JPH0565752U - リザーバタンク装置 - Google Patents

リザーバタンク装置

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JPH0565752U
JPH0565752U JP1432592U JP1432592U JPH0565752U JP H0565752 U JPH0565752 U JP H0565752U JP 1432592 U JP1432592 U JP 1432592U JP 1432592 U JP1432592 U JP 1432592U JP H0565752 U JPH0565752 U JP H0565752U
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JP
Japan
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tank body
support bracket
hole
pipe
screw holes
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Application number
JP1432592U
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English (en)
Inventor
真一 石井
和行 滝口
Original Assignee
株式会社ユニシアジェックス
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パイプの配管方向を適宜変更できるリザーバ
タンク装置を提供する。 【構成】 タンク本体1の外周面1aに周方向に所望間
隔で複数組のねじ孔6を形成し、該ねじ孔6の内の1組
のねじ孔6に対応する透孔7を支持ブラケット2に設
け、該透孔7と1組のねじ孔6を合わせ、該ねじ孔6に
ボルト8を螺合させることにより、支持ブラケット2を
タンク本体1に固定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車のパワーステアリング装置等の液体ポンプに作動液を供給す るリザーバタンク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、このようなリザーバタンク装置には例えば実開昭57−122472号 公報に記載されたものがある。このリザーバタンク装置30は、図4に示すよう に、タンク本体31と、このタンク本体31の外周面31aに溶着で取付られた 支持ブラケット32とから構成されており、このタンク本体31には予め配管方 向を設定したサプライパイプ33とリターンパイプ34とが取付けられている。
【0003】 更に、前記リザーバタンク装置30の他、実開昭59−2671号公報に記載 されたものもある。このリザーバタンク装置35は、図5に示すように、車体に 対する支持ブラケット37の取付け時と同時に両端部が結合されるバンド38で タンク本体36の外周面を抱着しており、バンド38には、タンク本体36の外 周面に突設された係合部39と係合する係合孔40を形成されている。そして、 これらの係合部39と係合孔40の係合によって、支持ブラケット37を介して 車体に取付けられたバンド38からタンク本体36がずれ落ちないようにしてい る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、リザーバタンク装置30では、タンク本体31の外周面31a における支持ブラケット32の溶着位置に応じて、支持ブラケット32を車体に 取付けた時のパイプ位置が決まっており、パイプの配管方向を変更できない。ま た、リザーバタンク装置35では、タンク本体36の外周面の2カ所に係合部3 9を突設し、この係合部39と係合する係合孔40をバンド38に形成すること で、車体に取付けた時のパイプ位置が決まっており、パイプの配管方向を変更で きない。従って、リザーバタンク装置30、35のいずれもパイプの配管方向が 異なる異車種に流用する場合には、ポンプ本体のサクション部にパイプを接続す るための配管取回し作業が困難になるおそれがある。
【0005】 本考案は前記従来の課題を解決するためになしたものであり、その目的とする ところは、パイプの配管方向を適宜変更できるリザーバタンク装置を提供するこ とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、第1の考案は、タンク本体の外周面に周方向に所 望間隔で複数組のねじ孔を形成し、該ねじ孔の内の1組のねじ孔に対応する透孔 を、前記タンク本体を車体等の取付部位に取付けるための支持ブラケットに設け 、該透孔と前記1組のねじ孔を合わせ、該ねじ孔にボルトを螺合させて、前記支 持ブラケットをタンク本体に固定したものである。
【0007】 また、第2の考案は、タンク本体を車体等の取付部位に取り付けるための支持 ブラケットに、前記タンク本体の外周面を囲繞する一対の抱持片を設け、これら 抱持片の両端部を連結手段により連結することにより、前記支持ブラケットを前 記タンク本体に取付けるようにしたものである。
【0008】
【作用】
上記の構成により、第1の考案では、複数組のねじ孔の内、パイプの配管方向 を考慮して1組のねじ孔を選択し、ボルトで支持ブラケットを取付けることによ り、パイプの配管方向を所望のものとすることができる。
【0009】 また、第2の考案では、タンク本体に取り付けた抱持片間の連結を弛めて、タ ンク本体を回転させることにより、パイプの配管方向を選択し、再び抱持片間を 締付けることにより、パイプの配管方向を所望のものとすることできる。
【0010】
【実施例】
以下、第1の考案の実施例であるリザーバタンク装置を図1(a)、(b)に より説明する。図1(a)はリザーバタンク装置を示す正面図、図1(b)は同 図(a)のA−A線に沿う断面図である。
【0011】 このリザーバタンク装置は、円筒状のタンク本体1と、このタンク本体1を車 体等の取付部位に取付けるための支持ブラケット2とから構成されている。
【0012】 タンク本体1は合成樹脂製のもので、リターンパイプ3、サプライパイプ4及 び図示しないフィルターを備えており、図示しないパワーシリンダからリターン パイプ3を介して戻る作動液をフィルターにより濾過してサプライパイプ4を介 して図示しないポンプ本体のサクション部に供給するようになっている。
【0013】 このタンク本体1の外周面1aには、図1(a)に斜線範囲で示すように支持 ブラケット2を取付けるための環状取付部5が設定されており、この環状取付部 5には、タンク本体1の周方向に例えば90°ずれるように等間隔(図示t)で インサートナットで形成した複数組のねじ孔6が設けられている。
【0014】 また、支持ブラケット2は、一端に、車体に設けられた図示しないリザーバタ ンク固定用突出部を収容するための収容凹部2aを、他端に、タンク本体2の環 状取付部5に添う形状に形成された取付部2bをそれぞれ備えており、取付部2 bには、前記タンク本体1に設けたねじ孔6の内の1組のねじ孔6と対応する透 孔7が形成されている。
【0015】 そして、この支持ブラケット2の取付部2bがタンク本体1の環状取付部5に 添わせられ、該取付部2bに形成した透孔7が1組のねじ孔6に合わせられ、こ のねじ孔6にボルト8が螺合されることによって、支持ブラケット2はタンク本 体1に固定されている。
【0016】 以上の構成において、タンク本体1の環状取付部5に設けた複数組のねじ孔6 の内、パイプの配管方向を考慮して1組のねじ孔6を選んだ後、このねじ孔6に 支持ブラケット2の取付部2bに設けた透孔7を合わせる。そして、ボルト8を 透孔7を介してねじ孔6に螺合させて締付ける。これにより、タンク本体1の所 望位置に支持ブラケット2を固定する。
【0017】 また、パイプの配管方向をタンク本体1の周方向に90°変更したい場合、タ ンク本体1と支持ブラケット2を固定しているボルト8を外して、タンク本体1 の周方向にねじ孔6の組間隔tだけ支持ブラケット2をずらし、この位置で支持 ブラケット2の透孔7を介してタンク本体1のねじ孔6にボルト8を螺合させ締 付ければよい。
【0018】 このように、タンク本体1に対して支持ブラケット2が周方向に段階的に位置 を変えて取付けることができ、尚かつ、その位置で支持ブラケット2を固定する ことができる。この場合、タンク本体1の周方向で隣合ったねじ孔6の間隔を組 間隔tと等しくしておくことが好ましい。
【0019】 次に、第2の考案の実施例のリザーバタンク装置を図3(a)、(b)により 説明する。図3(a)はリザーバタンク装置を示す正面図、図3(b)は同図( a)のB−B線に沿う断面図である。
【0020】 このリザーバタンク装置は、円筒状のタンク本体11と、このタンク本体11 を車体等の取付部位に取付けるための支持ブラケット12とから構成されている 。
【0021】 タンク本体11は合成樹脂製のもので、リターンパイプ13、サプライパイプ 14及び図示しないフィルターを備えており、図示しないパワーシリンダからリ ターンパイプ13を介して戻る作動液をフィルターにより濾過してサプライパイ プ14を介して図示しないポンプ本体のサクション部に供給するようになってい る。
【0022】 このタンク本体11の外周面11aには、支持ブラケット12を取付けるため の環状取付溝15が形成されている。
【0023】 また、支持ブラケット12は、一端に、車体に設けられた図示しないリザーバ タンク固定用突出部を収容するための収容凹部12aを、他端に連結部12bを それぞれ備えており、連結部12bには、湾曲した形状に形成された一対の抱持 片16が連結されている。図面では、連結部12bに抱持片16が一体に形成さ れているが、ピン結合されていても良い。
【0024】 前記一対の抱持片16は、それぞれの一端部が支持ブラケット12の連結部1 2bに連結されて環状に対向して配置されており、該抱持片16の他端部には、 折曲して対向する連結片17が形成され、この連結片17には、互いに対応する 透孔18が形成されている。
【0025】 連結手段19は、抱持片16の連結片17同志を連結するもので、バネ20と ボルト21とナット22とから構成されている。
【0026】 そして、抱持片16はタンク本体11の環状取付溝15に係合させられて、タ ンク本体11の外周面を囲繞し、かつ一方の抱持片16の端部に対して他方の抱 持片16の端部がタンク本体11の周方向に対向して配置された状態とされた後 、前記抱持片16の端部の連結片17に設けた透孔18に、バネ20を取付けた ボルト21が挿入され、次いで透孔18を貫通したボルト先端部にナット22が 螺合され、ボルト頭部21aと一方の連結片17との間にバネ20を縮設するよ うに締付けられており、これによって、前記抱持片16を介して支持ブラケット 12はタンク本体11に固定されている。
【0027】 以上の構成において、ナット22の回転でタンク本体11に取り付けた抱持片 16間の連結を弛めたり、締付けたりすることができる。
【0028】 パイプの配管方向を変更したい場合は、タンク本体11に取り付けた抱持片1 6間の連結を一旦弛めて、タンク本体11を回転させ、パイプの配管方向を選択 した後、再び抱持片16間を締付ける。
【0029】 このようにして、支持ブラケット12に対してタンク本体11が周方向に無段 階的に位置調整でき、尚かつ、その位置でタンク本体11に支持ブラケット12 を固定することができる。
【0030】 なお、支持ブラケット12に抱持片16の双方を連結したが、支持ブラケット 12を一方の抱持片16に設け、該一方の抱持片16の端部に対して他方の抱持 片16の端部をタンク本体11の周方向に対向して配置し、前記抱持片16の対 向した端部同志を連結するようにしても良い。この場合、抱持片16の一方の端 部同志はピン結合しておくことが好ましい。
【0031】 タンク本体11に対する抱持片16のずれ落ち防止対策として、タンク本体1 1の外周面11aに、抱持片16が係合する環状取付溝15を形成したが、環状 取付溝15を形成せず、タンク本体11の外周面に当接する抱持片16の面部1 6aにゴム等を取付けていても良い。
【0032】 また、連結手段19として、ボルト21、ナット22等を使用したが、これに 限定されるものではない。
【0033】
【考案の効果】
以上の通り、第1の考案であるリザーバタンク装置は、タンク本体の外周面に 周方向に所望間隔で設けた複数組のねじ孔の内の1組のねじ孔をパイプの配管方 向を考慮して選択し、このねじ孔に支持ブラケットの透孔を合わせ、該ねじ孔に ボルトを螺合させることでパイプの配管方向を所望のものとすることができる。
【0034】 また、第2の考案であるリザーバタンク装置は、支持ブラケットにタンク本体 の外周面を囲繞する一対の抱持片を設け、この抱持片の両端部を連結手段により 連結した状態で、その連結を弛めてタンク本体を回転させることにより、パイプ の配管方向を選択し、再び抱持片間を締付けることにより、パイプの配管方向を 所望のものとすることができるから、パイプの配管方向の変更に容易に対応する ことができる。
【0035】 従って、本考案によれば、従来に比してパイプの配管取回し作業が容易になる と共に、異車種にリザーバタンク装置を共用することでコストの低減を図ること が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) 第1の考案の実施例であるリザーバタ
ンク装置を示す正面図である。 (b) (a)のA−A線に沿う断面図である。
【図2】図1(b)に示すリザーバタンク装置のパイプ
配管方向を90°変更した状態を示す断面図である。
【図3】(a) 第2の考案の実施例であるリザーバタ
ンク装置を示す正面図である。 (b) (a)のB−B線に沿う断面図である。
【図4】従来例であるリザーバタンク装置を示す正面図
である。
【図5】(a) 他の従来例であるリザーバタンク装置
を示す正面図である。 (b) (a)のC−C線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1、11 タンク本体 1a、11a 外周面 2、12 支持ブラケット 6 ねじ孔 7 透孔 8 ボルト 15 環状取付溝 16 抱持片 17 連結片 18 透孔 19 連結手段 20 バネ 21 ボルト 22 ナット

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タンク本体の外周面に周方向に所望間隔
    で複数組のねじ孔を形成し、該ねじ孔の内の1組のねじ
    孔に対応する透孔を、前記タンク本体を車体等の取付部
    位に取付けるための支持ブラケットに設け、該透孔と前
    記1組のねじ孔を合わせ、該ねじ孔にボルトを螺合させ
    たことを特徴とするリザーバタンク装置。
  2. 【請求項2】 タンク本体を車体等の取付部位に取り付
    けるための支持ブラケットに、前記タンク本体の外周面
    を囲繞する一対の抱持片を設け、これら抱持片の両端部
    を連結手段により連結することにより、前記支持ブラケ
    ットを前記タンク本体に取付けるようにしたことを特徴
    とするリザーバタンク装置。
JP1432592U 1992-02-18 1992-02-18 リザーバタンク装置 Pending JPH0565752U (ja)

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