JPH0568734U - 建機操縦用座席 - Google Patents

建機操縦用座席

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JPH0568734U
JPH0568734U JP1886792U JP1886792U JPH0568734U JP H0568734 U JPH0568734 U JP H0568734U JP 1886792 U JP1886792 U JP 1886792U JP 1886792 U JP1886792 U JP 1886792U JP H0568734 U JPH0568734 U JP H0568734U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
construction machine
seatback
machine control
reclining device
Prior art date
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Pending
Application number
JP1886792U
Other languages
English (en)
Inventor
茂 金井
Original Assignee
株式会社タチエス
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社タチエス filed Critical 株式会社タチエス
Priority to JP1886792U priority Critical patent/JPH0568734U/ja
Publication of JPH0568734U publication Critical patent/JPH0568734U/ja
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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】パワーショベルなどの建機操縦用座席におい
て、建機の操作を着座した状態で、行い得るようにする
ことである。 【構成】下部シートバック部(1)に対して上部シート
バック部(2)をリクライニングデバイス(21)で連
結し、上部シートバック部(2)の背裏に座盤(3)を
設けたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、パワーショベルなどの建機における操縦用座席に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、パワーショベルを操縦する際には、図5に示すように操縦席(S)に着 座して行っている。この操縦席(S)は、シートクッション(座部)とシートバ ック(背凭部)とからなる一般的な座席である。 ところで、図5に示すように、浅い穴を穿設する際には、操縦者(P)が操縦 席(S)に着座状態でパワーショベルを操作できる。しかし、鎖線に示すように 穴が深い場合には、穿設(作業)個所を着座状態では確認(視覚)することが困 難であるため、操縦者(P)は着座状態から起立して、パワーショベルの操作レ バー(L)を操作している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そのため、操縦者は座席に着座できずに起立状態で操作レバーを操作しなけれ ばならず、操作が不安定になるばかりか、操縦者の疲労度が高い不具合があった 。 そこで、本考案は、通常の着座体勢で視覚し難い作業個所を作業する際に、着 座して操作でき得るような座席を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
以上の目的を達成するための本考案は、シートバックが上下に分割されその上 部を構成する上部シートバック部を、下部を構成する下部シートバック部に対し てリクライニングデバイスによって前倒可能に連結し、且つ、上部シートバック 部の背裏に、座盤を設けたことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】 上部シートバック部をリクライニングデバイスによって略水平状に前倒すると 、上部シートバック部の背裏が上向きになり、この上向きの背裏には座盤が設け てあるため、この座盤をシートクッションとして利用できる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1乃至図4に基づいて説明する。 図1は通常の着座体勢では視覚され難い作業個所を操作する状態を示し、操縦 者(P)は座盤(3)に着座して操作レバーを操作する。 座盤(3)はシートバック(SB)を構成する上部シートバック部(2)の背 裏に取付けられ、この上部シートバック(2)はリクライニングデバイス(21 )によって、シートバック(SB)を構成する下部シートバック(1)に、前倒 可能に連結されている。 また、下部シートバック部(1)はシートクッション(SC)にリクライニン グデバイス(11)によって前後方向に回動可能に連結され、シートクッション (SC)は車床(F)にリフター(8)によって昇降可能に設置されている。図 中(AR)はアームレストを示す。
【0007】 以上の座盤(3)は、硬質板からなるフレーム(32)と、発泡体製クッショ ン体(33)と、このクッション体(33)を被覆する表皮(34)とから構成 されており、そのフレーム(32)が上部シートバック部(2)の背裏に向き合 うように配設され、フレーム(32)より突出するヒンヂ部(32a)が上部シ ートバック部(2)の背裏上部に軸支ピン(31)で回動可能に軸着されている 。従って、座盤(3)は軸支ピン(31)を回転中心に上下方向に傾動可能に取 付けられ、この傾動角度は、座盤(3)のフレーム(32)と上部シートバック 部(2)の背裏に設けたバックパネル(22)との間に配設したカム(40)に よって調節される。図中(43)は引張りバネを示す。
【0008】 図2はシートクッション(SC)、シートバック(SB)の通常の使用状態を 示し、下部のリクライニングデバイス(11)を操作してシートバック(SB) 全体の傾動角度を調節する。即ち、建機の操作レバー(L)を操作し易い角度に シートバック(SB)を傾動する。その際に、上部のリクライニングデバイス( 21)を操作して、上部シートバック部(2)の下部シートバック部(1)に対 する傾動角度を微調整して、より操縦し易い着座体勢を得る。 なお、前記座盤(3)は起立状の上部シートバック部(2)の背裏に沿って垂 直状に配設されている。
【0009】 図3は、本考案に係る座席のフレーム構造体を示し、図中(5)はシートクッ ション(SC)のクッションフレーム、(6)は下部シートバック部(6)を構 成する下部バックフレーム、(7)は上部シートバック部(7)を構成する上部 バックフレームを夫々示し、クッションフレーム(5)に、リクライニングデバ イス(11)によって下部バックフレーム(6)を、また、下部バックフレーム (6)に、リクライニングデバイス(21)によって上部バックフレーム(7) を夫々前後方向に回動可能、且つ任意角度にロックされるように連結されている 。 そして、上部バックフレーム(7)の背面側左右には、ブラケット(44)( 44)が溶接され、この両ブラケット(44)(44)にシャフト(42)が回 動可能に軸支され、このシャフト(42)に前記カム(40)が固定され、また 、シャフト(42)の一端にレバー(41)が装着されているので、レバー(4 1)を操作すると、カム(40)が回転して、座盤(3)の傾動角度が調節され る。
【0010】 図4は、従来起立状態で操作レバー(L)を操作したものを、座盤(3)に着 座して操作している状態を示す。即ち、図2の状態の座席に着座した場合には、 作業個所が視覚できない。この場合に、図1に示すように、上部シートバック部 (2)を略水平状にリクライニングデバイス(21)によって前倒した後、レバ ー(41)を操作して座盤(3)の傾斜角度を調節して、その座盤(3)に着座 し、パワーショベルの操作レバー(L)を操作し易い体勢を得る。 その際に、座盤(3)全体の高さは、リフター(8)により、また、座盤(3 )全体の前後位置は、シートクッション(SC)に対する下部シートバック部( 1)の傾動角度を調節するリクライニングデバイス(11)によって、夫々調節 する。
【0011】
【考案の効果】
本考案はシートバックを構成し、下部シートバック部にリクライニングデバイ スによって連結されている上部シートバック部の背裏に座盤を設けることにより 、この座盤が上部シートバック部を前倒した際に、シートクッションとして利用 できる。従って、通常の着座体勢では視覚され難い作業個所を作業する場合には 、上部シートバック部を前倒して座盤に着座して作業し得る。そのため、建機の 操作が安定した体勢で行うことができ、その操作性が向上すると共に、操作の作 業疲労が少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る座席の使用状態を一部切欠して示
す側面図である。
【図2】本考案に係る座席の斜視図である。
【図3】本考案に係るフレーム構造体の斜視図である。
【図4】本考案に係る座席を使用して建機を操作してい
る状態の説明図である。
【図5】従来の建機を操作する状態を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 下部シートバック部 2 上部シートバック部 3 座盤

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートバックが上下に分割されその上部
    を構成する上部シートバック部を、下部を構成する下部
    シートバック部に対してリクライニングデバイスによっ
    て前倒可能に連結し、且つ、上部シートバック部の背裏
    に、座盤を設けたことを特徴とする建機操縦用座席。
  2. 【請求項2】 前記座盤は、一端を上部シートバック部
    の背裏上部に上下方向に回動可能に枢着してなる前記実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の建機操縦用座席。
JP1886792U 1992-02-28 1992-02-28 建機操縦用座席 Pending JPH0568734U (ja)

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JP1886792U JPH0568734U (ja) 1992-02-28 1992-02-28 建機操縦用座席

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JP1886792U JPH0568734U (ja) 1992-02-28 1992-02-28 建機操縦用座席

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JPH0568734U true JPH0568734U (ja) 1993-09-17

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