JPH0569465U - ボールジョイント用ダストカバー - Google Patents
ボールジョイント用ダストカバーInfo
- Publication number
- JPH0569465U JPH0569465U JP1811992U JP1811992U JPH0569465U JP H0569465 U JPH0569465 U JP H0569465U JP 1811992 U JP1811992 U JP 1811992U JP 1811992 U JP1811992 U JP 1811992U JP H0569465 U JPH0569465 U JP H0569465U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dust cover
- protector
- knuckle arm
- cover body
- mounting groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Sealing Devices (AREA)
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ナックルアーム22を備えたボールスタッド
21とソケット23との間に装着され、ダストカバー本
体1とプロテクタ5とを有するボールジョイント用ダス
トカバーについて、ダストカバー本体1とプロテクタ5
にガタつきが発生するのを防止し、プロテクタ5が外れ
るのを防止する。 【構成】 プロテクタ5をパッキン6を介してナックル
アーム22により取付溝4の一方の側壁4aに押さえ付
け、これによりプロテクタ5をダストカバー本体1に強
固に固定する。
21とソケット23との間に装着され、ダストカバー本
体1とプロテクタ5とを有するボールジョイント用ダス
トカバーについて、ダストカバー本体1とプロテクタ5
にガタつきが発生するのを防止し、プロテクタ5が外れ
るのを防止する。 【構成】 プロテクタ5をパッキン6を介してナックル
アーム22により取付溝4の一方の側壁4aに押さえ付
け、これによりプロテクタ5をダストカバー本体1に強
固に固定する。
Description
【0001】
本考案は、ボールジョイント用ダストカバーの改良に関する。ボールジョイン トは自動車のサスペションやステアリング等に備えられるものである。
【0002】
従来からこの種のダストカバーとして、実開昭54−54769号公報に記載 されているように、ゴム状弾性材製のダストカバー本体(ブーツ)をディスクブ レーキの熱や飛石等から守るためにプロテクタ(カバー)で覆ったものが知られ ている。
【0003】
しかしながらこのダストカバーには、プロテクタがダストカバー本体の取付溝 に単独で取り付けられているに過ぎないためにプロテクタとダストカバー本体の ガタつきが大きい、という問題があり、プロテクタが取付溝から外れてしまう虞 がある。
【0004】
本考案は以上の点に鑑み、上記従来技術にみられる問題を解消すべく案出され たものであって、この目的を達成するため、ナックルアームを備えたボールスタ ッドとソケットとの間に装着される環状のダストカバーであって、前記ボールス タッドに嵌着される嵌着部の外周面に取付溝を形成したダストカバー本体と、前 記取付溝に取り付けられるプロテクタと、前記ナックルアームと前記プロテクタ の間に介装されるパッキンと、を有し、前記プロテクタが前記パッキンを介して 前記ナックルアームにより前記取付溝の一方の側壁に押さえ付けられ、前記ナッ クルアームと前記嵌着部の間に所定の間隙が設定されることを特徴とするボール ジョイント用ダストカバーを提供する。
【0005】
プロテクタをパッキンを介してナックルアームにより取付溝の一方の側壁に押 さえ付け、これによりプロテクタをダストカバー本体に強固に固定する。
【0006】
つぎに本考案の実施例を図面にしたがって説明すると、当該ボールジョイント 用ダストカバーは、図1に示すように、ナックルアーム22を備えたボールスタ ッド21とソケット23との間に装着されるものであって、環状の可撓部2の上 端にボールスタッド21の外周側に嵌着される環状の嵌着部3を一体成形し、こ の嵌着部3の外周面に環状の取付溝4を形成したゴム状弾性材製のダストカバー 本体1と、半裁断面を略L字形とし、その内周縁をもって取付溝4に取り付けら れる硬質ゴム製または樹脂製のプロテクタ5と、ナックルアーム22とプロテク タ5の間に介装される硬質ゴム製のOリング6と、を有しており、プロテクタ5 がOリング6を介してナックルアーム22により取付溝4の下側の側壁4aに押 さえ付けられるようになっており、ナックルアーム22と嵌着部3の間に所定の 間隙7が設定されるようになっている。符号8は嵌着部3に埋設された樹脂製の 補強環であり、この補強環8によって取付溝4の下側の側壁4aと底壁とが形成 されている。またプロテクタ5の内周縁には、図2に示すように、複数の切欠5 aが等配形成されており、この切欠5aがあることによって内周縁が変形し易く プロテクタ5を取付溝4に取り付け易くなっている。
【0007】 上記構成を備えたダストカバーは次の作用効果を奏する。 プロテクタ5をOリング6を介してナックルアーム22により取付溝4の一 方の側壁4aに押さえ付けるために、プロテクタ5をダストカバー本体1に強固 に固定することができる。したがってプロテクタ5とダストカバー本体1にガタ つきが発生するのを防止することができ、プロテクタ5が取付溝4から外れるの を防止することができる。 ナックルアーム22と嵌着部3の間に所定の間隙7を設定してこの両者22 ,7を非接触とし、ナックルアーム22とOリング6を小さな接触面積をもって 互いに圧接させることにしたために、作動時に発生するナックルアーム22と当 該ダストカバーの摺動抵抗を小さなものとすることができる。またナックルアー ム22とOリング6を互いに圧接させるために、該部のシール性が優れている。
【0008】
本考案は次の効果を奏する。 プロテクタをパッキンを介してナックルアームにより取付溝の一方の側壁に 押さえ付ける構造であるために、プロテクタをダストカバー本体に強固に固定す ることができる。したがってプロテクタとダストカバー本体にガタつきが発生す るのを防止することができ、プロテクタが取付溝から外れるのを防止することが できる。 ナックルアームと嵌着部の間に所定の間隙を設定してこの両者を非接触とし 、ナックルアームとパッキンを小さな接触面積をもって互いに圧接させる構造で あるために、作動時に発生するナックルアームと当該ダストカバーの摺動抵抗を 小さなものとすることができる。またナックルアームとパッキンを互いに圧接さ せるために、該部のシール性が優れている。
【図1】本考案の実施例に係るボールジョイント用ダス
トカバーの装着状態を示す半裁断面図
トカバーの装着状態を示す半裁断面図
【図2】ダストカバー本体、プロテクタおよびOリング
の組付け状態を示す一部平面図
の組付け状態を示す一部平面図
1 ダストカバー本体 2 可撓部 3 嵌着部 4 取付溝 4a 側壁 5 プロテクタ 5a 切欠 6 Oリング(パッキン) 7 間隙 8 補強環 21 ボールスタッド 22 ナックルアーム 23 ソケット
Claims (1)
- 【請求項1】 ナックルアーム22を備えたボールスタ
ッド21とソケット23との間に装着される環状のダス
トカバーであって、前記ボールスタッド21に嵌着され
る嵌着部3の外周面に取付溝4を形成したダストカバー
本体1と、前記取付溝4に取り付けられるプロテクタ5
と、前記ナックルアーム22と前記プロテクタ5の間に
介装されるパッキン6と、を有し、前記プロテクタ5が
前記パッキン6を介して前記ナックルアーム22により
前記取付溝4の一方の側壁4aに押さえ付けられ、前記
ナックルアーム22と前記嵌着部3の間に所定の間隙7
が設定されることを特徴とするボールジョイント用ダス
トカバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1811992U JP2562908Y2 (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | ボールジョイント用ダストカバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1811992U JP2562908Y2 (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | ボールジョイント用ダストカバー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0569465U true JPH0569465U (ja) | 1993-09-21 |
JP2562908Y2 JP2562908Y2 (ja) | 1998-02-16 |
Family
ID=11962722
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1811992U Expired - Lifetime JP2562908Y2 (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | ボールジョイント用ダストカバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2562908Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006322603A (ja) * | 2005-05-20 | 2006-11-30 | Nok Corp | プロテクター |
JP2006322530A (ja) * | 2005-05-18 | 2006-11-30 | Nok Corp | プロテクター |
-
1992
- 1992-02-27 JP JP1811992U patent/JP2562908Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006322530A (ja) * | 2005-05-18 | 2006-11-30 | Nok Corp | プロテクター |
JP4504250B2 (ja) * | 2005-05-18 | 2010-07-14 | Nok株式会社 | プロテクター |
JP2006322603A (ja) * | 2005-05-20 | 2006-11-30 | Nok Corp | プロテクター |
JP4504252B2 (ja) * | 2005-05-20 | 2010-07-14 | Nok株式会社 | プロテクター |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2562908Y2 (ja) | 1998-02-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970909 |