JPS6316447Y2 - - Google Patents

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JPS6316447Y2
JPS6316447Y2 JP9956481U JP9956481U JPS6316447Y2 JP S6316447 Y2 JPS6316447 Y2 JP S6316447Y2 JP 9956481 U JP9956481 U JP 9956481U JP 9956481 U JP9956481 U JP 9956481U JP S6316447 Y2 JPS6316447 Y2 JP S6316447Y2
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JP
Japan
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plate
shaft hole
opening
hinge
support plate
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JP9956481U
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JPS5811067U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はヒンジ軸の位置調整が可能な開閉体の
ヒンジ装置に関する。
開閉体のヒンジ装置は、開閉体の一側縁上下ま
たは左右に設けられているが、開閉体を保持する
筐状等の保持体、あるいは開閉体は製造の際寸法
形状等に誤差を生じることがある。このような場
合、開閉体2の一側縁上下または左右において保
持体1との間で介設された第1図に示す従来のヒ
ンジ装置におけるヒンジ軸10は、第2図に示す
如くそれぞれの中心線が一致せず、両ヒンジ軸間
の中心線にずれを生じる。このヒンジ軸間の中心
線のずれは開閉体の円滑な開閉運動を妨げるだけ
でなく、開閉体もしくは保持体に歪みを生じさせ
るとともに、耳ざわりな摩擦音を発生させる原因
となつていた。
そのため、従来は寸法、形状等の誤差を小さく
するため開閉体と保持体の製造に多大の時間をか
け、また、それにも拘わらず寸法、形状等の誤差
が一定値を越えると、上記弊害を防ぐためそれら
の開閉体と保持体を不良品として取扱わねばなら
ないといつた欠点があつた。更に、この欠点は、
開閉体が大重量でヒンジ装置を多く用いる場合
に、より顕著であつた。
本考案はこれらの欠点に鑑み、ヒンジ装置のヒ
ンジ軸の中心位置を任意の方向に移動できるよう
にして複数のヒンジ軸の中心線を一致させること
により、開閉体及び保持体の寸法、形状等の誤差
が一定値を越えた場合でも、開閉体の開閉運動を
円滑に行なうことのできるヒンジ装置の提供を目
的とする。
以下、第3図及び第4図に示す実施例にもとづ
いて本考案を説明する。
第3図は本考案のヒンジ装置の要部を截断した
側面図で、第4図は第3図の平面図である。図に
おいて、1は筐体あるいは建造物等の保持体で、
2は保持体1の蓋あるいは扉等の開閉体である。
3は曲折された一端が保持体1に固定されている
固定板で、平面に軸穴4が穿設されている。5は
固定板3の下面に接して設けられた支持板で、固
定板3の軸穴4と同径の軸穴6が同心状に穿設さ
れている。7は固定板3の軸穴4と支持板5の軸
穴6を貫通して固定板3と支持板5に同時に嵌着
されたカラー部材であり、このカラー部材7の上
下をかしめることによつて、ある程度以上の力を
加えた場合のみ支持板5が該カラー部材7を軸心
として回動するように形成してある。なお、カラ
ー部材7の上下いずれか一方にナツトを螺合する
ようにしておき、カラー部材7の上下方向の締付
けをナツトで行なえるようしておけば、構造はや
や複数になるが締付力の調整は容易に行なえる。
8は固定板3及び支持板5と平行に設けられた
調整板で、その基端部はナツト9により突出量の
調整が行なえるよう支持板5の曲折した鉤部に取
り付けられている。10は下端がピン11によつ
て調整板8に固定されたヒンジ軸で、カラー部材
7の中空部すなわち固定板3の軸穴4と支持板5
の軸穴6を貫通するよう直立状に突設されてい
る。
12は一端が開閉体2に固定された回動板で、
固定板3の上面に位置し、かつ平面部にヒンジ軸
10の上部が回動自在に係合する軸穴13を穿設
してある。なお、回動板12の軸穴13はヒンジ
軸10の径よりやや大きい遊びの少ない穴径とな
つているが、カラー部材7の内径はヒンジ軸10
の中心位置が移動し複数のヒンジ軸10の中心線
間のずれを解消できる程度の大きさに形成してあ
る。
このような構成からなる本考案によれば、次の
ようにしてヒンジ軸10の中心位置を移動させる
ことができる。すなわち、まず、支持板5を任意
の角度だけ回動させてヒンジ軸10の移動方向を
決め、次いで、ナツト9を緩めて調整板8の突出
量を調整することによりヒンジ軸10の移動量を
調整してずれを解消し、中心軸線を一致させる。
支持板5は360度内の任意の角度位置に回動停止
させることが可能で、第4図の一点鎖線の場合は
第3図の状態から90度回動させた状態を示してお
り、この場合、ヒンジ軸10は固定板3の長手方
向と直角な方向に移動することができる。
なお、上記実施例ではヒンジ装置を開閉体一
(左又は右)側縁の上下に設けた場合について説
明したが、同様にして開閉体一(上又は下)側縁
の左右に設けることもできる。
以上の如く本考案によれば、開閉体あるいは保
持体の寸法、形状等に多少の誤差があつても、ヒ
ンジ装置のヒンジ軸中心線間のずれを容易に解消
して一致させることができる。したがつて、開閉
体及び保持体の製造に多大の時間をかける必要が
なく、不良品の発生も減少させることができる。
さらに、開閉体と保持体の関係は良好で、開閉体
の開閉運動をきわめて円滑に行なうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の一対のヒンジ装置の一部省略斜
視図、第2図はヒンジ軸の中心線間にずれを生じ
ている状態を示すヒンジ装置の全体図、第3図は
本考案の要部を截断した側面図、第4図は第3図
の平面図である。 1……保持体、2……開閉体、3……固定板、
4……固定板の軸穴、5……支持板、6……支持
板の軸穴、7……カラー部材、8……調整板、1
0……ヒンジ軸、12……回動板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 平面部に軸穴を有し保持体に固定された固定板
    と、この固定板の一側面に接触し前記固定板の軸
    穴と同心状の軸穴を有する支持板と、前記支持板
    を回動自在に支承するよう前記固定板の軸穴と前
    記支持板の軸穴に嵌着されたカラー部材と、前記
    支持板と平行でかつ突出量の調整が可能なように
    前記支持板の一端に取り付けられた調整板と、こ
    の調整板上に前記カラー部材の中空部を貫通する
    よう突設されたヒンジ軸と、前記カラー部材の外
    側で前記ヒンジ軸と回動自在に係合する開閉体の
    回動板とからなるヒンジ装置。
JP9956481U 1981-07-06 1981-07-06 ヒンジ装置 Granted JPS5811067U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9956481U JPS5811067U (ja) 1981-07-06 1981-07-06 ヒンジ装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9956481U JPS5811067U (ja) 1981-07-06 1981-07-06 ヒンジ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5811067U JPS5811067U (ja) 1983-01-24
JPS6316447Y2 true JPS6316447Y2 (ja) 1988-05-11

Family

ID=29894297

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JP9956481U Granted JPS5811067U (ja) 1981-07-06 1981-07-06 ヒンジ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5924870U (ja) * 1982-08-10 1984-02-16 高橋金物株式会社 ピボツトヒンジ

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Publication number Publication date
JPS5811067U (ja) 1983-01-24

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