JPH0567638U - 街路灯用基礎 - Google Patents

街路灯用基礎

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JPH0567638U
JPH0567638U JP10937091U JP10937091U JPH0567638U JP H0567638 U JPH0567638 U JP H0567638U JP 10937091 U JP10937091 U JP 10937091U JP 10937091 U JP10937091 U JP 10937091U JP H0567638 U JPH0567638 U JP H0567638U
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pole
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rectangular parallelepiped
fitting
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進次 寺本
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有限会社防長屋外施設
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】本考案は、街路灯用基礎において、該基礎に形
成された嵌着口に嵌めるポール内えの波付硬質ポリエチ
レン管の挿入を滑らかとして、その作業性を迅速、且つ
容易にせんとすることを目的とする 【構成】嵌着口2を備える生コンクリートの注入成型さ
れた直方体からなり、基部周側下方に電線引込口5の穿
孔された前記嵌着口より径小とするポール4が該嵌着口
に装填され、前記直方体の一面には、前記嵌着口に向け
て少なくとも前記ポールの電線引込口の下方にその底面
が位置する直方体状の細長の切欠き9が形成されている
点に特徴を有する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、公団住宅、公園、運動場などに配設される街路灯に地中配電線路を 施工する際に用いる街路灯用基礎の具体的構造に関する。
【0002】
【従来技術】
従来行なわれてきた街路灯用基礎と、該基礎に嵌着されるポールの構造につい て、図2(a)を参照し乍ら述べると、1は直方体状を呈する街路灯用基礎(以 下、単に基礎とも言う)、2は、該基礎1の略中央に底面に向けて貫通させた後 記するポールより径大とされた嵌着口、3は、前記基礎1の一面、例えばa面よ り後記するポールの電線引込口に一致するよう前記嵌着口に向けて穿孔された挿 入口、4は、中空からなるポール、5は、該ポールの基部下方に穿孔された電線 引込口、6,6′は基礎1が生コンクリートの注入成型によるものであるので、 該生コンクリートが充分固化しない中に運搬される際に、該基礎の機械的強度を 保護するための該基礎に埋設された上下の補強鉄筋、を夫々示す。 なお、同図(b)は、波付硬質ポリエチレン管7にケーブル8を挿入して管内 配線をした状態の一部切欠き拡大断面図を示す。 次に、以上のように構成された街路灯用基礎の具体的施工について、図2を参 照の上、詳述すると、先ず、予め、街路灯用基礎1より大きく余裕をもたせて地 面に掘った穴に、該基礎を入れ、該基礎1の嵌着口2に、ポール4を該ポール基 部下方の電線引込口5が、該基礎のa面にある挿入口3に一致するように嵌め、 次いで、波付硬質ポリエチレン管7を、挿入口3を通じて該ポール内に差し込み 、該ポリエチレン管の中にケーブル8を該ポール内の上部にある図示しない安定 器に達するまで挿通し、前記嵌着口とポールとの隙間gにモルタルを詰め、これ が固化してから、前記基礎の四周側に砂利を入れて該基礎を地中に安定させてい る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】 ところで、敍上の施工は、街路灯用基礎1の嵌着口2にポール4を嵌めた際、 該ポール電線引込口5と該基礎の挿入口3とが一致した場合のことで、仮りに一 致しても、挿入口3から挿入された波付硬質ポリエチレン管7が上方に直角方向 に曲げられて押上げらるため、加えて該管7の外面が波型となっているため、極 めて通りにくヽ、地中の狭い現場では能率的作業と言い得ない。のみならず、ポ ール4の電線引込口5の穿孔位置が、製造業者によって区区で、該穿孔位置と該 電線引込口とがズレている場合は、予め固化した基礎自体を現場に搬送している ので、止むなくポール4の電線引込口5をガス溶断により広げる作業を余儀なく されるもので、更に、他の2方向の街路灯に配電せねばならない、謂わば分岐点 となる街路灯の施工においては、該基礎1のb面およびd面にも挿入口3を形成 したものを用意し、ポール4にも夫々該各挿入口に一致する位置に前記溶断作業 をせねばならず、現場での該溶断作業は、実際問題として厄介で、これ亦、作業 性良好とは言い難い現状にある。 本考案は、敍上の欠点を解消せんとするもので、その目的とするところは、ポ ール内えの波付硬質ポリエチレン管の挿入を滑らかとし、その作業性を迅速、且 つ容易にせんとすることにある。
【0004】
【課題を解消するための手段】
本考案は、嵌着口2を備える生コンクリートの注入成型された直方体からなり 、基部周側下方に電線引込口5の穿孔された前記嵌着口より径小とするポール4 が該嵌着口に装填され、前記直方体の一面には、前記嵌着口に向けて少なくとも 前記ポールの電線引込口の下方にその底面が位置する直方体状の細長の切欠き9 が形成されている点に特徴を有する構成としたことによつて上記目的を解決する 。
【0005】
【実施例】
以下、本考案による具体的構成について、図1を参照の上、施工の態様と共に 詳述する。なお、冗長な無駄な説明を避けるため、従来形式のものを示す図2で 述べたものと、同一箇所には同一符号を付け、本考案の特徴のみについて述べる と、9は、街路灯用基礎1の一面であるa側面からポール4の嵌着口2に向けて 形成した細長の切欠きで、その下方えの長さは、ポール4の電線引込口5に波付 硬質ポリエチレン管7を、斜めに向けて挿入できる程度の該口5より下位置まで 形成するものとし、その他につては図2で述べたものと変わらない。 茲に、街路灯用基礎1とポール4の諸元の一例を述べると、下記のとおり 街路灯用基礎: 横幅(a,b,c,dの各面) …… 各600[mm] 高さ …………………… 1000〜1300 [mm] 切欠き幅 ………………………………… 100[mm] 嵌着口内径 ………………… Φ160〜210[mm] ポール: 外径 …………………………… 150〜200[mm] なお、電線引込口5の位置は基礎1の嵌着口2にポール4 を嵌めた場合、該基礎の上面から300〜400[mm] の位置に穿孔され、その径は約100[mm] 波付硬質ポリエチレン管: 外径 ……………………30〜50[mm] ケーブル: 外径 ………………………………… 10〜15[mm]
【0006】
【考案の効果】
本考案は、敍上の構成よりなり、次いで本考案街路灯用基礎による施工の態様 と共に作用効果について述べると、従来形式のもの同様、予め地下に掘った穴に 街路灯用基礎1を入れ、該基礎の嵌着口2にポール4を嵌め込み、該ポールの電 線引込口5を該基礎の切欠き9の中心線に合わせる。この状態で、波付硬質ポリ エチレン管7を切欠き9の下面より該引込口5に向けて該ポール内に押し込んで ゆき、次いで、該ポリエチレン管7の中にケーブル8を該ポール内に配設された 図示しない安定器に達するまで挿入した後、該基礎1の切欠き9のある面に図示 しない木枠を当て、モルタルを該切り欠き内と隙間gに注入すると済む。 本考案によれば、以上述べたように、切欠き9の底面が、ポール4に穿孔され た電線引込口5より下に位置するよう形成されているので、該電線引込口5より 波付硬質ポリエチレン管7が該ポール内に挿入できるため、即ち、下方より斜め 上方向に押し込まれるため、挿入に何等の苦労もなく、極めて円滑に挿入操作が できるだけでなく、その中に挿通されるケーブル8も亦、容易に挿入でき、更に 既述の分岐点に相当する他の街路灯にケーブルを配線する場合にも、該切欠き9 に空間的に横幅と下方に余裕があるため、該電線引込口に斜傾して上方に向けて 3本の該ポリエチレン管7を容易に押し込め、その後のケーブル8の挿入も容易 に挿入でき、従来形式のもののように挿入口の追加形成および電線引込口の追加 溶断作業などの苦労が全くなく、且つ作業性良好となる等、斯くして、簡単な構 成ながらも、本案所期の目的を充分達成し得る優れた作用効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す実体斜視図
【図2】(a)は従来行われている基礎の一例を示す実
体斜視図、(b)は挿入口に挿入波付硬質ポリエチレン
管とケーブルを示す一部切欠拡大断面図
【符号の説明】
1 街路灯用基礎 2 嵌着口 3 挿入口 4 ポール 5 電線引込口 6,6′ 補強鉄筋 7 波付硬質ポリエチレン管 8 ケーブル 9 切欠き

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 嵌着口2を備える生コンクリートにより
    注入成型された直方体からなり、基部周側下方に電線引
    込口5の穿孔された前記嵌着口より径小とするポール4
    が該嵌着口に装填され、前記直方体の一面には、前記嵌
    着口に向けて少なくとも前記ポールの電線引込口の下方
    にその底面が位置する直方体状の細長の切欠き9が形成
    されていることを特徴とする街路灯用基礎。
JP10937091U 1991-11-07 1991-11-07 街路灯用基礎 Expired - Lifetime JPH0649620Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10937091U JPH0649620Y2 (ja) 1991-11-07 1991-11-07 街路灯用基礎

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JP10937091U JPH0649620Y2 (ja) 1991-11-07 1991-11-07 街路灯用基礎

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0567638U true JPH0567638U (ja) 1993-09-07
JPH0649620Y2 JPH0649620Y2 (ja) 1994-12-14

Family

ID=14508522

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10937091U Expired - Lifetime JPH0649620Y2 (ja) 1991-11-07 1991-11-07 街路灯用基礎

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JP (1) JPH0649620Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100856660B1 (ko) * 2007-05-09 2008-09-04 주식회사 케이티 강관전주 및 입상관로 설치구조

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100856660B1 (ko) * 2007-05-09 2008-09-04 주식회사 케이티 강관전주 및 입상관로 설치구조

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JPH0649620Y2 (ja) 1994-12-14

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