JPH0756619Y2 - 小型モ−タ - Google Patents

小型モ−タ

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JPH0756619Y2
JPH0756619Y2 JP1987103979U JP10397987U JPH0756619Y2 JP H0756619 Y2 JPH0756619 Y2 JP H0756619Y2 JP 1987103979 U JP1987103979 U JP 1987103979U JP 10397987 U JP10397987 U JP 10397987U JP H0756619 Y2 JPH0756619 Y2 JP H0756619Y2
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JP
Japan
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pair
magnets
magnet
brackets
base portion
Prior art date
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Application number
JP1987103979U
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JPS649480U (ja
Inventor
秀行 小松
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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  • Dc Machiner (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は電気かみそりや電機バリカン等の電池で駆動さ
れるような小型の電気機器の駆動源となる小型モータに
係り、永久磁石の保持構造に関するものである。
(ロ)従来の技術 モータに使われる永久磁石としては磁束量が大きい異方
性フエライト磁石があり、この異方性フエライト磁石を
取付けるヨーク部材は磁束量が大きいことによる磁気飽
和を防ぐために肉厚の大なるものにする必要があり、従
来のモータケースのように薄板の深絞りにより形成する
ことができず、また前記磁石を取付けるために肉厚のヨ
ーク部材に切起片を折曲して設けることができないとい
う問題点があった。
上記問題点を解決するために特公昭61−55336号公報の
小型モータ及びその組立方法では夫々内面に一対の対抗
壁を形成すると共にその対抗方向に対し直交する方向に
一対の掛止溝を形成した一対のブラケツトと、該一対の
ブラケツトに設けた軸受にて軸承されるロータと、該ロ
ータと空隙を介して対抗し前記各対抗壁にて位置決めさ
れる一対の円弧状界磁磁石と、該一対の界磁磁石の外周
に位置する一対の略O字型ヨーク板とを備え、該ヨーク
板は夫々上下左右対称に、両端両側突起及び両端凹溝を
有し、前記突起を前記係止溝に挿入すると共に前記凹溝
を前記対抗壁の外面に設けた嵌合突部に嵌合するように
なっており、各ブラケツトに対する各ヨークの端部が3
箇所で位置決めされることになり、取付け位置精度が向
上し、一方ブラケツトに対する各ヨークの取付けが簡単
になる。
しかしながら、界磁磁石の寸法及びその端部を位置決め
するブラケツトの対抗壁側面の寸法にはバラツキがあ
り、常に対抗壁側面に磁石の端面が密接するとは限ら
ず、隙間の形成によって異常音を発したり、組立作業性
が悪くなるという問題点があった。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 本考案が解決しようとする問題点は簡単な構造にして組
立容易な小型モータを提供するに際して永久磁石とブラ
ケツト間の寸法のバラツキを補償する改良を施すことで
ある。
(ニ)問題点を解決するための手段 一対のブラケット1,2間にコイル21が巻回された回転子1
8を回転可能に保持すると共に前記回転子18の周囲に一
対の弧状永久磁石3,4を配設し、該永久磁石3,4の外側を
覆う一対のヨーク材7,8にて前記ブラケット1,2をその対
向位置にて固定する小型モータにおいて、一方のブラケ
ット1は、前記磁石3,4の各一端面を載置する基部と、
互いに向かい合って前記基部から立設された一対の弾性
二又形状の磁石支持脚15,15とによって構成され、該磁
石支持脚15,15は弾性変形して二又を閉じる方向に前記
磁石3,4の各両側面に当接しており、他方のブラケット
2は、前記磁石3,4の各他端面を載置する基部と、互い
に向かい合って前記基部から立設された一対の磁石支持
脚16,16とによって構成され、該磁石支持脚16,16は前記
磁石支持脚15,15を押し開くように磁石支持脚15,15の二
又空間に嵌合していることを特徴とする。
(ホ)作用 本考案によれば、一方の磁石支持脚15の二又内に他方の
磁石支持脚16を嵌合させると、他方の磁石支持脚16は、
その挿入につれて、二又状の磁石支持脚15を拡張方向へ
付勢する。二又状の磁石支持脚15は弾性を有するので多
少拡開して支持脚15自身の側壁部分を外側に押し広げ
る。支持脚15の側壁部分は前記磁石3,4に当接して位置
決めするので、支持脚15が拡開されることによって、磁
石3,4を位置ズレなく緊密に保持することができる。ま
たこれによって、磁石3,4と支持脚15,16との寸法バラツ
キを吸収することができる。
(ヘ)実施例 以下本考案の小型モータを図面の一実施例に沿って詳細
に説明する。
(1)(2)は合成樹脂製のブラケツトにして、その一
方(1)は底面凹所に自動調心軸受(図示せず)を菊座
状押圧体(図示せず)にて押圧して挿入保持し、他方
(2)の底面凹所(2a)にはスリーブ軸受(図示せず)
を圧入している。
前記各ブラケツト(1)(2)は夫々環状突壁(1b)
(2b)を有し、各環状突壁(1b)(2b)の対抗位置に一
対の円弧状の異方性フエライト磁石(3)(4)の端部
位置決め用切欠部(5)(6)を有し、また各ブラケツ
ト(1)(2)の周縁鍔部(1c)(2c)には一対の略C
字型肉厚ヨーク板(7)(8)の両端両側に設けた突片
(7a)(8a)の係合溝(1d)(2d)が突起(9a)(9
b)、(10a)(10b)間に形成されている。また両ブラ
ケツト(1)(2)の環状突壁(1b)(2b)に設けた切
欠部(5)(6)間の環状突壁(1b)(2b)面にはヨー
ク板(7)(8)の両端側に夫々形成された端部片(1
3)(14)がポンチ(図示せず)による加締めによって
折曲され圧接される支持突起(11)(12)が形成され
る。更に両ブラケツト(1)(2)の環状突壁(1b)
(2b)に設けた切欠部(5)(6)間の環状突壁(1b)
(2b)面には前記切欠部(5)(6)の両端に位置する
磁石支持脚(15)(16)が形成され、この支持脚(15)
(16)の一方の支持脚(15)の外側面に前記フエライト
磁石(3)(4)の端面が接触可能に位置される。前記
一方の支持脚(15)は弾性を有しており、他方の支持脚
(16)の方向に開いた凹部(17)が形成されている。他
方の支持脚(16)は同じく弾性を有しており、前記凹部
(17)に嵌合され、前記一方の支持脚(15)を拡張方向
に付勢する。
(18)は回転軸(19)を有する回転子であり、鉄心(2
0)にコイル(21)が幾重にも巻回されている。また前
記ヨーク板(7)(8)の固定片(7b)(8b)は折曲に
よりブラケツト(1)(2)の凹所(1e)(2e)に嵌合
される。
以上の構成を有する小型モータは、各ヨーク板(7)
(8)の各ブラケツト(1)(2)に対する回転軸(1
9)方向への動きが、各ヨーク板(7)(8)の端部片
(13)(14)と各ブラケツト(1)(2)の支持突起
(11)(12)との係合により阻止され、またヨーク板
(7)(8)の各ブラケツト(1)(2)に対する周方
向及び放射方向の動きが各ヨーク板(7)(8)の突片
(7a)(8a)と各ブラケツト(1)(2)の係合溝(1
d)(2d)との係合によって阻止される。
更に前記フエライト磁石(3)(4)と前記切欠部
(5)(6)との嵌合時寸法バラツキにより生じる隙間
はその嵌合方向に変形自在な支持脚(15)によって吸収
され、常に磁石(3)(4)と支持脚(15)(16)の外
側面との当接関係が保持される。
(ト)考案の効果 本考案は以上の説明の如く、ブラケット1に立設した支
持足15の弾性による拡開を利用して、これを他方の支持
脚16によって押し広げ、この両者によって磁石3,4を緊
密に支持することができる。従って、余分な部材を追加
させることもなく、また磁石やブラケットを所定の位置
に配置させるだけで簡単に磁石を位置決めすることがで
きる。またこれによって、磁石3,4と支持脚15,16との寸
法バラツキを吸収することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一方のヨーク板を外した小型モータの概観斜視
図、第2図は第1図を上方から見た平面図、第3図は第
2図のIII−III′縦断面図、第4図は分解斜視図であ
る。 (1)(2)……ブラケツト、(21)……コイル、(1
8)……回転子、(3)(4)……磁石、(7)(8)
……ヨーク材、(15)(16)……支持脚、(17)……凹
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対のブラケット1,2間にコイル21が巻回
    された回転子18を回転可能に保持すると共に前記回転子
    18の周囲に一対の弧状永久磁石3,4を配設し、該永久磁
    石3,4の外側を覆う一対のヨーク材7,8にて前記ブラケッ
    ト1,2をその対向位置にて固定する小型モータにおい
    て、一方のブラケット1は、前記磁石3,4の各一端面を
    載置する基部と、互いに向かい合って前記基部から立設
    された一対の弾性二又形状の磁石支持脚15,15とによっ
    て構成され、該磁石支持脚15,15は弾性変形して二又を
    閉じる方向に前記磁石3,4の各両側面に当接しており、
    他方のブラケット2は、前記磁石3,4の各他端面を載置
    する基部と、互いに向かい合って前記基部から立設され
    た一対の磁石支持脚16,16とによって構成され、該磁石
    支持脚16,16は前記磁石支持脚15,15を押し開くように磁
    石支持脚15,15の二又空間に嵌合していることを特徴と
    する小型モータ。
JP1987103979U 1987-07-07 1987-07-07 小型モ−タ Expired - Lifetime JPH0756619Y2 (ja)

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JP1987103979U JPH0756619Y2 (ja) 1987-07-07 1987-07-07 小型モ−タ

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JPS649480U JPS649480U (ja) 1989-01-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0317574Y2 (ja) * 1985-02-01 1991-04-12

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JPS649480U (ja) 1989-01-19

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