JPS5930620Y2 - 可動コイル型円弧モ−タ− - Google Patents

可動コイル型円弧モ−タ−

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Publication number
JPS5930620Y2
JPS5930620Y2 JP13595279U JP13595279U JPS5930620Y2 JP S5930620 Y2 JPS5930620 Y2 JP S5930620Y2 JP 13595279 U JP13595279 U JP 13595279U JP 13595279 U JP13595279 U JP 13595279U JP S5930620 Y2 JPS5930620 Y2 JP S5930620Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bobbin
yoke
magnetic
moving coil
arc motor
Prior art date
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Expired
Application number
JP13595279U
Other languages
English (en)
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JPS5654883U (ja
Inventor
順一 渡辺
Original Assignee
株式会社リコー
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社リコー filed Critical 株式会社リコー
Priority to JP13595279U priority Critical patent/JPS5930620Y2/ja
Publication of JPS5654883U publication Critical patent/JPS5654883U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、可動コイル型円弧モーターの改良に関するも
のであって、その組立調整を容易にすると共に、モータ
ーの性能の向上を図ることを目的とするものである。
円弧モーターは、揺動運動を行なわせる負荷に直結して
、それに駆動力を与えるものであって、180度程鹿の
範囲内で往復回動するものである。
第1図と第2図は、従来の可動コイル型円弧モーターを
示すものである。
1は揺動アームであって、軸2を介して揺動運動を行な
わせるべき負荷3に直結されている。
軸2は、図示しない軸受により、軸線Xの周りに回転で
きるように支持されている。
揺動アーム1に、ボビン4が片持状に固定されている。
ボビン4は、軸線Xを軸とする2゜つの円筒面と、軸線
Xに対して垂直な2つの扇形平面とで、断面長方形に形
成されている。
ボビン4の外周面上にコイル5が巻回されており、これ
に直流が供給される。
6,7は外ヨークであって、軸線Xを中心とする扇形に
形成され、その内面に扇形の板状永久磁石8,9が固定
されている。
永久磁石8,9はコイル5の両側面に、わずかの間隙を
置いて対向しており、かつ、それらは同極(図示のもの
はN極)をコイル5に向けている。
1o、iiは内ヨークであって、それぞれ扇形に形成さ
れ、ボビン4内に配置されている。
内ヨーク10.11は、ボビン4の内面にわずかの間隙
を置いて対向し、永久磁石8,9との間にそれぞれ磁気
ギャップGを形成している。
外ヨーク6と内ヨーク10とは、その−側縁で後ヨーク
12によって機械的、磁気的に結合されており、外ヨー
ク7と内ヨーク11とは、同様に、後ヨーク13によっ
て、機械的、磁気的に結合されている。
したがって、それらは、2つの磁気回路を構成する。
内ヨークio、i1間は、それらの−側縁において、ス
ペーサ14によって機械的に結合されている。
以上のようにして、外ヨーク6.7、内ヨーク10,1
1、後ヨーク12,13、スペーサ14は一体に組立て
られ、固定子を構成する。
コイル5に直流を流すと、その方向は、磁気ギヤツブG
内においては、軸線Xを中心とする輪線方向になるので
、磁気ギヤツブG内の磁界との間に電磁力を発生する。
永久磁石8の磁界によって矢印入方向の力が発生する際
には、永久磁石9の磁界による力も矢印入方向になり、
両者は協力して軸2のための回動力となる。
ところで、前記磁気ギャップGは、なるべく狭いことが
要求され、かつ、コイル5およびボビン4が、永久磁石
8,9、内ヨーク10.11に接触してはならない。
したがって、ボビン4の肉厚は、なるべく薄い方がよい
そして、ボビン4は、軽量性、絶縁性等の要求からプラ
スチックで構成されるので、その機械的強度が問題にな
る。
ボビン4は、揺動アーム1に片持状に固定されているの
で、その自由端側に外力が加わると彎曲する。
この彎曲が軸線Xに平行な力Fによって生じた場合には
、それが、わずかであっても、コイル5、ボビン4の固
定子への接触が生じる。
ボビン4の前記方向の曲げ強度を強くするためには、そ
の軸線方向の寸法すを長くすることが有効である。
したがって、駆動力の発生には役立たないb方向の寸法
ではあるが、それを短かくすることはできす、一般には
、半径方向の寸法aと同じ程度、すなわち、ボビン4の
断面形状を正方形に近いものにしている。
しかし、磁気回路として要求される内ヨーク10,11
の厚みは、ボビン4のb方向の寸法に比し、かなり小さ
くて済む、スペーサ14はこの寸法差を埋めるために設
けられているのである。
ところで、前記モーターにおいて、トルクの発生に役立
つのは、コイル5に流れる電流のうち、磁気ギヤツブG
内にあるものだけである。
しかるに、内ヨーク’10,11は、磁気ギャップGを
構成する部分以外の部分も、ボビン4の内面に接近対向
しており、この無用な部分についても、ボビン4に接触
しないように間隙の調整をしなければならない。
本考案は、前記間隙調整の省略を可能とするものであっ
て、第3図は、その実施例を示すものである。
本考案においても、回動子、すなわち、揺動アーム1、
ボビン4、コイル5の構成は、前記従来のものと変りが
なく、ボビン4の断面形状は、その強度を考慮して、は
ぼ正方形に形威しである。
しかし、本考案においては、固定子の構成が第3図に示
すような特徴を備えている。
すなわち、内ヨーク1(1’、11’は、それぞれ、磁
気ギャップGを形成する部分10’a 、 11’bと
、基部10’b。
11′bおよびそれらを階段状に接続する部分10’c
11′cとから構成されており、基部i o’b 、
i i’bは、背中合わせに密着している。
したがって、従来のものに比し、後ヨーク12’、13
’の寸法が増し、スペーサ14は不要となる。
そして、磁気ギャップGを形成する部分10’a 、
11’aは、従来と同様に、微小間隙を介してボビン4
の内面に対向するが、基部10’b 、 11’bは充
分な間隔dを介して、ボビン4の内面と対向する。
コイル5に流れる電流のうち、磁気ギヤツブG内にある
ものには、従来と同様の磁界が作用するので、これによ
り、トルクが発生する。
そして、内ヨーク10’、11’の基部1o’b 、
i i’bは、ボビン4の内面から充分に離れているの
で、その表面に多少の凹凸があっても、それがボビン4
に接触するおそれがなく、この部分の間隔を調整する必
要はない。
内ヨークio’、i1’の基部10’b。11′bは、
ボビン4の内面から離れるだけでなく、外ヨーク6.7
からも離れるので、その間の漏洩磁束が減少する。
この漏洩磁束は、磁気ギャップGにおける磁束の方向と
逆向きにコイル5に鎖交するので、逆向きのトルクを発
生させ、有効トルクを減少させることになるが、これが
軽減される。
さらに、内ヨークio’、i1’の基部i o’b、1
i’bは背中合わせに密着しているので、それらが離れ
ていた従来のものに比し、機械的強度が増大する。
なお、内ヨーク10’、11’には、それぞれ同方向に
磁束が通るので、それらの間に漏洩磁束は生じない。
本考案は以上のように、内ヨークの形状を階段状にする
ことにより、それの磁気ギャップ形成に必要な部分以外
の基部が、回動子から離れるので、その部分の間隙調整
が不要となり、組立調整が容易になる。
また、漏洩磁束を減少させることができる結果、有効ト
ルクを増大させることができ、内ヨークの基部が背中合
わせに密着固定される結果、その機械的強度が増大する
【図面の簡単な説明】 第1図は、従来の可動コイル型円弧モーターの斜視図、
第2図は、同平面図であり、第3図は、本考案の実施例
の横断平面図である。 1・・・・・・揺動アーム、2・・・・・・軸、3・・
・・・・負荷、4・・・・・・ボビン、5・・・・・・
コイル、6,7・・曲材ヨーク、8,9・・・・・・永
久磁石、10,11.10’、11’・・パ°・内ヨー
ク、 12.13・・・・・・後ヨーク、 14・・・・・・ スペーサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸に固定された揺動アームと、該揺動アームに片持状に
    固定された中空のボビンと、該ボビンに巻回されたコイ
    ルとからなる回動子と、この回動子に磁界を作用させる
    固定子とを備え、前記ボビンは前記軸と同軸の二つの円
    筒面と、前記軸に垂直な二つの扇形平面とで構成され、
    前記固定子は、互に対向配置された2組の内ヨークと外
    ヨークとを備えて、それらの間に2つの磁気ギャップを
    構成すると共に、前記回動子は、そのボビンの二つの扇
    形平面を前記両磁気ギャップ内にそれぞれ位置させるよ
    うに構成してなる可動コイル型円弧モーターにおいて、
    前記外ヨークは、その内面の一部に永久磁石を固持する
    と共に、前記内ヨークは、前記永久磁石と対向して磁気
    ギャップを形成する部分を残して、内向きに階段状に折
    曲され、かつ、互に背中合わせに密接固定されることを
    特徴とする可動コイル型円弧モーター。
JP13595279U 1979-10-01 1979-10-01 可動コイル型円弧モ−タ− Expired JPS5930620Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13595279U JPS5930620Y2 (ja) 1979-10-01 1979-10-01 可動コイル型円弧モ−タ−

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13595279U JPS5930620Y2 (ja) 1979-10-01 1979-10-01 可動コイル型円弧モ−タ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5654883U JPS5654883U (ja) 1981-05-13
JPS5930620Y2 true JPS5930620Y2 (ja) 1984-08-31

Family

ID=29367474

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JP13595279U Expired JPS5930620Y2 (ja) 1979-10-01 1979-10-01 可動コイル型円弧モ−タ−

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JPS5654883U (ja) 1981-05-13

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