JPH024457Y2 - - Google Patents

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JPH024457Y2
JPH024457Y2 JP1987084331U JP8433187U JPH024457Y2 JP H024457 Y2 JPH024457 Y2 JP H024457Y2 JP 1987084331 U JP1987084331 U JP 1987084331U JP 8433187 U JP8433187 U JP 8433187U JP H024457 Y2 JPH024457 Y2 JP H024457Y2
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、光データ伝送装置やアンプ分離型の
光電スイツチ等の光センサにおいて、その投光器
又は受光器から延びたシールド線を適当な長さに
切断して、光センサ本体に取付けるためのコネク
タに関する。
従来の技術 光センサ、例えばアンプ分離型の光電スイツチ
は、投光器と受光器をシールド線によつてアンプ
回路を内蔵した本体部に接続している。そして投
光器と受光器間で光の送受を行つて得た物体等の
有無の検出信号を本体部から電気的に出力してい
る。
このようなアンプ分離型の光電スイツチは、検
出位置に投光器と受光器のみを配置すればよいの
で、検出の自由度が高い。また、投光器と受光器
を、検出対象に合わせた型式、例えば透過型、反
射型、マーク検出反射型のものを任意に運んで本
体部に取付けることができるので、一台の光電ス
イツチを多くの用途に対応させることができる。
ここで投光器及び受光器から延びるシールド線
1は配線に必要な長さに切断され、第10図に示
すようにその端部から引出した芯線2および網線
3を本体部に設けた端子板4に、圧着端子5を介
して、又は直接にネジ止めしていた。
考案が解決しようとする問題点 上記端子板4を用いた接続方式は、接続位置で
芯線2がシールド効果のある網線3からむき出し
になるので隣接するもの同士で静電結合を生じ
る。このため機能障害が生じる場合があつた。
またこの接続部分は、細い芯線2と網線3のみ
によつてシールド線1に加わる力を受けることに
なるので、切断し易いという問題があつた。
また内部回路のIC化により、例えば高さ2cm、
幅1cm、奥行き5cmというように小型化された光
電スイツチでは、上記端子板4を設けることがで
きず、本体内のプリント基板に半田付けしなけれ
ばならない。この場合は配線が密接し、より細い
径のシールド線を使用するので、上記静電結合に
よる機能障害と、切断し易いという問題はより発
生し易い。
さらに半田によつて固着してしまうと、投光器
又は受光器と本体部との距離が用意されたシール
ド線の長さより相当大きくなつても、これを余し
たまま配線を行う必要があり、余つた部分を収納
するスペースを確保するなど作業上問題が多く美
観の面からも問題があつた。
またこのように固着してしまうと検出対象に合
わせて投光器と受光器を交換することはできな
い。従つて、この場合は、例えば透過型、或いは
反射型といつた専用品となつてしまい、アンプ分
離型の光電スイツチの特長であつた汎用性が損な
われる。
上記問題を解決するために、通信用のコネクタ
を使用することも考えられる。
しかしこれらのコネクタは一般に半田付けを必
要とし、配線時に簡単に長さを調整できない。ま
た取り扱い時の引張力、曲げ力に耐え、接続部ま
でシールド効果を保持し得るものは相当大きなも
のになつてしまい、上述した小型の光電スイツチ
には到底取付けることができない。半田付けを必
要としないタイプのコネクタ、例えば同軸ケーブ
ル用のコネクタもあるが、このコネクタは専用工
具を使用しなければ接続できず、上記問題の解決
にはならない。
そこで本考案は投光器又は受光器から引出した
シールド線を、配線時に必要な長さに切断し、そ
の端部に、ニツパー等の一般的な切断工具だけで
簡単に取付けることができ、しかも引張力に対し
て強いコネクタを提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本考案が提供する光センサ用コネクタは、シー
ルド線の端部に固定されるプラグと光センサ本体
に固定されるソケツトからなるものである。
このプラグは前端に絶縁ブツシユを固定し、後
端に割溝を形成した金属筒状のコレツト端子と、
このコレツト端子の割溝部分を締付けながら覆う
インシユレータとから形成される。
また、上記ソケツトは、上記コレツト端子先端
の絶縁ブツシユを嵌入させる孔を有する第1電極
と、コレツト端子の外周金属面に弾接する第2電
極と、第1及び第2電極に嵌着された上記プラグ
の固定手段とによつて形成される。
作 用 シールド線の端部から芯線と網線を引出し、芯
線は真つすぐに延ばし網線はシールド線の外被に
沿つて折り返す。このシールド線を上記コレツト
端子に挿通し、芯線を絶縁ブツシユから引出して
その外側面に沿うように折り曲げ、上記網線の折
り曲げ部分を割溝部分に位置させる。この後、イ
ンシユレータをコレツト端子の割溝部分を締付け
るように嵌着させる。これによつてシールド線の
端部は、コレツト端子と強固に固定されると同時
に、網線とコレツト端子とは電気的に接続され
る。
このようにして形成されたプラグを上記ソケツ
トに嵌着する。この嵌着は、絶縁ブツシユの頭部
を、引き出された芯線と共に第1電極に嵌め込む
と同時に、第2の電極がプラグのコレツト端子の
外周金属面を外周から弾圧するように行う。
次にこの状態で固定半段によつて、プラグを光
センサ本体にネジ止めする。これによつて、シー
ルド線は機械的及び電気的に接続される。
実施例 本考案をアンプ分離型の光電スイツチに適用し
た実施例に従つて説明する。
第1図に示すように、本考案の光センサ用コネ
クタ10は、投受光器11から延びたシールド線
12,12の端部に取付けられたプラグ13,1
3と、光センサである光電スイツチの本体14に
固定されたソケツト15から構成される。
このプラグ13は第2図に示すように前端に絶
縁ブツシユ16を固定し、後端に割溝17を形成
した金属筒状のコレツト端子18と、このコレツ
ト端子18に、その割溝17の部分を締付けなが
ら覆うインシユレータ19から形成される。
絶縁ブツシユ16は合成樹脂製のもので、中間
部に鍔部16aを有する筒状体で、先端外周面1
6bは先細となるようにテーパー状に成形され、
また後端16cの内周面は開口側に向つて拡径す
るようにテーパー状に成されている。
コレツト端子18は、先端に最大外径の基部1
8a、中間にネジ部18b、後端に割溝部18c
と、外径が三段階に変化する金属筒状体である。
コレツト端子18の最も外径が小さく、厚みが
薄くなつた割溝部18cは、列えば4本の割溝1
7,17…を持つている。上記絶縁ブツシユ16
は、その後端部16cを、コレツト端子18の基
部18cの開口に嵌着・一体化している。なお、
この状態で絶縁ブツシユの鍔部16aとコレツト
端子18の基部18aの外周金属面とは外径が一
致し、面一になつている。
またインシユレータ19は、内部に雌ネジ19
a、端径部19b、線挿通孔19cと、内径が三
段階に変化する貫通孔21を有するもので、雌ネ
ジ部19aはコレツト端子18の雄ネジ部18b
に螺合する大きさ、縮径部19bはコレツト端子
18の割溝部18cを遊嵌させる大きさ、雌ネジ
部19aと線挿通孔19cの間に形成された段部
19dは、割溝部18cの端面に当接するテーパ
ー面となつている。
このプラグ13のシールド線への取付けは、次
のように行われる。
まず第3図に示すようにシールド線12を設置
状況に合わせて適当な長さに切断し、その端部を
整形する。すなわちシールド線12の端部の外被
12aを十数mm剥ぎ取る。
そして網線22を外被12aに沿つて折り返
し、内部被覆12bの先端を数mm剥ぎ取つて芯線
23を露出させる。この状態で最初にインシユレ
ータ19をシールド線12に通し、次にコレツト
端子18に整形したシールド線12を挿通する。
そして、折り返した網線22を割溝部18c内に
位置するまで押し込み、先端から突出した芯線2
3を絶縁ブツシユ16のテーパー面16bに沿つ
て折り返す。
この状態で、インシユレータ19をコレツト端
子18に各ネジ部18b,19bによつて螺合さ
せると、割溝部18cの端部が段部19dに当た
り、割溝部18cは折り返した網線22の上から
シールド線12を締付ける。
第4図に示すようにインシユレータ19を回ら
なくなるまでネジ込むと、コレツト端子18とイ
ンシユレータ19の一体化によつて構成されたプ
ラグ13はシールド線に密着・固定され、その網
線22はコレツト端子18と電気的に接続され
る。
次にソケツト15について説明する。
ソケツト15は第5図に示すように、ソケツト
ハウジング30、プラグ締付け枠31、ソケツト
カバー32を組み合わせて構成されている。
ソケツトハウジング30は光電スイツチ本体1
4の前端開口に嵌装されるもので、前面に蓋板部
30aを有し、この蓋板部30aに開口した二個
のプラグ挿通孔30b,30bの間には、プラグ
受け30cが突出している。このプラグ受け30
cの上下面は孔30b,30bの縁を前方に延長
した形状の凹面となついる。
プラグ締付枠31はプラグ受け30cに上下動
自在に遊嵌されるもので、その上部にはその内部
に突出する雄ネジ31aが螺合している。ソケツ
トカバー32は締付け枠31と蓋板部30aを覆
うように光電スイツチ本体の開口部に取付けられ
るもので、前面に2個のプラグ挿通孔32a,3
2a、上面にU字状の切欠き32bが形成されて
いる。
ソケツトハウジング30の二個のプラグ挿通孔
32a,32aの内部には、第6図に示されるよ
うな電極構体40が一個づつ収納されている。
この電極構体40は、樹脂で形成した有底筒状
の電極ケース41内に、第1電極42と第2電極
43を固定して構成される。
第1電極42は、前記絶縁ブツシユ16の先端
突出部を嵌入させる臼状の凹部42aを有する円
柱体で、その底部に延設した足42bを電極ケー
ス41の底板中心に貫通して固定される。
第2電極43は串状に打ち抜いた弾性金属片
を、第7図に示すように筒状に曲成して形成した
もので、後方に延設した二本の足43a,43a
を金属ケース41の底板に貫通させて固定する。
なお弾性金属片の各片43b,43bの先端部分
はく字状に曲成されて、この凸部を中心に向けて
いる。
また第1電極42の外周には円筒状の絶縁スリ
ーブ44が嵌着されている。第1電極42及び第
2電極43の足42b,43a,43aは図示し
ないプリント基板に半田付けされて、機械的に固
定されると同時に光電スイツチ本体14の内部回
路と電気的に接続される。
このような構造を有するソケツト15の組立
は、電極構体40,40を収納したソケツトハウ
ジング30を、光電スイツチ本体14の開口部に
嵌着し、次にプラグ受け30cにプラグ締付け枠
31を嵌め合わせた状態で、ソケツトカバー32
を被せ、接合部に超音波振動を与えることによつ
て行われる。
この結果第1図に示すようにソケツト15が組
み立てられると、シールド線の端部に固着された
プラグ13を、第8図に示すようにプラグ挿通孔
32a,30bを通して電極構体40の内部に押
し込む。
すると、絶縁ブツシユ16の先端突出部が、芯
線23とともに第1電極42の臼状の凹部42a
に嵌り込む。ここで芯線23は、絶縁ブツシユ1
6のテーパー面16aに沿つて引き出されている
ので、第1電極42と確実に接触する。これと同
時に第2電極43の各接片43b,43b…は、
金属筒状の基部18aを周囲から弾接する。
2本のプラグ13,13をソケツト15内に嵌
装した後、プラグ締付け枠31の雄ネジ31aを
締付けると、第9図に示すように、二本のプラグ
13,13が均一な強さで、プラグ受け30cに
押え付けられ、定姿勢で確実に固定される。
この取付構造は、第8図に明らかなように網線
のなくなつた部分の芯線23は、金属筒状のコレ
ツト端子に覆われ、コレツト端子の金属部分の端
部は第2電極43に覆われている。従つて芯線2
3は光電スイツチの内部に引き込まれるまで、完
全にシールドされることになり、外部から電磁ノ
イズが入射する余地をなくし、隣接する芯線間の
浮遊静電容量をも生じさせない。従つて、動作が
安定し、光電スイツチの信頼性を高くすることが
できる。
なお本考案は上記実施例に限定されないことは
勿論で、例えばソケツト15の固定手段として、
プラグ締付け枠31を用いず、その代わりに各プ
ラグ13,13を直接ネジ止めしたり、スプリン
グで固定する等の設計変更が可能である。
また本考案の光センサ用コネクタは、本体から
離した投光器と受光器を用いて光信号を送受する
全ての光センサ、例えば光データ伝送装置に、適
用できるものである。
考案の効果 本発明の光センサ用コネクタは、ニツパー等の
通常の工具でシールド線の端部処理をするだけ
で、シールド線にプラグを極めて容易に取付ける
ことができる。
そして、シールド線の端部は外被とともにプラ
グに締着され、プラグはコネクタにネジ止めされ
るので機械的取付強度は極めて高い。
さらに取付作業が容易であり、小型の光センサ
にも取付けできる小型形状であるにもかかわら
ず、接続は完全なシールド効果をもつて行われ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の光センサ用コネクタの外観形
状を示す斜視図、第2図はプラグの分離状態を示
す断面図、第3図はシールド線の端部の整形状態
を示す平面図、第4図はプラグの組立状態を示す
平面図、第5図はソケツトの分解斜視図、第6図
は電極構体の断面図、第7図は第2電極の側面
図、第8図はプラグとソケツトを嵌着した状態を
示す断面図、第9図はプラグ締付け枠によつてプ
ラグを固定した状態を示す正面図である。第10
図は従来のシールド線端部の光電スイツチ本体へ
の取付例を示す斜視図である。 10……光センサ用コネクタ、11……投受光
器、12……シールド線、13……プラグ、14
……光電スイツチ本体、15……ソケツト、16
……絶縁ブツシユ、17……割溝、18……コレ
ツト端子、19……インシユレータ、22……網
線、23……芯線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 投光器又は受光器から延びたシールド線の端部
    を光センサ本体に接続するコネクタであつて、 シールド線の端部に固定されるプラグを、前端
    に絶縁ブツシユを固定し、後端に割溝を形成した
    金属筒状のコレツト端子と、このコレツト端子の
    割溝部分を締付けながら覆うインシユレータによ
    つて形成し、 光センサ本体に固定されるソケツトを、コレツ
    ト端子先端の絶縁ブツシユを嵌入させる凹部を有
    する第1電極と、コレツト端子の外周金属面に弾
    接する第2電極と、第1及び第2電極に嵌着され
    た上記プラグの固定手段とによつて形成したこと
    を特徴とする光センサ用コネクタ。
JP1987084331U 1987-05-29 1987-05-29 Expired JPH024457Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987084331U JPH024457Y2 (ja) 1987-05-29 1987-05-29

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987084331U JPH024457Y2 (ja) 1987-05-29 1987-05-29

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Publication Number Publication Date
JPS63192685U JPS63192685U (ja) 1988-12-12
JPH024457Y2 true JPH024457Y2 (ja) 1990-02-01

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JP1987084331U Expired JPH024457Y2 (ja) 1987-05-29 1987-05-29

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JPS63192685U (ja) 1988-12-12

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