JPH05654U - ウエツトシート用容器 - Google Patents

ウエツトシート用容器

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JPH05654U
JPH05654U JP4755891U JP4755891U JPH05654U JP H05654 U JPH05654 U JP H05654U JP 4755891 U JP4755891 U JP 4755891U JP 4755891 U JP4755891 U JP 4755891U JP H05654 U JPH05654 U JP H05654U
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JP
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container
fitting groove
opened
container body
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寛昌 岩下
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】ウエットシートを入れる容器において、蓋体を
開閉しても蓋体に付着した液滴が容器本体の中へ入るよ
うにし、かつ蓋体の開閉がスムーズに行える容器を得る
ことを目的とする。 【構成】底面板から上方に向かって複数枚の側面板を連
設してなり上面部が開口された容器本体1に、前記側面
板の1枚に設けられたヒンジ部7を介して蓋体10を設
けた容器において、前記蓋体10裏面の、前記側面板の
上端部に被さる位置に嵌合溝を凹設し、前記側面板のう
ち少なくともヒンジ部7を有する側面板の上端部に対応
して設けられた嵌合溝よりも内側に案内片8を突設した
ウエットシート用容器。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、水分を含有したシート(例えば洗剤を紙に染み込ませたものや、ウ エットティッシュ等)を入れる容器に関するものであり、特に蓋体の内側に付着 した液滴が容器本体内へ滑り落ちるようにした蓋付容器である。
【0002】
【従来の技術】
従来、このような水分を含有したシートを入れる容器としては、図5に示すよ うにヒンジ部を蓋体20と容器本体21それぞれに設けたもので(いわゆる差し込み 式ヒンジと呼ばれているもの)、容器本体に差し込み孔25を開けた係止部24を設 け、蓋体20に差し込み片23を設け、前記差し込み孔25に前記差し込み片23を差し 込んで蓋体20を開閉自在にとりつけた容器や、容器本体と蓋体とが外周の一辺に 設けたヒンジ部を介して一体成形された容器が知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の容器においては、内容物であるシートから揮発し拡散した 水分が液滴となって蓋体の内側に付着しているが、この液滴が蓋体を開閉する際 に蓋体上を滑り、ヒンジ部が差し込み式になっているものでは、差し込み孔を通 って容器外へこぼれてしまうという問題があった。また、ヒンジ部が容器に一体 成形されたものでも、ヒンジ部の両端から容器外へこぼれてしまうという問題が あった。 そこで本考案は、上記問題点を解決し、蓋体を開閉しても蓋体に付着した液滴 が容器本体の中へ入るようにし、かつ蓋体の開閉がスムーズに行えるウエットシ ート用容器を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで本考案は上記課題を解決するために、底面板から上方に向かって複数枚 の側面板を連設してなり上面部が開口された容器本体に、前記側面板の1枚に設 けられたヒンジ部を介して蓋体を設けた容器において、前記蓋体裏面の、前記側 面板の上端部に被さる位置に嵌合溝を凹設し、前記側面板のうち少なくともヒン ジ部を有する側面板の上端部に対応して設けられた嵌合溝よりも内側に案内片を 突設したウエットシート用容器を提供する。
【0005】
【作用】
本考案によれば、蓋体の裏面の、側面板に被さる位置に嵌合溝を凹設し、この 嵌合溝よりも内側に案内片を突設したので、ヒンジ部を支点にして蓋体を閉める 方向へ回動させると、まず案内片の内側が容器本体の側面板の内側に当接もしく は近接し、続いて蓋体の嵌合溝が前記側面板の上に被さって蓋体が閉じた状態と なる。 このとき、蓋体の内側に付着した液滴は、蓋体をヒンジ部を支点にして蓋体を 閉める方向へ回動させると、蓋体の上を滑り落ちていき、案内片を伝わって容器 本体内へ落下する。
【0006】
【実施例】
以下本考案の第一実施例を図面を用いて詳細に説明する。図1は、その全容を 示す図である。容器本体1は四角形状の底面板2から上方に向かって4枚の側面 板3a、3b、3c、3dを連設してなり、上面部が開口されたトレー状の容器 であって、側面板3a、3b、3c、3dは上端部6で折り返し、このうち3c にはこの上端部から少し下がった位置に係止部4を連設しており、この係止部4 に差し込み孔5を開けてある。
【0007】 次に、蓋体10は、天井板11の周縁からわずかな高さの側壁部12a、12b、12c 、12dを垂設してなり、天井板11の裏側の、前記側面板3a、3b、3c、3d の上端部6に被さる位置に嵌合溝15を凹設し、この嵌合溝15よりも内側でかつ前 記側面板のうち係止部4を有する3cの内側に近接もしくは当接する位置に、連 続した壁状の案内片8を突設し、前記嵌合溝15に連続して係止部材13を設け、こ の係止部材13には薄肉ヒンジ部7を有し、かつこの薄肉ヒンジ部7よりも外側の 位置に脚部13aを垂設し下端に突出部13bを設けている。 本実施例においては側面板3cに対応する部分にのみ案内片8を設けているが 、嵌合溝15よりも内側でかつ前記側面板3a、3b、3c、3dの内側に近接す る位置であれば、この他の部分にも設けることができる。また、必ずしも連続し た壁状である必要はなく例えば一部に切り欠きがあってもよい。
【0008】 そして、このようにして設けた容器本体1の差し込み孔5に蓋体10の係止部材 13を係合させて蓋体を取り付ける。本実施例において係止部材13は薄肉ヒンジ部 7よりも外側の位置に脚部13aを垂設し下端に差し込み孔5よりも大きく弾性を 有する突出部13bを設けた形状なので、一度差し込み孔5に差し込んだ後は上に 引っ張られただけでは簡単に抜けることがない。
【0009】 次に図2を用いて、蓋体の回動時における蓋体と液滴の動きを説明する。使用 時は、容器本体1の上に被さった状態にある蓋体10を薄肉ヒンジ部7を支点にし て回動させて開口し、内容物を取り出すのであるが、蓋体10を閉めるとき、同様 に薄肉ヒンジ部7を支点にして回動させると、まず案内片8が容器本体1の側面 板3cの内側に当接もしくは近接し、次いで嵌合溝15が側面板3cの上端部6の 上に被さって蓋体10を閉口状態で係止する。 このとき蓋体10の内側に付着した液滴14は、蓋体1の上を滑り落ちていき、案 内片8を伝わって容器本体1の中へ落ちる。
【0010】 なお、上記実施例においては差し込み片5と係止部材13との係合により容器本 体1に蓋体10を取りつけているが、他実施例として、容器本体と蓋体とが外周の 一辺に設けたヒンジ部を介して一体成形された容器が考えられる。この場合でも 同様に、液滴は蓋体から案内片を伝わって容器本体内へ滑り落ちるという効果を 得ることができる。
【0011】 次に図4を用いて第二実施例を説明する。容器本体1は前記第一実施例と全く 同じものとし、蓋体10も基本的な構成は第一実施例のものを踏襲し、更にその嵌 合溝15と係止部材13の間に回動角度調整リブ16を設けたものである。この回動角 度調整リブ16は蓋体10が回動してある角度に達すると、係止部材13の上に載るか たちになり、蓋体10を起立状態で支えるものである。
【0012】 本実施例において回動角度調整リブ16は蓋体10が回動したときに係止部材13に 接する面が傾斜した形状をしているが、これに限定されるものではなく例えば係 止部材13に接する面が湾曲したかまぼこ状のものであってもよいし、任意の形状 とすることができる。また本実施例においては回動角度調整リブ16を蓋体10の嵌 合溝15と係止部材13の間に設けているが、これを係止部材13の上に設けることも できるし、両方にそれぞれ設けることも可能である。
【0013】 以上述べたように第二実施例によれば、前記第一実施例で述べた構成から生じ る効果の上に、更に回動角度調整リブ16を設けることによって蓋体10の回動限界 角度を設定することができるので、特に底が浅い容器の場合に起こりがちなこと であるが、内容量が減った状態で蓋体を回動させると蓋体の重さによって容器が 蓋体の回動方向へ倒れるのを防ぐことができるという効果を奏することができる 。なお、容器本体と蓋体とが外周の一辺に設けたヒンジ部を介して一体成形され た容器の場合でも、回動角度調整リブ16を蓋体10に設けるか、ヒンジ部を若干広 くすればその上に設けることができるので、同じ効果が得られる。
【0014】
【考案の効果】
本考案は以上のような構成からなるので、蓋体を回動させると、蓋体の内側に 付着した液滴が容器本体の中へ滑り落ちるため、容器の外へこぼれて周囲を汚す おそれがなく、また蓋体を閉じるとき、案内片の外側が側面板の上端部を乗り越 えるときのガイド役となるので、蓋体と容器本体の係合がスムーズに行われ、閉 じやすいという効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施例の斜視図である。
【図2】第一実施例における液滴の流れを示す要部断面
図である。
【図3】第一実施例の蓋体の底面図である。
【図4】本考案の第二実施例の斜視図である。
【図5】従来の容器における液滴の流れを示す要部断面
図である。
【符号の説明】
1…容器本体 2…底面板 3a、3b、3c、3d…側面板 4…係止部 5…差し込み孔 6…上端部 7…薄肉ヒンジ部 8…案内片 10…蓋体 11…天井板 12a、12b、12c、12d…側壁部 13…係止部材 13a…脚部 13b…突出部 14…液滴 15…嵌合溝 16…回動角度調整リブ 20…蓋体 21…容器本体 23…差し込み片 24…係止片 25…差し込み孔

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】底面板から上方に向かって複数枚の側面板
    を連設してなり上面部が開口された容器本体に、前記側
    面板の1枚に設けられたヒンジ部を介して蓋体を設けた
    容器において、前記蓋体裏面の、前記側面板の上端部に
    被さる位置に嵌合溝を凹設し、前記側面板のうち少なく
    ともヒンジ部を有する側面板の上端部に対応して設けら
    れた部分の嵌合溝よりも内側に案内片を突設したことを
    特徴とするウエットシート用容器。
JP1991047558U 1991-06-24 1991-06-24 ウエットシート用容器 Expired - Lifetime JP2559471Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991047558U JP2559471Y2 (ja) 1991-06-24 1991-06-24 ウエットシート用容器

Applications Claiming Priority (1)

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JP1991047558U JP2559471Y2 (ja) 1991-06-24 1991-06-24 ウエットシート用容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05654U true JPH05654U (ja) 1993-01-08
JP2559471Y2 JP2559471Y2 (ja) 1998-01-19

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ID=12778523

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01134053U (ja) * 1988-03-07 1989-09-12
JP3015362U (ja) * 1995-03-03 1995-08-29 勝美 清水 腰掛け式便器の便座および蓋昇降器

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01134053U (ja) * 1988-03-07 1989-09-12
JP3015362U (ja) * 1995-03-03 1995-08-29 勝美 清水 腰掛け式便器の便座および蓋昇降器

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JP2559471Y2 (ja) 1998-01-19

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