JPH0565929U - 水洗式ベルトクリーナ - Google Patents

水洗式ベルトクリーナ

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Publication number
JPH0565929U
JPH0565929U JP487792U JP487792U JPH0565929U JP H0565929 U JPH0565929 U JP H0565929U JP 487792 U JP487792 U JP 487792U JP 487792 U JP487792 U JP 487792U JP H0565929 U JPH0565929 U JP H0565929U
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JP
Japan
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water
belt
drum
generator
belt conveyor
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Withdrawn
Application number
JP487792U
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English (en)
Inventor
春夫 豊崎
慶一 斎藤
矩直 中野
一 兼原
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Nippon Steel Nisshin Co Ltd
Original Assignee
Nisshin Steel Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nisshin Steel Co Ltd filed Critical Nisshin Steel Co Ltd
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Publication of JPH0565929U publication Critical patent/JPH0565929U/ja
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  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、水洗式ベルトクリーナに関し、特
に、洗浄水の無駄な使用を無くし、ベルトコンベアの駆
動又は停止に合わせたバルブ開閉の自動化を推進し、ド
ラムの回転力を有効に利用することを特徴とする。 【構成】 本考案による水洗式ベルトクリーナは、ベル
トコンベア(1)のドラム(3)に巻回されたベルト
(2)の搬送面(2a)を洗浄するための水を、給水管
(10)により供給する構成とした水洗式ベルトクリー
ナにおいて、前記ドラム(3)の回転と連動して回転す
るように設けられた発電機(7)と、前記給水管(1
0)に設けられた電磁バルブ(12)とを備え、前記ベ
ルトコンベア(1)の駆動時に前記発電機(7)からの
電力で前記電磁バルブ(12)を開弁するようにした構
成である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、水洗式ベルトクリーナに関し、特に、洗浄水の無駄な使用を無くし 、ベルトコンベアの駆動又は停止に合わせたバルブ開閉の自動化を推進し、ドラ ムの回転力を有効に利用するための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、鉄鉱石等を搬送するベルトコンベア(図示せず)は、その環境対策とし て、ベルトコンベアのリターン側の下部一帯に水洗式ベルトクリーナ(図示せず )が設けられている。この水洗式ベルトクリーナには、ベルトの搬送面に向けて 高速水を噴射するノズルが設けられ、このノズルには給水管が接続され、この給 水管の途中には、バルブが装備されている。 従来の水洗式ベルトクリーナは前述のように構成され、ベルトコンベアの駆動 中すなわち鉄鉱石等の搬送中に、ノズルから噴出される水によってベルトの搬送 面を洗浄し、ベルトに付着した粉塵等を洗い流し、作業中における作業環境の悪 化を防止している。 また、ベルトコンベアの停止中においては、ノズルからベルトに向けて洗浄水 を噴出する必要がなく、また、前記バルブはベルトコンベアの停止の度に、閉め られるのが好ましい。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の水洗式ベルトクリーナは、以上のように構成されていたため、次のよう な課題が存在していた。 すなわち、バルブの開閉は、手作業で行われており、ベルトコンベアの駆動に 合わせて開放したり、また、ベルトコンベアの停止に合わせて閉鎖したりしてい た。従って、他の作業との兼合いにおいて、バルブを閉め忘れたりする場合も多 く、洗浄水を垂れ流しの状態にしてしまうこともあった。また、バルブの開放を 忘れて作業を開始した場合には、ベルトを洗浄にない状態のまま作業を行うこと になり、ベルトに付着した粉塵等が舞い上がり、作業環境を悪化させることもし ばしばあった。 そこで、前記バルブの開閉を手作業ではなく、中央運転室において制御するこ とも考えられるが、中央運転室からバルブまでの間に長い配線が露出し、この配 線に足を取られる等の危険がある。そこで、バルブ用の配線を別途設けず、ドラ ムの駆動モータから中央運転室まで延びる動力配線を利用することも考えられる が、バルブの開閉信号がベルトコンベアのメイン電気回路に悪影響を及ぼしたり 、また、逆の場合も起こる得るので実施化が困難であった。
【0004】 本考案は、以上のような課題を解決するためになされたもので、特に、洗浄水 の無駄な使用を無くし、ベルトコンベアの駆動又は停止に合わせたバルブ開閉の 自動化を推進し、ドラムの回転力を有効に利用するようにした水洗式ベルトクリ ーナを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案による水洗式ベルトクリーナは、ベルトコンベアのドラムに巻回された ベルトの搬送面を洗浄するための水を、給水管により供給する構成とした水洗式 ベルトクリーナにおいて、 前記ドラムの回転と連動して回転するように設けられた発電機と、前記給水管 に設けられた電磁バルブとを備え、前記ベルトコンベアの駆動時に前記発電機か らの電力で前記電磁バルブを開弁するようにした構成である。
【0006】
【作用】
本考案による水洗式ベルトクリーナにおいては、ベルトコンベアのドラムの回 転と連動して回転する発電機と、給水管の途中に設けられた電磁バルブとを接続 し、前記発電機の電力により前記電磁バルブの開状態を維持することで、ベルト コンベアの駆動又は停止に合わせた電磁バルブ開閉を行うことができる。
【0007】
【実施例】 以下、図面と共に本考案による水洗式ベルトクリーナの好適な実施例について 詳細に説明する。 図1において、符号1で示されるものは、ベルトコンベアであり、このベルト コンベア1には、ベルト2を巻回するための一対のドラム3が設けられている。 このドラム3は、駆動モータ(図示せず)が連結された駆動用ドラム3aと、前 記ベルト2の緩みを調節するしぼり用ドラム3bとから構成され、前記駆動用ド ラム3aの回転軸4は、軸受け5により支持されている。また、ベルトコンベア 1の周囲には、ベルト2の搬送面2aを洗浄する水洗式ベルトクリーナAが装備 されている。
【0008】 このベルトクリーナAは、加速機(図示ぜず)又はカップリング6を介して、 前記回転軸4に連結された小型発電機7を備えている。この小型発電機7は、後 述する電磁バルブ12を作動させるに必要なだけの極く僅かな電力を発生すると 共に、前記軸受け5の側面に固定された支持板8上に据え付けられている。また 、前記ベルト2の下方位置には、ベルト2に付着したドロや粉塵を受ける水洗樋 11が配置されている。
【0009】 前記ドラム3を支持するためのフレーム9の側面には、水源(図示ぜず)に接 続された給水管10が配置されており、この給水管10の給水端部10aは、前 記しぼり用ドラム3bの前方で且つ前記水洗樋11の上方位置まで延設されてい る。前記給水管10の給水端部10aには、水洗樋11の直ぐ上方に位置するベ ルト2の搬送面2aに向けて、若しくは、水洗樋11に向けて洗浄水を噴射する ためのノズル14が複数個並列に設けられている。
【0010】 前記フレーム9の側部に近接する位置において、前記給水管10には、通電時 に開状態を呈する電磁バルブ12が設けられている。この電磁バルブ12は、配 線13によって前記発電機7に接続され、この配線13の途中には、発電機7に より発生する電力を常時前記電磁バルブ12に安定供給するための配電盤14が 設けられている。
【0011】 ここで前述した水洗式ベルトクリーナAの動作について説明する。 先ず、作業にあたって、ベルトコンベア1を起動させる。この起動と同時に駆 動用ドラム3a及びその回転軸4が回転し、この回転に伴って発電機7が作動し 、電力が発生する。この電力は、配電盤14を介して前記電磁バルブ12に送ら れ、電磁バルブ12を通電させて開状態とし、給水管10を導通させる。その結 果、ノズル14から洗浄水が噴射され続け、ベルト2の搬送面2a及び水洗樋1 1を洗浄し続ける。そして、粉塵等を含んだ洗浄後の水は、水洗樋11を通って 外部に排出される。
【0012】 作業終了後、ベルトコンベア1の停止と同時に前記駆動用ドラム3aの回転が 停止し、それに追従して発電機7も停止する。その結果、電磁バルブ12への電 力の供給が止まり、電磁バルブ12が閉状態に復帰する。従って、ノズル14か ら噴射されていた洗浄水も止まり、作業を終了する。
【0013】 本考案は、前述した実施例に限定されず、例えば、ノズル14を有する前記給 水管10の給水端部10aを、駆動用ドラム3aとしぼり用ドラム3bとの間、 若しくは駆動用ドラム3aの外方に配置することで、ベルト2の搬送面2aに付 着したドロや粉塵を予じめ除去した状態で、搬送面2aとしぼり用ドラム3bと 接触させることができるので、粉塵等による滑りを回避することができる。 また、前記発電機7を回転軸4に直接連結せず、例えば、前記回転軸4と前記 発電機7との間に小径のプーリー又はギア機構を介在させて、ドラム3と発電機 7とを連結するように構成してもよい。更には、ベルト2の搬送面2aに直接接 触し、ベルト2の回転に追従して回転するプーリーを設け、このプーリーの回転 に連動するように発電機7を配置してもよい。
【0014】
【考案の効果】
本考案による水洗式ベルトクリーナは、以上のように構成されているため、次 のような効果を得ることができる。 すなわち、電磁バルブの開閉が、発電機を介してベルトコンベアのドラムの回 転と連動し、ベルトコンベアの駆動、停止に合わせた電磁バルブの自動開閉を行 っているので、作業者が、ベルトコンベアの起動、停止の度に現場に行ってバル ブを開閉する手間を省くことができ、しかも、手作業によるバルブの開閉に起こ りがちな、洗浄水の無駄な使用及び粉塵等による作業環境の悪化を無くすことが でき、更には、ドラムの回転力を有効に利用すことができるといった利点を有し ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の水洗式ベルトクリーナの一実施例を示
す斜視図である。
【符号の説明】
1 ベルトコンベア 2 ベルト 2a 搬送面 3 ドラム 4 回転軸 7 発電機 10 給水管 12 電磁バルブ A 水洗式ベルトクリーナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 兼原 一 広島県呉市昭和町11番1号 日新製鋼株式 会社呉製鉄所内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベルトコンベア(1)のドラム(3)に
    巻回されたベルト(2)の搬送面(2a)を洗浄するた
    めの水を、給水管(10)により供給する構成とした水
    洗式ベルトクリーナにおいて、 前記ドラム(3)の回転と連動して回転するように設け
    られた発電機(7)と、前記給水管(10)に設けられ
    た電磁バルブ(12)とを備え、前記ベルトコンベア
    (1)の駆動時に前記発電機(7)からの電力で前記電
    磁バルブ(12)を開弁するように構成したことを特徴
    とする水洗式ベルトクリーナ。
JP487792U 1992-02-10 1992-02-10 水洗式ベルトクリーナ Withdrawn JPH0565929U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP487792U JPH0565929U (ja) 1992-02-10 1992-02-10 水洗式ベルトクリーナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP487792U JPH0565929U (ja) 1992-02-10 1992-02-10 水洗式ベルトクリーナ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0565929U true JPH0565929U (ja) 1993-08-31

Family

ID=11595904

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP487792U Withdrawn JPH0565929U (ja) 1992-02-10 1992-02-10 水洗式ベルトクリーナ

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JP (1) JPH0565929U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102356312B1 (ko) * 2020-12-30 2022-02-09 성백남 건설자재용 컨베이어

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Effective date: 19960606