JPH0570378B2 - - Google Patents

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JPH0570378B2
JPH0570378B2 JP15511190A JP15511190A JPH0570378B2 JP H0570378 B2 JPH0570378 B2 JP H0570378B2 JP 15511190 A JP15511190 A JP 15511190A JP 15511190 A JP15511190 A JP 15511190A JP H0570378 B2 JPH0570378 B2 JP H0570378B2
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JP
Japan
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core
involute
movable
rotor
gap
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP15511190A
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English (en)
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JPH0449838A (ja
Inventor
Shigetaka Ooki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IGARASHI DENKI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
IGARASHI DENKI SEISAKUSHO KK
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  • Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、出力軸に直接的に回転力が発生する
ようにした電磁石式のロータリーアクチユエー
タ、特に電磁作用を働かせるギヤツプ面を、イン
ボリユート曲線で形成したロータリーアクチユエ
ータの改良に関する。
[従来の技術] 電磁作用を働かせるギヤツプ面を、インボリユ
ート曲線で形成した電磁石式のロータリーアクチ
ユエータについては、本出願人が、特許平1−
338650号をもつて、すでに出願している。
第4図は、そのロータリーアクチユエータの一
例を示す縦断面図である。
ロータリーアクチユエータ01は、円筒形のケ
ース02の内側両端部に固着された固定鉄心0
3,03、及び同じくケース02の内周面中央部
に固着されたコイル04からなるステータ05
と、ケース02の両端面を閉塞する蓋部材07,
07の中心における軸受08,08により、枢支
された回転軸06にヨーク軸09を固嵌するとと
もに、各固定鉄心03の内面において、ヨーク軸
09に可動鉄心010,010を嵌合固着してな
るロータ011を備えている。
ケース02は、固定鉄心03,03を磁気結合
するヨーク部材を兼ね、また、両固定鉄心03,
03間に挟まれた筒状スペーサ012も、ヨーク
部材を兼ねている。
ケース02,スペーサ012及びヨーク軸09
は、軟鉄等の強磁性体からなつている。
固定鉄心03および可動鉄心010は、珪素鋼
板等の強磁性体の板材を、第5図に示すような形
に打ち抜いて作られる。
第5図に示すロータ011の位置では、固定鉄
心03と可動鉄心010との間の空隙013には
空隙がなく、両者は密着している。このときの固
定鉄心03側の境界面を内周面03aとし、可動
鉄心010側の境界面を外周面010aとする。
この境界面、すなわちギヤツプの大きさが零の
空隙013は、回転軸06の軸心Oと同心の基礎
円014からなるインボリユート曲線からなつて
いる。
固定鉄心03のインボリユート曲線からなる内
周面03aの回転方向の大きさは、可動鉄心01
0の可動範囲と等しいが、あるいはそれより若干
大としてある。
固定鉄心03の内周面03aと、可動鉄心01
0の外周面010aとの対向面同士は、基礎円0
14を等しくするインボリユート曲線同士をもつ
て常に対面するようにしてある。
その結果、可動鉄心010が回転することによ
つて生じる固定鉄心03との間の空隙013は、
固定鉄心03の内周面03aと可動鉄心010の
外周面010aが対向するどの位置においても、
空隙013の大きさ(ギヤツプ)が常に均一にな
つている。
換言すると、固定鉄心03の内周面03aと、
可動鉄心010の外周面010aとの対向面を、
インボリユート曲線で形成すると、空隙013は
平行に変化するので、可動鉄心010の回転角度
にかかわらず、対向面全域に亘つて磁束密度が均
一となり、局部的な磁気飽和を生じることなく、
効率よく回転トルクを発生する。
[発明が解決しようとする課題] 回転出力軸に、効率よくトルクを得るには、回
転軸心に、バランスよく偶力に近いモーメントを
発生させることである。
そのために、可動鉄心010には、180度反対
側の2か所に、電磁吸引作用を行う空隙013が
設けられている。
また、前記従来のロータ011では、軸線回り
に巻き線したコイル04を間にして、ヨーク軸0
9の両端に可動鉄心010がそれぞれ設けられて
いる。
そのため、1つのコイル04の磁路の中に、4
か所の空隙013が入ることになり、各空隙01
3の磁気抵抗にバラツキを生じて、バランスの良
いモーメントの発生を妨げる。
可動鉄心010を2個に分けてあるため、組立
時の位相合わせが面倒である。
[課題を解決するための手段] 本発明においては、電磁石における固定鉄心と
可動鉄心間の空隙を、可動鉄心の回転軸心と同心
をなす基礎円を有するインボリユート曲線で形成
してなるロータリーアクチユエータにおいて、 回転軸を挟んで回転対称に、同一基礎円を有す
るインボリユート曲線からなる周面を2か所に設
けた可動鉄心と、中央鉄心脚の端面を、前記可動
鉄心におけるインボリユート曲線と同一の基礎円
をもつインボリユート曲線に形成し、そのインボ
リユート曲線からなる端面を、回転軸を挟んで回
転対称に配置するとともに、外側鉄心脚の端面を
互いに突き合わせて磁気結合させた1対のE型固
定鉄心と、E型固定鉄心の各中央鉄心脚に嵌着し
たコイルとを備えてなることを特徴とすることに
より、上述の課題は解決される。
[作用] 中央鉄心脚の端面にインボリユート曲面を形成
したE型鉄心の中央鉄心脚に、予め巻枠に巻回し
たコイルを嵌装したもの1対を、互いにインボリ
ユート曲面を逆向きにして外側の鉄心脚の端面を
突き合わせて、磁気結合させることにより、固定
鉄心部分が、非常に簡単に作られる。
また、電磁石の磁路が軸線回りに形成されるの
で、軸線方向にコンパクトにすることができる。
[実施例] 第1図乃至第3図は、本発明の一実施例を示す
ものである。
ロータリーアクチユエータ1は、中央に回転軸
2を備えるロータ3と、そのロータ3を囲むよう
に、軸線回りに設けられたステータ4と、ロータ
3とステータ4を収納するケース5とからなつて
いる。
ロータ3は、回転軸2の中央部に可動鉄心6を
備え、可動鉄心6は、軸線と直交する方向の断面
形が、第2図のように、回転軸2を挟んで互いに
180度反対の所に、回転対称に、回転軸2と同心
の基礎円(図示略)をもつインボリユート曲線か
らなる1対のインボリユート端面7a,7bを備
えている。
インボリユート端面7a,7bの間は、縮径し
た等半径の弧面8になつており、このくびれた弧
面8の部分に、ストツパ9が設けられている。
ストツパ9は、インボリユート端面7a,7b
の大径段部10aと小径段部10bに当接して、
ロータ3の回転を規制する。
ストツパ9の下端部は、ケース5の底面5aに
固着してある。
ステータ4は、第3図に示すように、E型固定
鉄心11の中央の鉄心脚12に、巻枠13に巻線
されたコイル14を設けてなる、同一形状のもの
1対を、一方を180度回転し、かつ外側の鉄心脚
15,16を、突き合わせで磁気結合させたもの
である。
E型固定鉄心11の中央の鉄心脚12の内端に
は、前記可動鉄心6のインボリユート端面7a,
7bと同一のインボリユート曲線からなるインボ
リユート端面17が形成されている。
このステータ4に組み立てられたインボリユー
ト端面17,17は、回転軸2の軸心を中心に、
インボリユート曲線が回転対称になつて、ロータ
3の可動鉄心6のインボリユート端面7a,7b
と整合している。
ロータ3のインボリユート端面7a,7bとス
テータ4のインボリユート端面17,17が対面
する部分は、ロータ3とステータ4の間に吸引作
用の働く空隙18を形成する。
第2図において、仮想線で示すロータ3の大径
段部10a,10aがストツパ9に当接している
始動初期位置において、2つのコイル14,14
に磁束の方向が一致するように電流を流すと、空
隙18が狭まるように、ロータ3は反時計回りに
回転する。
この際、基礎円を同じくするインボリユート曲
線で形成される空隙18は、ロータ3の回転角度
にかかわらず、対向面全体に亘つて空隙18の距
離が等距離で変化する。即ち空隙18の大きさが
変化しても、空隙18を形成するインボリユート
端面7aと17、及び7bと17の対向面間隔
は、全体に平行間隔で変化する。
これによつて、ロータ3がどのような回転角度
にあるときも、空隙18の磁束分布は平均する。
ステータ4を納めたケース5は、軟鉄等の強磁
性体とすることにより、E型固定鉄心11の外側
鉄心脚14,15の断面積の不足を補うため、ま
たは外側鉄心脚14,15に代わる磁路を形成す
るため等の目的をもつて、ヨーク部材とすること
もできる。
[発明の効果] 電磁石が形成する磁路が、回転軸2の軸線回り
のみで形成されるので、軸線方向に小型化でき
る。
ステータ4が、E型固定鉄心11にコイル14
を嵌合した同一構造のもの1対を、回転対称に組
み合わせて使用するので、部品の種類は少なくな
り、構造が簡単となり、組立も容易となる。
空隙18を形成するロータ3とステータ4の鉄
心の各端面に、インボリユート曲線を採用したた
め、ロータ3の回転角度にかかわらず、空隙18
の磁束分布を平均させて、効率よく回転トルクを
発生させる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のロータリーアクチユエータ
の一実施例の中央縦断面図、第2図は、第1図の
−線横断平面図、第3図は、固定鉄心と可動
鉄心の部分の分解斜視図、第4図は、本出願人の
出願になる従来のロータリーアクチユエータの中
央縦断面図、第5図は、第4図のV−V線横断面
図である。 1……ロータリーアクチユエータ、2……回転
軸、3……ロータ、4……ステータ、5……ケー
ス、6……可動鉄心、7a,7b……インボリユ
ート端面、8……弧面、9……ストツパ、10a
……大径段部、10b……小径段部、5a……底
面、11……E型固定鉄心、12……中央脚、1
3……巻枠、14……コイル、15,16……外
側脚、17……インボリユート端面、18……空
隙。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電磁石における固定鉄心と可動鉄心間の空隙
    を、可動鉄心の回転軸心と同心をなす基礎円を有
    するインボリユート曲線で形成してなるロータリ
    ーアクチユエータにおいて、 回転軸を挟んで回転対称に、同一基礎円を有す
    るインボリユート曲線からなる周面を2か所に設
    けた可動鉄心と、 中央鉄心脚の端面を、前記可動鉄心におけるイ
    ンボリユート曲線と同一の基礎円をもつインボリ
    ユート曲線に形成し、そのインボリユート曲線か
    らなる端面を、回転軸を挟んで回転対称に配置す
    るとともに、外側鉄心脚の端面を互いに突き合わ
    せて磁気結合させた1対のE型固定鉄心と、 E型固定鉄心の各中央鉄心脚に嵌着したコイル
    とを備えてなることを特徴とするロータリーアク
    チユエータ。
JP15511190A 1990-06-15 1990-06-15 ロータリーアクチュエータ Granted JPH0449838A (ja)

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JP15511190A JPH0449838A (ja) 1990-06-15 1990-06-15 ロータリーアクチュエータ

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JPH0449838A JPH0449838A (ja) 1992-02-19
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US5275141A (en) * 1991-05-31 1994-01-04 Asmo, Co., Ltd. Actuator
JP2006109669A (ja) * 2004-10-08 2006-04-20 Shindengen Mechatronics Co Ltd ロータリソレノイド

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JPH0449838A (ja) 1992-02-19

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