JPH056885U - ゲートロツク機構 - Google Patents
ゲートロツク機構Info
- Publication number
- JPH056885U JPH056885U JP5283591U JP5283591U JPH056885U JP H056885 U JPH056885 U JP H056885U JP 5283591 U JP5283591 U JP 5283591U JP 5283591 U JP5283591 U JP 5283591U JP H056885 U JPH056885 U JP H056885U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lock member
- gate
- locking
- lock
- rocker
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Gates (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ロッカ内において開閉可能に設けられた可動
ゲートを閉状態と開状態でロッカに固定するゲートロッ
ク機構に関し、ゲートロック機構の信頼性向上と低価格
化を目的とする。 【構成】 下方に向かって開口したロック用溝1が中央
部分に形成され,かつ横方向の力を受けた時に上方向の
分力を生じる斜面部3が当該ロック用溝1の側面部分に
形成されてなるロック部材5と、ロッカ50側に設けら
れ,かつこのロック部材5を上下動可能に保持するガイ
ド孔7を有してなるロック部材保持部10と、可動ゲート
40側に配置され,かつ前記ロック部材5の斜面部3を横
方向から押圧するロック部材加圧部11と前記ロック用溝
1内に係入する係止部12がその上面部分に形成されてな
る係止フレーム15と、でこれを構成する。
ゲートを閉状態と開状態でロッカに固定するゲートロッ
ク機構に関し、ゲートロック機構の信頼性向上と低価格
化を目的とする。 【構成】 下方に向かって開口したロック用溝1が中央
部分に形成され,かつ横方向の力を受けた時に上方向の
分力を生じる斜面部3が当該ロック用溝1の側面部分に
形成されてなるロック部材5と、ロッカ50側に設けら
れ,かつこのロック部材5を上下動可能に保持するガイ
ド孔7を有してなるロック部材保持部10と、可動ゲート
40側に配置され,かつ前記ロック部材5の斜面部3を横
方向から押圧するロック部材加圧部11と前記ロック用溝
1内に係入する係止部12がその上面部分に形成されてな
る係止フレーム15と、でこれを構成する。
Description
【0001】
本考案は、ロッカ内において開閉可能に設けられた可動ゲートを“閉状態”と “開状態”でロッカに固定するゲートロック機構に関する。
【0002】
図4(a) と(b) と(c) は従来のゲートロック機構の構成を示す模式的正面図と 要部平面図と要部側断面図である。
【0003】 図4(a) と(b) に示すように、従来のゲートロック機構は、可動ゲート40を閉 じた時に当該可動ゲート40をロッカ50に固定するロック部材60と、可動ゲート40 を開いた時に当該可動ゲート40が開き過ぎないようにその開き角度を制御するス テー70とによって構成されている。図中、80は床、55は台足、51は可動ゲート40 を開閉可能に支持する開閉軸をそれぞれ示す。
【0004】 図4(c) は図4(a) の“α”で示す部分に配置されている前記ロック部材60の 細部構造を示す要部側断面図である。このロック部材60は、付勢バネ62によって 矢印U方向に付勢され,かつケース65内を矢印U−D方向に移動可能に配置され たロックピン61と、ロックを解除する(ロックピン61を前記ロッカ50側に設けら れたピン係入孔52から脱出させる)時に使用するツマミ63とによって構成されて いる。なお、このロック部材60は、図4(c) に示すように、複数個の固定ネジ64 を用いて可動ゲート40の天井枠41に固定される。
【0005】 ステー70は、図4(a) と(b) に示すように、関節軸72を介して曲折可能に形成 された2本のアーム71と、これら各アーム71の開放側の端部をロッカ50側と可動 ゲート40側にそれぞれ固定する2個の支点軸73とによって構成されている。この ステー70は、前記可動ゲート40を閉じた時は2本のアーム71が図4(a) に示すよ うに互いに折り畳まれた形となり、可動ゲート40を開いた時は2本のアーム71が 直線状となって可動ゲート40の開き角度を制御する。
【0006】
以上の説明から明らかなように、従来のゲートロック機構は、可動ゲート40を 閉じた時にこれをロッカ50に固定するロック部材60と、可動ゲート40を開いた時 にその開き角度を制御するステー70の二つのロック機構によって構成されている ので構造的に複雑である。特にステー70は開かれた可動ゲート40をその位置で固 定する固定機能を有しないことから開かれた可動ゲート40の位置が安定しない。
【0007】 本考案は、可動ゲートを開閉することによって上下運動を行うロック部材を介 して可動ゲートをロッカに固定し得るようにしてその信頼性を格段に向上したゲ ートロック機構を実現しようとする。
【0008】
本考案によるゲートロック機構は、図1に示すように、下方に向かって開口し たロック用溝1が中央部分に形成され,かつ横方向の力を受けた時に上方向の分 力を生じる斜面部3が当該ロック用溝1の側面部分に形成されてなるロック部材 5と、前記ロッカ50側に設けられ,かつこのロック部材5を上下動可能に保持す るガイド孔7を有してなるロック部材保持部10と、前記可動ゲート40側に配置さ れ,かつ前記ロック部材5の斜面部3を横方向から押圧するロック部材加圧部11 と前記ロック用溝1内に係入する係止部12がその上面部分に形成されてなる係止 フレーム15と、によって構成する。
【0009】
このゲートロック機構は、横方向の力を受けた時に上方向の分力を生じる斜面 部3を備えたロック部材5がロッカ50側に配置され、この斜面部3を横方向から 押圧するロック部材加圧部11を備えた係止フレーム15が可動ゲート40側に配置さ れていることから、可動ゲート40が“閉位置”或いは“開位置”に到達すると自 動的にロック部材5が作動して可動ゲート40をロッカ50に固定する。
【0010】
以下実施例図に基づいて本考案を詳細に説明する。 図1(a) と(b) と(c) は本考案の一実施例を示す要部斜視図、図2(a) と(b) と(c) と(d) は本考案によるゲートロック機構の動作を説明するための模式的要 部側断面図、図3(a) と(b) と(c) は本考案によるゲートロック機構の一実装例 を示す模式的正面図と要部平面図であるが、前記図4と同一部分にはそれぞれ同 一符号を付している。
【0011】 図1(a) と(b) と(c) に示すように、本考案によるゲートロック機構は、下方 に向かって開口したロック用溝1が中央部分に形成され,かつ横方向の力を受け た時に上方向の分力を生じる斜面部3が当該ロック用溝1の側面部分に互いに対 となる形で形成されてなるロック部材5と、前記ロッカ50側に設けられ,かつこ のロック部材5を上下動可能に保持するガイド孔7を有してなるロック部材保持 部10と、前記可動ゲート40側に配置され,かつ前記ロック部材5の斜面部3を横 方向から押圧するロック部材加圧部11と前記ロック用溝1内に嵌合状態で係入す る係止部12がその上面部分に形成されてなる係止フレーム15と、によって構成さ れている。
【0012】 ロック部材5は図1(a) に示すように、前記ロック用溝1と斜面部3を備える と共にその側壁部分にスライド面4を備えているが、このスライド面4は前記ガ イド孔7内に上下動可能に係入する部分である。また、このロック部材5は当該 スライド面4に隣接する形でツマミ部2を装備しているが、このツマミ部2はロ ック部材5を上方に持ち上げてロックを解除する時に使用するものであることか ら、その操作性を向上するために側壁部分にローレット部2aが形成されている。 なお、このロック部材5には斜面部3が互いに対となる形で設けられているが、 これはこのロック部材5を左右対象形状にするためであって、このロック部材5 が左右対象型になっているとこれをガイド孔7に装着する時に方向性を考慮する 必要が無いので作業性が向上する。
【0013】 このロック部材5は、そのスライド面4を前記ガイド孔7内に係入させる形で 配置される。図1(b) 中の2点鎖線はこの時のロック部材5の位置を示したもの で、ガイド孔7によって上下(矢印U−D方向)動可能に保持されるこのロック 部材5は、前記ツマミ部2をロック部材保持部10の上面に露出させ、かつその斜 面部3を当該ロック部材保持部10の下面から下方へ露出させる形で配置される。 なお、図1(b) からも明らかなようにこの実施例の場合はロッカ50の一部をロッ ク部材保持部10として利用している。
【0014】 係止フレーム15は図1(c) に示すように、その中央部分に前記ロック用溝1内 に係入可能に形成された係止部12を装備し、この係止部12の両側端のコーナー部 分に当該ロック部材5の斜面部3に当接するロック部材加圧部11を対となる形で 備えている。なお、この実施例における係止フレーム15は可動ゲート40の天井枠 41をそのまま利用した形になっている。この係止フレーム15は可動ゲート40を開 閉する時に前記ロック部材加圧部11でロック部材5の斜面部3を押圧してその分 力で当該ロック部材5を上方(矢印U方向)へ押し上げる。
【0015】 以下図2(a) と(b) と(c) と(d) に基づいて本考案によるゲートロック機構の 動作を説明する。 .第1段階〔図2(a) 参照〕 この第1段階はゲートロック機構の動作開始直前の状態であって、この時は可 動ゲート40側の係止フレーム15が矢印S方向に移動してそのロック部材加圧部11 がロッカ50側に配置されているロック部材5の斜面部3に接触する位置にまで到 達している。しかしこの時は未だロック部材加圧部11が斜面部3に接触したばか りであるからロック部材5の高さ位置に変化は無い。 .第2段階〔図2(b) 参照〕 第2段階は可動ゲート40(係止フレーム15)が矢印S方向に移動してそのロッ ク部材加圧部11で前記ロック部材5の斜面部3を押圧し、その分力でロック部材 5が矢印U方向に押し上げられている状態を示す。 .第3段階〔図2(c) 参照〕 第3段階は可動ゲート40がさらに矢印S方向に移動して係止フレーム15の係止 部12がロック部材5のロック用溝1の真下に来ている。 .第4段階〔図2(d) 参照〕 係止フレーム15の係止部12がロック部材5のロック用溝1の真下に来るとロッ ク部材5は自重によって下方(矢印D方向)へ落下し、そのロック用溝1で可動 ゲート40側の係止部12を挟持する形となる。このため、可動ゲート40はロック部 材5を介してロッカ50にロックされる。なお、このゲートロック機構20のロック を外す時は前記ロック部材5のツマミ部2を上方(矢印U方向)に持ち上げてや ればロックは簡単に外れる。
【0016】 以下図3(a) と(b) と(c) を用いて本考案によるゲートロック機構の実装例に ついて説明する。 この実装例は、ロッカ50側に配置された一個のロック部材5によって可動ゲー ト40を閉位置と開位置の2点でロックする場合を示している。このように一個の ロック部材5によって可動ゲート40を2点でロックすることが可能である理由は 可動ゲート40側の天井枠41を係止フレーム15の代替として使用していることによ るものである。図3(b) は可動ゲート40を閉じた時であって、この時は天井枠41 の正面側に位置する部分が係止フレーム15となって作動し、可動ゲート40を直角 に開いた時は天井枠41の側面側に位置する部分が図3(c) に示すように係止フレ ーム15となって作動する。
【0017】 このゲートロック機構20は、可動ゲート40を開閉することによってロック部材 5が作動して当該可動ゲート40をロッカ50にロックする(固定する)構成になっ ていることから極めて操作性が良い。
【0018】
以上の説明から明らかなように、本考案によるゲートロック機構は、可動ゲー トを開閉することによってロック部材が作動して当該可動ゲートをロックする構 成になっていることから極めて操作性が良い。また、このゲートロック機構はそ の構造が簡単であるためにこれを低価格で製作することができるという利点があ る。
【図1】 本考案の一実施例を示す要部斜視図である。
【図2】 本考案によるゲートロック機構の動作を説明
するための模式的要部側断面図である。
するための模式的要部側断面図である。
【図3】 本考案によるゲートロック機構の一実装例を
示す模式的正面図と要部平面図である。
示す模式的正面図と要部平面図である。
【図4】 従来のゲートロック機構の構成を示す模式的
正面図と要部平面図と要部側断面図である。
正面図と要部平面図と要部側断面図である。
1 ロック用溝 2 ツマミ部 3 斜面部 4 スライド面 5,60 ロック部材 7 ガイド孔 10 ロック部材保持部 11 ロック部材加圧部 12 係止部 15 係止フレーム 20 ゲートロック機構 40 可動ゲート 41 天井枠 50 ロッカ 51 開閉軸 52 ピン係入孔 55 台足 80 床
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 開閉可能に設けられた可動ゲート(40)を
閉状態と開状態でロッカ(50)に固定するゲートロック機
構であって、 下方に向かって開口したロック用溝(1) が中央部分に形
成され,かつ横方向の力を受けた時に上方向の分力を生
じる斜面部(3) が当該ロック用溝(1) の側面部分に形成
されてなるロック部材(5) と、 前記ロッカ(50)側に設けられ,かつこのロック部材(5)
を上下動可能に保持するガイド孔(7) を有してなるロッ
ク部材保持部(10)と、 前記可動ゲート(40)側に配置され,かつ前記ロック部材
(5) の斜面部(3) を横方向から押圧するロック部材加圧
部(11)と前記ロック用溝(1) 内に係入する係止部(12)が
その上面部分に形成されてなる係止フレーム(15)と、 によって構成したことを特徴とするゲートロック機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5283591U JPH056885U (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | ゲートロツク機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5283591U JPH056885U (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | ゲートロツク機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH056885U true JPH056885U (ja) | 1993-01-29 |
Family
ID=12925906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5283591U Withdrawn JPH056885U (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | ゲートロツク機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH056885U (ja) |
-
1991
- 1991-07-09 JP JP5283591U patent/JPH056885U/ja not_active Withdrawn
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4690439A (en) | Mechanism for opening and closing a door of a home electric equipment, particularly a electronic range | |
JPH056885U (ja) | ゲートロツク機構 | |
GB2306564A (en) | Stay with Releasable Catch | |
JPH08450Y2 (ja) | 落し棒装置 | |
JPS608855A (ja) | 鰐口型複写機のラツチ構造 | |
KR900004185Y1 (ko) | 비디오 테이프 레코오더의 제어반 도어 개폐장치 | |
KR910008768Y1 (ko) | 창문용 잠금장치 | |
JP3623576B2 (ja) | 上げ落とし錠 | |
JPH0453426Y2 (ja) | ||
JP2543606Y2 (ja) | 縦軸開閉窓の中途開き解除機構 | |
JPS6142639Y2 (ja) | ||
JPH0137074Y2 (ja) | ||
JPH0323199Y2 (ja) | ||
JPH0523722Y2 (ja) | ||
JPH0523721Y2 (ja) | ||
JPS6348771Y2 (ja) | ||
JPH0541178Y2 (ja) | ||
JP2559340Y2 (ja) | トランク錠 | |
JPS5820038Y2 (ja) | 天井点検口の内枠支持装置 | |
JPS5850043Y2 (ja) | 排煙窓用錠 | |
JPS593084Y2 (ja) | 障子引寄せ用具 | |
JP2597693Y2 (ja) | かばん錠の安全装置 | |
JPH0624259Y2 (ja) | サンルーフのシャッティングロック機構 | |
JPH0612144Y2 (ja) | 扉のロツク機構 | |
KR800000774Y1 (ko) | 푸시 스위치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19951102 |