JPH0568171U - ファクシミリ装置 - Google Patents
ファクシミリ装置Info
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- JPH0568171U JPH0568171U JP1622692U JP1622692U JPH0568171U JP H0568171 U JPH0568171 U JP H0568171U JP 1622692 U JP1622692 U JP 1622692U JP 1622692 U JP1622692 U JP 1622692U JP H0568171 U JPH0568171 U JP H0568171U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 調整作業を不要として組立が容易で、かつ小
型化を図る。 【構成】 装置フレーム80に取付けられる取付ブラケ
ット52の両側面部51には、開口部54aを有する軸
受部54とこれに連接する軸受溝55が設けられてい
る。密着センサ45は、両側面部に取付けられた保持ブ
ラケットの支軸47が軸受溝55に挿入されることによ
り、取付ブラケット52に支持される。また、読取ロー
ラ41は、回転支軸42を回転自在に支持する軸受43
が軸受部54に嵌合固定されることにより、取付ブラケ
ット52に支持される。密着センサ45は、取付ブラケ
ット50に取付けられた板ばね65によって、読取ロー
ラ41に圧接されている。そして、保持ブラケット46
の受部48に当接する当接部73を有する操作ブラケッ
ト70が、ねじ84によりブラケット50に揺動自在に
支持されている。
型化を図る。 【構成】 装置フレーム80に取付けられる取付ブラケ
ット52の両側面部51には、開口部54aを有する軸
受部54とこれに連接する軸受溝55が設けられてい
る。密着センサ45は、両側面部に取付けられた保持ブ
ラケットの支軸47が軸受溝55に挿入されることによ
り、取付ブラケット52に支持される。また、読取ロー
ラ41は、回転支軸42を回転自在に支持する軸受43
が軸受部54に嵌合固定されることにより、取付ブラケ
ット52に支持される。密着センサ45は、取付ブラケ
ット50に取付けられた板ばね65によって、読取ロー
ラ41に圧接されている。そして、保持ブラケット46
の受部48に当接する当接部73を有する操作ブラケッ
ト70が、ねじ84によりブラケット50に揺動自在に
支持されている。
Description
【0001】
本考案は、ファクシミリ装置に関し、特に、読取ローラと密着センサとの圧接 を解除して離間させる構造に関する。
【0002】
一般に、ファクシミリ装置の読取部を構成する読取ローラと密着センサとは、 通常、ばね等の圧接手段で圧接された状態を保持して、原稿を読取るようにし、 原稿詰まりが発生したときに、読取ローラと密着センサとを離間させるようにし ている。 そして、この種の構造として、代表的なものは、読取ローラと密着センサとの いずれか一方を装置フレームに支持固定し、他方をフレームに開閉自在なカバー に支持して、カバーの開動作にともない、両者を離間させるようにしている。
【0003】
上述した従来の構造においては、読取ローラと密着センサとを異なる部材で支 持する構造としているために、両者間の密着誤差が生じやすく、これを調整する ための調整作業に時間を要するといった欠点があった。 また、一方をカバーに支持する構造としているために、両者間の配設位置ある いはカバーの高さが決められてしまい、このため、他の構成部品に設計上の制約 が生じたり、大型化してしまうといった問題点もあった。
【0004】 したがって、本考案は、上記したような従来の欠点あるいは問題点に鑑みてな されたものであり、その目的とするとことは、調整作業を不要として組立が容易 で、かつ小型化を図ったファクシミリ装置を提供することにある。
【0005】
この目的を達成するために、本考案に係るファクシミリ装置は、原稿を読取る 密着センサと、この密着センサの両側面部に取付けられ支軸と受部とを有する保 持ブラケットと、前記密着センサに圧接され原稿を送る読取ローラと、この読取 ローラの回転支軸と前記密着センサの支軸とを枢支する支持溝が形成された一対 の側面部を有する取付ブラケットと、前記密着センサを読取ローラに圧接する圧 接手段と、前記取付ブラケットの側面部に揺動自在に支持され前記保持ブラケッ トの受部に当接する当接部を有する操作レバーとからなり、操作レバーを揺動操 作することにより、前記密着センサを付勢手段に抗して読取ローラから離間させ たものである。 また、本考案に係るファクシミリ装置は、操作レバーの操作部を原稿排出口か ら臨ませたものである。 また、本考案に係るファクシミリ装置は、操作レバーの操作部を原稿排出ガイ ドとしたものである。
【0006】
本考案においては、密着センサと読取ローラとを離間させる操作レバーを密着 センサと読取ローラとを支持する取付ブラケットに支持したので、操作レバーを 密着センサ、読取ローラと共に取付ブラケットにユニット化される。
【0007】
以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明する。図1は本考案に係るファク シミリ装置の側断面図、図2は同じく読取部の分解斜視図、図3は同じく読取部 の組立方法を説明する正断面図、図4は同じく読取部の背面図、図5は同じく読 取部の動作を説明する側断面図、図6は同じく印字部の分解斜視図、図7は同じ く印字部の動作を説明する側断面図である。
【0008】 これらの図において、符号1で示すファクシミリ装置は、ファクシミリ機能を 搭載した本体部2と、通信回線で接続したセンターとの処理内容を表示する表示 部3とで構成されている。 本体部2の上部には、表示部3との間で形成された原稿挿入口11が設けられ ており、挿入された原稿5は、原稿挿入口11に連設された原稿ガイド部12に 案内され、原稿ガイド部12の終端に配設された密着センサ45と読取ローラ4 1とで構成される原稿読取部40で読み取られ、筐体10に穿設した原稿排出口 14から排出される。
【0009】 本体部2の前面中央部には、ロール16を収納する凹陥状に形成されたロール 収納部15が設けられており、ロール16の記録紙17は、一対の記録紙ガイド 125と155との間を案内され、印字ヘッド130とプラテンローラ150と で構成される印字部100で印字されて、記録紙排出口18から排出される。 また、本体部2内には、プリント基板20、21、読取ローラ41とプラテン ローラ150の回転駆動源となるモータ22および電源23が配設されている。
【0010】 表示部3の前面部には、表示パネル31が設けられており、表示パネル31の 奥方には、タッチパネル32、液晶パネル33およびプリント基板34が配設さ れ、背面部には、原稿ガイド部12を構成する一対のガイド部材36、37が具 備されており、この表示部3は、下端部を中心として原稿挿入口11側を開くよ うに本体部2に開閉自在に支持されており、この表示部3を開くことにより、一 方のガイド部材37もロール収納部15の前面側を開放して、ロール16の交換 を可能とする。
【0011】 以下、読取部40の詳細な構成について説明する。 読取部40は、読取ローラ41、密着センサ45、取付ブラケット50、板ば ね65および操作レバー70から概略構成されている。 読取ローラ41の回転支軸42には、外周面がHカット状に形成された軸受4 3が嵌挿され、回転支軸42には、前記モータ22からの回転駆動が図示しない 歯車列により伝達されて、読取ローラ41を回転させる。 密着センサ45の両側面には、段付き支軸47と受部48とを有する略L字状 の保持ブラケット46が、また、背面中央部には、舌片49がそれぞれ取付けら れている。
【0012】 取付ブラケット50は、一対の側面部51とこれら両側面部51を連結する連 結部52とで構成されている。 側面部51の中央には、開口部54aを有し、図5(a)に詳細を示すように 前記軸受43と同一形状で中心軸がαずれた軸受部54と軸受部54よりも細い 幅で形成された緩やかに湾曲した軸受溝55からなる支持溝53が設けられてお り、外側面には、支持孔57、ねじ孔58およびダボ59がそれぞれ設けられて いる。 連結部52には、連結部52の表面と後述する板ばね65の厚みよりもやや大 なる間隙hを有する切起片60が切起こされ、切起片60の切起根元部には、係 合口61が、また切起片60と対向して切起口62がそれぞれ設けられている。 63はダボで、64はスリットである。
【0013】 板ばね65は、細幅状の先端部66aを有する基部66と傾斜した押圧部67 とからなり、基部66の先端には、係合突起68が立設され、中央には位置決め 孔69が穿設されている。 操作ブラケット70は、前面側の操作板71と側面を形成する操作レバー72 とからなり、操作板71は、左半分の図示を省略しているが、前記密着センサ4 5とほぼ同一の長さに形成されており、操作レバー72の中央下面には、前記保 持ブラケット46の受部48に当接する当接部73と、一端側に穿設した支持孔 74と、他端側に突出形成した規制片75を備えている。
【0014】 読取部40は、以上のように構成されており、以下に組立方法を説明する。 まず、図3(a)に示すように、板ばね65を取付ブラケット50に対して、 板ばね65の係合突起68を切起口62に斜め上方から挿入し、係合突起68を 切起片60の係合孔61に下方から係合させるようにして、位置決め孔69をダ ボ63に嵌合させて、図中二点鎖線で示すように、基部66を取付ブラケット5 0の連結部52に連結部52の長手方向に延在するように位置決めして仮載置す る。
【0015】 このとき、板ばね65の基部66の先端部66aが細幅状に形成されているの で、切起孔62への挿入は容易に行えると共に、仮載置された板ばね65は、基 部66の幅広部分が連結部52に載置されるので、切起片60と連結部52とで 挟持され、安定して載置されている。 また、圧接手段としての板ばね65は、連結部52の長手方向に延在するよう に配置したので、密着センサ45の長手方向のスペースを有効に利用でき、従来 のように密着センサ45と直行する方向に配置した場合と比較してデッドスペー スが発生することがなく、装置が大型化することがない。
【0016】 次に、同図(b)に示すように、保持ブラケットの支軸47を、支持溝53の 開口部54aから挿入し、軸受溝55に挿入保持して、二点鎖線で示すように、 密着センサ45を取付ブラケット50に支持する。 このとき、密着センサ45の舌片49は取付ブラケット50のスリット64に 挿入されて、密着センサ45が支軸47を中心として回動しないようにしている 。
【0017】 次に、読取ローラ41の回転支軸42を軸受部54に位置させて、軸受43を 取付ブラケット50の側面部51の外側から、軸線方向に沿って回転支軸42に 挿入すると共に、軸受部54に嵌合させ、同図(c)に示すように、読取ローラ 41を取付ブラケット50の両側面部51に回転自在に支持し、読取ローラ41 を密着センサ45に密着させる。 このとき、図5(a)に示すように、軸受部54に嵌合した軸受43は、上下 、左右方向の動きが規制されて軸受部54に固定されるので、密着センサ45は 、読取ローラ41と板ばね65とで、挟持されるようにして保持される。 同時に、板ばね65も密着センサ45の上方からの押圧力により、基部66が 切起片60と連結部52の表面とで、挟持保持される。
【0018】 密着センサ45と読取ローラ41とを支持して、ユニット化した取付ブラケッ ト50の側面部51を、ダボ59を位置決め孔83に嵌合させ、ねじ81をねじ 孔58に螺合させることにより、ファクシミリ装置1内のフレーム80に取付固 定する。 しかるのち、操作レバー72の当接部73を保持ブラケット46の受部48に 載置するようにして、フレーム80の取付孔82から挿入したスリーブ突きねじ 84を支持孔57および支持孔74に挿入し、ナット76で締結して、操作ブラ ケット70をねじ84を中心として揺動自在に支持する。
【0019】 このように組み込まれた操作ブラケット70の操作板71は、図1に示すよう に、原稿排出口14から臨むように配設されており、この原稿排出口14から操 作板71を操作することができると共に、この操作板71が原稿排出用ガイドと して機能する。
【0020】 上述したように、取付ブラケット50に対して、板ばね65、密着センサ45 および読取ローラ41を一方向から積重ねるようにして組込み、密着センサ45 を板ばね65と読取ローラ41とで、挟持するようにして保持し組立てたので、 組立が挿入と積重ねだけででき、組立がきわめて容易となる。 また、密着センサ45と読取ローラ41とは、同一部材である取付ブラケット 50に支持されるので、組立による積重ね誤差が除去され、密着センサ45と読 取ローラ41との密着性が向上し、読取ミスが低減する。
【0021】 次に、読取部40において原稿5の紙詰まりが発生して、これを取り除く場合 の操作ブラケット70による密着センサ45の読取ローラ41からの離間動作を 説明する。 原稿排出口14から操作板71を図5(b)に示すように、下方に押圧すると 、操作レバー72は、ねじ84を中心として、反時計方向に揺動し、当接部73 が保持ブラケット46の受部48を板ばね65に抗して下方に押圧し、これによ り、支軸47が軸受溝55に沿って下方に移動して、密着センサ45が読取ロー ラ41から離間し、詰まった原稿を原稿排出口14から取り除くことが可能とな る。
【0022】 このように、原稿排出口14を原稿詰まり時の操作用窓として兼用し、しかも 詰まった原稿をこの原稿排出口から取り除くようにして、装置の開閉機構を不要 としたので、構造上大幅に簡易化され、部品点数および組立工数の大幅な削減と 装置の小型化を図ることが可能となると共に、使い勝手の向上が図れる。 また、操作板71は、原稿排出ガイドとしても兼用でき、このため、新たなガ イド機構を必要としないので、部品点数の削減を図ることができる。
【0023】 次に、印字部100の詳細な構成について説明する。 印字部100は、取付ブラケット110、板ばね122、上下一対の記録紙ガ イド125、155、印字ヘッド130、操作ブラケット140およびプラテン ローラ150から概略構成されている。 取付ブラケット110は、一対の両側面部111とこれらを連結する連結部1 12とからなり、側面部111には、開口部114aを有するHカット状の軸受 部114と取付板115が設けられており、取付板115には、ガイド取付孔1 16と図示しない装置フレームに取付けられる取付孔117が穿設されている。 連結部112には、取付孔118、119とスリット120が穿設されている 。
【0024】 傾斜した押圧部122aを有する板ばね122は、前記取付孔118にねじ締 めされる。 上側の記録紙ガイド125は、取付部126と側面視湾曲したガイド部127 とからなり、取付部126が取付孔119にねじ締めされて、取付ブラケット1 10に取付けられている。 印字ヘッド130の両側面部には、U字状軸受溝132と受部133とを有す る保持ブラケット131が、また中央部には、先端に係合突起136を有する規 制片135がそれぞれ取付けられている。
【0025】 操作ブラケット140は、それぞれU字状軸受溝142、147およびカム部 143、148が設けられた一対の側面部141、146を有し、一方の側面部 141の前面部は延長されて操作部144が設けられており、操作レバー141 を形成している。 下側の記録紙ガイド155は、前記上側の記録紙ガイド125のガイド部12 7と同一形状に湾曲したガイド部156と、プラテンローラ150が突出する矩 形状の窓157と、一対の取付部158、159とからなり、一方の取付部15 8が取付孔116にねじ締めされて、取付ブラケット110に取付けられると共 に、他の取付部159が図示しない装置のフレームに取付けられている。 プラテンローラ150の回転軸151には、前記軸受部114と同一形状の外 形形状の軸受152が挿入され、この回転軸151には、前記モータ22からの 回転が図示しない歯車列により伝達されてプラテンローラ150を回転させる。
【0026】 印字部100は以上なような構成をしており、以下に組立方法を説明する。 まず、上下の記録紙ガイド125、155を取付けた取付ブラケット110の 軸受部114に開口部114aから挿入したプラテンローラ150の回転軸15 1を位置させて、軸受152を回転軸151に挿入させて、軸受部114に嵌合 固定し、プラテンローラ150を取付ブラケット110に回転自在に支持する。 次に、保持ブラケット131のU字状軸受溝132を軸受152に挿入し、か つ、規制片135の係合突起136をスリット120に挿入し、密着センサ13 0をプラテンローラ150に対向させるようにして、取付ブラケット110に支 持する。
【0027】 次に、カム部143、148が保持ブラケット131の受け部133に当接す るようにして、両側面部141、146のU字状軸受溝142、147を軸受1 52に挿入し操作ブラケット155を取付ブラケット110に揺動自在に支持す る。 最後に、押圧部122aで印字ヘッド130をプラテンローラ150に圧接さ せるようにして、板ばね122を取付ブラケット110に取付ける。
【0028】 このように、印字ヘッド130をプラテンローラ150の軸受152に直接支 持するようにしたので、組立上の積重ね誤差が発生せずに、印字ヘッド130と プラテンローラ150との密着性が向上し、印字ミスが低減される。 取付ブラケット110に対して、板ばね122、印字ヘッド135およびプラ テンローラ150を一方向から積重ねるようにして組込み、印字ヘッド135を 板ばね122とプラテンローラ150とで、挟持するようにして保持し組立てた ので、組立が挿入と積重ねだけででき、組立がきわめて容易となる。
【0029】 以下、操作ブラケット140の操作方法を説明する。 記録紙17を印字部100にセットするとき、あるいは記録紙17が印字部1 00で紙詰まりを生じたときには、図7(b)に示すように、表示部3を開くと 、ガイド部37も開き、ロール収納部15が開口する。 この状態で、操作ブラケット140の操作部144を図中上方に持ち上げると 、操作ブラケット140は、軸受152を中心として、時計方向に揺動し、カム 部143が、板ばね122に抗して受部133を上方に押圧し、印字ヘッド13 0を上方に移動させて、プラテンローラ150から離間させる。この離間状態で 、記録紙17のセットあるいは紙詰まりを除去する。
【0030】 図8および図9に示す印字部の第2の実施例では、取付ブラケット160の連 結部162に、4個の切起片167が切起こされており、この切起片167の切 起し根元部には、係合孔169が設けられており、一方、この切起片167に取 付けられる板ばね170は、基部172と傾斜した押圧部171とからなり、基 部172の中央部には、凸部173が、また、先端には、Lの字状の突起174 がそれぞれ形成されている。
【0031】 取付ブラケット160の両側面部161には、軸受152が嵌合する軸受部1 61aが設けられ、取付板163のねじ孔163aには、図示しない下方の記録 紙ガイドが取付られ、ねじ孔163bを介して図示しない装置のフレームに取付 ブラケットが取付けられており、連結部162のねじ孔162aには、図示しな い上方の記録紙ガイドが取付けられる。
【0032】 そして、凸部173の高さh1 と切起片167と連結部162との間隙hとは 、h1>hに、基部172の長さL1と連結部162の端面から切起片167のね 本部までの距離Lとは、L1>Lに、また、突起174の水平方向の突出量l1と 切起片167の端面と切起孔168の端面との距離lとは、l>l1 にそれぞれ 形成されている。
【0033】 このように構成された板ばね170は、連結部162の長手方向に延在するよ うに、先端の突起174を斜め上方から切起口168に挿入し、凸部173を切 起片167と連結部162の表面とで挟持して、係合口169に係合させ固定す る。 板ばね170を連結部162の長手方向に延在させて、取付ブラケット160 に固定することにより、印字ヘッド130の長手方向と直行する方向のデッドス ペースが排除されて、印字部の小型化を図ることが可能となる。
【0034】 図10は、板ばね185の別の保持構造を示し、この第3の実施例では、切起 片181を取付ブラケット180の下方に突出形成し、板ばね185の突起18 8を切起口183の斜め下方から挿入し、ダボ184に位置決め孔189を嵌合 させ、係合口182に突起188を係合させて、基部187を切起片181と取 付ブラケット180の裏面とで挟持して保持したものである。 このような構成とすることにより、上述した第2の実施例と比べて、高さ方向 を小型化することが可能となる。
【0035】
以上説明したように本考案によれば、保持ブラケットに受部を設け、この受部 に当接する当接部を有する操作レバーを揺動操作することにより圧接手段に抗し て密着センサを読取ローラから離間させる構造とし、この操作レバーを密着セン サと読取ローラとを支持する取付ブラケットに揺動自在に支持したので、従来の カバーに連動させる構造と比較して、読取部全体の小型化を図ることができる。
【0036】 また、操作レバーの操作部を原稿排出口から臨ませるようにし、しかも原稿排 出口から詰まった紙を取り除くようにし、紙詰まり排除用の開閉機構を必要とし ないようにし、構造上大幅な簡易化を達成したので、部品点数および組立工数の 大幅な削減と装置の小型化を可能とすると共に、操作の使い勝手が向上する。 また、操作レバーを原稿の排出ガイドとして兼用するようにしたので、排出ガ イドを新たに必要とせず、部品点数および組立工数の削減を図ることができる。
【図1】本考案に係るファクシミリ装置の側断面図であ
る。
る。
【図2】本考案に係るファクシミリ装置の読取部の分解
斜視図である。
斜視図である。
【図3】本考案に係るファクシミリ装置の読取部の組立
を方法を示す正断面図である。
を方法を示す正断面図である。
【図4】本考案に係るファクシミリ装置の読取部の背断
面図である。
面図である。
【図5】本考案に係るファクシミリ装置の読取部の動作
状態を示す側断面図である。
状態を示す側断面図である。
【図6】本考案に係るファクシミリ装置の印字部の分解
斜視図である。
斜視図である。
【図7】本考案に係るファクシミリ装置の印字部の動作
状態を示す側断面図である。
状態を示す側断面図である。
【図8】本考案に係るファクシミリ装置の印字部の第2
の実施例を示す分解斜視図である。
の実施例を示す分解斜視図である。
【図9】本考案に係るファクシミリ装置の印字部の第2
の実施例を示し、(a)は要部斜視図、(b)は背断面
図である。
の実施例を示し、(a)は要部斜視図、(b)は背断面
図である。
【図10】本考案に係るファクシミリ装置の印字部の第
3の実施例を示し、(a)は要部斜視図、(b)は要部
背断面図である。
3の実施例を示し、(a)は要部斜視図、(b)は要部
背断面図である。
1 ファクシミリ装置 5 原稿 11 原稿挿入口 14 原稿排出口 17 記録紙 18 記録紙排出口 40 読取部 41 読取ローラ 45 密着センサ 50 取付ブラケット 65 板ばね 70 操作ブラケット 100 印字部 110 取付ブラケット 122 板ばね 130 印字ヘッド 140 操作ブラケット 150 プラテンローラ 160 取付ブラケット 170 板ばね 180 取付ブラケット 185 板ばね
Claims (3)
- 【請求項1】 原稿を読取る密着センサと、この密着セ
ンサの両側面部に取付けられ支軸と受部とを有する保持
ブラケットと、前記密着センサに圧接され原稿を送る読
取ローラと、この読取ローラの回転支軸と前記密着セン
サの支軸とを枢支する支持溝が形成された一対の側面部
を有する取付ブラケットと、前記密着センサを読取ロー
ラに圧接する圧接手段と、前記取付ブラケットの側面部
に揺動自在に支持され前記保持ブラケットの受部に当接
する当接部を有する操作レバーとからなり、操作レバー
を揺動操作することにより、前記密着センサを付勢手段
に抗して読取ローラから離間させたことを特徴とするフ
ァクシミリ装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のファクシミリ装置におい
て、操作レバーの操作部を原稿排出口から臨ませたこと
を特徴とするファクシミリ装置。 - 【請求項3】 請求項1記載のファクシミリ装置におい
て、操作レバーの操作部を原稿排出ガイドとしたことを
特徴とするファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992016226U JP2591693Y2 (ja) | 1992-02-20 | 1992-02-20 | ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992016226U JP2591693Y2 (ja) | 1992-02-20 | 1992-02-20 | ファクシミリ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0568171U true JPH0568171U (ja) | 1993-09-10 |
JP2591693Y2 JP2591693Y2 (ja) | 1999-03-10 |
Family
ID=11910633
Family Applications (1)
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JP (1) | JP2591693Y2 (ja) |
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1992
- 1992-02-20 JP JP1992016226U patent/JP2591693Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JP2591693Y2 (ja) | 1999-03-10 |
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