JPH056788U - 電磁調理器 - Google Patents
電磁調理器Info
- Publication number
- JPH056788U JPH056788U JP5433491U JP5433491U JPH056788U JP H056788 U JPH056788 U JP H056788U JP 5433491 U JP5433491 U JP 5433491U JP 5433491 U JP5433491 U JP 5433491U JP H056788 U JPH056788 U JP H056788U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating coil
- recess
- electromagnetic cooker
- heating
- cooker
- Prior art date
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- Pending
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- General Induction Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 加熱コイルの冷却効率を低下させることな
く、加熱コイルを調理器本体の上ケースに配設し、一定
した加熱出力を得ることを目的とする。 【構成】 調理器本体1を上ケース2と下ケース3とか
ら構成し、上ケース2に加熱コイル4を配設する凹部1
0を一体に形成し、凹部10の立ち上がり部分に冷却風
が通風する通風穴11を設け、凹部10に加熱コイル4
を配設し、加熱コイル4の上方にトッププレート12を
設けている。
く、加熱コイルを調理器本体の上ケースに配設し、一定
した加熱出力を得ることを目的とする。 【構成】 調理器本体1を上ケース2と下ケース3とか
ら構成し、上ケース2に加熱コイル4を配設する凹部1
0を一体に形成し、凹部10の立ち上がり部分に冷却風
が通風する通風穴11を設け、凹部10に加熱コイル4
を配設し、加熱コイル4の上方にトッププレート12を
設けている。
Description
【0001】
本考案は、調理器本体に加熱コイルを設け、該加熱コイルにより鉄系材質にて 形成された容器を誘電加熱する電磁調理器に関するものである。
【0002】
従来の電磁調理器の一例を図4とともに説明する。 従来の電磁調理器は、調理器本体21を上ケース22と下ケース23とから形 成し、該下ケース23に加熱コイル24への通電を制御する制御回路(図示せず )を備えた制御基板25と、該加熱コイル24を冷却する冷却ファン26と、加 熱コイル24の加熱出力を調整する調整ボリューム27と、該調整ボリューム2 7を操作する操作ツマミ28とを設けていた。
【0003】 上記下ケース23に複数本のボス(図示せず)を一体に形成し、該ボスの上部 に上記加熱コイル24および磁束漏れを防止する複数個のフェライト29を配設 し、該加熱コイル24およびフェライト29をコイル保持部30に接着固定して 保持していた。
【0004】 そして、上記上ケース22には結晶化ガラス等で作られた鉄系材料にて形成さ れた容器を載置するトッププレート31が設けられ、該トッププレート31の裏 面に当接されて該トッププレート31上に載置される容器(調理物)の温度を検 出するサーミスタ32を設けていた。
【0005】 このような構成の電磁調理器は、トッププレート31に調理物を入れた容器を 載置し、操作ツマミ28で調整ボリューム27を操作して加熱出力を調整して加 熱調理を開始すると、制御回路が加熱コイル24への通電を制御することにより 、該加熱コイル24が磁力線を発生する。
【0006】 そして、この磁力線によって発生するうず電流によって上記容器が誘電加熱さ れ、調理物の加熱調理を行っていた。 このとき、冷却ファン26が動作して上記加熱コイル24および制御基板25 等を冷却していた。
【0007】
従来の電磁調理器は上記のような構成であるから、コイル保持部30を固定し ている下ケース23と一体に形成している複数個のボスが調理加熱中および成型 時のソリ等により変形し、加熱コイル24とトッププレート31との間隔が一定 しなくなり、トッププレート31に載置した容器に加わる磁束が変化するため加 熱出力が変化し性能面に悪影響を与えていた。
【0008】 本考案の電磁調理器は上記のような問題に鑑みなされたものであり、加熱コイ ルの冷却効率を低下させることなく、加熱コイルを調理器本体の上ケースに配設 し、一定した加熱出力を得ることができる電磁調理器を提供することを目的とし たものである。
【0009】
本考案の電磁調理器は上記の目的を達成するために、 調理器本体に加熱コイルを設け、 該加熱コイルにより誘電加熱する鉄系材質にて形成された容器を載置するトッ ププレートを調理器本体上面に設けた電磁調理器において、 調理器本体を上ケースと下ケースとで形成し、 該上ケースの上部に上記加熱コイルを配設する凹部を設け、 該凹部の立ち上がり部分に上記加熱コイルの冷却を行うための穴を複数個設け ている。
【0010】
上記構成の電磁調理器は、上ケースの凹部に配設された加熱コイルでトッププ レート上に載置された容器を誘電加熱し、該容器に入れられた調理物の加熱調理 を行う。 このとき、冷却ファンを駆動させてこの冷却ファンからの冷却風が凹部の穴を 通り上記加熱コイルの冷却を行う。
【0011】
本考案の電磁調理器の一実施例を図1乃至図3とともに説明する。 本考案の電磁調理器は、調理器本体1を上ケース2と下ケース3とから形成し 、該下ケース3に加熱コイル4への通電を制御する制御回路(図示せず)を備え た制御基板5と、該加熱コイル4を冷却する冷却ファン6と、該加熱コイル4の 加熱出力を調整する調整ボリューム7と、該調整ボリューム7を操作する操作ツ マミ8とを設けていた。
【0012】 そして、上記上ケース2には上記加熱コイル4および磁束漏れを防止する複数 個のフェライト9を配設する凹部10を一体に形成し、該凹部10の立ち上がり 部分に上記冷却ファン6からの冷却風が通風する通風穴11を設け、該凹部10 に耐熱性接着剤等にて上記フェライト9を接着固定し、このフェライト9の上側 に上記加熱コイル4を耐熱性接着剤等にて接着固定している。
【0013】 上記上ケース2の凹部10の上方に結晶化ガラス等で作られた鉄系材料にて形 成された容器を載置するトッププレート12を設け、該トッププレート12を保 持するトップカバー13を設け、該トッププレート12の裏面に当接されて該ト ッププレート12上に載置される容器(調理物)の温度を検出するサーミスタ1 4を設けている。
【0014】 このような構成の電磁調理器は、トッププレート12に調理物を入れた容器を 載置し、操作ツマミ8で調整ボリューム7を操作して加熱出力を調整して加熱調 理を開始すると、制御回路が加熱コイル4への通電を制御することにより、該加 熱コイル4が磁力線を発生する。
【0015】 そして、この磁力線によって発生するうず電流によって上記容器が誘電加熱さ れ、容器に入れられた調理物の加熱調理を行っている。 この加熱調理動作時の加熱出力は、上記加熱コイル4とトッププレート12と の間隙が常に一定であり、磁束の密度が変わることなく常に一定の加熱出力で加 熱調理を行う。
【0016】 このとき、冷却ファン6が動作して冷却風を発生し、この冷却風が上記凹部1 0の通風穴11を通り上記加熱コイル4およびフェライト9を冷却して温度上昇 を防止し、この冷却ファン6からの冷却風の一部が制御基板5等を冷却し温度上 昇を防止している。
【0017】
本考案の電磁調理器は上記のような構成であるから、加熱中または下ケースの 変形,ソリ等による加熱コイルの傾きおよびトッププレートと加熱コイルとの間 隙不良を防止し、加熱コイルとトッププレートとの間隙を常に一定にすることが できるので、加熱コイルの冷却効率を低下させることなく、常に一定の加熱出力 での調理を行うことができ安定した調理状態を得ることができる。
【0018】 また、加熱コイルを直接上ケースの凹部に配設しているので、従来のように加 熱コイルを保持するコイル保持部をなくすことができ、コストを低くすることが できる。
【図1】本考案の電磁調理器の一実施例を示す断面図で
ある。
ある。
【図2】本考案の電磁調理器の要部拡大断面図である。
【図3】本考案の電磁調理器の要部拡大平面図である。
【図4】従来の電磁調理器の一例を示す断面図である。
1 調理器本体 2 上ケース 3 下ケース 4 加熱コイル 6 冷却ファン 9 フェライト 10 凹部 11 通風穴 12 トッププレート 13 トップカバー
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 調理器本体に加熱コイルを設け、 該加熱コイルにより誘電加熱する鉄系材質にて形成され
た容器を載置するトッププレートを調理器本体上面に設
けた電磁調理器において、 上記調理器本体を上ケースと下ケースとで形成し、 該上ケースの上部に上記加熱コイルを配設する凹部を設
け、 該凹部の立ち上がり部分に上記加熱コイルの冷却を行う
ための穴を複数個設けたことを特徴とする電磁調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5433491U JPH056788U (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | 電磁調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5433491U JPH056788U (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | 電磁調理器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH056788U true JPH056788U (ja) | 1993-01-29 |
Family
ID=12967706
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5433491U Pending JPH056788U (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | 電磁調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH056788U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002043045A (ja) * | 2000-07-21 | 2002-02-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 誘導加熱調理器 |
-
1991
- 1991-07-15 JP JP5433491U patent/JPH056788U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002043045A (ja) * | 2000-07-21 | 2002-02-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 誘導加熱調理器 |
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