JPH0567738A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JPH0567738A
JPH0567738A JP22763491A JP22763491A JPH0567738A JP H0567738 A JPH0567738 A JP H0567738A JP 22763491 A JP22763491 A JP 22763491A JP 22763491 A JP22763491 A JP 22763491A JP H0567738 A JPH0567738 A JP H0567738A
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JP
Japan
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region
wiring
electrode
integrated circuit
circuit device
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JP22763491A
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Inventor
Katsumi Ikegaya
克己 池ケ谷
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/02Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers
    • H01L27/04Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers the substrate being a semiconductor body
    • H01L27/10Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers the substrate being a semiconductor body including a plurality of individual components in a repetitive configuration
    • H01L27/118Masterslice integrated circuits
    • H01L27/11896Masterslice integrated circuits using combined field effect/bipolar technology

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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体集積回路装置の高集積化を図る。 【構成】 pチャネルMOSQp1とバイポーラトラン
ジスタTrを有する半導体集積回路装置において、pチ
ャネルMOSQp1のドレイン電極15Bとバイポーラ
トランジスタのベース電極15Bとを、同一層のゲート
材15Bで一体に構成し、電気的に接続する。 【効果】 前記pチャネルMOSQp1のドレイン領域
10に接続される電極15とバイポーラトランジスタT
rのベース引出し用電極15を接続するための配線(1
9)が不要になると共に、この配線を接続する際の接続
孔が不要となる。また、この配線が配置されていた領域
に他の配線を設けることができるので、この配線を他の
領域に設ける必要な領域に相当する分、高集積化を図る
ことができる。また、基本ゲート回路の面積を縮小でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路装置に
関し、特に、MISFETとバイポーラトランジスタを
有する半導体集積回路装置に適用して有効な技術に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】相補型MOSFET(以下、CMOSと
いう)とバイポーラトランジスタを有し、マスタースラ
イス方式を採用する半導体集積回路装置が使用されてい
る。この種の技術に関しては、例えば、特開昭62−1
59456号公報に記載されている。
【0003】前記公報に記載されているように、マスタ
ースライス方式を採用し、論理回路を有する半導体集積
回路装置においては、種々の基本ゲート回路を組み合わ
せることにより、論理回路が構成されている。以下に、
基本ゲート回路の一つである2入力NAND回路の素子
構造を、図5(従来技術の問題点を説明するための要部
断面図)及び図6(従来技術の問題点を説明するための
要部平面図)の夫々を用いて簡単に説明する。なお、符
号については、後述する実施例と重復するので、一部の
み説明し、その他の説明は省略する。
【0004】図5に示すように、前記CMOSのうち、
pチャネルMOSQp1は、主に、ゲート絶縁膜7、ゲ
ート電極8、ソース領域とドレイン領域を構成する一対
のp型半導体領域10の夫々から構成されている。前記
ソース領域及びドレイン領域を構成する一対のp型半導
体領域10には、夫々、多結晶珪素膜で構成される電極
15が接続されている。こられの電極15の夫々には、
配線19が接続されている。この配線19は、アルミニ
ウム膜で構成されている。
【0005】同図5に示すように、前記CMOSのう
ち、nチャネルMOSQn1は、主に、ゲート絶縁膜
7、ゲート電極8、ソース領域とドレイン領域を構成す
る一対のn型半導体領域9の夫々から構成されている。
前記ソース領域及びドレイン領域を構成する一対のn型
半導体領域9には、夫々、多結晶珪素膜で構成される電
極15が接続されている。これらの電極15には、配線
19が接続されている。同図5及び図6に示すように、
前記pチャネルMOSQp1のドレイン領域(p型半導
体領域10の一方)と、前記nチャネルMOSQn1の
ソース領域(n型半導体領域9の一方)とは、前記配線
19を介して接続されている。
【0006】同図5に示すように、前記バイポーラトラ
ンジスタTrは、主に、エミッタ領域を構成するn型半
導体領16、真性ベース領域を構成するp型半導体領域
13、引出し用ベース領域を構成するp+型半導体領域
14、コレクタ領域を構成するn-型ウェル領域4、コ
レクタ電位引上げ用のn+型半導体領域11の夫々から
構成されている。前記エミッタ領域を構成するn型半導
体領域16には、多結晶珪素膜で構成される電極17が
接続されている。前記引出し用ベース領域を構成するp
+型半導体領域14には、多結晶珪素膜で構成される電
極15Bが接続されている。この電極15Bは、前記C
MOSのソース領域及びドレイン領域に接続される電極
15と同一工程で形成される。この電極15Bには、配
線19が接続されている。前記引出し用ベース領域を構
成するp+型導体領域14に接続される電極15Bと、
前記pチャネルMOSQp1のドレイン領域(p型半導
体領域10の一方)に接続される電極15とは、同図4
及び図5に示すように、前記配線19を介して電気的に
接続されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、本発明
者は、前記従来技術を検討した結果、以下のような問題
点を見出した。
【0008】前述のように、前記pチャネルMOSQp
1のドレイン領域(p型半導体領域10の一方)に接続
される電極15と、バイポーラトランジスタTrの引出
し用ベース領域(p+型半導体領域14)に接続される
電極15Bとの間は、前記配線19を介して接続されて
いる。このため、この配線19が設けられている領域
(前記図6ではAで示す)に他の配線、例えば、基本ゲ
ート回路間を接続する配線を設けることができなくな
る。従って、他の配線を前記配線19を迂回させて領域
A以外の領域に配置する必要があり、迂回させて配置し
た領域に相当する分、半導体集積回路装置の集積度が低
下するという問題があった。
【0009】本発明の目的は、MISFETとバイポー
ラトランジスタを有する半導体集積回路装置において、
高集積化を図ることが可能な技術を提供することにあ
る。
【0010】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らか
になるであろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0012】(1)同一基板に、MISFETとバイポ
ーラトランジスタとを有する半導体集積回路装置におい
て、前記MISFETのソース領域又はドレイン領域に
自己整合で接続され、かつ、ゲート材で構成される電
極、及び前記バイポーラトランジスタのベース領域に接
続される電極の夫々を、同一層のゲート材で一体に構成
し、かつ、電気的に接続する。
【0013】(2)前記MISFETとバイポーラトラ
ンジスタの夫々は、マスタースライス方式を採用する半
導体集積回路装置の基本ゲート回路を構成する。
【0014】
【作用】前述した手段(1)によれば、前記MISFE
Tのソース領域またはドレイン領域に接続される電極
と、バイポーラトランジスタのベース領域に接続される
電極との間を接続するための配線は不要になる。従っ
て、この不要になった配線を設けていた領域に相当する
分、半導体集積回路装置の高集積化を図ることができ
る。
【0015】また、ソース領域或いはドレイン領域に接
続される電極と配線との接続孔、またはベース領域に接
続される電極と配線との接続孔のうち、いずれか一方が
不要になるので、この接続孔を設ける領域に相当する
分、半導体集積回路装置の高集積化を図ることができ
る。
【0016】前述した手段(2)によれば、不要になっ
た配線を設けていた領域に相当する分、及び接続孔の一
方を設けていた領域に相当する分、基本ゲート回路が縮
小されるので、半導体集積回路装置の高集積化を図るこ
とができる。
【0017】また、前記不要になった配線を設けていた
領域に、他の配線例えば基本ゲート回路間を接続する配
線を設けることができるので、この他の配線を迂回させ
て設けていた領域に相当する分、半導体集積回路装置の
高集積化を図ることができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて具体
的に説明する。なお、実施例を説明するための全図にお
いて、同一機能を有するものは、同一符号を付け、その
繰り返しの説明は省略する。
【0019】本発明の実施例の半導体集積回路装置が有
する2入力NAND回路の構成を、図2(等価回路図)
及び図3(要部平面図)の夫々を用いて説明する。な
お、図3では、第1層目のアルミニウム膜で構成される
配線19を実線で示し、この配線19とゲート電極8、
半導体領域、電極15、電源配線との接続部を×印で示
す。また、第2層目のアルミニウム膜で構成される配線
20を点線で示し、この配線20と前記第1層目の配線
19との接続部を○印で示す。
【0020】図2に示すように、回路の入力として、入
力端子I1、I2の夫々が設けられている。なお、図3
では、これらの入力端子I1,I2は図示していない。
【0021】前記入力端子I1には、入力段pチャネル
MISFETQp1、nチャネルMISFETQn1、
nチャネルMISFETQn2の夫々のゲート電極8が
接続されている。これらのゲート電極8間は、第1層目
の配線19により接続されている。
【0022】前記入力段pチャネルMISFETQp1
のソース領域は、配線19を介して、電源電圧Vddに接
続されている。この電源電圧Vddを供給する配線は、第
1層目の配線で構成されている。この入力段pチャネル
MISFETQp1のドレイン領域は、配線19を介し
てnチャネルMISFETQn1のドレイン領域に接続
され、また、出力段のバイポーラトランジスタTrのベ
ース電極15Bに接続されている。
【0023】前記nチャネルMISFETQn1のドレ
イン領域は、配線19を介して、pチャネルMISFE
TQp3のソース領域に接続されている。このnチャネ
ルMISFETQn3のゲート電極8は、配線19を介
して、接地電圧Vssに接続されている。この接地電圧V
ssを供給する配線は、第1層目の配線で構成されてい
る。
【0024】入力端子I2には、pチャネルMISFE
TQp2、入力段nチャネルMISFETQn3、nチ
ャネルMISFETQn4のゲート電極8が接続されて
いる。これらのゲート電極8間は、配線19を介して接
続されている。
【0025】前記pチャネルMISFETQp2のソー
ス領域は、配線19を介して、電源電圧Vddに接続され
ている。このpチャネルMISFETQp2のドレイン
領域は、配線19を介して、前記出力段のバイポーラト
ランジスタTrのベース電極15Bに接続されている。
【0026】前記入力段のnチャネルMISFETQn
3のドレイン領域は、前記配線19を介して接地電圧V
ssに接続されている。この入力段のnチャネルMISF
ETQn3のドレイン領域は、前記nチャネルMISF
ETQn1のソース領域と一体に構成され、電気的に接
続されている。
【0027】前記nチャネルMISFETQn4のソー
ス領域は、配線19を介して、接地電圧Vssに接続され
ている。このnチャネルMISFETQn4のドレイン
領域は、前記nチャネルMISFETQn2のソース領
域と一体に構成され、電気的に接続されている。
【0028】前記出力段のバイポーラトランジスタTr
のエミッタ電極17は、配線19を介して、電源電圧V
ddに接続されている。
【0029】出力端子Oには、出力段バイポーラトラン
ジスタTrのコレクタ電極19、pチャネルMISFE
TQp3のドレイン領域、nチャネルMISFEQn2
のドレイン領域の夫々が接続されている。なお、図で
は、出力端子Oは図示していない。
【0030】前記pチャネルMISFETQp3のドレ
イン領域と前記コレクタ電極19との間は、配線19,
20を介して電気的に接続されている。前記配線20
は、第2層目の配線で構成されている。
【0031】前記nチャネルMISFETQn2のドレ
イン領域は、配線19を介して、前記pチャネルMIS
FETQp3のドレイン領域に接続されると共に、この
pチャネルMISFETQp3のドレイン領域、配線1
9,20の夫々を介して前記出力段のバイポーラトラン
ジスタTrのコレクタ電極19に接続されている。
【0032】次に、前記2入力NAND回路を構成する
素子のうち、出力段のバイポーラトランジスタTr、入
力段のpチャネルMISFETQp1、nチャネルMI
SFETQn1の夫々の構成を、図1(要部断面図)を
用いて説明する。
【0033】図1に示すように、本実施例の半導体集積
回路装置は、p-型半導体基板1を主体に構成されてい
る。このp-型半導体基板1は、例えば、単結晶珪素で
構成されている。
【0034】前記p-型半導体基板1の主面上には、n-
型エピタキシャル層が設けられている。このn-型エピ
タキシャル層と前記p-型半導体基板1との界面付近に
は、n+型埋込み半導体領域2、p+型埋込み半導体領域
3の夫々が設けられている。前記n+型埋込み半導体領
域2上には、n-型ウェル領域4が設けられている。前
記p+型埋込み半導体領域3上には、p-型ウェル領域5
が設けられている。前記n-型ウェル領域4及びp-型ウ
ェル領域5の夫々の非活性領域の主面部には、素子間分
離絶縁膜6が設けられている。この素子間分離絶縁膜6
は、例えば、酸化珪素膜で構成されている。
【0035】前記出力段のバイポーラトランジスタTr
は、前記素子間分離絶縁膜6で周囲を規定された領域内
において、前記n-型ウェル領域4の主面部に設けられ
ている。このバイポーラトランジスタTrは、主に、エ
ミッタ領域を構成するn型半導体領域16、ベース領域
を構成するp型半導体領域13、コレクタ領域を構成す
るn-型ウェル領域4の夫々から構成されている。
【0036】前記エミッタ領域を構成するn型半導体領
域13は、前記n-型ウェル領域4の主面部に設けられ
ている。このn型半導体領域13には、エミッタ電極1
7が接続されている。この電極17は、例えば、多結晶
珪素膜で構成されている。この電極17は、第3層目の
ゲート材形成工程で形成される。
【0037】前記ベース領域を構成するp型半導体領域
13は、前記エミッタ領域を構成するn型半導体領域1
6の下において、前記n-型ウェル領域4の主面部に設
けられている。このp型半導体領域13は、真性ベース
領域を構成する。このn型半導体領域13の周囲におい
て、前記n-型ウェル領域4の主面部には、前記p型半
導体領域13と一体に構成されるp+型半導体領14が
設けられている。このp+型半導体領域14は、引出き
用(グラフト)ベース領域を構成する。このp+型半導
体領域14には、電極15Bが接続されている。この電
極15Bは、例えば、多結晶珪素膜で構成されている。
また、この電極15Bは、第2層目のゲート材形成工程
で形成される。
【0038】前記コレクタ領域を構成するn-型ウェル
領域4には、n+型埋込み半導体領域2、コレクタ電位
引上げ用のn+型半導体領域11の夫々を介して、配線
19が接続されている。この配線19は、例えば、アル
ミニウム膜で構成されている。この配線19と前記電極
15,17との間には、層間絶縁膜18が設けられてい
る。この層間絶縁膜18は、例えば、酸化珪素膜を主体
に構成されている。
【0039】前記pチャネルMISFETQp1は、素
子間分離絶縁膜6で周囲を規定された領域内において、
n-型ウェル領域4の主面部に設けられている。このp
チャネルMISFETQp1は、主に、ゲート絶縁膜
7、ゲート電極8、ソース領域とドレイン領域を構成す
る一対のp型半導体領域10の夫々から構成されてい
る。
【0040】前記ゲート絶縁膜7は、前記n-型ウェル
領域4の主面部に設けられている。このゲート絶縁膜7
は、例えば、酸化珪素膜で構成されている。
【0041】前記ゲート電極8は、前記ゲート絶縁膜7
上に設けられている。このゲート電極8は、例えば、多
結晶珪素膜で構成されている。このゲート電極8は、第
1層目のゲート材形成工程で形成される。
【0042】前記ソース領域及びドレイン領域を構成す
る一対のp型半導体領域10は、前記n-型ウェル領域
4の主面部において、前記ゲート電極8の側部に設けら
れている。この一対のp型半導体領域10には、電極1
5が接続されている。これらの電極15は、例えば、多
結晶珪素膜で構成されている。この電極15は、第2層
目のゲート材形成工程で形成される。これらの電極15
には、配線19が接続されている。この一対のp型半導
体領域10の一方(ドレイン領域)に接続される電極1
5Bは、前記出力段のバイポーラトランジスタTrの引
出し用ベース領域(p+型半導体領域14)に接続され
る電極15Bと一体に構成され、両者間を電気的に接続
している。
【0043】前記nチャネルMISFETQn1は、素
子間分離絶縁膜6で周囲を規定された領域内において、
p-型ウェル領域5の主面部に設けられている。このn
チャネルMISFETQn1は、主に、ゲート絶縁膜
7、ゲート電極8、ソース領域とドレイン領域を構成す
る一対のn型半導体領域9の夫々から構成されている。
前記ゲート絶縁膜7は、前記p-型ウェル領域5の主面
部に設けられている。前記ソース領域及びドレイン領域
を構成する一対のn型半導体領域9は、前記p-型ウェ
ル領域5の主面部において、前記ゲート電極8の側部に
設けられている。この一対のn型半導体領域10には、
電極15が接続されている。これらの電極15には、配
線19が接続されている。
【0044】以上、説明したように、本実施例1の構成
によれば、前記出力段のバイポーラトランジスタTrの
p+型半導体領域14(引出し用ベース領域)に接続さ
れる電極15B及び入力段のpチャネルMISFETQ
p1のp型半導体領域10の一方(ドレイン領域)に接
続される電極15Bを同一層のゲート材で一体に構成
し、両者間を電気的に接続したことにより、前記p+型
半導体領域14に接続される電極とp型半導体領域10
に接続される電極との間を接続する配線(19)は不要
になる。従って、この不要になった配線(19)を設け
ていた領域に相当する分、半導体集積回路装置の高集積
化を図ることができる。
【0045】また、出力段のバイポーラトランジスタT
rのベース領域(p+型半導体領域14)に接続される
電極15Bと配線19とを接続するための接続孔が不要
になるので、この接続孔を設ける領域に相当する分、半
導体集積回路装置の高集積化を図ることができる。
【0046】また、不要になった配線(19)を設けて
いた領域に相当する分、及びベース領域(p+型半導体
領域14)に接続される電極15Bと配線19との接続
孔を設けていた領域に相当する分、2入力NAND回路
が縮小されるので、半導体集積回路装置の高集積化を図
ることができる。
【0047】また、前記不要になった配線(19)を設
けていた領域に、他の配線例えば、2入力NANDゲー
ト回路間を接続する配線を設けることができるので、こ
の他の配線を迂回させて配置するのに必要な領域に相当
する分、半導体集積回路装置の高集積化を図ることがで
きる。
【0048】また、図4(前記図1の要部に相当する領
域の製造工程の一部を示す要部断面図)に示すように、
前記入力段のpチャネルMISFETQp1のドレイン
領域(p型半導体領域10)に接続される電極15と、
出力段のバイポーラトランジスタTrのベース領域(p
+型半導体領域14)に接続される電極15Bとを夫々
異なる材料で構成し、両者間を電気的に接続することも
できる。例えば、前記入力段のpチャネルMISFET
Qp1のドレイン領域(p型半導体領域10)に接続さ
れる電極15をアルミニウム膜で構成し、ベース領域に
接続される電極15Bを多結晶珪素膜で構成することも
できる。
【0049】以上、本発明を実施例にもとづき具体的に
説明したが、本発明は、前記実施例に限定されるもので
はなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可
能であることは言うまでもない。
【0050】前記実施例では、マスタースライス方式を
採用する半導体集積回路装置の2入力NAND回路を示
したが、本発明は他のBi−CMOS(バイポーラ−相
補型MISFET)またはMISFETとバイポーラト
ランジスタを有する半導体集積回路装置の他の基本ゲー
ト回路に適用することもできる。
【0051】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0052】半導体集積回路装置において、高集積化を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の半導体集積回路装置の要部
断面図。
【図2】前記半導体集積回路装置が有する2入力NAN
D回路の等価回路図。
【図3】前記2入力NAND回路を示す要部平面図。
【図4】本発明の実施例の半導体集積回路装置の他の例
を、製造工程の一部で示す要部断面図。
【図5】従来技術の問題点を説明するための要部断面
図。
【図6】従来技術の問題点を説明するための要部平面
図。
【符号の説明】
1…p-型半導体基体1、2…n+型埋込み半導体領域、
3…p+型埋込み半導体領域、4…n-型ウェル領域、5
…p-型ウェル領域、6…素子間分離絶縁膜、7…ゲー
ト絶縁膜、8…ゲート電極、9…n型半導体領域、10
…p型半導体領域、11…n+型半導体領域、12…絶
縁膜、13…p型半導体領域、14…p+型半導体領
域、15,15B…電極、16…n型半導体領域、17
…電極、18…層間絶縁膜、19…配線。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一基板に、MISFETとバイポーラ
    トランジスタとを有する半導体集積回路装置において、
    前記MISFETのソース領域又はドレイン領域に自己
    整合で接続され、かつ、ゲート材で構成される電極、及
    び前記バイポーラトランジスタのベース領域に接続され
    る電極の夫々を、同一層のゲート材で一体に構成し、か
    つ、電気的に接続することを特徴とする半導体集積回路
    装置。
  2. 【請求項2】 前記MISFETとバイポーラトランジ
    スタの夫々は、マスタースライス方式を採用する半導体
    集積回路装置の基本ゲート回路を構成することを特徴と
    する前記請求項1に記載の半導体集積回路装置。
JP22763491A 1991-09-09 1991-09-09 半導体集積回路装置 Pending JPH0567738A (ja)

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JP22763491A JPH0567738A (ja) 1991-09-09 1991-09-09 半導体集積回路装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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