JPH056692A - 半導体記憶装置の高電圧判定回路 - Google Patents

半導体記憶装置の高電圧判定回路

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Publication number
JPH056692A
JPH056692A JP3158167A JP15816791A JPH056692A JP H056692 A JPH056692 A JP H056692A JP 3158167 A JP3158167 A JP 3158167A JP 15816791 A JP15816791 A JP 15816791A JP H056692 A JPH056692 A JP H056692A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
high voltage
memory device
semiconductor memory
mos transistor
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP3158167A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazutoshi Hirayama
和俊 平山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP3158167A priority Critical patent/JPH056692A/ja
Publication of JPH056692A publication Critical patent/JPH056692A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は通常時のレベル保証も可能でかつ
電流消費が少ないような半導体記憶装置の高電圧判定回
路を提供することを主要な特徴とする。 【構成】 直列に接続された複数のMOSトランジスタ
11〜15と抵抗31とを直列接続し、1つのMOSト
ランジスタ15のゲートに、特定タイミングが発生した
ときに活性化される信号Bを与え、通常時は電流パスが
生じないようにする。 【効果】 この発明によれば、外部ピンに余分な電流が
生じることがないので、ピンの信頼性が向上し、正しい
ピンの破壊試験を行なうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体記憶装置の高電
圧判定回路に関し、特に、半導体記憶装置において、ア
ドレスピンなどから高電圧を印加して、特定の動作モー
ドを設定するような機能を持たせるための高電圧判定回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体記憶装置には、動作マージ
ンのチェックや特別な機能を確認するために、たとえば
あるアドレスピンに通常のレベルよりも高い電圧を印加
し、さらに特殊な動作タイミング信号を入力することに
より、その機能の確認や動作マージンのチェックをでき
るようにすることがある。
【0003】たとえば、ダイナミックRAMにおける/
CASクロック信号を/RASクロック信号より先に入
力し(/CAS before /RAS)、A0ピン
に電源(Vcc)+2Vを印加すると、メモリセルのセ
ルプレート電圧が電源と同一レベルになるなどの例や、
EPROMでの内部高圧電源のレベル確認などがある。
これらは主に出荷検査や試作評価時に利用され、一般ユ
ーザには公開されないことが多いため、通常時は使用さ
れないようなタイミングや電圧になっているのが普通で
ある。
【0004】上述のようなタイミングとアドレスピンに
高電圧を与えることによる特殊モードへの切換えは「ア
ドレスキー入力」などと呼ばれている。
【0005】図2は従来の高電圧の入力を判定する回路
の電気回路図である。図2を参照して、アドレスピン1
0と接地間には複数のMOSトランジスタ11〜14と
抵抗31とが直列接続されている。MOSトランジスタ
14と抵抗31との接続点には、P型MOSトランジス
タ21とN型MOSトランジスタ22とからなるインバ
ータ20が接続される。
【0006】図2に示した従来の高電圧判定回路はその
動作の単純さと、構成の簡便さから広く用いられている
が、外部ピン(図2に示した例ではアドレスピン10)
のレベルが設定電圧以下のときには、内部信号が非活性
となるように抵抗31のような接地電位と接続されてい
る素子が不可欠となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図2に示した従来の高
電圧判定回路は、通常の使用時や試験時に、その非活性
時の補償用の素子が必要であるため、その通常の使用/
試験時に電流成分を生じるという欠点があった。
【0008】それゆえに、この発明の主たる目的は、通
常時のレベル保証も可能でかつ電流消費が少ないような
半導体記憶装置の高電圧判定回路を提供することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は外部からの特
定の動作タイミング設定と、ある外部ピンからの高電圧
入力により、テスト短縮機能などの特殊動作を行なうよ
うに構成された半導体記憶装置であって、高電圧を判定
するための外部ピンからの複数のMOS型トランジスタ
を直列に接続した高電圧判定回路において、複数のMO
Sトランジスタのうちの少なくとも1つの導通を制御す
るゲート回路を設け、特定タイミング設定時のみ活性化
される信号をゲート回路に入力するように構成される。
【0010】
【作用】この発明における半導体記憶装置の高電圧判定
回路は、特殊モード確認時にタイミングにより発生され
る信号で、直列接続された複数のトランジスタのうちの
1つをオフしておき、信号が活性されるときにのみ電流
が生じるようにしたものである。
【0011】
【実施例】図1はこの発明の一実施例の電気回路図であ
る。この図1に示した実施例は、前述の図2に示した高
電圧判定回路におけるN型MOSトランジスタ14と抵
抗31との間に新たにN型MOSトランジスタ15を接
続し、そのゲートには、特殊モードチェック時にハイレ
ベルに活性化される信号Bが入力される。図1におい
て、N型MOSトランジスタ11〜15のしきい値電圧
をV1とし、インバータ20のしきい値をV2とする
と、アドレスピン10から少なくともV1+(4×V
1)以上の電圧が与えられなければ、特殊動作モードチ
ェック用の信号/Aが活性化されない。ここで、抵抗3
1はすでに説明したように、通常の使用時に特殊動作モ
ードチェック用の信号/Aが活性化されることがないよ
うにするためのノード41の電位を固定するためのもの
である。
【0012】さて、通常時にたとえば入力ピンの破壊な
どのチェックのため、高電位を入力ピンに印加するよう
な試験のとき、図2に示した従来例では、高電位判定回
路部で余計な電流を流してしまうことがある。それは、
図2のN型MOSトランジスタ11ないし14と抵抗3
1とを通じる電流パスが生じるからである。しかしなが
ら、図1に示したこの発明の一実施例では、N型MOS
トランジスタ15をN型MOSトランジスタ11〜14
と抵抗31との間に直列接続することにより、特殊モー
ドチェック時以外は余計な電流パスが生じない。
【0013】具体的には、たとえばダイナミックRAM
で/CAS before /RASのタイミングでか
つアドレス0を高電位にしたとき、メモリセルのセルプ
レートの電位を電源電圧に等しくなるようにして、メモ
リセル絶縁膜の評価をするという例について考えてみ
る。
【0014】図3はこの発明の一実施例を説明するタイ
ミングによる信号発生回路を示すブロック図である。こ
の図3に示した回路図は/CASが/RASより先に
“L”レベルに活性化されたときに信号「B」を出力す
る。このため、NOR回路41と42とによってRSフ
リップフロップが構成され、NOR回路41の一方入力
端には信号/RASが与えられ、NOR回路42の他方
入力端には信号/CASが与えられる。NOR回路42
の出力はインバータ43,44を介して出力される。こ
の図3に示した回路図では、信号/CASが信号/RA
Sより先に“L”レベルに活性化されたときにのみ信号
Bは“H”レベルに活性化される。
【0015】図4はこの発明の一実施例を説明するため
のメモリセルプレート電位切換回路の電気回路図であ
る。図4を参照して、電源Vccと接地間には同じ抵抗
値を有する抵抗R51とR52とが直列接続され、これ
らの抵抗R51とR52との接続点から1/2の電源レ
ベルが出力される。P型MOSトランジスタ53とN型
MOSトランジスタ54およびP型MOSトランジスタ
55とN型MOSトランジスタ56とによってそれぞれ
スイッチ回路が構成されている。これらのスイッチ回路
は電源Vccレベルと1/2の電源レベルとを切換えて
セルプレート電圧としてメモリセル61,62…6nに
与えるものである。P型MOSトランジスタ57とN型
MOSトランジスタ58とによってインバータ59が構
成され、このインバータ59には特殊動作モードチェッ
ク用信号/Aが与えられる。特殊動作モードチェック用
信号/AはN型MOSトランジスタ54のゲートとP型
MOSトランジスタ55のゲートに与えられる。インバ
ータ59の出力はP型MOSトランジスタ53のゲート
とN型MOSトランジスタ56のゲートとに与えられ
る。
【0016】特殊動作モードチェック用信号/Aが
“L”レベルになると、P型MOSトランジスタ55と
N型MOSトランジスタ56とが導通し、電源Vccが
セルプレート電圧としてメモリセル61,62…6nに
与えられ、特殊動作モードチェック用信号/Aが“H”
レベルになるとP型MOSトランジスタ53とN型MO
Sトランジスタ54とが導通し、1/2の電源レベルが
セルプレート電圧としてメモリセル61,62…6nに
与えられる。
【0017】上述のごとく、特殊動作モードチェック用
信号/Aを活性化して“L”レベルにすることにより、
セルプレート電位を高くすることにより、メモリセル6
1,62…6nの絶縁膜に加わる電気的ストレスを内部
発生の1/2の電源レベルより大きくして、絶縁膜の耐
ストレス評価などに使用することができる。
【0018】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、高電
圧判定回路の電流パスを、特定の動作モードチェック用
の設定タイミングが入力されるとき以外はカットするよ
うにしたので、通常使用時のピンに余計な電流成分が生
じない信頼性の向上した半導体記憶装置を得ることがで
きる。しかも、通常試験時にもピンに流れる電流成分が
遮断されるため、正しい入力ピンの破壊試験を行なうこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による高電圧の判定回路の
電気回路図である。
【図2】従来の高電圧判定回路の電気回路図である。
【図3】この発明の一実施例に用いられる信号発生回路
のブロック図である。
【図4】この発明の一実施例が適用されるメモリセルプ
レート電位切換回路の電気回路図である。
【符号の説明】
11〜15,22,54,56,58 N型MOSトラ
ンジスタ 20,59 インバータ 21,53,55,57 P型MOSトランジスタ 31 抵抗 41,42 NOR回路 43,44 インバータ 61,62…6n メモリセル

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 外部からの特定の動作タイミング設定
    と、ある外部ピンからの高電圧入力により、テスト短縮
    機能などの特殊動作を行なうように構成された半導体記
    憶装置であって、前記高電圧を判定するための外部ピン
    に複数のMOS型トランジスタを直列接続した高電圧判
    定回路において、前記複数のMOS型トランジスタのう
    ちの少なくとも1つの導通を制御するゲート回路を設
    け、前記特定タイミング設定時にのみ活性化される信号
    を前記ゲート回路に入力するようにしたことを特徴とす
    る、半導体記憶装置の高電圧判定回路。
JP3158167A 1991-06-28 1991-06-28 半導体記憶装置の高電圧判定回路 Pending JPH056692A (ja)

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JP3158167A JPH056692A (ja) 1991-06-28 1991-06-28 半導体記憶装置の高電圧判定回路

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JPH056692A true JPH056692A (ja) 1993-01-14

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6395731A (ja) * 1986-10-09 1988-04-26 Mitsubishi Electric Corp 半導体回路
JPS6467800A (en) * 1987-09-09 1989-03-14 Mitsubishi Electric Corp Nonvolatile semiconductor memory device

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Effective date: 19970401