JPS6131561Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6131561Y2 JPS6131561Y2 JP9260281U JP9260281U JPS6131561Y2 JP S6131561 Y2 JPS6131561 Y2 JP S6131561Y2 JP 9260281 U JP9260281 U JP 9260281U JP 9260281 U JP9260281 U JP 9260281U JP S6131561 Y2 JPS6131561 Y2 JP S6131561Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- groove
- dust cover
- helper
- outer cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000428 dust Substances 0.000 claims description 24
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 claims description 6
- 230000035939 shock Effects 0.000 claims description 6
- 230000008602 contraction Effects 0.000 claims description 4
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 239000010865 sewage Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車の車輪懸架装置に用いられるシ
ヨツクアブソーバのダストカバー取付構造に関す
るものである。
ヨツクアブソーバのダストカバー取付構造に関す
るものである。
第1図に示すように、外筒1と、該外筒1に軸
方向に摺動可能なるよう嵌装されたロツド2より
なり、該外筒1とロツド2にそれぞれ設けたロア
及びアツパのスプリングシート間に圧縮スプリン
グ3を取付けた構造のシヨツクアブソーバは、自
動車の車輪懸架装置において多く用いられてお
り、外筒1下端部を車輪側部材に取付け、ロツド
2の上端部を車体側部材に取付け、車輪の上下動
に伴なう外筒1とロツド2の軸方向伸縮をスプリ
ング3により緩衝するようになつているのが普通
である。
方向に摺動可能なるよう嵌装されたロツド2より
なり、該外筒1とロツド2にそれぞれ設けたロア
及びアツパのスプリングシート間に圧縮スプリン
グ3を取付けた構造のシヨツクアブソーバは、自
動車の車輪懸架装置において多く用いられてお
り、外筒1下端部を車輪側部材に取付け、ロツド
2の上端部を車体側部材に取付け、車輪の上下動
に伴なう外筒1とロツド2の軸方向伸縮をスプリ
ング3により緩衝するようになつているのが普通
である。
このようなシヨツクアブソーバにおいては、ロ
ツド2の上端部に弾性材よりなるヘルパ4を固着
し、ロツド2が大きく収縮作動したとき該ヘルパ
4の先端部が外筒1の上端部に弾接してそれ以上
の収縮作動を拘止するようになつている。
ツド2の上端部に弾性材よりなるヘルパ4を固着
し、ロツド2が大きく収縮作動したとき該ヘルパ
4の先端部が外筒1の上端部に弾接してそれ以上
の収縮作動を拘止するようになつている。
更に車輪によつて跳ね上げられた汚水等が外筒
1とロツド2の嵌め合い部に侵入するのを防止す
る為にダストカバー5が設けられるが、従来は第
1図示のようにダストカバー5は上端部をアツパ
スプリングシート6のスプリング支持部に挟み込
んで固定したり或はアツパスプリングシート6と
ヘルパ4の上面間に挟み込んだりしてヘルパ4を
含むロツド2部及び外筒1の上方部の外周を覆う
よう構成されるのが普通である。
1とロツド2の嵌め合い部に侵入するのを防止す
る為にダストカバー5が設けられるが、従来は第
1図示のようにダストカバー5は上端部をアツパ
スプリングシート6のスプリング支持部に挟み込
んで固定したり或はアツパスプリングシート6と
ヘルパ4の上面間に挟み込んだりしてヘルパ4を
含むロツド2部及び外筒1の上方部の外周を覆う
よう構成されるのが普通である。
このような従来構成のものは、ダストカバー5
の脱着作業が極めて面倒であるばかりか、ヘルパ
4を大型化するとそれにつれてダストカバー5も
大型化せざるを得ない等、多くの欠点を有してい
る。
の脱着作業が極めて面倒であるばかりか、ヘルパ
4を大型化するとそれにつれてダストカバー5も
大型化せざるを得ない等、多くの欠点を有してい
る。
本考案はヘルパ4がその中心部に形成した貫通
孔4′にロツド2を貫通させて取付けられロツド
2の上方部はヘルパ4により既に覆われているこ
とに着目し、第2図示のようにヘルパ4の下方部
にダストカバー5の上端部を取付けた構成を提供
することにより、上記のような従来構造の欠点を
解消するものである。
孔4′にロツド2を貫通させて取付けられロツド
2の上方部はヘルパ4により既に覆われているこ
とに着目し、第2図示のようにヘルパ4の下方部
にダストカバー5の上端部を取付けた構成を提供
することにより、上記のような従来構造の欠点を
解消するものである。
即ち、第2図に示すように本考案ではゴム又は
合成樹脂よりなるヘルパ4の下方部分の外周面に
全周にわたり凹溝4aを形成すると共に、第3図
示のように該凹溝4aの下側フランジ部4bにダ
ストカバー挿込用の切欠き部4cが設けられる。
合成樹脂よりなるヘルパ4の下方部分の外周面に
全周にわたり凹溝4aを形成すると共に、第3図
示のように該凹溝4aの下側フランジ部4bにダ
ストカバー挿込用の切欠き部4cが設けられる。
ダストカバー5は第2図示のように筒体の上縁
に内側向きの取付用フランジ部5aを設けた形状
に合成樹脂等により構成され、上記フランジ部5
aには第4図示のように切り込み5bが設けられ
ており、該切り込み5b部を上記ヘルパ4の凹溝
4aの下側フランジ部4bに設けた切欠き部4c
部に当て切り込み5bの一縁部を凹溝4a内に押
し込んだ上廻して行くことによりフランジ部5a
を第2図示のように凹溝4a内に嵌着することが
できるようになつている。
に内側向きの取付用フランジ部5aを設けた形状
に合成樹脂等により構成され、上記フランジ部5
aには第4図示のように切り込み5bが設けられ
ており、該切り込み5b部を上記ヘルパ4の凹溝
4aの下側フランジ部4bに設けた切欠き部4c
部に当て切り込み5bの一縁部を凹溝4a内に押
し込んだ上廻して行くことによりフランジ部5a
を第2図示のように凹溝4a内に嵌着することが
できるようになつている。
又上記ダストカバー5のフランジ部5aに設け
た切り込み5bにより分割された各フランジ片
a,b,c,dのつき合せ部に第5図に示すよう
に上、下に段差部を形成し、該段差部によつてヘ
ルパ4の凹溝4a内への押し込みを容易とすると
共に凹溝4a内の嵌着状態において段差部が溝部
4aの上、下面に弾接してガタなく確実に嵌着さ
れるようになつている。
た切り込み5bにより分割された各フランジ片
a,b,c,dのつき合せ部に第5図に示すよう
に上、下に段差部を形成し、該段差部によつてヘ
ルパ4の凹溝4a内への押し込みを容易とすると
共に凹溝4a内の嵌着状態において段差部が溝部
4aの上、下面に弾接してガタなく確実に嵌着さ
れるようになつている。
第6図は本考案の他の実施例で、ダストカバー
5上端部に形成されるフランジ部5aの下方にヘ
ルパ4の凹溝4aの下側フランジ部4bの厚味t
にほぼ合致する間隙をもつてフランジ部5a′を形
成し、フランジ部5aを凹溝4a内に嵌着したと
き、該フランジ部5aとその下方のフランジ部5
a′にて凹溝4aの下側フランジ部4bを挟みつけ
た状態でダストカバー5が取付けられるようにし
たものである。
5上端部に形成されるフランジ部5aの下方にヘ
ルパ4の凹溝4aの下側フランジ部4bの厚味t
にほぼ合致する間隙をもつてフランジ部5a′を形
成し、フランジ部5aを凹溝4a内に嵌着したと
き、該フランジ部5aとその下方のフランジ部5
a′にて凹溝4aの下側フランジ部4bを挟みつけ
た状態でダストカバー5が取付けられるようにし
たものである。
この場合もフランジ部5aに切り込み5bを設
けることは第4図の実施例のものと同様であり、
該切り込み5bによる各フランジ片a,b,c,
dのつき合せ部に段差部を形成して凹溝4a内へ
挿し込み易くすることが望ましい。
けることは第4図の実施例のものと同様であり、
該切り込み5bによる各フランジ片a,b,c,
dのつき合せ部に段差部を形成して凹溝4a内へ
挿し込み易くすることが望ましい。
上記のように本考案はダストカバーをヘルパの
下方部に取付けた構成をとることにより、ロツド
はヘルパとダストカバーにより外側を覆われロツ
ドへの泥水附着及び該泥水の外筒内への侵入等は
充分防止し得ると共に、ダストカバーは従来に比
し大幅に小型化することができ、又ヘルパを大型
化すればそれに伴ないダストカバーはますます小
型化することができ、更にダストカバーの脱着作
業も簡単容易となる等、実用上多大の効果をもた
らし得るものである。
下方部に取付けた構成をとることにより、ロツド
はヘルパとダストカバーにより外側を覆われロツ
ドへの泥水附着及び該泥水の外筒内への侵入等は
充分防止し得ると共に、ダストカバーは従来に比
し大幅に小型化することができ、又ヘルパを大型
化すればそれに伴ないダストカバーはますます小
型化することができ、更にダストカバーの脱着作
業も簡単容易となる等、実用上多大の効果をもた
らし得るものである。
第1図は従来のシヨツクアブソーバを示す要部
縦断面図、第2図は本考案の実施例を示す要部縦
断側面図、第3図は第2図のA−A断面図、第4
図は第2図のダストカバーの平面図、第5図は第
4図のB−B断面図、第6図は本考案の他の実施
例を示すもので、イ図はダストカバーの要部斜視
図、ロ図はダストカバーをヘルパに装着した状態
の要部断面図である。 1……外筒、2……ロツド、3……スプリン
グ、4……ヘルパ、4a……凹溝、4b……下側
フランジ部、4c……切欠き部、5……ダストカ
バー、5a……フランジ部、5b……切り込み。
縦断面図、第2図は本考案の実施例を示す要部縦
断側面図、第3図は第2図のA−A断面図、第4
図は第2図のダストカバーの平面図、第5図は第
4図のB−B断面図、第6図は本考案の他の実施
例を示すもので、イ図はダストカバーの要部斜視
図、ロ図はダストカバーをヘルパに装着した状態
の要部断面図である。 1……外筒、2……ロツド、3……スプリン
グ、4……ヘルパ、4a……凹溝、4b……下側
フランジ部、4c……切欠き部、5……ダストカ
バー、5a……フランジ部、5b……切り込み。
Claims (1)
- 外筒と、それに軸方向に摺動可能なるよう嵌装
したロツドと、該外筒とロツド間に介装され該ロ
ツドの外筒に対する伸縮動を緩衝する緩衝部材よ
りなるシヨツクアブソーバにおいて、ロツドの先
端部に該ロツド外周を覆うように嵌着されロツド
の収縮時外筒端面に当接してロツドのそれ以上の
収縮を規制するヘルパの上記外筒端面への当接面
近くの外周面に凹溝を形成すると共に、該凹溝の
下側フランジ部にダストカバー挿入用の切欠き部
を設け、ロツド及び外筒の一部の外筒を覆う筒状
のダストカバーの一端に内側向きに形成されたフ
ランジ部に切り込みを設け、該切り込み部を上記
ヘルパの凹溝に設けた切欠き部に当て該切り込み
部の一縁部を凹溝内に押し込んだ上廻して行くこ
とによりフランジ部を上記凹溝に嵌着させて取付
けたことを特徴とするシヨツクアブソーバのダス
トカバー取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9260281U JPS6131561Y2 (ja) | 1981-06-23 | 1981-06-23 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9260281U JPS6131561Y2 (ja) | 1981-06-23 | 1981-06-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57203158U JPS57203158U (ja) | 1982-12-24 |
JPS6131561Y2 true JPS6131561Y2 (ja) | 1986-09-13 |
Family
ID=29887626
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9260281U Expired JPS6131561Y2 (ja) | 1981-06-23 | 1981-06-23 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6131561Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009116155A1 (ja) * | 2008-03-19 | 2009-09-24 | カヤバ工業株式会社 | ダンパ |
-
1981
- 1981-06-23 JP JP9260281U patent/JPS6131561Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57203158U (ja) | 1982-12-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6131561Y2 (ja) | ||
JPH02120507U (ja) | ||
JPS5854246Y2 (ja) | 車輪懸架装置用中空スタビライザ | |
JPS62138942U (ja) | ||
JPS593033U (ja) | ストラット型ショックアブソ−バにおける懸垂式ロアスプリングシ−ト | |
JPS595608Y2 (ja) | 緩衝器のバンプクツシヨン | |
JPS629161Y2 (ja) | ||
JPS6120355Y2 (ja) | ||
JPS61107605U (ja) | ||
JPH0611397Y2 (ja) | 防振ゴム装置 | |
JPS61192973U (ja) | ||
JPH037012U (ja) | ||
JPS6021284Y2 (ja) | 車輛用車輪懸架装置のためのバウンドストッパ | |
JPS62161405U (ja) | ||
JPH03585Y2 (ja) | ||
JPS6322447U (ja) | ||
JPS63121833U (ja) | ||
JPH0393615U (ja) | ||
JPH034939U (ja) | ||
JPS6342408U (ja) | ||
JPS61139804U (ja) | ||
JPS593031U (ja) | ストラツト型シヨツクアブソ−バにおけるスプリングシ−ト着脱装置 | |
JPS63112108U (ja) | ||
JPH03112150U (ja) | ||
JPS62128244U (ja) |