JPH056755Y2 - - Google Patents

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JPH056755Y2
JPH056755Y2 JP1986158467U JP15846786U JPH056755Y2 JP H056755 Y2 JPH056755 Y2 JP H056755Y2 JP 1986158467 U JP1986158467 U JP 1986158467U JP 15846786 U JP15846786 U JP 15846786U JP H056755 Y2 JPH056755 Y2 JP H056755Y2
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JP
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weeding
rod
grass
width
pivotally connected
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JP1986158467U
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JPS6363345U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、分草体と側部分草杆とを連動させ
るようにしたコンバインの分草装置に関するもの
である。
(ロ) 従来の技術 前処理部の分草体の相互間間隔を変更調節し得
るようにした刈取機の分草装置は周知であり、か
かる装置によれば、植立茎桿条例の相互間隔が変
わつた場合とか、刈取茎桿条列数を増やしたい場
合等に好適に対応し得る利点がある。
また、例えば実開昭51−6030号公報、実開昭56
−52932号公報等に記載されているように、機体
側方への張出量を変更調整可能にした側部分草杆
を前処理部の側方に装着して成る刈取機の分草装
置があり、かかる装置によれば、長短桿に対応し
て分草作用を変化させることができ、したがつ
て、走行装置による茎桿踏圧を防止することがで
きる。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかし、上記した従来の分草装置にあつては、
分草体の相互間間隔を変更調節するための機構
と、側部分草杆の側方への張出量を変更調整する
ための機構とが非連係的に各別に装設されている
ことから、例えば中割作業時において、分草体の
相互間隔を拡げると共に側部分草杆の機体側方へ
の張出量を増大させるような操作を行う場合に、
各操作を別々に行わなければならず、取扱操作が
煩わしいという不都合があり、また、このように
操作した分草体及び側部分草杆を原位置に復帰さ
せる場合等にも同様な不都合がある。そして、右
側方へ分草体を回動させると共に、分草杆をも右
側方へ張出させる時、分草杆始端が分草体と共に
回動しない支持杆に枢支されているために、分草
体と分草杆とが平面視でくの字状となり、分草体
を右側方へ移動させればさせる程、くの字が鋭角
となり、分草した外方側の穀稈が再び機体側へ倒
れて姿勢の乱れ、千切れ等が発生していた。
本考案は上記の問題点に鑑み、簡易な操作によ
り分草体及び側部分草杆の各分草作用を同時に変
更させ得ると共に、分草体と分草杆両者の位置関
係により分草性能を一段と向上させ得るコンバイ
ンの分草装置を提供することを目的とする。
(ニ) 問題点を解消するための手段 上記目的を達成するため、本考案は第1図及び
第2図に示すように、機体巾に対して巾狭で左方
へ偏位する前処理部4における最右方の分草体2
を支持する前後方向の支持杆14の中途位置に分
草体2の水平方向に沿つた回動変位を許容すべく
枢結部15を介設すると共に、摺動杆22を略々
機体巾方向に移動固定自在に案内する案内体20
を設け、更に、前部を前記分草体2の前端部位に
枢結されていて後部を前記摺動杆22の外方側端
部に枢結されている側部分草杆25を設けて成
り、前記分草杆25の外方側への変位に連動して
分草体2も外方側へ回動変位するようにしてあ
る。
(ホ) 作用 右側方へ回動可能に枢支される右端分草体を支
持する支持杆の先端部近傍に枢支した分草杆を右
側方へ引張出すことにより、分草杆25、支持杆
14b,14a、摺動杆22からなる四角形が変
形し、よつて支持杆14bの先端に支持される分
草体2を右側方へ回動させ、分草範囲を拡げるも
のである。
(ヘ) 実施例 以下、本考案の具体的な実施例を図面に基づい
て説明する。
第1図及び第2図は本考案に係る刈取機の分草
装置を示し、分草装置1の分草体2…で茎桿を分
草しそれを引き起こし装置3…で引き起こす前処
理部4、引き起こされた後の茎桿を刈り取る刈取
装置5、刈取茎桿を一定個所に掻き込む掻き込み
装置6、掻き込まれた茎桿の株元を挟持搬送する
株元搬送装置7、及び掻き込まれた茎桿の上部を
係止搬送する上部搬送装置8のそれぞれで機体の
前部を構成し、これに続いてクローラ9…、車台
10及び操縦スタンド11等を配設してある。
前記分草装置1は次のように構成される。
すなわち、固定金具12を介して先端に分草体
2が固定されてなる前後方向の支持杆14を機体
の前部に複数(本実施例では3本)並設すると共
に、前記支持杆14…のうちの最右方のものの長
手方向中途位置に枢結部15を介設する。この枢
結部15を構成するに、前記支持杆14を先側1
4aと基側14bとに二分して、先側14aに固
着した側面視コ字状の係着体16と、この係着体
16及び基側14b先端を縦方向に貫通する枢支
軸17とで連結し、もつて、分草体2が枢支軸1
7の廻りに、つまり水平方向に沿つて回動変位可
能なように成す。次いで、前記基側14bの後寄
りの位置から支持板18を垂設し、これの先端
に、係止ピン19を挿通するための貫通穴を貫設
された筒状の案内体20を略々機体巾方向に向け
て固着すると共に、これの内方穴に、前記係止ピ
ン19が内通することになる穴21…を所定間隔
で貫設された摺動体22を嵌挿し、また、この摺
動体22の外方側先端にコ字状体23を固着する
一方、最右方の分草体2と同体的に回動変位する
部位である前記固定金具12の前端部位には鉤状
係着体24を固着して、この鉤状係着体24と、
前処理部4の側部外方を前後方向に向かう側部分
草杆25の先端とを枢結すると共に、この側部分
草杆25の後部を前記コ字状体23と枢結するよ
うに成す。
なお、本実施例にあつては図示のない操縦席を
機体右側前部に配設してある。
上記構成の分草装置において、分草作用を増大
させるには、係止ピン19を抜き取つて摺動体2
2を案内体20に沿つて外方側へ変位させ、案内
体20の穴と摺動体22の穴21とを符合させて
再び係止ピン19を差し込み、摺動体22を固定
するようになす。これにより、側部分草杆25は
必然的に第2図の二点鎖線の状態になつて、最右
方の分草体2の先端位置が外方側へ変位すること
から、この分草体2の先端位置と、これに隣接す
る次位の分草体2の先端位置との相互間隔が距離
mだけ増大する一方で、側部分草杆25の張出量
もその後端において距離nだけ増大し、結局、機
体左側に未刈茎桿が存在することを通常とする本
実施例の刈取機においてともすれば不足しがちで
あつた前処理部4の右側方における分草作用が増
大することとなる。
(ト) 考案の効果 以上のように本考案によれば、茎桿条列が不規
則な場合はもちろん、特に、中割作業等において
機体前全面の穀稈を刈取、分草する必要がある場
合には、右側分草杆を必要寸法だけ引き出すとい
つた簡便な操作をするだけで右側分草体も自動的
に必要位置に設定されるものであるから、分草体
単独の調節を全く要しないものであると共に、分
草体と分草杆との連係構造が、右側方へ回動可能
に枢支される右端分草体支持杆の先端部近傍に前
端を枢支した分草杆を右側方へ引張出すことによ
り、分草杆25、支持杆14b,14a、摺動杆
22からなる四角形が変形し、よつて支持杆14
bの先端に支持される分草体2を右側方へ回動さ
せ、分草範囲を拡げるものであるから、分草杆は
前端を固定された枢支軸として後部を回動させる
ものに比して、常に分草杆の始端が分草体の先端
に近い箇所から後方に延出するものであるから、
如何なる角度、位置へ分草体を回動させても分草
杆の機体進行方向とのなす角度の変化が小さく、
即ち分草体の位置によつて分草杆の進行方向との
角度が大きくなる事がなく、分草体で分草された
穀稈をスムーズに側方へ押しやり、また、分草体
と分草杆との間に右方開放のくの字状凹部が生じ
ることがなく、穀稈の機体側への倒れ込みによる
乱れ、千切れを防止するものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案に係る刈取機の分草装置を示し、第
1図は平面図、第2図は側面図である。 2……分草体、4……前処理部、14……支持
杆、15……枢結部、20……案内体、22……
摺動杆、25……側部分草杆。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機体巾に対して巾狭で左方へ偏位する前処理部
    4における最右方の分草体2を支持する前後方向
    の支持杆14の中途位置に分草体2の水平方向に
    沿つた回動変位を許容すべく枢支部15を介設す
    ると共に、摺動杆22を略々機体巾方向に移動固
    定自在に案内する案内体20を設け、更に、前部
    を前記分草体2の前端部位に枢結されていて後部
    を前記摺動杆22の外方側端部に枢結されている
    側部分草杆25を設けて成り、前記分草杆25の
    外方側への変位に連動して分草体2も外方側へ回
    動変位するようにしてなる2条刈コンバインの分
    草装置。
JP1986158467U 1986-10-15 1986-10-15 Expired - Lifetime JPH056755Y2 (ja)

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JP1986158467U JPH056755Y2 (ja) 1986-10-15 1986-10-15

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JP1986158467U JPH056755Y2 (ja) 1986-10-15 1986-10-15

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JPS6363345U JPS6363345U (ja) 1988-04-26
JPH056755Y2 true JPH056755Y2 (ja) 1993-02-22

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ID=31081985

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