JPH0569298U - 門扉錠 - Google Patents
門扉錠Info
- Publication number
- JPH0569298U JPH0569298U JP10106291U JP10106291U JPH0569298U JP H0569298 U JPH0569298 U JP H0569298U JP 10106291 U JP10106291 U JP 10106291U JP 10106291 U JP10106291 U JP 10106291U JP H0569298 U JPH0569298 U JP H0569298U
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- Japan
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- arm
- arm member
- gate lock
- door
- lock
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 扉の閉成時にレバーを操作してアーム部材を
上下する必要のない門扉錠を提供することにある。 【構成】 扉を開閉するためのレバー部材11と、この
レバー部材に連結され回動されるアーム部材12と、こ
のアーム部材を所定位置で受ける受け部材13とアーム
部材の回動を阻止するロック機構とから成る門扉錠10
において、前記アーム部材をコイルスプリング15とア
ームピン16により、回動面に対して傾斜可能に軸支す
るアーム軸17と、前記アームピンが所定角度回動した
際に落ち込む係合穴18を有したので、扉の閉成時にレ
バーを操作してアーム部材を上下する必要がない。
上下する必要のない門扉錠を提供することにある。 【構成】 扉を開閉するためのレバー部材11と、この
レバー部材に連結され回動されるアーム部材12と、こ
のアーム部材を所定位置で受ける受け部材13とアーム
部材の回動を阻止するロック機構とから成る門扉錠10
において、前記アーム部材をコイルスプリング15とア
ームピン16により、回動面に対して傾斜可能に軸支す
るアーム軸17と、前記アームピンが所定角度回動した
際に落ち込む係合穴18を有したので、扉の閉成時にレ
バーを操作してアーム部材を上下する必要がない。
Description
【0001】
本考案は、住宅等の各種施設の門扉に使用される門扉錠に関するものである。
【0002】
一般に、従来の門扉錠は、扉のハンドルを操作することにより上下するアーム と、このアームを受けるアーム受けと、指で施錠、解錠を行うサムターン等から 構成されている。
【0003】
ところで、上述した従来の門扉錠においては、手を離せばアーム部材が水平位 置に戻ってしまうため、扉を閉じる時レバーを操作してアームを一旦、上げてア ーム受けを通過した後、再度下して空締りを行う必要があった。このため、単に 開いた扉を閉じるだけでは、アーム部材の空締りを行うことができず、両手が荷 物等で塞がっているとき扉を閉成することはできないという欠点が存在した。
【0004】 本考案の目的は、上述した欠点に鑑みなされたもので扉の閉成時にレバーを操 作してアームを上下する必要のない門扉錠を提供することにある。
【0005】
本考案に係る門扉錠は、扉を開閉するためのレバー部材と、このレバー部材に 連結され回動されるアーム部材と、このアーム部材を所定位置で受ける受け部材 とアーム部材の回動を阻止するロック機構とから成る門扉錠において、前記アー ム部材をコイルスプリングとアームピンにより、回動面に対して傾斜可能に軸支 するアーム軸と、前記アームピンが所定角度回動した際に落ち込む係合穴を有し たことを特徴とする門扉錠である。
【0006】
【作用】 このように、本考案に係る門扉錠によれば、扉を閉じる場合手動でレバーを操 作してアーム部材を上下する事なく閉成することができる。
【0007】
以下、添付図面に従って本考案の一実施例を説明する。門扉錠10は、扉を開 閉するためのレバー部材11と、このレバー部材11に連結され回動されるアー ム部材12と、このアーム部材12を所定位置で受ける受け部材13とアーム部 材12の回動を阻止するロック機構14とから成り、前記アーム部材12をコイ ルスプリング15とアームピン16により、回動面に対して傾斜可能に軸支する アーム軸17と、前記アームピン16が所定角度回動した際に落ち込む係合穴1 8を有している。 ここで、アーム部材12は、先端12aが鈎状に曲がった略L字型に形成され ており、基端部でアーム軸17にピン19で傾斜可能に支承されている。また、 アーム部材12には、アームピン16が固定されている。受け部材13は、断面 略U字形に形成されており穴13a、13bをビス等で扉に固定されている。ア ーム軸17は、図9〜11に示す如くアーム部材12を支承する略角柱状の先端 部20と、鍔部21とスピンドル軸の挿入される基端部22とから構成されてい る。先端部20には、ピン19の挿入されるピン穴20aが形成されている。ま た、鍔部21は、ピン穴20aの軸心を境にして傾斜面21aを有するとともに 、コイルスプリング15の挿入される止まり穴23とアームピン16の挿通され る貫通穴24が形成されている。
【0008】 ロック機構14は、サムターン25とサムターンにより摺動されるカム板26 と、カム板26の先端に設けられた作動部26aが挿脱される凹部28aを有し たロック板28等から構成されている。カム板26は、先端に作動部26aと中 央に長穴26bが形成されており、サムターン25のピンが長穴26bの一部に 設けられた凹部26cに遊嵌される。サムターン25は、摘み部25aと円形の 鍔部25bと、カム板26を摺動させるピン25cを有している。また、レバー 部材11は、図外のスピンドル軸を介してアーム軸17の凹部に挿通されている 。
【0009】 次に、以上のように構成された門扉錠の使用方法について説明する。先ず、扉 を開ける場合、図18,19に示す如くレバー部材11を捻り水平からやや傾け た状態にする。すると、アーム部材12は、図1に示す係合状態から図5,6に 示すように所定角度上昇し、受け部材13から外れ、扉を開けることができる。 アーム部材12が所定角度上昇すると、アーム部材12に立設されたアームピ ン16が係合穴18に落ち込む。この時、アーム部材は、コイルスプリング15 により常に、図4中矢印A方向に付勢されているので、アームピン16は係合穴 18に容易に落ち込む。アームピン16が係合穴18に落ち込むと、アーム部材 12は、この所定角度上昇するとともに、回動面に対しても傾斜した状態を保持 する。
【0010】 次に、扉を閉じる場合について、説明する。アーム部材12が所定角度上昇し た、状態で相手側の扉に当接すると、図6中矢印B方向に押されコイルスプリン グ15の付勢力に抗してアームピン16は、係合穴18から抜け出る。アームピ ン16が係合穴18から抜けでると、アーム部材12の自重或いは、図外のバネ 力により相手扉の受け部材13に係合し、空締りが完了する。 また、扉に施錠を行う場合には、サムターン25を操作する。サムターン25 を操作すると、図7,8に示す如く、ピン25cと係合したカム板26が上昇し 、ロック板28の凹部28aと嵌合する。ロック板28がロックされると、これ に係合されたアーム軸17及びアーム部材12が固定され、施錠される。
【0011】 解錠する場合は、サムターン25を施錠する場合と逆方向に回動すれば、カム 板26の作動部26aがロック板28からはずれ、アーム軸17及びアーム部材 12は自由に回動することができる。 尚、本考案は以上の実施例に限ることなく本考案の技術思想に基ずいて種々の 設計変更が可能である。
【0012】
以上詳細に説明したように、本考案に係る門扉錠によれば、扉を開閉するため のレバー部材と、このレバー部材に連結され回動されるアーム部材と、このアー ム部材を所定位置で受ける受け部材とアーム部材の回動を阻止するロック機構と から成る門扉錠において、前記アーム部材をコイルスプリングとアームピンによ り、回動面に対して傾斜可能に軸支するアーム軸と、前記アームピンが所定角度 回動した際に落ち込む係合穴を有して構成されたので、扉の閉成の際にレバーを 操作してアーム部材を上下する必要がなく、単に扉を閉じれば自動的にアーム部 材が係合する。したがって、扉開閉の手間が大幅に減少し、両手に荷物を持った ままであっても手軽に開閉できる。
【図1】本考案の一実施例である門扉錠の嵌合状態を示
す正面図である。
す正面図である。
【図2】本考案の一実施例を示す門扉錠の嵌合状態を示
す平面図である。
す平面図である。
【図3】本考案の一実施例である門扉錠のアーム部を示
す正面図である。
す正面図である。
【図4】本考案の一実施例である門扉錠のアーム部を示
す平面図である。
す平面図である。
【図5】本考案に使用される門扉錠のアーム部が回転し
た状態を示す正面図である。
た状態を示す正面図である。
【図6】本考案に使用される門扉錠のアーム部が回転し
た状態を示す平面図である。
た状態を示す平面図である。
【図7】本考案の門扉錠に使用されるロック機構の解錠
状態を示す正面図である。
状態を示す正面図である。
【図8】本考案の門扉錠に使用されるロック機構の施錠
状態を示す正面図である。
状態を示す正面図である。
【図9】本考案の門扉錠に使用されるアーム軸を示す正
面図である。
面図である。
【図10】本考案の門扉錠に使用されるアーム軸を示す
右側面図である。
右側面図である。
【図11】本考案の門扉錠に使用されるアーム軸を示す
底面図である。
底面図である。
【図12】本考案の門扉錠に使用されるカム板を示す平
面図である。
面図である。
【図13】本考案の門扉錠に使用されるサムターンを示
す正面図である。
す正面図である。
【図14】本考案の門扉錠に使用されるサムターンを示
す底面図である。
す底面図である。
【図15】本考案の門扉錠に使用されるサムターンを示
す背面図である。
す背面図である。
【図16】本考案の門扉錠に使用されるアーム受けを示
す断面図である。
す断面図である。
【図17】本考案の門扉錠に使用されるアーム受けを示
す正面図である。
す正面図である。
【図18】本考案の門扉錠のアームを開いた状態を示す
ハンドルの正面図である。
ハンドルの正面図である。
【図19】本考案の門扉錠のアームを開いた状態を示す
ハンドルの正面図である。
ハンドルの正面図である。
10 門扉錠 11 レバー部材 12 アーム部材 13 受け部材 13a,13b 穴 14 ロック機構 15 コイルスプリング 16 アームピン 17 アーム軸 18 係合穴 19 ピン 20 先端部 21 鍔部 22 基端部 23 止まり穴 24 貫通穴 25 サムターン 26 カム板 27 板バネ 28 ロック板 28a 凹部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年11月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
Claims (1)
- 【請求項1】扉を開閉するためのレバー部材と、このレ
バー部材に連結され回動されるアーム部材と、このアー
ム部材を所定位置で受ける受け部材とアーム部材の回動
を阻止するロック機構とから成る門扉錠において、前記
アーム部材をコイルスプリングとアームピンにより、回
動面に対して傾斜可能に軸支するアーム軸と、前記アー
ムピンが所定角度回動した際に落ち込む係合穴を有した
ことを特徴とする門扉錠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991101062U JP2504399Y2 (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | 門扉錠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991101062U JP2504399Y2 (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | 門扉錠 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0569298U true JPH0569298U (ja) | 1993-09-21 |
JP2504399Y2 JP2504399Y2 (ja) | 1996-07-10 |
Family
ID=14290630
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991101062U Expired - Lifetime JP2504399Y2 (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | 門扉錠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2504399Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5452786A (en) * | 1977-10-05 | 1979-04-25 | Toyo Soda Mfg Co Ltd | Preparation of microbial cells |
JPS58172412A (ja) * | 1982-04-03 | 1983-10-11 | Nissan Motor Co Ltd | 多気筒内燃機関 |
-
1991
- 1991-11-13 JP JP1991101062U patent/JP2504399Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5452786A (en) * | 1977-10-05 | 1979-04-25 | Toyo Soda Mfg Co Ltd | Preparation of microbial cells |
JPS58172412A (ja) * | 1982-04-03 | 1983-10-11 | Nissan Motor Co Ltd | 多気筒内燃機関 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2504399Y2 (ja) | 1996-07-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960123 |