JPH0568495B2 - - Google Patents

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JPH0568495B2
JPH0568495B2 JP58235196A JP23519683A JPH0568495B2 JP H0568495 B2 JPH0568495 B2 JP H0568495B2 JP 58235196 A JP58235196 A JP 58235196A JP 23519683 A JP23519683 A JP 23519683A JP H0568495 B2 JPH0568495 B2 JP H0568495B2
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polysulfone
chloride
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Jee Kopuran Mairon
Eichi Paaku Changi
Shii Uiriamuzu Samyueru
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Albany International Corp
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    • B01D71/68Polysulfones; Polyethersulfones
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は薄膜、被覆、イオン交換樹脂、イオン
交換フアイバー選択透過性障壁膜等の形成に適し
た新規種類のポリスルホン誘導体に関するこの明
細書に開示された組成物はスルホン化ポリスルホ
ン重合体のヒドロキシスルホニル基の部位を塩素
化し、必要に応じて得られるクロロスルホニルポ
リスルホン重合体をクロロスルホニル置換基を介
して更に反応させるという筋道で改変することに
よつて誘導される。 ポリスルホン樹脂は1960年代後半に紹介され
1970年代初期以来工業的実益をもたらしている。
これらの樹脂が現在最も化学的及び熱的に耐久性
の高い熱可塑性合成樹脂であることが広く知られ
ている。また、ポリスルホンスルホネートも広く
知られ利用されており、例えば米国特許第
3709841号及び同4273903号各明細書を参考にする
ことができる。 本発明はポリスルホンスルホニルクロライド、
及び相応するポリスルホンスルホネートを塩素化
することからなる前記ポリスルホンスルホニルク
ロライドの製法からなりたつている。また、本発
明は上記ポリスルホンスルホニルクロライドのス
ルホンアミド誘導体からもなりたつている。 前記及び以下に記載の「ポリスルホン」とは、
一般に、通常は直鎖状の重合体主鎖が、少なくと
もかなりの数において2価−SO2−ラジカルであ
る連結基によつて互いに結合された芳香族2価基
からなるという意味において、基本的には十分に
芳香族的である重合体を包含する。一般に、この
種の重合体は、次式(I):
【式】 で示される繰返し単位を含む構造によつて特徴づ
けられている。 本発明化合物を調製するための出発物質として
使用される好適なポリスルホンは、重合体組成に
次式():
【化】 の繰返し単位を含むポリスルホンのスルホネート
である。 この種のポリスルホン重合体はビスフエノル−
Aと4,4′−ビス(ジクロロフエニルスルホン)
との縮合反応生成物であり、商業市場において入
手可能である。イソプロピリデンに加えて式
()で示した酸素及びスルホン連結基、及び他
の多くの種類の連結基及びその組合せが重合体中
に存在し得るが、一般には一連の連結基の約半数
又はそれ異常が重合体調製のための縮合反応プロ
セスに用いられる。特定のモノマー又は低分子量
オリゴマーによつて決定される規則正しい様式で
繰返される。 好適なポリスルホンの態様において、他の連結
基を併せた連結基の総数に対するスルホン連結基
の数はまれに1/3を超えることがあるが、1/2とな
ることはない。前述の式()の繰返し単位を有
する重合体の場合、スルホン連結基の数は1/4で
あり、各スルホン連結基に対して1つのイソプロ
ピリデン連結基及び2つの酸素連結基が存在す
る。スルホン連結基の数に関する前述の数値限定
の理由は以下の本発明の説明によつて理解されよ
う。 本発明の目的はスルホン化ポリスルホン重合体
を用いる誘導ポルスルホン重合体を製造すること
にある。 本発明方法によつて反応又は誘導に供されるス
ルホン化ポリスルホン重合体は、その調製方法に
よつて良く知られており、例えば米国特許第
3709841号明細書を参照することができる。この
明細書のなかで、クエンチン(Quentin)は、芳
香族環の一部分がヒドロキシスルホニルラジカル
(SO3H、スルホ基とも呼ばれる)によつて置換
されている重合体の製造法を記載している。その
他の記載は米国特許第4273903号明細書及び英国
特許第1350342号明細書において見受けられる。
一般に、スルホン化はポルスルホンの溶液又はけ
んだく液とスルホン化剤との単純な混合につて行
なわれる。式()の構造を有するポリスルホン
については、反応は下記化学式によつて図示され
る。
【化】
【化】 上記式中、三酸化イオウはスルホン化剤を代表
するものである。使用し得るスルホン化剤の他の
代表としてクロロスルホン酸が挙げられる。スル
ホン化剤は、含有するイオウの数と重合体中のイ
オウ原子の数との比が0.4:1〜5:1の範囲と
なる(この比率は特に制限されない。)ように十
分な比率で用いることができる。スルホン化が行
なわれる温度は特に制限されない。遊離な温度は
−50℃〜+80℃の範囲であり、より好ましくは−
10℃〜+25℃の範囲である。 スルホン化が所望の程度に達成された段階で、
この所望の程度にスルホン化された重合体は
過、洗浄及び乾燥等の通常の操作によつて反応混
合物から分離することができる。 前記化学式において、生成する式()のポリ
ウスルホンスルホネートがスルホン連結基から遠
い側の各フエニル環半部に2つのスルホネート基
を有することが示される。これらの部位における
置換が理論的にいつて先づ最初に起こるが、重合
の過程で他の位置及び他のフエニル環半部におい
ても置換が行なわれるであろうことも当業者によ
つて理解されるであろう。一般にいつて、スルホ
ン化された重合体の形態はスルホン化プロセスか
ら集められた沈殿の形態であり、引き続き、一般
にスルホン化ポリウスルホンに対して非溶解性の
取扱い易い液体を用いた連続的な洗浄によつて混
ぜ合される。スルホン化した重合体は最も一般的
には希釈剤のスルホン酸である残余のスルホン化
剤又はスルホン化反応による副生成物から遊離さ
せる必要がある。連続する洗浄及び過又は遠心
分離による収集操作等の後、生成したスルホン化
重合体は引続く塩素化が完逐される前に洗浄液か
ら遊離される必要がある。水が用いられた場合、
取されたスルホン化重合体の単なるオーブン乾
燥のみでは水を完全に除去するためには殆ど結果
がない。これは、ヒドロキシスルホニル置換基が
極めてハイドロスコーピツク(hydroscopic)で
あり、3ないし4分子の水に結合する傾向がある
ためである。従つてスルホネートを乾燥するため
にはかなり高い真空条件、比較的高い温度(100
℃を超える)で長時間かけることが有効である。 乾燥に関して代わりの方法を用いることができ
る。例えば試料を不活性溶媒中で塩化チオニルに
さらす。塩化チオニルは水を抽出する能力を有
し、水は塩化チオニルと反応してHCl及びSO2
除去する。他の効果的乾燥方法も当業界では知ら
れているが、これらの方法により、スルホン化重
合体におけるヒドロキシスルホニル基と隣接する
重合体分子上の分離し得る水素との反応によるス
ルホン連結にる架橋に起因する偶発的な架橋等の
複雑な副反応を誘発しない用に予め気をつける必
要がある。 充分に乾燥されたヒドロキシスルホニル置換ポ
リスルホンが供給された段階で、本発明のスルホ
ニルクロライドがヒドロキシスルホニル基のコン
バーシヨンによつて調製される。コンバーシヨン
は下記化学式によつて示される。
【化】
【化】 この化学式において、五塩化リンは塩素化剤と
して用いられている。他の再塩素化剤、例えば三
塩化リン、塩化チオニル、オキザリルクロライド
等を用いることができる。好ましくは、塩素化は
乾燥窒素雰囲気下連続的攪拌下で乾燥ジクロロエ
タン中で行なわえる。塩素化剤はポリスルホンス
ルホネート上のヒドロキシスホニル部位に対して
化学量論的に過剰量用いられる。塩素化は広い温
度範囲で実施可能であるが、約35℃から反応混合
物の還流温度までの温度範囲で行なうのが好まし
い。 反応の完了(出発物質であるスルホネートの消
失によつて観察される)と共に生成ポリスルホン
スルホニルクロライドが、溶媒の蒸留等の通常の
方法により反応混合物から分離される。ポリスル
ホンスルホニルクロライドは相応するポリスルホ
ンスルホアミド製造の中間体として有用である。
相応スルホアミドへのコンバーシヨンはスルホニ
ルクロライド生成物の反応混合物からの完全な分
離を必要とせず、粗生成物のままで用いることが
できる。 本発明のポリウスルホンスルホアミドは本発明
のポリスルホンスルホニルクリドをアンモニア又
はアミンと反応させることにより調製される。こ
の反応は下記式によつて示される。
【化】
【化】 上記式中、N,N−ジメチル−1,3−プロパ
ンジアミンはアミン試薬として用いられる。広範
なアミン試薬を相応するスルホンアミド調製のた
めに使用することができる。例えば、相応するN
−置換スルホンアミドを得るためにアンモニアに
加えて炭素数1〜4の第一及び第二脂肪族アミン
(例えばメチルアミン、エチルアミン、プロピル
アミン、イソプロピルアミン、ブチルアミン、ジ
メチルアミン等);相応するN−ヒドロキシアル
キルスルホンアミドを得るために炭素数2〜6の
第一及び第二アミノアルコール(例えばエタノー
ルアミン、ジエタノールアミン、2−アミノ−1
−ブタノール、ヘキサノールアミン等);相応す
るN,N−ジアルキルアミノアルキルスルホンア
ミドを得るために炭素数2〜4のN,N−ジアル
キルアルカンジアミン(例えばN,N−ジメチル
エタンジアミン、N,N−ジメチルプロパンジア
ミン等);N−アリール置換スルホンアミドを得
るためにアリールアミン(例えばアニリン、ナフ
タレン、N−メチルアニリン等);N−ヘテロ環
基置換スルホンアミドを得るためにヘテロ環アミ
ン(例えば2−アミノピリジン等のC−アミン)
などを用いることができる。 スルホンアミドを製造するにあたつて、化学量
論量の試薬を使用することができる。アミン反応
子の場合には化学論量よりも過剰の量で使用する
のが好ましい。反応は広い範囲の温度で進行する
ことができ、室温〜100℃で行なわれるのが好ま
しい。生成するスルホンアミドは蒸留、過、洗
浄等の通常の分離操作により反応混合物から分離
される。陰イオン性(スルホンアミド)のサイト
は、所望によりハロゲン化アルキルと反応させる
ことにより第4級化(quaternize)することがで
きる。第4級化は下記の反応式にしたがつて進行
する。
【化】
【化】 上記反応式においてヨウ化メチルは前記ハロゲ
ン化アルキルとして用いられている。 生成するスルホンアミドは常法により反応混合
物から採取可能であり、分離膜として有用であ
る。 本発明のポリスルホンスルホニルクロライドは
前記したように、また後記の実施例からも明らか
なように、UDEL P−3500のような商業的に入
手できるポリスルホンをクロロスルホン化するこ
とによつて得られるものであり、またこのクロロ
スルホン化においてポリスルホンの幾らかの減成
を伴うので、市販のポリスルホンの分子量を考慮
すると、本発明のポリスルホンスルホニルクロラ
イドの分子量は概し10000以上である。また、ポ
リスルホンスルホニルクロライドのアミド化及び
そのアミド化で得られたスルホンアミドの第4級
化は減成を伴わないので、本発明のポリスルホン
スルホンアミド及びその第4級化生成物の分子量
も概して10000以上である。 以下の実施例は本発明のクロロスルホン化ポリ
スルホン及びその誘導体の製法及び用法及びこれ
らのベスト・モードを記載したものであるが、こ
れによつて本発明を限定するものではない。 実施例 1 前記式()のポリスルホン(UDEL P−
3500、ユニオンカーバイド社製)を三酸化イオウ
(安定化スルフアンB、アライド・ケミカル社製)
を用いてスルホン化した。SO3/重合体=2:1
のモル比で以下の処方によつてスルホン化を行な
つた。 2500mlの塩化メチレンを4l三つ口フラスコに入
れ、上部に機械攪拌器、1l容注入ろうと、500ml
容注入ろうと及びカルゴンガス注入口を取付け
た。内容物を外囲の氷−アセトン浴により0〜5
℃に冷却し、ポリスルホン(ユーデル3500,150
℃で4時間予備乾燥されたもの)125g(0.283モ
ル)を室温で塩化メチレン940mlに溶解した溶液
を1l容注入ろうとに移す。三酸化いおう26ml
(0.455モル)及び塩化メチレン225mlの混合物を
500ml容注入ろうとに入れる。ユーデル3500の溶
液及び三酸化イオウの溶液を、冷却されよく攪拌
塩化チレンチヤージに1時間かけて同時に加え
る。この加入が完了した後、得られる混合物を0
〜5℃で更に3時間攪拌し、次いで室温まで戻
す。生成するスルホン化ポリスルホンは高い程度
の置換実績(イオン交換能(IEC)2.8meq/g)
を示し、直ちに以下に示す如く付加的な反応子を
加えることなくして再塩素化反応に付される。 フラスコに温度計、乾燥管、デイーン・スター
ク蒸留レシーバ及び還流凝縮器を取付ける。しか
る後、五塩化リン粉末131g(0.57モル)及びジク
ロロエタン2.5lを攪拌下スルホン化ポリスルホン
けんだく液に加える。けんだく液を徐々に還流温
度まで昇温させる。低沸点塩化メチレンの残留物
を除去し温度を約83℃(例えば1,2−ジクロロ
エタンの還流)まで徐々に上げる。3日間の還流
後けんだく液は澄み茶色の粘稠な溶液となる。溶
液はゲル粒子を除去するためにグラスウールで
過され、液を4容三つ口フラスコに入れる。
次いで容積を残余のジクロロエタンを留去するこ
とにより約1.5に減らす。重合体状の塊を氷冷
したイソプロピルアルコール浴に注入し、これで
洗浄し再び塩化メチレンに溶かす。溶媒を室温で
蒸発させる。粘着性の生成物を氷水−イソプロピ
ルアルコール混合物(3:1)に入れ液が中性
になるまで水で洗浄する。ポリスルホンスルホニ
ルクロライド生成物を40℃(10-2torr)の真空オ
ープン中で一定重量になるまで乾燥する。生成物
の分析により重合体が3.4meq/gのSO2Cl(塩素
含量で12.2%)を含むことが判明する。 実施例 2 実施例1で調製したポリスルホンスルホニルク
ロライド140g(0.22モル)を塩化メチレン1.5lに溶
解する。溶液を5℃に冷却し、塩化メチレン500
c.c.に溶解した88gのN,N−ジメチル−1,3−
プロパンジアミンを活発な攪拌下でゆつくりと加
える。得られる澄んだ茶色の溶液を更に2時間攪
拌した後、溶媒を約1になるまで留去する。生
成物をアセトン中で沈殿させ、スラツジ状の沈殿
をブレンダーにより氷水−アセトン混合物を用い
て破砕し、取する。取された生成物を中性PH
となるまでイオン交換水で洗浄し次いで40℃
(10-2torr)で一定重量となるまで真空下で乾燥
する。かくして得られる弱陰イオン性ポリスルホ
ンスルホンアミド誘導体の窒素含量は6.9%(計
数値の7.2%)であり、陰イオン交換能は−
2.1meq/gであることが測定される。 実施例 3 実施例2に記載した方法で調製されたポリスル
ホンスルホニルクロライド58g(0.075モル)を塩
化メチレン600mlに溶解し、この溶液をアルゴ
ン・ブランケツト下に付して5℃に冷却する。し
かる後、塩化メチレン100c.c.に溶解したヨウ化メ
チル10c.c.(0.156モル)を30分かけて活発に攪拌
された溶液に徐々に加える。冷媒を除去し、反応
混合物を室温下更に2時間攪拌する。塩化メチレ
ンを加えている途中で既に生成した沈殿を分地
し、塩化メチレンで洗浄し、ブレンダー中アセト
ン−氷水混合物を用いて粉砕し、取した後イオ
ン交換水で洗浄する。かくして得られるポリスル
ホンの第4級化スルホンアミド誘導体を一定重量
となるまで真空オープン(10-2torr,50℃)で乾
燥する。かくして得られるポリスルホンのスルホ
ンアミド誘導体の強陰イオン交換能を有するサイ
トの窒素含量は5.4%(計算値5.3%)であり、交
換能が−3.5meq/gであることが確認される。 実施例 4 機械攪拌器及び1容注入ろうとを備えた4
容フラスコからなる装置を用い、ポリスルホンを
塩化メチレン溶液中クロロスルホン酸を用いてス
ルホン化する。スルホン化過程をとおして反応混
合物を乾燥アルゴン・ブランケツト下に維持す
る。 ポリスルホン(ユニオンカーバイド社製、ユー
デル3500)250g(0.566モル)を150℃で4時間予
備乾燥し、塩化メチレン(ダウ社製、試薬グレー
ド)2.5に溶解する。しかる後、クロロスルホ
ン酸(コダツク社製、試薬グレード、塩化メチレ
ン504c.c.に溶解したもの)54c.c.(0.849モル)を活
発に攪拌されている重合体溶液(0〜5℃に保温
されている)中に90分間かけてゆつくりと加え
る。添加完了後、冷媒をとり除き、反応混合物を
室温までゆつくりと昇温させながら更に120分間
攪拌する。120分経過後、反応を終了させ、最上
部の塩化メチレン層をデカントし、沈でんを新鮮
な塩化メチレンで2回洗浄する。次いで生成物を
1.1の容積比で90/10のイソプロピルアルコー
ル/水混液に溶解し黄金色の溶液を得る。溶液を
ロータリー・エバポレーシヨンに付して乾固さ
せ、最終的に恒量になるまで真空オーブン(10-2
torr,40℃)にて乾燥する。生成したスルホン化
ポリスルホンのイオン交換能は1.9meq/gであ
つた。 かくして調製されるスルホン化ポリスルホン
100gを、1,2−ジクロロエタン1.5及び塩化
チオニル5c.c.を活発に攪拌されている反応混合物
に添加して溶解する。塩化チオニルは残余の水を
激しく反応する。五塩化リン粉末105g(0.46モル)
を反応混合物に加え、温度を還流温度まであげ
る。4日間還流後、けんだく液は澄み、茶色の粘
稠な溶液となる。生成物を実施例1と同様に処理
し、塩素含量6.4%のポリスルホンスルホニルク
ロライドを得る。 実施例 5 実施例4で得られたポリスルホンスルホニルク
ロライド15gを塩化メチレン100c.c.に溶解する。
溶液をガラス板状にたらし、ガードナー・ナイフ
を用いて100μの厚みでならす。溶媒を乾燥窒素
流で払い、フイルムを100℃で30分間乾燥する。
このポリスルホンスルホニルクロライドのフイル
ムを、1,6−ヘキサンジアミン5c.c.及びN,N
−ジメチル−1,3−プロパンジアミン25c.c.の
200c.c.乾燥エチルエーテル溶液中に4時間浸す。
架橋ポリスルホンスルホンアミドフイルムをメタ
ノールで洗浄し、フイルムを10%ヨウ化メチルの
メタノール溶液に浸して弱陰イオン性サイトを第
4級化する。得られる薄膜の陰イオン交換能は
1.1meq/gであり、電気抵抗は−28ohm/cm
(25℃1規定kcl溶液中で測定)である。0.1規定
と1.0規定の間のkel溶液で測定した薄膜のポテン
シヤルから評価された薄膜の選択透過性は95%で
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 【化】 で示される繰返し単位を有するスルホン化ポリス
    ルホンを塩素化剤で処理することを特徴とする式 【化】 で示される繰返し単位を有するポリスルホンスル
    ホニルクロライドの製造方法。
JP58235196A 1982-12-27 1983-12-15 ポリスルホンスルホニルクロライドの製造方法 Granted JPS59196321A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US453163 1982-12-27
US06/453,163 US4414368A (en) 1982-12-27 1982-12-27 Chlorosulfonated polysulfones and derivatives thereof

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5115199A Division JPH0715006B2 (ja) 1982-12-27 1993-04-20 クロロスルホン化ポリスルホン誘導体

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