケツト1を車体に無理に取
り付けると、弾性体3は横方向に偏位して異常の
撓みを発生し弾性体3の外周3cとブラケツト1
の取り付け孔2間の面圧が高くなる。弾性体3に
作用する面圧が高くなると、弾性体3の許容ひず
みを越えて弾性体3は変形して弾性体3の耐久性
が著しく低下したり破損するという問題があつ
た。
弾性体3の耐久性を維持させるには、弾性体3
に面圧が作用する外周3cの面積を大きくする必
要がある。上記外周3cの面積を大きくするに
は、ブラケツト1の取り付け孔2の径を大きくす
るか、あるいはブラケツト1の板厚を大きくすれ
ばよい。しかしながら、ブラケツト1の板厚は定
まつているので、弾性体3の面圧を下げようとす
るとブラケツト1の取り付け孔2の径を大きくす
るしかないが、この径の拡大には限界があつて弾
性体3の設定時の自由度が少ないという欠点があ
る。
本考案の目的は、ブラケツトの板厚に関係なく
弾性体に作用する面圧を低下しうるようにしたシ
フトレバー装置の取り付け構造を提供することに
ある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案のシフトレバー装置の取り付け構造は、
車体に取り付けるための複数の取り付け孔を有す
るとともにシフトレバーの基部が装着されたブラ
ケツトと、このブラケツトの取り付け孔に嵌合し
ていてリング状をなす金属性のカラーと、このカ
ラーの孔内に嵌合して装着されていて取り付け用
のボルトが挿通される弾性体とを備えることを特
徴としている。
(作用) 本考案のシフトレバー装置の取り付け構造で
は、弾性体を金属性のカラーを介してブラケツト
に装着しているので、面圧が作用する弾性体の外
周面の面積を所望の大きさに選択することができ
て、弾性体の設定の自由度が増して一定の性能を
確保することができ、これにより弾性体の耐久性
を向上させることができる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図は本考案の一実施例を示すシフトレバー
装置の取り付け構造のブラケツトの要部の縦断面
図、第2図はブラケツトの平面図、第3図は同じ
く側面図をそれぞれ示している。
中央部に孔11を有するブラケツト12の両端
には、複数の取り付け孔13,14がそれぞれ穿
設されている。上記取り付け孔13は円形に、そ
して反対側の取り付け孔14は長孔に形成されて
いる。ブラケツト12の左右の側板12aには、
シルトレバーの操作によりシフト方向に回動する
シフト軸が挿通される孔12bが穿設されてい
る。このブラケツト12は、後述するようにして
取り付け孔13,14の位置において車体側の取
り付け金具15に取り付けられる。
第1図において、ブラケツト12の取り付け孔
13,14には、フランジ16aを有してリング
状をなすカラー16が嵌合されている。このカラ
ー16の孔16b内には、上下にフランジ17
a,17bを有するゴム等からなる弾性体17の
外周17cが嵌合されている。これにより弾性体
17に作用する外周17cの面積が所望の大きさ
に設定することができる。また、弾性体17の中
心部には第5図の弾性体3と同様の撓み防止用の
リング5が圧入されて装着されている。このよう
な弾性体17は、ブラケツト12の各取り付け孔
13,14内に装着されている。
第4図は上記ブラケツト12が取り付けられた
車体21を示している。このブラケツト12に
は、左右のセレクト方向および前後のシフト方向
に回動されてエンジンのミツシヨンを切り換える
シフトレバー22の基部が装着され、ブラケツト
12に穿設された上記孔11から上方に延出して
いる。
車体21の裏面側には図示しない取り付け孔を
有する前述した複数の取り付け金具15が固着さ
れている。この取り付け金具15の取り付け孔お
よびブラケツト12の弾性体17内に設けられて
いる撓み防止用のリング5内にボルト23を挿通
し座金24を介してナツト25を締め付けること
により、ブラケツト12は車体21に装着され
る。
上記ボルト23の締め付け時において、車体2
1側の取り付け孔あるいはブラケツト12側の取
り付け孔13,14に誤差があつて弾性体17に
横方向の力(ブラケツト12の面に沿う力)が作
用しても、ブラケツト12と取り付け孔13、1
4には金属性のカラー16が圧接しているので、
取り付け孔13,14がカラー16の外周を損傷
することはない。そして、弾性体17の外周17
cには、カラー16の孔16bの内周が圧接して
いて、弾性体17に面圧が作用する面積(外周1
7cの面積)が大きいので、ブラケツト12が不
良取り付け状態にあつても弾性体17の外周17
cに過度の面圧が作用することは防止されてい
る。
さらに、ブラケツト12は前述したように反対
側の位置において取り付け孔14が長孔に形成さ
れているので、車体21の取り付け金具15側の
取り付け孔に誤差があつても上記長孔により誤差
を吸収することができ、弾性体17に作用する面
圧を低減することができる。そして、カラー16
の高さを所望の大きさに選択して設定することに
より、弾性体17は、上記の面圧低減の他に、車
体21へのブラケツト12の取り付け時に弾性体
17が所望のばね定数が作用するように設定する
ことができる。
[考案の効果] 以上説明したように本考案のシフトレバー装置
の取り付け構造によれば、弾性体を金属性のカラ
ーを介してブラケツトに装着しているので、面圧
が作用する弾性体の外周面の面積を所望の大きさ
に選択することができて、弾性体の設定の自由度
が増して一定の性能を確保することができ、これ
により弾性体の耐久性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すシフトレバー
装置の取り付け構造のブラケツトの要部を示す縦
断面図、第2図はブラケツトの平面図、第3図は
同じく側面図、第4図は車体に取り付けられたブ
ラケツトの一例を示す縦断側面図、第5図は従来
のシフトレバー装置の取り付けに使用されたブラ
ケツト12の要部を示す縦断面図である。 5……撓み防止用のリング、12……ブラケツ
ト、13,14……取り付け孔、16……カラ
ー、17……弾性体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体に取り付けるための複数の取り付け孔を有
    するとともにシフトレバーの基部が装着されたブ
    ラケツトと、このブラケツトの取り付け孔に嵌合
    していてリング状をなす金属性のカラーと、この
    カラーの孔内に嵌合して装着されていて取り付け
    用のボルトが挿通される弾性体とを備えることを
    特徴とするシフトレバー装置の取り付け構造。
JP2673188U 1988-02-29 1988-02-29 Expired - Lifetime JPH057072Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2673188U JPH057072Y2 (ja) 1988-02-29 1988-02-29

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2673188U JPH057072Y2 (ja) 1988-02-29 1988-02-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01133037U JPH01133037U (ja) 1989-09-11
JPH057072Y2 true JPH057072Y2 (ja) 1993-02-23

Family

ID=31248625

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2673188U Expired - Lifetime JPH057072Y2 (ja) 1988-02-29 1988-02-29

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