JPH0566697B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0566697B2
JPH0566697B2 JP59100198A JP10019884A JPH0566697B2 JP H0566697 B2 JPH0566697 B2 JP H0566697B2 JP 59100198 A JP59100198 A JP 59100198A JP 10019884 A JP10019884 A JP 10019884A JP H0566697 B2 JPH0566697 B2 JP H0566697B2
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JP
Japan
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lower case
iron core
fixed
core
movable
Prior art date
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Expired - Fee Related
Application number
JP59100198A
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English (en)
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JPS60243927A (ja
Inventor
Katsumi Akiike
Isao Murayama
Yasuto Hirota
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP10019884A priority Critical patent/JPS60243927A/ja
Publication of JPS60243927A publication Critical patent/JPS60243927A/ja
Publication of JPH0566697B2 publication Critical patent/JPH0566697B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Electromagnets (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)
  • Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 この発明は電磁接触器に係り、とくに電磁接触
器の投入動作の際可動鉄心が固定鉄心に衝突した
ときに発生する衝撃力を低減させる構造に関す
る。
〔従来技術とその問題点〕
この種の従来の電磁接触器を第4図に示し、可
動鉄心5と固定鉄心4が衝突した時に発生する衝
撃力を低減するため、下部ケース2と固定鉄心4
の間にゴム、フエルト等のクツシヨン材10を挿
入するのが一般である。すなわち、第4図は電磁
接触器の縦断面図を示し、1は上部ケース、2は
下部ケースで、この両ケースの中に電磁コイル
3、固定鉄心4、可動鉄心5、固定接点6、可動
接点7および接触子支え8などが組込まれる。電
磁コイル3が励磁されると可動鉄心5は固定鉄心
4に吸引される。この可動鉄心5は接触子支え8
を介して可動接点7を固定接点6に接触させ、さ
らに接触ばね9を圧縮しながら可動鉄心5は固定
鉄心4に向かつて加速され衝突する。電磁コイル
3の励磁を解くと固定鉄心4の吸引力はなくなり
可動鉄心5は図示しない復帰スプリングの作用に
より元に位置に戻る。可動鉄心5が固定鉄心4に
衝突する時可動鉄心5、接触子支え8などを含む
可動部分の運動エネルギーが固定鉄心4を介して
下部ケース2に伝達されるが、図のように固定鉄
心4と下部ケース2の間にゴム、フエルトなどの
クツシヨン材10を挿入しておくと前記運動エネ
ルギーの一部はこのクツシヨン材10の撓みエネ
ルギーとして消失されるので、下部ケースを通し
てこの電磁接触器の取付けてある配電盤などのパ
ネル面に与える衝撃は低減されまた可動接点のば
たつきも少なくなる。しかしながらクツシヨン材
の使用は部品単価、組立工数が多くなるなどコス
トアツプにつながるという問題がある。
〔発明の目的〕
この発明は上述の事情に鑑み、とくにクツシヨ
ン材などを用いることなく可動鉄心が固定鉄心に
衝突したときに生ずる衝撃を吸収してパネル面へ
与える衝撃を低減させかつ接点のばたつきもなく
すことが可能な電磁接触器を提供することを目的
とする。
〔発明の要点〕
この発明の要点は、電磁開閉器開閉時の下部ケ
ースを熱可塑性樹脂により形成し、下部ケースの
固定鉄心側に当接突起を設け、下部ケースの当接
突起の周辺を薄肉とした点にある。
〔発明の実施例〕
以下この発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図はこの発明の一実施例である電磁接触
器の縦断面図、第2図は第1図のA−A矢視断面
図で、従来構造(第4図)のものと同一部分には
同一の符号を付し説明を省略する。この実施例に
おいて従来と異なる点は下部ケース12であつ
て、この下部ケース12は弾性を有する熱可塑性
材料からなり薄肉部分12cが形成されるととも
にこの薄肉部分12cの固定鉄心側に2個の当接
突起12a,12bが一体成形により設けられ
る。この当接突起12a,12bの設置位置は第
2図に示すごとく、両当接突起12a,12bを
結ぶ線が下部ケース12の中心線C−Cよりずれ
た(図ではBの隔たりがある)位置である(点線
で示すように図と反対位置に設てもよい)。この
ような下部ケース12の当接突起12a,12b
に支えられた固定鉄心4に可動鉄心3が衝突した
とき、可動部分の運動エネルギーが固定鉄心4の
当接突起12a,12bに伝達されると、当接突
起12a,12bのある位置周辺は薄肉部12c
であるため第1図において下方に湾曲するように
変形する。この変形のため衝撃エネルギーの一部
は、撓みエネルギーとして消失され、パネル面へ
の衝撃が低減し、接点のばたつきも少なくなる。
また当接突起12a,12bが下部ケースの中心
にないため固定鉄心4が下方へ直進運動をすると
き傾いて(第1図の場合は紙面の裏側方向へ)固
定鉄心4を支持する不図示のガイドとの間の摩擦
力や反力のために多くのエネルギーが消失され、
パネル面への衝撃がさらに減少し、接点のばたつ
きもなくなる。なお当接突起の位置が図示の位置
と90°ちがつた位置すなわち下部ケース2のもう
1つの中心線C′よりずれた線上の位置12a′,1
2b′に設けられても(あるいはこれと反対位置に
ずれても)同一の効果がある。この場合の固定鉄
心4の回転方向は第1図では左側(あるいは右
側)となつて固定鉄心4を支持するガイドにより
運動エネルギーが消失される。
次に第3図はこの発明の他の実施例である電磁
接触器の縦断面図で、従来構造(第4図)のもの
と同一部分には同一の符号を付し説明を省略す
る。この実施例における下部ケース22も勿論熱
可塑性樹脂からなり、当接突起22aの1つは下
部ケース22の一辺に近い位置に設け、他の1つ
の当接突起22bは別の位置に設けるとともに下
部ケース22の板厚を非対称、すなわち当接突起
22b周辺を薄肉部22cとしたものである。こ
の実施例においても可動鉄心5が固定鉄心4に衝
突したとき下部ケース22は一点鎖線で示すよう
に変形して運動エネルギーを消失しかつ固定鉄心
4は破線で示すように傾いて固定を支持する不図
示のガイドとの間に生じる摩擦力および鉄心4の
上端角部が上部ケース1の内壁に接触するのでそ
の反力で前述した第1図、第2図で示した実施例
と同一の効果が得られる。
前記両当接突起は図示と左右反対の位置でもよ
く、この場合は固定鉄心4の傾きは図示の破線位
置とは逆方向になる。また両当接突起の位置が第
2図と同じように90°違つた位置あるいはこれと
反対位置であつてもよい。
なおこの発明による実施例は電磁接触器につい
て説明したが、電磁開閉器などにも適用すること
ができる。
〔発明の効果〕
この発明では熱可塑性樹脂製の下部ケースの中
心線よりずれた位置に下部ケースを支える2個の
当接突起を設けるとともに撓み易い薄肉部を形成
したので、下部ケースの撓みによるエネルギーの
消失と、固定鉄心が回転することによつて支持ガ
イドとの間に生じる摩擦力によるエネルギーの消
失とにより、可動鉄心が固定鉄心に衝突して発す
る衝撃力を有効に低減でき取付けパネル面に与え
る衝撃を低下させ、接点のばたつきも低減される
ので接点寿命が延長されるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例である電磁接触器
の縦断面図、第2図は第1図のA−A矢視断面
図、第3図はこの発明の他の実施例である電磁接
触器の縦断面図、第4図は従来構造の電磁接触器
の縦断面図である。 1:上部ケース、2,12,22:下部ケー
ス、2a,2b,12a,12b,22a,22
b:当接突起、3:電磁コイル、4:固定鉄心、
5:可動鉄心、6:固定接点、7:可動鉄心、
C,C′:中心線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下部ケースに支持され電磁コイルが巻回され
    た固定鉄心、この電磁コイルの励磁により固定鉄
    心に吸引され非励磁時に復帰スプリングにより復
    帰する可動鉄心、該可動鉄心に連動して固定接点
    に接離動作する可動接点を備えた電磁接触器にお
    いて、前記下部ケースを熱可塑性樹脂により形成
    し、前記下部ケースの固定鉄心側に該固定鉄心を
    支持する当接突起を設け、下部ケースの当接突起
    の周辺を薄肉に形成し、前記可動鉄心の固定鉄心
    への衝突時の衝撃力を下部ケースの弾性変形によ
    り減衰するようにしたことを特徴とする電磁接触
    器。 2 特許請求の範囲第1項記載の電磁接触器にお
    いて、当接突起を少なくとも2個有しその当接突
    起を結ぶ線が前記下部ケースの中心線からずれた
    位置にあることを特徴とする電磁接触器。
JP10019884A 1984-05-18 1984-05-18 電磁接触器 Granted JPS60243927A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10019884A JPS60243927A (ja) 1984-05-18 1984-05-18 電磁接触器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10019884A JPS60243927A (ja) 1984-05-18 1984-05-18 電磁接触器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60243927A JPS60243927A (ja) 1985-12-03
JPH0566697B2 true JPH0566697B2 (ja) 1993-09-22

Family

ID=14267601

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10019884A Granted JPS60243927A (ja) 1984-05-18 1984-05-18 電磁接触器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60243927A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58165957A (ja) * 1982-03-24 1983-10-01 Sanritsu Seiki Seisakusho:Kk 卓上型自動芯取機
JPS5943048A (ja) * 1982-09-06 1984-03-09 Showa Denko Kk オレフイン系重合体組成物

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58165957A (ja) * 1982-03-24 1983-10-01 Sanritsu Seiki Seisakusho:Kk 卓上型自動芯取機
JPS5943048A (ja) * 1982-09-06 1984-03-09 Showa Denko Kk オレフイン系重合体組成物

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Publication number Publication date
JPS60243927A (ja) 1985-12-03

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