JPH0567907U - テープデッキ - Google Patents
テープデッキInfo
- Publication number
- JPH0567907U JPH0567907U JP1327992U JP1327992U JPH0567907U JP H0567907 U JPH0567907 U JP H0567907U JP 1327992 U JP1327992 U JP 1327992U JP 1327992 U JP1327992 U JP 1327992U JP H0567907 U JPH0567907 U JP H0567907U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- adjusting nut
- base plate
- height adjusting
- chassis
- Prior art date
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- Pending
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- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 荷重が掛ったり振動を受けても完全に元の位
置に戻り、ヘッド(例えばオーディオ・コントロールヘ
ッド)とビデオテープとの安定した当りを確保するよう
にする。 【構成】 ヘッドを設置するヘッド台板がその基端部を
高さ調整ナット及び上昇用ばねを介してシャーシ上面の
支軸に支持されると共に、その先端部をシャーシ上に設
けた横向き調整ナットの斜面に当接させて取付けられて
いるテープデッキにおいて、前記高さ調整ナットを円錐
状に形成したことを特徴とする。
置に戻り、ヘッド(例えばオーディオ・コントロールヘ
ッド)とビデオテープとの安定した当りを確保するよう
にする。 【構成】 ヘッドを設置するヘッド台板がその基端部を
高さ調整ナット及び上昇用ばねを介してシャーシ上面の
支軸に支持されると共に、その先端部をシャーシ上に設
けた横向き調整ナットの斜面に当接させて取付けられて
いるテープデッキにおいて、前記高さ調整ナットを円錐
状に形成したことを特徴とする。
Description
【0001】
本考案はビデオカセット,オーディオカセットまたはディジタル記録カセット などを装着して記録または再生などを行うビデオテープレコーダなどに組み込ま れるテープデッキに関するものである。
【0002】
従来のテープデッキは、図3及び図4に示すように、高さ調整ナット20及び 上昇用ばね12を介してシャーシ7上面の支軸8にヘッド(例えばオーディオ・ コントロールヘッド)1を設置するヘッド台板4の基端部6を取付けると共に、 シャーシ7上面に設けた横向き調整ナット10の斜面11に前記ヘッド台板4の 先端部9を当接させ、縦横方向のヘッド位置調節を可能ならしめている。
【0003】 即ち、この従来のテープデッキにおいては、横向き調整ナット10を回転させ ると、ヘッド台板4の先端部9に接触している横向き調整ナット10の外径が変 化するので、オーディオ・コントロールヘッド1は支軸8を中心として上昇用ば ね12の回転付勢力により矢印A方向に移動してX値調整(コントロールヘッド のヘッドギャップの回転ヘッドシリンダからのテープ走行経路上の距離の調整) が行われる。 また、横向き調整ナット10を回転させると、ヘッド台板4の先端部9に接触 している横向き調整ナット10の高さ方向も変化するので、オーディオ・コント ロールヘッド1は垂直方向(矢印B方向)にも移動してアジマス調整が行われる 。
【0004】 ところで、従来のテープデッキにおいては、支軸8とヘッド台板4の基端部6 側の孔16との嵌合にはスムーズに垂直移動が可能なだけのギャップを設けると 共に、高さ調整ナット20は通常のフラットな形状のものを使用している。そし て、X値調整やアジマス調整等の後においては、図5に示す如く、支軸8は孔1 6の中央部を貫通して位置しており、この位置が設計値となっている。
【0005】
しかしながら、上記の従来技術においては、衝撃等でヘッド台板4が支軸8を ガイドにして上下方向に振動した場合、高さ調整ナット20は通常のフラットな ものを使用しているので、ヘッド台板4の孔16と支軸8径のギャップ分でズレ が発生して元の位置に完全に復帰しないことがある。 即ち、X値調整やアジマス調整等が済んで図5の状態にあっても、衝撃や振動 等のために、図6に示すようにヘッド台板4の孔16が右に振れたり、図7に示 すようにヘッド台板4の孔16が左に振れたりしてX値調整やアジマス調整に狂 いが生じ、オーディオ・コントロールヘッド1とビデオテープとの安定した当り が確保できないという事態が発生することがあり問題となっている。
【0006】 本考案は、上記事情に鑑みてなされたものであり、荷重や振動が生じた場合、 ヘッド台板が完全に元の位置に戻るようにしたテープデッキを提供することを目 的とするものである。
【0007】
上記目的を達成するため、本考案は、ヘッドを設置するヘッド台板がその基端 部を高さ調整ナット及び上昇用ばねを介してシャーシ上面の支軸に指示されると 共に、その先端部をシャーシ上に設けた横向き調整ナットの斜面に当接させて取 付けられているテープデッキにおいて、前記高さ調整ナットを円錐状に形成した ことを特徴としている。
【0008】
上記構成とすることにより、高さ調整ナットを円錐状に形成したので、荷重が 掛かったり振動を受けても円錐状の高さ調整ナットがヘッド台板の孔と支軸径の ギャップ分のズレを吸収して元の位置に完全に戻すことが可能となる。
【0009】
以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明する。 図1は本考案に係る一実施例の平面図、図2は図1の一部断面正面図である。 図1及び図2において、ヘッド(例えばオーディオ・コントロールヘッド)1 は、その底面を水平板2上面に固定させて取付けられている。水平板2はその基 端部がばね(図示省略)を介在したビス3によりヘッド台板4に支持されると共 に、その先端部がヘッド台板4上に設けた球面体5に当接して傾き調整自在に取 付けられている。
【00010】 ヘッド台板4はその基端部6がシャーシ7に立設した支軸8に上下動可能に枢 支されると共に、その先端部9がシャーシ7に設けられた横向き調整ナット10 の斜面11に当接して取付けられている。 そして、このヘッド台板4は上昇用ばね12によって上昇及び回転付勢されて 取付けられている。また、ヘッド台板4はその基端部6上部の屈曲部13が支軸 8の上部ねじ部に螺合した高さ調整ナット14に当接して上方への抜け止めが図 られると共に、高さ調整ナット14の進退により高さ調整が可能となっている。
【0011】 そして、高さ調整ナット14は円錐状に形成されており、下半分はテーパ面1 5に形成されている。 即ち、高さ調整ナット14においては、そのテーパ面15がヘッド台板4の孔 16に当接している。
【0012】 このように構成された本実施例においては、高さ調整ナット14が円錐状に形 成されてその下半分がテーパ面15に形成されると共に、そのテーパ面15がヘ ッド台板4の孔16に当接するので、荷重が掛かったり振動を受けても孔16と 支軸8径とのギャップ分のズレが吸収できて完全に元の位置に戻るようになり、 オーディオ・コントロールヘッド1とビデオテープ(図示省略)との安定した当 りを確保することができる。
【0013】 尚、本実施例の説明では、ビデオテープレコーダを例に挙げてオーディオ信号 とコントロール信号の両方を扱うオーディオ・コントロールヘッドについてとり あげているが、本考案はオーディオカセットデッキ等のように、オーディオ信号 のみを扱う或いはディジタルカセットデッキ等のようにディジタル信号のみを扱 うヘッドに対しても適用できるものである。
【0014】
以上述べた如く、本考案によれば、高さ調整ナットを円錐状に形成したので、 荷重が掛ったり振動を受けてもこの高さ調整ナットがヘッド台板の孔と支軸径の ギャップ分のズレを吸収して元の位置に完全に戻るようになるから、ヘッドとビ デオテープとの安定した当りを確保することができる。
【図1】本考案に係る一実施例の平面図である。
【図2】図1の一部断面正面図である。
【図3】従来技術に係る平面図である。
【図4】図3の正面図である。
【図5】従来技術に係る要部の一部断面正面図である。
【図6】従来技術に係る要部の一部断面正面図である。
【図7】従来技術に係る要部の一部断面正面図である。
1 ヘッド(オーディオ・コントロールヘッド) 4 ヘッド台板 6 基端部 7 シャーシ 8 支軸 9 先端部 10 横向き調整ナット 11 斜面 12 上昇用ばね 14 高さ調整ナット 15 テーパ面 16 孔
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正書】
【提出日】平成5年4月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
Claims (1)
- 【請求項1】 ヘッドを設置するヘッド台板がその基端
部を高さ調整ナット及び上昇用ばねを介してシャーシ上
面の支軸に支持されると共に、その先端部をシャーシ上
に設けた横向き調整ナットの斜面に当接させて取付けら
れているテープデッキにおいて、前記高さ調整ナットを
円錐状に形成したことを特徴とするテープデッキ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1327992U JPH0567907U (ja) | 1992-02-07 | 1992-02-07 | テープデッキ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1327992U JPH0567907U (ja) | 1992-02-07 | 1992-02-07 | テープデッキ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0567907U true JPH0567907U (ja) | 1993-09-10 |
Family
ID=11828767
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1327992U Pending JPH0567907U (ja) | 1992-02-07 | 1992-02-07 | テープデッキ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0567907U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6283037A (ja) * | 1985-10-04 | 1987-04-16 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 無機・有機複合体 |
-
1992
- 1992-02-07 JP JP1327992U patent/JPH0567907U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6283037A (ja) * | 1985-10-04 | 1987-04-16 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 無機・有機複合体 |
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