JPH05326862A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH05326862A
JPH05326862A JP4122182A JP12218292A JPH05326862A JP H05326862 A JPH05326862 A JP H05326862A JP 4122182 A JP4122182 A JP 4122182A JP 12218292 A JP12218292 A JP 12218292A JP H05326862 A JPH05326862 A JP H05326862A
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JP
Japan
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transistor
well region
semiconductor substrate
fet
conductivity type
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JP4122182A
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English (en)
Inventor
Yasushi Ryu
靖 笠
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 CMOSトランジスタを同一基板上に搭載す
る半導体装置に関し、ノイズ、ラッチアップを低減しつ
つ高集積化、高速化を可能とする半導体装置を提供する
ことを目的とする。 【構成】 p型半導体基板41にnウェル領域42を形
成し、そのnウェル領域42内にpチャネルFETQ5
を形成し、nチャネルFETQ6 はnウェル領域48を
形成し、その内部に形成されたpウェル領域49内に形
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置に係り、特に
CMOSトランジスタを同一基板上に搭載する半導体装
置に関する。
【0002】近年、半導体装置には高集積化、高速化が
要求されるトランジスタの配置間隔をせまくしたり、電
流駆動能力を向上させる必要がある。
【0003】
【従来の技術】図6は従来の一例の半導体装置の断面図
を示す。同図中、1は半導体基板を示す。
【0004】半導体基板1上にはMOS型のnチャネル
電界効果トランジスタ(以後nチャネルFET)Q1
びMOS型pチャネル電界効果トランジスタQ2 (以後
pチャネルFET)が形成される。
【0005】半導体基板1はp型の導電型を有する。n
チャネルFETQ1 は半導体基板1上にイオン打込みな
どによりn型とする不純物(例えば、P:リン)を注入
し、ソース領域2、及びドレイン領域3を形成すると共
に、絶縁層4を介してゲート電極5を形成してなる。
【0006】pチャネルFETQ2 を形成する場合には
半導体基板1にn型の不純物(例えばP:リン)をイオ
ン打込み等により注入し、nウェル領域6を形成し、こ
のnウェル領域6内にn型の不純物(例えば、B:ホウ
素)をイオン打込み等により注入し、ソース領域8、ド
レイン領域7を形成すると共に、絶縁層9を介してゲー
ト電極10を形成してなる。
【0007】半導体基板1には高濃度p型領域11を介
して接地電圧Vssが印加されていた。
【0008】また、nウェル領域6には高濃度n型領域
12を介して電源電圧Vccが印加されていた。
【0009】図7は従来の寄生トランジスタを説明する
ための図を示す。
【0010】従来のpチャネルFETQ1 、nチャネル
FETQ2 と同一半導体基板上に並設した構成の半導体
装置では図7に示すようにpnpトランジスタTr1
Tr 2 、npnトランジスタTr3 ,Tr4 、抵抗
1 ,R2 より寄生素子を有していた。
【0011】図8は従来の一例の等価回路図を示す。図
8(A)はpチャネルFETQ1 及びnチャネルFET
2 により形成される回路の等価回路図を示している。
【0012】このような回路には接続端子T1 ,T2
3 の外部に誘導素子L1 ,L2 、容量素子C1 が寄生
していた。
【0013】図8(B)は寄生トランジスタTr1 〜T
4 及び寄生抵抗R1 ,R2 による等価回路図を示す。
従来の図6,図7に示す構成の半導体装置では寄生トラ
ンジスタTr1 〜Tr4 及び寄生抵抗R1 ,R2 により
図8(B)に示すような等価的な回路が形成されてい
た。
【0014】図8(B)に示す等価回路で例えば、電源
電圧Vccの変動などにより寄生トランジスタTr1
Tr2 のコレクタ電流が増加した場合、寄生トランジス
タTr3 ,Tr4 がオンし、これによりトランジスタT
1 ,Tr2 のコレクタ電流が増加し、電源電圧Vcc
−接地電圧Vss間に過大な電流が流れてしまう、いわ
ゆるラッチアップ現象が発生してしまい、回路を誤動作
させるだけでなく、チップを破壊してしまう恐れがある
ため、FETQ1 ,FETQ2 をできるだけ離して設け
ることにより、ラッチアップが生じにくい条件としてチ
ップを構成していた。
【0015】図9は従来の他の一例の断面図を示す。同
図はnチャネルFETQ3 ,Q4 を同一半導体基板21
上に並設した構成の半導体装置で、例えばFETQ3
出力回路側のFETを示し、FETQ4 が内部回路側が
FETを示す。
【0016】従来のこの種の半導体装置ではFET
3 ,Q4 はp型の導電型の半導体基板21上にn型の
不純物(例えば、P:リン)を注入して、ソース領域2
3,23、及びドレイン領域24,15を形成すると共
に絶縁層26,27を介してゲート電極28,29を形
成してなる。
【0017】また、半導体基板21にはFETQ3 ,Q
4 夫々に高濃度層p型領域30,31が形成され、この
高濃度p型領域30,31により半導体基板21に基準
電圧Vss1 ,Vss2 を印加していた。
【0018】図10は従来の一例の等価回路図を示す。
【0019】このような半導体装置では図10に示すよ
うに寄生的に抵抗R3 が発生し、この抵抗R3 を介して
FETQ3 ,Q4 が接続されていた。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の一例
の半導体装置ではラッチアップ現象を防止するのにFE
TQ1 ,Q2 を分離して形成しなければならないため、
チップの集積度を向上することができない等の問題点が
あった。
【0021】また、従来の他の一例では図10に示すよ
うに抵抗r3 を介してFETQ3 ,Q4 が接続されてい
たため、FETQ3 のスイッチングによりFETQ3
接続された寄生の誘導成分L1 及び、寄生容量成分C1
により、接地電圧ラインにパルス状のノイズが乗り、F
ETQ4 の接地電圧ラインの電圧Vss1 が変動し、内
部回路のラッチアップを引き起こしたり、回路誤動作さ
せてしまう等の問題点があった。
【0022】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、ノイズ、ラッチアップを低減しつつ、高集積化、高
速化を可能とする半導体装置を提供することを目的とす
る。
【0023】
【課題を解決するための手段】請求項1は第1の導電型
のチャネルを持つ第1のトランジスタと、第1の導電型
とは逆の導電型の第2の導電型のチャネルを持つ第2の
トランジスタとを第1の導電型の半導体基板上に並設し
てなる半導体装置において、前記半導体基板上に設けら
れた前記第2の導電型の第1のウェル領域上に前記第1
のトランジスタを形成すると共に、前記半導体基板上の
前記第1のトランジスタが形成された前記第1のウェル
領域とは別の領域に、前記第2の導電型の第2のウェル
領域を形成し、第2のウェル領域内に前記第1の導電型
の第3のウェル領域を形成し、第3のウェル領域上に前
記第2のトランジスタを形成してなる。
【0024】
【作用】請求項1によれば、第1のトランジスタは第1
の導電型を持ち、第2の導電型の第1のウェル領域に形
成されている。
【0025】また、第2のトランジスタは第2の導電型
のチャネルを持ち、第1の導電型の第3のウェル領域に
形成されている。
【0026】第1のウェル領域は第1の導電型の半導体
基板上に形成されている。第3のウェル領域は第2の導
電型の第2のウェル領域内に形成される。また、第2の
ウェル領域内は第1の導電型の半導体基板上に形成され
る。
【0027】このため、第1のトランジスタと第2のト
ランジスタによる寄生トランジスタが互いに直接接続さ
れることがない。したがって、ラッチアップ現象が発生
しにくくなる。
【0028】
【実施例】図1は本発明の第1実施例の断面図を示す。
同図中、41は半導体基板を示す。半導体基板41はシ
リコン(Si)等の半導体基板にp型の不純物(例え
ば;ホウ素)が低濃度に注入されたp型の導電型を有す
る半導体基板である。半導体基板41は接地電圧Vss
に接続される。
【0029】42は第1のウェル領域であるnウェル領
域を示す。nウェル領域42は半導体基板41にイオン
打込み等によりn型の不純物(例えばP:リン)を注入
してなり、n型の導電型に形成される。
【0030】nウェル領域42にはpチャネルのMOS
型FET(電界効果トランジスタ)Q5 が形成される。
【0031】nウェル領域42にイオン打込み等により
P型の不純物(例えばB:ホウ素)を注入することによ
りp型のソース領域43及びドレイン領域44が形成さ
れると共に、SiO2 等の絶縁層45を介してアルミニ
ウム(Al)等の導電材よりなるゲート電極46が形成
することにより第1のトランジスタであるFETQ5
形成される。
【0032】また、n型ウェル領域42には高濃度n型
領域47が形成され、このn型領域47に電源電圧Vc
cを印加することにより、n型ウェル領域42にバイア
スを印加し、FETQ5 を動作させている。
【0033】48は第2のウェル領域となるnウェル領
域を示す。nウェル領域48はnウェル領域42と同様
にイオン打込み等によりn型の不純物(例えばP:リ
ン)を半導体基板41に注入することにより形成され
る。
【0034】nウェル領域42内にはさらに第3のウェ
ル領域となるPウェル領域49が形成される。
【0035】pウェル領域49はnウェル領域12内に
イオン打込み等によりP型の不純物(例えばB:ホウ
素)を注入して形成される。
【0036】pウェル領域49上にはnチャネルのMO
S型FET(電界効果トランジスタ)Q6 が形成され
る。
【0037】イオン打込み等によりn型の不純物(例え
ばP:リン)ウェル領域49上に添加することによりn
型ソース領域50及びn型ドレイン領域51を形成する
と共に、SiO2 よりなる絶縁層52を介してアルミニ
ウム(Al)等よりなるゲート電極53を形成すること
により第2トランジスタであるFETQ6 が構成され
る。
【0038】また、ウェル領域49には高濃度p型領域
54が形成され、この高濃度p型領域54に接地電圧V
ssを印加することによりpウェル領域49をバイアス
し、FETQ6 を動作させる構成とされている。
【0039】また、nウェル領域48には高濃度n型領
域55が形成され、この高濃度n型領域55が形成に電
源電圧Vccを印加し、nウェル領域48をバイアスし
ている。以上により出力回路Aが構成される。
【0040】図2は本発明の第1実施例の寄生トランジ
スタを説明するための図を示す。
【0041】図1に示すような構造の半導体装置では図
2に示すようにpnpトランジスタTr5 ,Tr6 ,T
7 、npnトランジスタTr8 ,Tr9 ,Tr10、抵
抗R 4 ,R5 ,R6 ,R7 等の寄生素子が付与される。
【0042】図3は本発明の第1実施例の等価回路図を
示す。
【0043】図3(A)はFETQ5 ,Q6 により構成
される等価回路図を示す。
【0044】pチャネルFETQ5 はドレインが電源端
子T1 に接続され、ソースが出力端子T2 に接続され、
ゲートが入力端子T3 に接続される。
【0045】また、nチャネルFETQ6 はドレインが
出力端子T2 に接続され、ソースが接地端子T4 に接続
され、ゲートが入力端子T5 に接続される。
【0046】図3(B)は寄生トランジスタTr1 〜T
6 、寄生の抵抗R1 〜R4 により形成される等価回路
図を示す。
【0047】nウェル領域48を形成することにり図3
に示すように従来構造の等価回路pnpトランジスタT
3 、npnトランジスタTr10、抵抗R3 ,R7 が付
加される。
【0048】このため、例えば、基板電圧の変動等によ
り、トランジスタTr8 ,Tr9 がオンした場合でも抵
抗R7 にトランジスタTr10はよりベース電位が上昇し
ないためオフのままとなり、したがってトランジスタT
5 ,Tr6 はオフのままとなる。したがって、ラッチ
アップ現象が生じることはない。
【0049】また、何かの要因でトランジスタTr5
Tr6 がオンしてしまった場合、トランジスタTr10
オンとなるがトランジスタTr8 ,Tr9 は抵抗R5
よりオフのままとなり、ラッチアップ現象は生じない。
【0050】このように、nウェル領域48を設けるこ
とによりラッチアップ現象が容易には生じなくなるた
め、pチャネルFETQ5 とnチャネルFETQ6 とを
近接して設けることができ、したがって、回路の集積度
を向上させることができる。
【0051】なお、本実施例ではp型半導体基板41上
にpチャネルFETQ5 ,nチャネルFETQ6 を形成
する場合について説明したが、n型半導体基板上にpチ
ャネルFET及びnチャネルFETを形成する場合にも
同様な構成とすることができる。ただし、この場合、第
1実施例のものとはウェル領域の導電型を逆にする必要
がある。
【0052】図4は本発明の第2実施例の断面図を示
す。同図中、図1と同一構成部分には同一符号を付し、
その説明は省略する。本実施例は出力回路Aに隣接して
内部回路Bを並設してなる。
【0053】同図中、FETQ6 は出力回路A側の素子
であり、FETQ7 は内部回路Bを構成する1つの素子
である。FETQ6 ,Q7 は共に第2のトランジスタで
構成されている。なお、内部回路BはFETQ7 のみで
はなく、第1のトランジスタとなるFET等の他の素子
も含む多数の素子より構成されているが、本実施例では
説明を簡単にするためにFETQ7 のみを示す。
【0054】内部回路Bは出力回路Aと同一半導体基板
61上に近接して形成される。
【0055】半導体基板61はシリコン(Si)等にp
型の不純物(例えばB:ホウ素)が添加され、p型の導
電型を有する。
【0056】内部回路B側ではFETQ7 は半導体基板
41上にn型の不純物(例えばP:リン)をイオン打込
み等により添加することによりソース領域61及びドレ
イン領域62が形成される。
【0057】FETQ7 のゲート電極63はSiO2
よりなる絶縁層64を介して半導体基板41上に形成さ
れる。
【0058】半導体基板41は高濃度p型領域65を介
して接地電位Vss2 が印加される。
【0059】48はnウェル領域を示す。nウェル領域
48は半導体基板41上にn型の不純物(例えばP:リ
ン)をイオン打込み等により添加することにより形成さ
れる。
【0060】さらに、nウェル領域48内にはpウェル
領域49が形成される。
【0061】pウェル領域49はnウェル領域48にp
型の不純物(例えばB:ホウ素)をイオン打込み等によ
り添加することにより形成される。
【0062】このpウェル領域49内に出力回路Aのn
チャネルFETQ6 か形成されている。
【0063】FETQ6 はpウェル領域49にn型の不
純物(例えば:Pリン)をイオン打込み等により添加す
ることによりソース領域50及びドレイン領域51を形
成し、さらにpウェル領域49上にSiO2 等の絶縁層
52を介してゲート電極53を形成することにより構成
されている。
【0064】また、pウェル領域49には高濃度p型領
域54を介して接地電圧Vss2 とは分離された接地電
圧Vss1 が印加され、nウェル領域48には高濃度n
型領域55を介して電源電圧Vccが印加される。
【0065】以上の構成により半導体基板41とnウェ
ル領域48との間及び、pウェル領域49とnウェル領
域48との間にダイオードD1 ,D2 が形成され、ダイ
オードD1 ,D2 は夫々逆方向に電圧がバイアスされる
ことになる。
【0066】図5は本発明の第2実施例の等価回路図を
示す。
【0067】図5に示すように出力回路A側FETQ6
と内部回路B側FETQ7 とは夫々逆方向にバイアスさ
れたダイオードD1 ,D2 により接続され、互いに分離
された構成となる。
【0068】これにより、出力回路A側FETQ6 スイ
ッチング時に電源電圧Vccに寄生した寄生誘導成分L
2 、容量成分C2 により発生するソース電圧の急激な変
動がダイオードD2 により半導体基板61に伝達されな
いため、内部回路BのFETQ7 に出力回路AのFET
6 の影響を与えることはない。
【0069】また、逆に内部回路側FETQ7 で発生し
た基板電圧変動はダイオードD1 によりPウェル領域6
8に伝達されることはないため、出力回路AのFETQ
6 に内部回路BのFETQ7 の影響を与えない。このた
め、電源ノイズ等による誤動作を低減することができ、
内部回路内でのラッチアップの原因を低減することがで
きる。
【0070】なお、内部回路Bを構成するnチャネルF
ETQ7 は実施例で示したように半導体基板41上に直
接形成する構造に限ることなく出力回路Aのnチャネル
FETQ5 と同様にnウェル領域48上に形成されたp
ウェル領域49上に形成する構造としてもよい。また、
nチャネルFETを複数有する場合には両者が混在する
構造であって同様な効果を有する。
【0071】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、同一基板
上にpチャネルトランジスタとnチャネルトランジスタ
とを近接して配置してもラッチアップが生じないため、
集積度を上げることができ、高集積化、高速化が実現で
きる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の断面図である。
【図2】本発明の第1実施例の動作を説明するための図
である。
【図3】本発明の第1実施例の等価回路図である。
【図4】本発明の第2実施例の断面図である。
【図5】本発明の第2実施例の等価回路図である。
【図6】従来の一例の断面図である。
【図7】従来の一例の動作を説明するための図である。
【図8】従来の一例の等価回路図である。
【図9】従来の他の一例の断面図である。
【図10】従来の他の一例の等価回路図である。
【符号の説明】
11 半導体領域 12,18 nウェル領域 19 pウェル領域 31 半導体基板 Q5 pチャネルFET Q6 nチャネルFET Q7 nチャネルFET

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の導電型のチャネルを持つ第1のト
    ランジスタ(Q5 )と、該第1の導電型とは逆の導電型
    の第2の導電型のチャネルを持つ第2のトランジスタ
    (Q6 )とを該第1の導電型の半導体基板(41)上に
    設けてなる半導体装置において、 前記半導体基板(41)上に設けられた前記第2の導電
    型の第1のウェル領域(42)上に前記第1のトランジ
    スタ(Q5 )を形成すると共に、 前記半導体基板(41)上の前記第1のトランジスタ
    (Q5 )が形成された前記第1のウェル領域(42)と
    は別の領域に、前記第2の導電型の第2のウェル領域
    (48)を形成し、該第2のウェル領域(48)内に前
    記第1の導電型の第3のウェル領域(49)を形成し、
    該第3のウェル領域(49)上に前記第2のトランジス
    タ(Q6 )を形成することを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記第2のウェル領域(48)は前記半
    導体基板(41)及び前記第3のウェル領域(49)に
    対して逆バイアスとなるように電圧が印加されたことを
    特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のトランジスタ(Q5 )のソー
    スを第1の電源(Vcc)に接続し、前記第2のトラン
    ジスタ(Q6 )のソースを第2の電源(Vss)に接続
    し、 前記第1のトランジスタ(Q5 )のドレインと前記第2
    のトランジスタ(Q6)のドレインとを接続し、その接
    続点を出力端子とし、 前記第1のトランジスタ(Q5 )のゲート及び前記第2
    のトランジスタ(Q6)のゲートに入力される信号に応
    じた出力信号を前記出力端子より得る出力回路(A)を
    前記第1のトランジスタ(Q5 )及び前記第2のトラン
    ジスタ(Q6 )により構成したことを特徴とする請求項
    1又は2記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 複数の前記第1のトランジスタ及び前記
    複数の第2のトランジスタのうち、該第1及び第2のト
    ランジスタ(Q5 ,Q6 )よりなる出力回路(A)と、
    残りの該第1及び第2のトランジスタよりなる内部回路
    (B)とを同一の半導体基板(41)上に互いに別領域
    に形成してなり、 前記出力回路(A)は前記第1のトランジスタ(Q5
    のソースを第1の電源(Vcc)に接続し、前記第2の
    トランジスタ(Q6 )のソースを第2の電源(Vss)
    に接続し、 前記第1のトランジスタ(Q5 )のドレインと前記第2
    のトランジスタ(Q6)のドレインとを接続し、その接
    続点を出力端子とし、 前記第1のトランジスタ(Q5 )のゲート及び前記第2
    のトランジスタ(Q6)のゲートに入力される信号に応
    じた出力信号を前記出力端子より得ることを特徴とする
    請求項1又は2記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記内部回路(B)を構成する複数の前
    記第2のトランジスタは前記半導体基板(41)上に直
    接形成したことを特徴とする請求項4記載の半導体装
    置。
  6. 【請求項6】 前記内部回路(B)を構成する複数の前
    記第2のトランジスタは前記第3のウェル(49)上に
    形成されたものと、前記半導体基板(41)上に直接形
    成されたものとを有することを特徴とする請求項4記載
    の半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記出力回路(A)の第2のトランジス
    タ(Q6 )のソース電源と前記内部回路(B)の第2の
    トランジスタ(Q7 )のソース電源とを分離することを
    特徴とする請求項4乃至6のうちいずれか一項記載の半
    導体装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005072566A (ja) * 2003-08-06 2005-03-17 Sanyo Electric Co Ltd 半導体装置

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JP2005072566A (ja) * 2003-08-06 2005-03-17 Sanyo Electric Co Ltd 半導体装置

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