JPS5929167Y2 - 防振台 - Google Patents
防振台Info
- Publication number
- JPS5929167Y2 JPS5929167Y2 JP9762178U JP9762178U JPS5929167Y2 JP S5929167 Y2 JPS5929167 Y2 JP S5929167Y2 JP 9762178 U JP9762178 U JP 9762178U JP 9762178 U JP9762178 U JP 9762178U JP S5929167 Y2 JPS5929167 Y2 JP S5929167Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support
- lower support
- vibration
- player
- screw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Vibration Prevention Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はレコードプレーヤ等の防振台に係り、特に、プ
レーヤ本体等の装置およびこの装置が設置される床に対
して、接触しながら回転する部分をもたない、高さ調整
自在な防振台に関する。
レーヤ本体等の装置およびこの装置が設置される床に対
して、接触しながら回転する部分をもたない、高さ調整
自在な防振台に関する。
一般ニ、優れた録音が行われたレコードプレーヤでも、
それが外部からの振動を□け易いものであると優れた再
生音を得ろことができない。
それが外部からの振動を□け易いものであると優れた再
生音を得ろことができない。
例えば、電車や車の振動で雑音を生じたり、レコードプ
レーヤの間近を走り歩いたり、再生用スピーカの音を大
きくすると、カートリッジが振動し、ハウリングを生じ
て、せっかく用意した高忠実度のカートリッジやレコー
ド盤を使用しても、その性能を充分に発揮することがで
きない。
レーヤの間近を走り歩いたり、再生用スピーカの音を大
きくすると、カートリッジが振動し、ハウリングを生じ
て、せっかく用意した高忠実度のカートリッジやレコー
ド盤を使用しても、その性能を充分に発揮することがで
きない。
特に、今日のステレオレコードを再生する場合ニは、レ
コードの音溝の上下左右面に対し再生針がバランス良く
接触することが必要となるので、上記の外部振動を吸収
するための防振台がプレーヤ本体の下部に設置される様
になっている。
コードの音溝の上下左右面に対し再生針がバランス良く
接触することが必要となるので、上記の外部振動を吸収
するための防振台がプレーヤ本体の下部に設置される様
になっている。
一方、上記プレーヤ本体はこれが設置されろ床の形状や
傾斜角度に依って、これを常に水平に保持せしめねばな
らない。
傾斜角度に依って、これを常に水平に保持せしめねばな
らない。
これは再生針がレコード盤の音溝に対して不必要な力を
及ぼし、音のバランスを崩すことを防止するために必要
であり、このため、今日の多くのプレーヤ本体下部に設
置されろ複数の防振台は、その高さ調整が自在となって
いる。
及ぼし、音のバランスを崩すことを防止するために必要
であり、このため、今日の多くのプレーヤ本体下部に設
置されろ複数の防振台は、その高さ調整が自在となって
いる。
第1図は斯かる防振台の従来例を示す要部の断面図で、
1は床2に載置される台枠で筒状をなし、その下面には
フェルト3が貼着されている。
1は床2に載置される台枠で筒状をなし、その下面には
フェルト3が貼着されている。
また、上記筒状の台枠1の開口部4には、内側から螺合
板5がコイルスプリング6に依って押し付けられている
。
板5がコイルスプリング6に依って押し付けられている
。
従って、上記螺合板5は上記開口部に強く圧接され、大
きな接触抵抗を持つ如くなっている。
きな接触抵抗を持つ如くなっている。
7は上記台枠1の外周に突設された操作部であり、その
外周面にはローレノト8が設けられている。
外周面にはローレノト8が設けられている。
上記螺合板5に−はねじ孔9が設けられ、とのねじ孔9
には台座10Vr−固着したねじ棒11が出入自在に螺
合されている。
には台座10Vr−固着したねじ棒11が出入自在に螺
合されている。
12は台座10上に貼着されたフェルトであり、このフ
ェルト12に対し、低摩擦にてプレーヤ本体13の底筒
が支承される如くなっている。
ェルト12に対し、低摩擦にてプレーヤ本体13の底筒
が支承される如くなっている。
斯かる構成になる防振台では、上記台枠1または必要に
応じ上記台座10を回転操作することに依り、上記螺合
板5に対するねじ棒11の高さ位置が調節され、従って
、床2に対するプレーヤ本体13の高さが任意に調節さ
れる。
応じ上記台座10を回転操作することに依り、上記螺合
板5に対するねじ棒11の高さ位置が調節され、従って
、床2に対するプレーヤ本体13の高さが任意に調節さ
れる。
しかるに、上記調節操作に依り、上記フエルト3.12
を介して、上記台枠1または台座10が、それぞれ上記
床2またはプレーヤ本体13に対して摩擦回転するので
、その回転操作が重く、上記操作が円滑且つ容易に行わ
れないという欠点があるばかりか、上記フェルト3.1
2の摩耗に依り、床2などを損傷する危険があった。
を介して、上記台枠1または台座10が、それぞれ上記
床2またはプレーヤ本体13に対して摩擦回転するので
、その回転操作が重く、上記操作が円滑且つ容易に行わ
れないという欠点があるばかりか、上記フェルト3.1
2の摩耗に依り、床2などを損傷する危険があった。
また、上記操作に依り、プレーヤ本体13が太き(振動
し、再生斜カレコード盤に強く衝突して、これらをMf
lyする事故が発生していた。
し、再生斜カレコード盤に強く衝突して、これらをMf
lyする事故が発生していた。
本考案は斯かる従来の諸問題点に鑑み成したものであり
、従って、本考案の目的とするところは、高さ調節の操
作に依って、床またはプレーヤ本体との間で助動接触す
る部分を持たない防振台な。
、従って、本考案の目的とするところは、高さ調節の操
作に依って、床またはプレーヤ本体との間で助動接触す
る部分を持たない防振台な。
簡単な構成にて得んとするものを提供することにある。
以下に、本考案の実施例を第2図および第3図について
具体的に説明する。
具体的に説明する。
第2図は、本考案に係る防振台の平面図、第3図は同じ
゛く正面断酊図で、14は矩形筒状の下支持体であり、
中央の突起部15の上筒は円滑な接触面となっており、
後述する操作摘みな回転自在に支承する如くなっている
。
゛く正面断酊図で、14は矩形筒状の下支持体であり、
中央の突起部15の上筒は円滑な接触面となっており、
後述する操作摘みな回転自在に支承する如くなっている
。
この下支持体14の下面には、フェルトなどの下部クッ
ション材16が容易に脱落しない様に貼着されている。
ション材16が容易に脱落しない様に貼着されている。
また、上記下支持体14の左右の筒状壁部17には、途
中から上方に抜ける切欠18が設けられ、との切欠18
内に上記操作摘みの一部が及S如くなっている。
中から上方に抜ける切欠18が設けられ、との切欠18
内に上記操作摘みの一部が及S如くなっている。
19は上記の操作摘みであり、局面に、ローレット20
が設けられ、その中心部[は内周にねじ孔21を有する
ボス22が固着されている。
が設けられ、その中心部[は内周にねじ孔21を有する
ボス22が固着されている。
このボス22は、下部に於いて、潤滑板23を介して、
上記下支持体14の中心部を支承する如く、当該下支持
体14に回動自在に取り付けられている。
上記下支持体14の中心部を支承する如く、当該下支持
体14に回動自在に取り付けられている。
24は支え部材である支え板25を被う様に、当該支え
板25上に起立せしめられたゴム等からなる防振体で上
記支え板25の中心部にはねじ棒26が垂下される如く
突設され、このねじ棒26が上記ねじ孔21に昇降自在
VC,螺合されている。
板25上に起立せしめられたゴム等からなる防振体で上
記支え板25の中心部にはねじ棒26が垂下される如く
突設され、このねじ棒26が上記ねじ孔21に昇降自在
VC,螺合されている。
更に、上記防振体24の上部は、台座27の下端に突設
された係止突起28に、図示の如く嵌合され、その台座
27の上部には上部クンジョン材29が貼着されるとと
もに、その台座2Tの周辺には矩形筒状の上支持体30
が垂下される如く取り付けられている。
された係止突起28に、図示の如く嵌合され、その台座
27の上部には上部クンジョン材29が貼着されるとと
もに、その台座2Tの周辺には矩形筒状の上支持体30
が垂下される如く取り付けられている。
次に、斯かる構成に成る防振台の作用効果について述べ
ろ。
ろ。
先ず、上記防振台を四個用意し、それぞれをプレーヤ本
体の下面の四隅と床との間に介在し、このプレーヤ本体
を支承せしめ、必要に応じ水準器などを用いてプレーヤ
本体の水平バランスをとる。
体の下面の四隅と床との間に介在し、このプレーヤ本体
を支承せしめ、必要に応じ水準器などを用いてプレーヤ
本体の水平バランスをとる。
この水平バランスは、上記四個のいずれかを選択的に操
作するのであるが、その操作は上記操作摘み19を回転
することに依り行う。
作するのであるが、その操作は上記操作摘み19を回転
することに依り行う。
即ち、上記操作摘み190回転操作に依り、上記ボス2
2も回転し、そのボス22のねじ孔21に螺合されてい
るねじ棒26及び支え板25が、上記の回転方向に対応
して回転しようとするが、上記支え板25が上記筒状壁
部17と同様な矩形状となされているので、回転はせず
上記操作摘み190回転方向に応じて昇降動作する。
2も回転し、そのボス22のねじ孔21に螺合されてい
るねじ棒26及び支え板25が、上記の回転方向に対応
して回転しようとするが、上記支え板25が上記筒状壁
部17と同様な矩形状となされているので、回転はせず
上記操作摘み190回転方向に応じて昇降動作する。
従って、防振体24及び台座27が設けられた上記上支
持体30が上記下支持体14に対して相対的に昇降動作
される。
持体30が上記下支持体14に対して相対的に昇降動作
される。
なお、このb転操作によって、上記操作摘み19と下支
持体14の突起部15上面とは互いに滑って、下支持体
14に対して操作摘み19のみが軽く回転することと、
上記の如くねじ送り結合によって昇降動作を行なうよう
にしたので上部クッション29上に支承されたプレーヤ
本体を円滑に昇降調整することとなる。
持体14の突起部15上面とは互いに滑って、下支持体
14に対して操作摘み19のみが軽く回転することと、
上記の如くねじ送り結合によって昇降動作を行なうよう
にしたので上部クッション29上に支承されたプレーヤ
本体を円滑に昇降調整することとなる。
そして、この昇降調整時に、支え板25と台座27間の
距離は常に一定であり、防虫体24には一切の変形が生
ずることがなく、常に一定の弾性力が維持される。
距離は常に一定であり、防虫体24には一切の変形が生
ずることがなく、常に一定の弾性力が維持される。
斯くシて、斯かる防振台はプレーヤ本体と床に対して回
転して接触する部分をもたないので、上記プレーヤ本体
の昇降調整は簡単且つ円滑となり、従来のものの如くプ
レーヤ本体を移動してレコードや再生針な損傷せしめた
り、床を損傷したりする等の欠点が防止される。
転して接触する部分をもたないので、上記プレーヤ本体
の昇降調整は簡単且つ円滑となり、従来のものの如くプ
レーヤ本体を移動してレコードや再生針な損傷せしめた
り、床を損傷したりする等の欠点が防止される。
尚、上記防振体24の内部[は、通常ポリブチンなどの
ゲル材31が充填されており、これが防振体24自体と
ともに、機械的に安定な防振効果を具現することとなっ
ている。
ゲル材31が充填されており、これが防振体24自体と
ともに、機械的に安定な防振効果を具現することとなっ
ている。
尚、上記に於いてはレコードプレーヤ用の防振台として
述べたが、これに限らず広い用途に利用できろことは言
うまでもない。
述べたが、これに限らず広い用途に利用できろことは言
うまでもない。
上述したよ5K、本考案は相対的に上下方向に移動可能
になされた上支持体と下支持体及び上記上支持体と上記
下支持体間に介在せしめられ上記上支持体若しくは下支
持体の一方に対して回動自在に支持され他方に対してね
じ送り結合された操作摘みと上記他力に設けられたねじ
送りされる支え部材に防振体を設けろとともに、上記ね
し送りされろ支え部材を上記一方の支持体でb転規制す
るようになしたので、この防振台が取付げられろプレー
ヤ本体および床に対して直接回転接触する部分を持たな
いので、これらのプレーヤ本体および床を損傷すること
が防げろとともに、その回転操作は軽く、プレーヤ本体
を大きく移動せしめる心配がないので、Vコード盤や再
生針の振動に依ろ損傷などが防止される。
になされた上支持体と下支持体及び上記上支持体と上記
下支持体間に介在せしめられ上記上支持体若しくは下支
持体の一方に対して回動自在に支持され他方に対してね
じ送り結合された操作摘みと上記他力に設けられたねじ
送りされる支え部材に防振体を設けろとともに、上記ね
し送りされろ支え部材を上記一方の支持体でb転規制す
るようになしたので、この防振台が取付げられろプレー
ヤ本体および床に対して直接回転接触する部分を持たな
いので、これらのプレーヤ本体および床を損傷すること
が防げろとともに、その回転操作は軽く、プレーヤ本体
を大きく移動せしめる心配がないので、Vコード盤や再
生針の振動に依ろ損傷などが防止される。
また、斯かる効果を実現するための構造は比較的簡単で
安価に得られるので、実用に供し頗る利益に富む。
安価に得られるので、実用に供し頗る利益に富む。
図面は本考案の説明に供するものであり、第1図は従来
の防振台の断面図、第2図は本考案に係る防振台の平面
図、第3図は同じく正匍断筒図である。 14・−・下支持体、19・・・操作摘み、21・・・
ねじ孔、24・・・防振体、26・・・ねじ棒、27・
−・台座、30・・・上支持体。
の防振台の断面図、第2図は本考案に係る防振台の平面
図、第3図は同じく正匍断筒図である。 14・−・下支持体、19・・・操作摘み、21・・・
ねじ孔、24・・・防振体、26・・・ねじ棒、27・
−・台座、30・・・上支持体。
Claims (1)
- 相対的に上下方向に移動可能とされた上支持体と下支持
体及び上記上支持体と上記下支持体間に介在せしめられ
上記上支持体若しくは下支持体の一方に対して直動自在
に支持され他方に対してねじ送り結合された操作摘みと
上記他方に設けられたねし送りされる支え部材に防振体
な設けろとともに、上記ねじ送りされる支え部材を上記
一方の支持体で回転規制し、上記上支持体と下支持体間
の距離を上記防振体に変形を与えることなく調整可能と
した防振台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9762178U JPS5929167Y2 (ja) | 1978-07-15 | 1978-07-15 | 防振台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9762178U JPS5929167Y2 (ja) | 1978-07-15 | 1978-07-15 | 防振台 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5515414U JPS5515414U (ja) | 1980-01-31 |
JPS5929167Y2 true JPS5929167Y2 (ja) | 1984-08-22 |
Family
ID=29032624
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9762178U Expired JPS5929167Y2 (ja) | 1978-07-15 | 1978-07-15 | 防振台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5929167Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6386717B2 (ja) * | 2013-10-31 | 2018-09-05 | ローランド株式会社 | 防振台 |
-
1978
- 1978-07-15 JP JP9762178U patent/JPS5929167Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5515414U (ja) | 1980-01-31 |
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