JPH04137309U - 光電素子モジユール - Google Patents

光電素子モジユール

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JPH04137309U
JPH04137309U JP5318691U JP5318691U JPH04137309U JP H04137309 U JPH04137309 U JP H04137309U JP 5318691 U JP5318691 U JP 5318691U JP 5318691 U JP5318691 U JP 5318691U JP H04137309 U JPH04137309 U JP H04137309U
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JP
Japan
Prior art keywords
housing
hole
ferrule
photoelectric element
shaft portion
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5318691U
Other languages
English (en)
Inventor
行博 馬場
肇 勝村
Original Assignee
株式会社東芝
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Publication date
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Priority to JP5318691U priority Critical patent/JPH04137309U/ja
Publication of JPH04137309U publication Critical patent/JPH04137309U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】フェルールをハウジングに容易に取り付けるこ
とができ、しかもフェルールをハウジングに取り付ける
ための部品の形状が単純化された光電素子モジュールの
提供。 【構成】光ファイバコード65の先端を保持する軸部61及
びこの軸部61の外周面に設けられたフランジ部63とを有
するフェルール55と、貫通穴79が形成されこの貫通穴79
にフェルール55の軸部61が挿入されてフェルール55のフ
ランジ部63が端面93に当接させられるハウジング51と、
ハウジング51に取り付けられフェルール55のフランジ部
63をハウジング51の端面93に向けて押圧するバネ部材57
を具備して構成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、通信機器における光信号−電気信号間の変換を行うために用いられ る光電素子モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】
図6にこの種の従来の光電素子モジュールを示す。
【0003】 この光電素子モジュールは、ハウジング1の一端側に光電素子(発光素子又は 受光素子)3が取り付けられ、この光電素子3と先端が対向する状態にてフェル ール5がハウジング1に取り付けられて構成されている。
【0004】 フェルール5は貫通穴7が形成された軸部9とこの軸部9の外周面に設けられ たフランジ部11とで構成されており、光ファイバコード13のファイバ心線15が貫 通穴7に挿入されて軸部9に接着固定されている。
【0005】 ハウジング1は、ハウジング本体17とハウジングカバー19とで構成されている 。
【0006】 ハウジング本体17は、通信機器の筐体21に取り付けられる。このハウジング本 体17には、貫通穴23及びこの貫通穴23に連通する凹部25が形成されており、凹部 25には光電素子3が取り付けられこの光電素子3のリード部27はプリント配線板 29に接続される。また、貫通穴23にはフェルール5の軸部9が挿入され、ファイ バ心線15の先端が光電素子3と対向させられる。
【0007】 また、ハウジングカバー19はハウジング本体17のねじ部31に捩じ込まれてハウ ジング本体17に取り付けられ、ハウジング本体17に捩じ込まれることによりフェ ルール5のフランジ部11をハウジング本体17の壁面33に押し付けフェルール5を ハウジング本体17に固定している。
【0008】 この従来の光電素子モジュールによると、フェルール5をハウジング本体17に 固定するためにはハウジングカバー19をハウジング本体17に捩じ込む必要がある が、そのためには、ハウジング本体17及びハウジングカバー19にねじを形成し、 かつ、ハウジングカバー19にはフェルール5のフランジ部11を押圧するための押 圧部35を形成する必要があり、従って、ハウジング本体17及びハウジングカバー 19の形状が複雑になるので、ハウジング1の製造工数が非常に多くなっていた。
【0009】 また、光電素子モジュールの組立においても、ハウジングカバー19をハウジン グ本体17に捩じ込み、かつ、ねじの緩みを防止するためにねじ部31に接着剤を注 入する必要があるため、組立作業が煩雑になっていた。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
上述の如く、従来の光電素子モジュールでは、ハウジング本体にハウジングカ バーを捩じ込むことによりフェルールをハウジングに固定する構造となっていた ので、ハウジング(ハウジング本体及びハウジングカバー)が複雑な形状となり 、ハウジングの製造に多くの工数がかかっていた。また、ハウジングカバーをハ ウジング本体に捩じ込んだ後にねじ部分に接着剤を注入する必要があるため、組 立作業も煩雑であった。
【0011】 本考案はこのような従来の欠点に鑑みてなされたものであり、フェルールをハ ウジングに取り付けるための部品形状が単純化され、組立作業も容易な光電素子 モジュールを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本考案は、基端から先端に至る第1の貫通穴が形成された軸部とこの軸部の外 周面に設けられたフランジ部とを有し光ファイバ心線が前記軸部の基端側から前 記第1の貫通穴に挿入されて前記軸部に固定されるフェルールと、第2の貫通穴 が形成されこの第2の貫通穴の一端側開口部に光電素子が設けられ前記第2の貫 通穴の他端側から前記フェルールの軸部が前記先端側から挿入されて前記第2の 貫通穴の他端側の端面に前記フランジ部が当接させられるハウジングと、このハ ウジングに取り付けられ前記フェルールのフランジ部を前記第2の貫通穴の他端 側の端面に向けて押圧するバネ部材とを具備する構成となっている。
【0013】
【作用】
本考案では、ハウジングの第2の貫通穴にフェルールの軸部を挿入し、ハウジ ングにバネ部材を取り付けるとフェルールのフランジ部はこのバネ部材により第 2の貫通穴の他端側の端面に押し付けられフェルールはハウジングに固定される 。
【0014】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1乃至図5を参照して詳述する。
【0015】 図1乃至図3は本考案の第1の実施例を説明する図であり、図2は光電素子モ ジュールの斜視図、図1は図2のA−A線断面図、図3は板バネの斜視図である 。
【0016】 本考案に係る光電素子モジュールは、図1及び図2に示す如く、ハウジング51 の一端側に光電素子(発光素子又は受光素子)53が取り付けられ、この光電素子 53と先端が対向させられたフェルール55が板バネ(バネ部材)57によりハウジン グ51に固定された構成となっている。
【0017】 フェルール55は貫通穴(第1の貫通穴)59が形成された軸部61とこの軸部61の 外周面に設けられたフランジ部63とで構成されており、光ファイバコード65のフ ァイバ心線67が軸部61の基端側から貫通穴59に挿入されて軸部61に接着固定され ている。
【0018】 板バネ57は、燐青銅等のバネ材にて形成されており、図3に示す如く、単独な 状態において湾曲した形状となっている。また、板バネ57の中央部位には、フェ ルール55の軸部61を挿入するための「U」字形の切欠69が形成されている。この 板バネ57は、湾曲した形状となっているため、板バネ57の両端部71,71を固定し た状態において、外側面73から内側面75に向けて圧力を加えて板バネ57を変位 (図3に示す矢印a)させると、板バネ57の中央部位では矢印aとは反対方向に かなり大きな反力(矢印b)が発生する。
【0019】 ハウジング51は、金属にて形成されており、通信機器の筐体77に取り付けられ る。このハウジング51には、貫通穴(第2の貫通穴)79が形成されており、この 貫通穴79の一端側の開口部側にはこの貫通穴79と連通する凹部81が形成され、貫 通穴79の他端側の開口部側には貫通穴79と連通する凹部83が形成されている。そ して、凹部81には光電素子53が嵌め込まれてその周面が凹部81の壁面85に半田付 けされており、光電素子53は貫通穴79の一端側の開口部と対向させられている。 尚、光電素子53のリード部87はプリント配線板88に接続される。
【0020】 一方、凹部83は、板バネ57を貫通穴79の長手方向と直交する方向から凹部83内 に挿入し得る形状となっており、貫通穴79の他端側の開口部と対向する凹部83の 壁部89にはフェルール55のフランジ部63を挿入し得る幅の「U」字形の切欠91が 形成されている。フェルール55はこの切欠91からハウジング51内に挿入され、さ らにその軸部61は貫通穴79に挿入され、軸部61の先端、従って光ファイバ心線67 の先端は光電素子53と対向させられる。また、フェルール55のフランジ部63は凹 部83内に位置付けられて貫通穴79の他端側の端面93と当接させられ、このフラン ジ部63と凹部83の壁部89との間には板バネ57が挿入される。この板バネ57は、そ の両端部71,71を凹部83のコーナ95に位置付けて凹部83内に挿入すると、フラン ジ部63の圧力により図3に示す矢印a方向に変位させられる寸法、形状となって いる。従って、フランジ部63は板バネ57に発生した矢印b方向の反力により端面 93に押し付けられハウジング51に固定される。
【0021】 次に上記光電素子モジュールの組立手順につき説明する。
【0022】 まず、ハウジング51の貫通穴79にフェルール55の軸部61を挿入してフランジ部 63を貫通穴79の他端側の端面93に当接させる。次に、板バネ57を、その切欠69に 軸部61を挿入しつつ、フランジ部63と凹部83の壁部89の間に挿入する。これで、 フェルール55はハウジング51に固定される。
【0023】 次に、貫通穴79の一端側に形成された凹部81に光電素子53を挿入し、光電素子 53と光ファイバ心線67との間の光軸を調整した後、光電素子53を凹部81の壁面85 に半田付けし、光電素子モジュールの組立は終了する。
【0024】 図4及び図5は本考案の第2の実施例を説明する図であり、図4は光電素子モ ジュールの断面図、図5はカップ形のバネ部材の斜視図である。
【0025】 本例では、フェルール55の軸部61がハウジング51Aの貫通穴79に挿入された後 に、ハウジング51Aの外周面にバネ部材を構成するカップ形のカバー101 が取り 付けられてフェルール55がハウジング51Aに固定される。
【0026】 カバー101 は、図5に示す如く、バネ材にてカップ形に形成されており、先端 縁には内側に向けてつば103 が設けられている。また、底部105 は内側に向けて 盛り上がるように湾曲させられており、底部105 の中心部位にはフェルール55の 軸部61が挿入される穴部107 が形成されている。また、周側面109 及び底部105 には、先端縁から穴部107 に至るように光ファイバコード65を挿入し得る幅のス リ割り111 が形成されている。
【0027】 一方、ハウジング51Aは貫通穴79を囲繞する外周面113 が貫通穴79に対して同 心円状に形成されており、この外周面113 にはカバー101 のつば103 と嵌合する 溝115 が形成されている。
【0028】 本例においては、フェルール55の軸部61をハウジング51Aの貫通穴79に挿入し 、カバー101 を、そのつば103 を溝115 に嵌合させることにより、ハウジング51 Aに取り付けると、フェルール55のフランジ部63はカバー101 の底部105 のバネ 力により貫通穴79の他端側の端面93に押し付けられた状態となり、フェルール55 はハウジング51Aに固定される。その他の構成は第1の実施例と同様である。
【0029】 尚、上記2つの実施例では、光電素子53を半田付けでハウジングに固定するタ イプのものにつき説明したが、光電素子の固定は半田付けに限定されるものでは なく、レーザ溶接や接着剤による固定方法を用いても良い。
【0030】
【考案の効果】
以上説明したように本考案の光電素子モジュールでは、ハウジングの貫通穴に フェルールの軸部を挿入し、ハウジングにバネ部材を取り付けるだけの作業でフ ェルールをハウジングに固定できるので、フェルールのハウジングへの固定、さ らには、ハウジングからのフェルールの取外しを容易に行える。
【0031】 また、ハウジングにねじ部を形成する必要もないので、ハウジングの製造工数 も削減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例に係る光電素子モジュー
ルの断面図。
【図2】上記光電素子モジュールの斜視図。
【図3】上記光電素子モジュールに用いられているバネ
部材の斜視図。
【図4】本考案の第2の実施例に係る光電素子モジュー
ルの断面図。
【図5】上記光電素子モジュールに用いられているバネ
部材の斜視図。
【図6】従来の光電素子モジュールの断面図。
【符号の説明】
51,51A ハウジング 53 光電素子 55 フェルール 57,101 バネ部
材 59 第1の貫通穴 61 軸部 63 フランジ部 65 光ファイバコ
ード 67 光ファイバ心線 79 第2の貫通穴 93 端面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基端から先端に至る第1の貫通穴が形成
    された軸部とこの軸部の外周面に設けられたフランジ部
    とを有し光ファイバ心線が前記軸部の基端側から前記第
    1の貫通穴に挿入されて前記軸部に固定されるフェルー
    ルと、第2の貫通穴が形成されこの第2の貫通穴の一端
    側開口部に光電素子が設けられ前記第2の貫通穴の他端
    側から前記フェルールの軸部が前記先端側から挿入され
    て前記第2の貫通穴の他端側の端面に前記フランジ部が
    当接させられるハウジングと、このハウジングに取り付
    けられ前記フェルールのフランジ部を前記第2の貫通穴
    の他端側の端面に向けて押圧するバネ部材とを具備する
    ことを特徴とする光電素子モジュール。
JP5318691U 1991-06-14 1991-06-14 光電素子モジユール Withdrawn JPH04137309U (ja)

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JP5318691U JPH04137309U (ja) 1991-06-14 1991-06-14 光電素子モジユール

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JPH04137309U true JPH04137309U (ja) 1992-12-21

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ID=31929146

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019000161A (ja) * 2017-06-12 2019-01-10 オリンパス株式会社 内視鏡

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019000161A (ja) * 2017-06-12 2019-01-10 オリンパス株式会社 内視鏡

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19950907