JPH0569709U - 光モジュール - Google Patents

光モジュール

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JPH0569709U
JPH0569709U JP711192U JP711192U JPH0569709U JP H0569709 U JPH0569709 U JP H0569709U JP 711192 U JP711192 U JP 711192U JP 711192 U JP711192 U JP 711192U JP H0569709 U JPH0569709 U JP H0569709U
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optical element
housing
ferrule
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行博 馬場
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組立の際に光素子パッケージとフェルールの
光軸調整のみならず両者の距離の調整も行える光モジュ
ールの提供。 【構成】 第1の貫通穴29aを有しこの第1の貫通穴
29aの一方の端側にロッドレンズ24が取り付けられ
他方の端側に光素子パッケージ23が取り付けられた固
定具25と、光ファイバ27の先端を保持するフェルー
ル22と、第2の貫通穴21aを有しこの第1の貫通穴
21aの一方の端側にフェルール22が取り付けられ他
方の端側に固定具25が取り付けられるハウジング21
とを具備して構成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、通信機器における光信号一電気信号間の変換を行うために用いられ る光モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】
図4にこの種の従来の光モジュールを示す。
【0003】 この光モジュールは、ハウジング1、ロットレンズ2、フェルール3及び光素 子パッケージ(発光素子又は受光素子)4を具備して構成されている。
【0004】 ハウジング1は金属にて形成されており、通信機器の筐体6に取り付けられる 。このハウジング1は一端側から他端側へ至る貫通穴1aが形成されており、他 端側には貫通穴1aと連通する凹部1bが形成されている。また、一端側外周に は貫通穴1aと同心円的におねじ1cが形成され、他端側外周には凹部1bと同 心円的におねじ1dが形成されている。
【0005】 このハウジング1の貫通穴1a内には、凹部1bの近傍に位置付けられて、ロ ッドレンズ2が接着固定されている。また、凹部1b内には、ロッドレンズ2と 対向する状態に光素子パッケージ4が挿入されている。この光素子パッケージ4 は、カバー8がハウジング1のおねじ1dに捩じ込まれることにより、先端に設 けられたフランジ部4aがリング9を介して凹部底面1eに押し付けられて、ハ ウジング1に固定されている。尚、光素子パッケージ4のリード4bは筐体6内 のプリント配線板(図示せず)に接続される。
【0006】 フェルール3には貫通穴が形成されており、光ファイバ11は、この貫通穴に 心線11a の先端側が挿入されてフェルール3に固着されている。このフェルール 3は、ハウジング1の一端側から貫通穴1aに挿入され、光ファイバ心線11a の先端はロッドレンズ2と対向する状態に位置付けられる。そして、フェルール 3は、ハウジング1のおねじ1cにカバー13が捩じ込まれることにより、その フランジ部3aがハウジング1の端面1fに押し付けられて、ハウジング1に固 定されている。
【0007】 この光モジュールの組立手順は、まず、貫通穴1aにロッドレンズ2を挿入し てハウジング1にロッドレンズ2を接着剤にて固定する。次に、ハウジング1の 一端側から貫通穴1aにフェルール3を挿入しカバー13によりハウジング1に 固定する。次に光素子パッケージ4を凹部1bに挿入し、フランジ4aを凹部底 面1eに当接させた状態で光素子パッケージ4を移動してフェルール3との光軸 調整をし、おねじ1dに螺合させられたカバー8を締め付けてリング9を介して フランジ4aを凹部底面1eに押し付けることにより、光素子パッケージ4をハウ ジング1に固定して完了する。
【0008】 この従来の光モジュールによると、フェルール3のフランジ3aはハウジング 端面1fに当接させられ、また、光素子パッケージ4のフランジ4aは、光素子 パッケージ4をロッドレンズ2に近接させるべく、凹部底面1eに当接させられ る構成であり、光素子パッケージ4とフェルール3との距離を組立時に調整でき ないので、両者3,4の光軸調整のみで所定の性能を得るには部品精度及び組立 精度を非常に高くする必要があった。
【0009】 また、カバー8を締付け光素子パッケージ4を凹部壁面1eに押し付けて光素 子パッケージ4をハウジング1に固定する構成であり、固定時に光素子パッケー ジ4に作用する大きな力により光素子パッケージ4自体がずれ易いため、光軸調 整が非常に困難であった。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
上述の如く、上記光モジュールでは、光素子パッケージとフェルールの距離の 調整を組立時に行えないので、組立時における光軸調整の精度及び部品の精度を 非常に高くする必要があった。
【0011】 本考案はこのような従来の欠点を解決するべくなされたものであり、組立の際 に光素子パッケージとフェルールとの光軸調整の他に両者の距離の調整を行える 光モジュールを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本考案の光モジュールは、第1の貫通穴を有しこの第1の貫通穴の一方の端側 にロッドレンズが取り付けられ他方の端側に前記ロッドレンズの一端側の端面と 対向する状態で光素子パッケージが取り付けられた固定具と、光ファイバの先端 側を保持するフェルールと、第2の貫通穴を有しこの第2の貫通穴の一方の端側 に前記フェルールが取り付けられ他方の端側に前記ロッドレンズの他方の端面が 前記光ファイバの先端と対向する状態で前記固定具が取り付けられたハウジング とを具備する構成となっている。
【0013】
【作用】
本考案では、光素子パッケージ及びロッドレンズは固定具を介して一体化して おり、固定具をハウジングに対して微移動させることにより、光素子パッケージ とロッドレンズの位置関係を変化させないで、フェルールに対する光素子パッケ ージの位置調整を行えるので、組立の際に光素子パッケージとフェルールの光軸 調整及び両者の距離の調整を行える。
【0014】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1及至図3を参照して詳述する。
【0015】 図1及び図2は第1の実施例を説明する図であり、図1は光モジュールの部 分切欠斜視図、図2は光モジュールの断面図である。
【0016】 本考案に係る光モジュールは、ハウジング21、フェルール22、光素子パッ ケージ(発光素子又は受光素子)23、ロッドレンズ24及び光素子パッケージ 23とロッドレンズ24を固定する固定具25とで構成されている。
【0017】 フェルール22は、従来例と同様、貫通穴が形成されており、光ファイバ27 はその心線27aの先端側がこの貫通穴に挿入されてフェルール22に固着され ている。フェルール22の中途部位にはフランジ22aが設けられている。
【0018】 光素子パッケージ23は、先端側にフランジ23aが設けられており、基端側 にはプリント配線板(図示せず)に接続されるリード部23bが設けられている 。また、光素子パッケージ23は、先端側の中心部に発光部(又は受光部)23c が設けられている。
【0019】 固定具25は金属にて形成されており、ロッドレンズ24が固着される固定具 本体29とこの固定具本体29に螺着されるカバー部30とで構成されている。
【0020】 固定具本体29は一端側から他端側へ至るように貫通穴(第1の貫通穴)29a が形成されており、他端側にはこの貫通穴29aと連通する凹部29bが形成さ れている。貫通穴29aはロッドレンズ24を挿入し得る径とされ、凹部29b は光素子パッケージ23のフランジ23aと嵌合する径となっている。また、固 定具本体29の他端側外周面には、凹部29bと同心円的におねじ29cが形成さ れている。ロッドレンズ24は一方の端面が凹部底面29dと一致するように貫 通穴29aに挿入されて固定具本体29に接着されている。
【0021】 カバー部30は、底部30aを有する筒形形状をしており、内壁面には固定具 本体29のおねじ29cと螺合するめねじが形成されている。また、底部30a の中心部には光素子パッケージ23の基端側を挿入し得る径の穴部30bが形成 されている。光素子パッケージ23は固定具本体29の凹部29bにフランジ 23aが嵌合させられ、固定具本体29に螺着されたカバー部30によりフラン ジ23aが凹部底面29dに押し付けられることにより、固定具本体29に固定 される。これにより、ロッドレンズ24と光素子パッケージ23とはその光軸中 心が一致する状態で固定具25に保持される。
【0022】 ハウジング21は金属にて形成されており、通信機器の筐体33に取り付けら れる。このハウジング21は、一端側から他端側へ至る貫通穴(第2の貫通穴) 21aが形成されており、貫通穴21aの一方の端側の径はフェルール22の先 端側を嵌入し得る大きさとされ、他方の端側の径は固定具25を遊びを有する状 態で挿入できる大きさとなっている。またハウジング21の一端側の外周には貫 通穴21aと同心円的におねじ21bが形成されている。前記フェルール22は 、ハウジング21の一端側から貫通穴21aに挿入され、おねじ21bにカバー 35が捩じ込まれることにより、そのフランジ22aがハウジング21の端面21 cに押し付けられてハウジング21に固定されている。また、前記固定具25は 、ハウジング21の他端側から貫通穴21aに挿入され、ロッドレンズ24の端 面が光ファイバ心線27aの先端と対向する状態に位置付けられて、カバー部30 の外周面が貫通穴21aの壁面に半田37にて固着されている。
【0023】 次に上記光モジュールの組立手順につき説明する。まず、フェルール22をハウ ジング21の一端側から貫通穴21aに挿入し、カバー35を締め付けてハウジ ング21に固定する。次に、光素子パッケージ23及びロッドレンズ24を保持 する固定具25をハウジング21の他端側から貫通穴21aに挿入し、フェルー ル22との光軸調整及び距離調整を行った後、カバー部30を貫通穴21aに半 田付けし組立作業は完了する。
【0024】 この組立工程においては、光素子パッケージ23及びロッドレンズ24は固定 具25に保持され、この固定具25は貫通穴21aとの間に生ずる隙間の範囲で ハウジング21に対して移動させることができる。従って、固定具25を貫通穴 21a内で微移動させることにより、光素子パッケージ23とフェルール22と の光軸調整の他に両者の距離の調整を行える。また、固定具25は半田付けにて ハウジング21に固定する構成であり、固定具25に力が作用しないので、光軸 調整、距離の調整を行った固定具25が固定の際にずれることもない。また、ロ ッドレンズ22は固定具25に取り付けられた構成であるので、固定具25の半 田付けの際に固定具25とフェルール22との間に入り込んだフラックス等は、 フェルール22をハウジング21から取り外し貫通穴21aの一方側を開放する ことにより、容易に洗浄できる。
【0025】 図3は本考案の第2の実施例を説明する図である。
【0026】 本考案の固定具25Aは、略同一形状に形成された2つの部材251,252 にて構成されている。これらの部材251,252は、光素子パッケージ23及 びロッドレンズ24を装着し得るスペースを有する略円筒形の部材を円の中心方 向に2分割することにより形成される形状を有しており、夫々の部材251, 252に光素子パッケージ23のフランジ部23aの収納部231及びロッドレ ンズ24の収納部241が形成されている。
【0027】 この固定具25Aの組立は、一方の部材251のフランジ部収納部231に光 素子パッケージ23のフランジ部23aを装着すると共にレンズ収納部241に ロッドレンズ24を装着して両者を接着剤にて部材251に固定した後、他方の 部材252の合せ面Aを部材251の合せ面Bに合わせ、両部材251,252 を接着剤にて固定することにより完了する。その他の構成、作用、効果は第1の 実施例と同様である。
【0028】 尚、上記実施例では、固定具25,25Aを半田付けにてハウジング21に固 定する場合につき説明したが、レーザ溶接や接着剤による固定であっても良い。
【0029】
【考案の効果】
以上説明したように本考案の光モジュールでは、光素子パッケージ及びロッド レンズが固定具を介して一体化しているので、この固定具をハウジングに組み込 む際に微移動させることにより、光素子パッケージとロッドレンズとの位置関係 を変化させないで、光素子パッケージとフェルールとの光軸調整及び両者の距離 の調整を行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例に係る光モジュールの部
分切欠断面図。
【図2】上記光モジュールの断面図。
【図3】本考案の第2の実施例に係る固定具の斜視図。
【図4】従来の光モジュールの断面図。
【符号の説明】
21…ハウジング 21a…第2の貫通穴 22…フェルール 23…光素子パッケージ 24…ロッドレンズ 25…固定具 27…光ファイバ 29a…第1の貫通穴

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の貫通穴を有しこの第1の貫通穴の
    一方の端側にロッドレンズが取り付けられ他方の端側に
    前記ロッドレンズの一端側の端面と対向する状態で光素
    子パッケージが取り付けられた固定具と、光ファイバの
    先端側を保持するフェルールと、第2の貫通穴を有しこ
    の第2の貫通穴の一方の端側に前記フェルールが取り付
    けられ他方の端側に前記ロッドレンズの他方の端面が前
    記光ファイバの先端と対向する状態で前記固定具が取り
    付けられたハウジングとを具備することを特徴とする光
    モジュール。
JP1992007111U 1992-02-20 1992-02-20 光モジュール Expired - Fee Related JP2592853Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021502583A (ja) * 2017-11-10 2021-01-28 ニューレセンス インコーポレイテッド 生体の焦点合わせ機能を有する小型のレンズ−ファイバ間コネクタ

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