JPH0569754A - シフトレバー支持装置 - Google Patents

シフトレバー支持装置

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Publication number
JPH0569754A
JPH0569754A JP25961991A JP25961991A JPH0569754A JP H0569754 A JPH0569754 A JP H0569754A JP 25961991 A JP25961991 A JP 25961991A JP 25961991 A JP25961991 A JP 25961991A JP H0569754 A JPH0569754 A JP H0569754A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shift lever
lever
retainer
body floor
spherical portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25961991A
Other languages
English (en)
Inventor
Yushi Hata
祐志 畑
Yusuke Horiuchi
雄介 堀内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Publication of JPH0569754A publication Critical patent/JPH0569754A/ja
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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 シフトレバー40の操作時にその球形部42
に作用する操作反力を弾性体34,38で効果的に吸収
し、この操作反力によるボディフロア10の上下振動及
びそれに伴う異音の発生を抑える。 【構成】 レバーリテーナ30とボディフロア10側の
部材との間に複数個の弾性体34,38を介在させると
ともに、これらの各弾性体34,38は前記ボディフロ
ア10とほぼ平行で、かつシフトレバー40の球形部4
2の中心を通る平面上に配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両用変速機のシフ
トレバーにおいて特にボディフロア上に配置されたタイ
プのシフトレバーの支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のシフトレバー支持装置としては、
例えば実公平3−1298号公報で開示されている技術
を挙げることができる。
【0003】この公報において、シフトレバーはその球
形部がレバーリテーナに対してシフト及びセレクト操作
可能に支持されている。そしてこのレバーリテーナはリ
テーナブラケットにリジッドに固定され、リテーナブラ
ケットは車両のボディフロアに対し防振用の弾性体を介
在して結合されている。したがってシフトレバーの球形
部と前記弾性体とは、シフトレバーの長手方向(上下方
向)にオフセットして配置された構成となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記構成のシフトレバ
ー支持装置においては、シフトレバーの操作時にその球
形部に作用する操作反力が、この球形部からオフセット
して配置されている前記弾性体に対してモーメントとし
て作用する。このため弾性体には、前記操作反力に基づ
いて上下方向の成分の力も働くこととなる。この上下方
向の力が前記ボディフロアを上下に振動させ、これがシ
フトレバー操作時における異音発生の一因となる。
【0005】本発明の技術的課題は、シフトレバーの操
作時にその球形部に作用する操作反力を、ボディフロア
とほぼ平行でかつ前記球形部のほぼ中心を通る平面上に
配置された弾性体で効果的に吸収することにより、この
操作反力によるボディフロアの上下振動及びそれに伴う
異音の発生を抑えることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のシフトレバー装置は次のように構成されて
いる。すなわちシフトレバーはその球形部がレバーリテ
ーナに対してシフト及びセレクト操作可能に支持され、
このレバーリテーナが車両のボディフロア側の部材に支
持されているシフトレバー支持装置において、前記レバ
ーリテーナと前記ボディフロア側の部材との間に複数個
の弾性体を介在させている。しかもこれらの各弾性体は
前記ボディフロアとほぼ平行で、かつ前記シフトレバー
の球形部の中心を通る平面上に配置されている。
【0007】
【作用】前記構成においてシフトレバーが操作される
と、前記レバーリテーナに支持されている球形部に操作
反力が作用するが、この操作反力は前記の各弾性体の弾
性変形により直ちに吸収される。したがってこの操作反
力がボディフロアに対して上下方向の力として働くこと
は極力抑えられ、このボディフロアの上下振動が低減さ
れる。
【0008】
【実施例】次に本発明の一実施例を図面にしたがって説
明する。
【0009】実施例1 図1にシフトレバー支持装置の側面図が示され、図2に
その平面図が示されている。これらの図面において車両
のボディフロア(フロアトンネル部)10の上面には、
リテーナブラケット12が装着されている。つまりこの
リテーナブラケット12はその前後左右の計四箇所にお
いて結合部14を有し、これらの結合部14がボルト1
6によってボディフロア10にそれぞれ固定されてい
る。
【0010】前記リテーナブラケット12の上面には、
車両のフロント側(図面左側)及びリヤ側(図面右側)
において、それぞれ二個ずつの支持部17,18が一体
に形成されている。そしてリヤ側の両支持部18には、
これら相互の間にかけ渡された支持ロッド20の両端部
がボルト22によりそれぞれ固定されている。
【0011】さてシフトレバー40は、その球形部42
がレバーリテーナ30に対してシフト及びセレクト操作
可能に支持されている。このレバーリテーナ30は、球
形部42を支持している箇所からフロント方向及びリヤ
方向に延びるシャフト部31,32をそれぞれ備えてい
る。
【0012】なお前記シャフト部31,32は、前記ボ
ディフロア10とほぼ平行で、かつ球形部42の中心を
通る軸線に沿って形成されている。しかもフロント方向
へ延びるシャフト部31の端部には左右一対のリング部
31aが一体に形成されており、かつリヤ方向へ延びる
シャフト部32の端部には一つのリング部32aが一体
に形成されている。したがってこれらの各リング部31
a,32aは、ボディフロア10とほぼ平行で、かつ球
形部42の中心を通る平面上にそれぞれ位置している。
【0013】ただしフロント側の両リング部31aのそ
れぞれの中心軸線の向きは上下方向に設定され、リヤ側
のリング部32aの中心軸線の向きは左右方向に設定さ
れている。そしてフロント側の両リング部31aは、前
記リテーナブラケット12におけるフロント側の両支持
部17に対し、それぞれ弾性体34を介してワッシャ3
5及びボルト36により固定されている。またリヤ側の
リング部32aは、前記支持ロッド20に対し弾性体3
8を介して支持されている。
【0014】これによりレバーリテーナ30は、リテー
ナブラケット12に対しボディフロア10とほぼ平行
で、かつ球形部42の中心を通る平面上に配置された前
記の各弾性体34,38を介して支持されている。
【0015】なお前記シフトレバー40の球形部42か
ら下方に延びた部分の端部には、シフトケーブル50が
ボールジョイント51で結合されている。一方、前記レ
バーリテーナ30の側部に対しシャフト48によって回
動可能に取付けられたセレクトレバー46の下端部には
セレクトケーブル52が結合されている。
【0016】そこでシフトレバー40がその球形部42
を支点として車両の前後方向へシフト操作されると、前
記シフトケーブル50を通じてシフト操作力が変速機側
に伝達される。またシフトレバー40が車両の左右方向
へセレクト操作されると、これに連動して前記セレクト
レバー46が回動し、これに伴う前記セレクトケーブル
52の動きを通じてセレクト操作力が変速機側に伝達さ
れる。
【0017】前記構成のシフトレバー支持装置におい
て、前記シフトレバー40のシフトあるいはセレクト操
作時には前記球形部42の中心部に操作反力が作用す
る。この操作反力は、ボディフロア10とほぼ平行でか
つ球形部42の中心を通る平面上に配置された前記の各
弾性体34,38の弾性変形により効果的に吸収され
る。したがってこの操作反力が、前記リテーナブラケッ
ト12を通じてその各結合部14からボディフロア10
に伝達されることが最小限に止められる。特にこれらの
各結合部14の箇所において、前記操作反力が上下方向
の成分の力として働くことはほとんどなく、もってボデ
ィフロア10の上下振動が極力抑えられる。
【0018】また従来のようにリテーナブラケットが弾
性体を介在してボディフロアに結合された構成では、こ
のリテーナブラケットに対するシフトケーブル及びセレ
クトケーブルの結合部の寸法誤差などが原因となってレ
バーリテーナの組付け位置がずれると、弾性体にプレロ
ードが加えられる。これによって弾性体が撓められる
と、その弾性特性が充分に生かされないことになる。
【0019】この点に関して本実施例では、前記の各弾
性体34,38がリテーナブラケット12とレバーリテ
ーナ30との間に設けられているため、シフトケーブル
50及びセレクトケーブル52の結合部の寸法誤差など
によって弾性体34,38にプレロードが加えられるこ
とがなく、その弾性特性が常に適性に発揮される。
【0020】実施例2 図3に実施例2のシフトレバー支持装置の側面図が示さ
れ、図4にその平面図が示されている。これらの図面で
明らかなように本実施例は、レバーリテーナ30のリヤ
側のシャフト部32に対しても、それぞれの中心軸線の
向きが上下方向に設定された左右一対のリング部32b
が一体に形成されている。そしてこれらの両リング部3
2bは、前記リテーナブラケット12におけるリヤ側の
両支持部18に対し、それぞれ弾性体38を介してワッ
シャ60及びボルト61により固定されている。
【0021】すなわち本実施例においては、レバーリテ
ーナ30がリテーナブラケット12に対しフロント側及
びリヤ側ともに二個ずつで、かつ同じ向きの弾性体3
4,38を介して支持されている。このように各弾性体
34,38の向きや個数を変えることにより、レバーリ
テーナ30の支持剛性を調整できる。
【0022】なおこの実施例2を表した図3及び図4に
おいて、図1及び図2と同一構成もしくは均等構成と考
えられる部材には、図面に同一符号を付して重複する説
明は省略する。また次図以降に示されている実施例につ
いても同様の考えで重複する説明は省略する。
【0023】実施例3 図5に実施例3のシフトレバー支持装置の側面図が示さ
れ、図6にその平面図が示され、図7に図5のA−A矢
視断面図が示されている。本実施例ではレバーリテーナ
30のフロント側のシャフト部31に、その中心軸線の
向きが上下方向に設定された単一のリング部31bが一
体に形成されている。このリング部31bはリテーナブ
ラケット12におけるフロント側の支持部17に対し、
弾性体34を介してワッシャ35及びボルト36により
固定されている。
【0024】一方、レバーリテーナ30のリヤ側のシャ
フト部32は、アーチ形に形成されたリヤ側の支持部1
8の受承凹部18aに対し、弾性体38を介して支持さ
れている。このリヤ側の弾性体38は、図7で示すよう
に前記シャフト部32の外周全面を覆い、かつリヤ側の
支持部18の上面全体に接触する形状となっている。そ
してこの弾性体38は、押えカバー62及びボルト63
によりリヤ側の支持部18に固定されている。
【0025】実施例4 図8で示されているように、前記リヤ側のシャフト部3
2の断面形状及びその外周面を覆っている部分の弾性体
38の断面形状を多角形とすることも可能である。この
場合、シフトレバー40のセレクト操作時の剛性が図5
〜図7で示す実施例3のものより高められる。
【0026】
【発明の効果】このように本発明によれば、シフトレバ
ーの球形部に作用する操作反力が弾性体により効果的に
吸収され、この操作反力を原因とするボディフロアの上
下振動及びそれに伴う異音の発生が抑えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のシフトレバー支持装置を表した側面
図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】実施例2のシフトレバー支持装置を表した側面
図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】実施例3のシフトレバー支持装置を表した側面
図である。
【図6】図5の平面図である。
【図7】図5のA−A矢視断面図である。
【図8】実施例4を図7と対応させて表した断面図であ
る。
【符号の説明】
10 ボディフロア 30 レバーリテーナ 34 弾性体 38 弾性体 40 シフトレバー 42 球形部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シフトレバーはその球形部がレバーリテ
    ーナに対してシフト及びセレクト操作可能に支持され、
    このレバーリテーナが車両のボディフロア側の部材に支
    持されているシフトレバー支持装置において、 前記レバーリテーナと前記ボディフロア側の部材との間
    に複数個の弾性体を介在させ、これらの各弾性体は前記
    ボディフロアとほぼ平行で、かつ前記シフトレバーの球
    形部の中心を通る平面上に配置されていることを特徴と
    したシフトレバー支持装置。
JP25961991A 1991-09-10 1991-09-10 シフトレバー支持装置 Pending JPH0569754A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25961991A JPH0569754A (ja) 1991-09-10 1991-09-10 シフトレバー支持装置

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JP25961991A JPH0569754A (ja) 1991-09-10 1991-09-10 シフトレバー支持装置

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JPH0569754A true JPH0569754A (ja) 1993-03-23

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ID=17336597

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25961991A Pending JPH0569754A (ja) 1991-09-10 1991-09-10 シフトレバー支持装置

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JP (1) JPH0569754A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004075037A (ja) * 2002-08-13 2004-03-11 Hyundai Motor Co Ltd 可変セレクトレバー比を有する変速レバー装置
KR101311205B1 (ko) * 2011-11-17 2013-10-14 주식회사 인팩 자동변속차량용 변속케이블의 변속레버 동작 검출장치
JP2015123787A (ja) * 2013-12-25 2015-07-06 富士重工業株式会社 自動変速機のシフトレバー装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004075037A (ja) * 2002-08-13 2004-03-11 Hyundai Motor Co Ltd 可変セレクトレバー比を有する変速レバー装置
KR101311205B1 (ko) * 2011-11-17 2013-10-14 주식회사 인팩 자동변속차량용 변속케이블의 변속레버 동작 검출장치
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