JPH0566703A - 感光体ドラム用フランジ - Google Patents

感光体ドラム用フランジ

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Publication number
JPH0566703A
JPH0566703A JP3229202A JP22920291A JPH0566703A JP H0566703 A JPH0566703 A JP H0566703A JP 3229202 A JP3229202 A JP 3229202A JP 22920291 A JP22920291 A JP 22920291A JP H0566703 A JPH0566703 A JP H0566703A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flange
photosensitive drum
drum
characters
printed
Prior art date
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Pending
Application number
JP3229202A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Shirane
達也 白根
Susumu Goto
将 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mita Industrial Co Ltd filed Critical Mita Industrial Co Ltd
Priority to JP3229202A priority Critical patent/JPH0566703A/ja
Publication of JPH0566703A publication Critical patent/JPH0566703A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 感光体ドラム10に装着されるフランジ20に、
その感光体ドラム10を管理するための番号等の文字を印
字して、その文字が容易に消去されないようにする。 【構成】 感光体ドラム用フランジ20は一方の端面に環
状に形成された凹部24が設けられている。この凹部24の
底面24aには、フランジ20が装着される感光体ドラムの
管理用文字が、直接、印字される。凹部24の底面24aに
印字された文字は、作業員の指等に接触するおそれがな
く、容易には消去されない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真複写機等の画
像形成装置に使用される感光体ドラムに装着される樹脂
製のフランジに関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真複写機等の画像形成装置に使用
される感光体ドラムは、アルミニウム素管等の導電性ド
ラムの外周面に感光層が設けられて製造される。このよ
うな感光体ドラムには、画像形成装置本体における所定
の駆動軸によって回転されるように、少なくとも一方の
端部にフランジが装着される。そして、該フランジが画
像形成装置本体における回転軸に、一体的に回転するよ
うに取り付けられて、回転軸の回転により感光体ドラム
が回転される。
【0003】このようなフランジとしては、例えばポリ
アセタール等の樹脂により製造される。
【0004】感光体ドラムの製造工程においては、多数
製造される感光体ドラムの製造管理のために、それぞれ
の感光体ドラムに、例えば8桁の管理番号が付与され
る。この管理番号は、通常、感光体ドラムに装着された
フランジの外側に位置する端面に、管理番号が印字され
たラベルシールを貼り付けることによって感光体ドラム
に表示される。フランジの端面にラベルシールを貼り付
けるに際して、通常、自動貼付装置が使用されている。
この自動貼付装置は、帯状の剥離紙上に連続的に設けら
れたラベルシールに、管理番号を順番に印字した後に、
ラベルシールが剥離紙から剥離しやすいように剥離紙を
湾曲させた状態で、真空にて吸引することによりラベル
シールを剥離紙から取り外して、連続的に搬送される感
光体ドラムのフランジに貼り付けるようになっている。
【0005】近年、複写機を小型化するために、感光体
ドラムも小径化されるようになっており、直径40mm、さ
らに小型化された直径25mmの感光体ドラムも開発されて
いる。前述のように、ラベルシールをフランジに貼り付
けるに際して、剥離紙を湾曲させて真空の吸引力により
吸引するためには、少なくとも縦7mm×横10mmの面積が
必要である。しかし、直径25mmの感光体ドラムに装着さ
れるフランジには、回転軸が挿通される貫通孔等が設け
られるために、その端面に、このような面積のラベルシ
ールが貼り付けられるような十分に余裕のある領域を確
保することは容易ではない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このようなラベルシー
ル方式では、管理番号を表示することができない直径25
mmという小型の感光体ドラムでは、インクジェット式の
印字機を使用して、フランジの端面に管理番号を直接印
字することが行われている。しかし、感光体ドラムに装
着されるフランジは、通常、樹脂材料を成形して製造さ
れているために、フランジ表面に金型成形時に使用する
離型剤が残留していることがある。フランジ表面に離型
剤が残留していると、インクの定着性が悪いという問題
がある。また、離型剤を溶剤等で除去しても、指等の接
触により、印字された管理番号が消える可能性がある。
【0007】本発明はこのような問題点を解決するもの
であり、その目的は、文字を樹脂製のフランジに直接印
字される文字が消去されるおそれのない感光体ドラム用
フランジを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の感光体ドラム用
フランジは、外周面に感光層を有する感光体ドラムの少
なくとも一方の端面開口部に装着される樹脂製のフラン
ジであって、該感光体ドラムに装着された際に外側に位
置する端面に、その外方に向かって開口するように設け
られた凹部と、この凹部内に、感光体ドラムの情報を示
すようにインクにより印字された文字と、を有してな
り、そのことにより、上記目的が達成される。
【0009】
【作用】本発明の感光体ドラム用フランジでは、感光体
ドラムに装着された際に外側となる端面に設けられた凹
部内に、インクによって直接印字され、しかも、凹部内
に印字された文字が容易には消去されない。
【0010】
【実施例】本発明の実施例について以下に説明する。本
発明の感光体ドラム用フランジは、図2に示すように、
電子写真複写機に使用される感光体ドラム10の少なくと
も一方の端部に装着される。この感光体ドラムは、例え
ばアルミニウムにより構成された導電性ドラムの外周面
に感光層が設けられて構成されており、その直径は、例
えば、25mmにされている。感光体ドラム10の各端面開口
部には、例えばポリアセタール等の樹脂製の本発明のフ
ランジ20および20がそれぞれ嵌合されている。
【0011】各フランジ20は、図1に示すように、円板
状に形成されたフランジ本体21を有しており、該フラン
ジ本体21の一方の端面には、全周にわたって環状に外方
へ突出する鍔部22を有している。該フランジ20は、図3
に示すように、鍔部22が感光体ドラム10の外方に位置す
るように、フランジ本体21が感光体ドラム10の一方の端
面開口部内に挿入されて、感光体ドラム10の端面が該鍔
部22に当接される。フランジ本体21の軸心部には貫通孔
23が貫通しており、該貫通孔23に、画像形成装置本体に
設けられた回転軸が挿入される。
【0012】フランジ本体21の鍔部22が設けられた端面
には、貫通孔23と鍔部22との間の中間部に、連続した環
状をなす凹部24が形成されている。該凹部24は、鍔部22
が位置する端面側に開口しており、従って、その開口
は、感光体ドラム10にフランジ20が装着された際には、
該感光体ドラム10の外方に向かって開放された状態にな
る。該凹部24の底面24aは平坦になっており、その底面2
4aに感光体ドラム管理用の文字が印字される。該凹部24
は、例えば、開口部における幅寸法Bが3mm、深さTが
1mmになっており、作業員の指等が進入しないようにな
っている。
【0013】感光体ドラムの製造工程においては、感光
体ドラム10の一方の端面開口部にフランジ20を、フラン
ジ本体21側から挿入して固定した装着状態で、感光体ド
ラム10の外周面における感光層等の検査が行われる。そ
して、検査が完了した後に、感光体ドラム10の一方の端
部に装着されたフランジ20に、品質管理のための必要な
文字が印字される。
【0014】フランジ20に対する管理番号等の文字の印
字方法は、図2に示すように、フランジ20の凹部24にイ
ンクジェット印字機40の印字ヘッド41を対向させた状態
で、感光体ドラム10を軸心Oを中心に回転させる。そし
て、凹部24の底面24aに印字ヘッド41からインクを噴射
することにより、所定の文字が印字される。
【0015】このように、フランジ20に設けられた凹部
24の底面24aに、インクジェット印字機の印字ヘッド41
から噴射されるインクによって、直接、印字する方法に
よれば、縦2mm×横1.5mmの大きさの文字を、直径25mm
の感光体ドラムに装着されるフランジ20における凹部24
の底面24に、約40文字を印字することが可能である。
【0016】このようにしてフランジ20における凹部24
の平坦な底面24aに印字された管理用文字は、後工程に
おいて、作業員の指や他の物体が触れるおそれがほとん
どなく、従って、フランジ20の成形時に使用された離型
剤等が凹部24の底面24a上に残留している場合でも、該
底面24a上に印字された管理用文字は容易に消去される
おそれがない。
【0017】
【発明の効果】本発明の感光体ドラム用フランジは、こ
のように、端面に形成された凹部に管理用文字が印字さ
れているために、この管理用文字は容易に消去されるお
それがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の感光体ドラム用フランジの一例を示す
斜視図である。
【図2】感光体ドラムにその感光体ドラム用フランジが
装着された状態を示す斜視図である。
【図3】図1のA−A線における断面図である。
【符号の説明】
10 導電性ドラム 20 フランジ 21 フランジ本体 24 凹部 24a 底面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周面に感光層を有する感光体ドラムの
    少なくとも一方の端面開口部に装着される樹脂製のフラ
    ンジであって、 該感光体ドラムに装着された際に外側に位置する端面
    に、その外方に向かって開口するように設けられた凹部
    と、 この凹部内に、感光体ドラムの情報を示すようにインク
    により印字された文字と、 を有する感光体ドラム用フランジ。
JP3229202A 1991-09-09 1991-09-09 感光体ドラム用フランジ Pending JPH0566703A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3229202A JPH0566703A (ja) 1991-09-09 1991-09-09 感光体ドラム用フランジ

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JP3229202A JPH0566703A (ja) 1991-09-09 1991-09-09 感光体ドラム用フランジ

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JPH0566703A true JPH0566703A (ja) 1993-03-19

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ID=16888421

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JP3229202A Pending JPH0566703A (ja) 1991-09-09 1991-09-09 感光体ドラム用フランジ

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58165853A (ja) * 1982-03-25 1983-09-30 日本エランコ株式会社 硬質カプセル
JPS61273338A (ja) * 1985-05-29 1986-12-03 三菱電機株式会社 包装箱
JPS6211710U (ja) * 1985-07-06 1987-01-24
JPH03144666A (ja) * 1989-10-31 1991-06-20 Toshiba Corp 画像形成装置

Patent Citations (4)

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Legal Events

Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000918