JPS637004Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS637004Y2
JPS637004Y2 JP1982047849U JP4784982U JPS637004Y2 JP S637004 Y2 JPS637004 Y2 JP S637004Y2 JP 1982047849 U JP1982047849 U JP 1982047849U JP 4784982 U JP4784982 U JP 4784982U JP S637004 Y2 JPS637004 Y2 JP S637004Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spout
flap
recess
insertion path
side wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982047849U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58152230U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP4784982U priority Critical patent/JPS58152230U/ja
Publication of JPS58152230U publication Critical patent/JPS58152230U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS637004Y2 publication Critical patent/JPS637004Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、まほうびん等の液体容器における注
出口の構造に関するものである。
従来まほうびん等の容器においては、胴体の上
端部に肩本体を載置し、さらに該肩本体上に肩カ
バーを載置し、この肩本体と肩カバーとにより側
部に筒状の注出口を形成し、該注出口の先端部に
フラツプを揺動自在に支持し、塵埃やゴキブリ等
の昆虫が注出口内に侵入するのを防止するように
なつていた。第8図はこの従来の容器の注出口1
の構造を示すものである。肩本体2の注出部は断
面略U字状であつて、その底面3の前端部上面に
はストツパー4が突設され、両側壁5の前端部上
縁の内面には陥凹部6が形成されている。又肩カ
バー7の側部下面には突縁8が形成され、該突縁
8の前端部にも陥凹部9が形成されている。而し
て肩本体2に肩カバー7を載置することにより、
筒状の注出口1が形成され、該注出口1の前端部
側壁の内面上部に陥凹部6と陥凹部9とにより箱
状の凹部10が形成されるようになつている。
フラツプ11は注出口1の断面形状にほゞ適合
した形状の平板状であつて、その両側縁の上端に
側方に突出する突起が設けられ、該突起が前記凹
部10に揺動自在に嵌合されている。
ところで、この種の容器においては、フラツプ
11を取りつけるために第8図に示される如く注
出口1は肩本体2と肩カバー7との二部品から構
成されるのが不可欠であつた。肩本体2と肩カバ
ー7とを一体ものとして構成することができれ
ば、構造は極めて簡単なものとなり、デザイン的
にもスツキリとした優れたものとすることができ
るのであるが、フラツプ11を肩本体2と肩カバ
ー7との間に挾んで保持する必要上、この両者を
一体化することができなかつたのである。しかも
この両者が別体であるため、成型時の歪等により
両者間に間隙が生じ易く、この間隙からフラツプ
11が脱落することもあつた。
本考案はかかる事情に鑑みなされたものであつ
て、この種の容器における従来の肩本体2に相当
する部分と肩カバー7に相当する部分とを一体と
し、且つ先端部にフラツプ11を取りつけた容器
の注出口の構造を提供せんとするものである。
第1図は本考案を適用したまほうびんの上部中
央縦断面図である。胴12内には中びん13が収
納され、その上部に肩体14が載置されている。
肩体14は前述の従来例における肩本体2と肩カ
バー7とを一体化したものに相当するものであつ
て、底面15の中央部には、内面に雌ねじを形成
した短筒部16が下方に突設され、注入口を形成
している。底面15の外周縁には下方へ延びる短
筒部17が設けられ、胴12の上端に嵌着されて
おり、又上方には略円錐台形状の外殻18が突設
されている。外殻18の一部には筒状の注出口1
が側方に突設され、その先端部にフラツプ11が
揺動自在に取りつけられている。19は前記雌ね
じに着脱自在に螺合された栓である。
第2図及び第3図は、本考案の注出口1の先端
部の構造の一実施例を示すものである。注出口1
は、底部20から側壁21にかけて略U字状をな
しており、その側壁の上に上板22が一体に設け
られていて、全体として筒状をなしている。側壁
21の先端部の上端には円形の凹部としての透孔
23が穿設され、さらに先端縁から前記透孔23
に通ずる挿入路としての切り込み24が形成され
ている。切り込み24はその先端部が若干開いて
いる。
フラツプ11は注出口1の内面断面形状にほゞ
適合する形状を有しており、両側縁上端には側方
に突出する突起25が形成されている。而して該
フラツプ11の厚みDは、前記切り込み24の最
狭部の幅dに比してわずかに大きいものとなつて
いる。
而して、フラツプ11は前記突起25を前記切
り込み24の先端から圧入し、切り込み24を経
て前記透孔23に到らしめ、該突起25を軸とし
てフラツプ11を透孔23に揺動自在に支持せし
めている。フラツプ11は、下部がやゝ先方へ傾
斜するように取りつけられ、下縁が底部20の内
面に接しており、先方へのみ揺動し得るようにな
つている。
第4図及び第5図は他の実施例を示すものであ
つて、凹部として透孔23に代えて側壁21の上
端内面に陥凹部26が形成され、又挿入路として
切り込み24に代えて側壁21の内面に凹溝27
が形成されている。この陥凹部26及び凹溝27
は、側壁21の外面には現れていない。
第6図及び第7図はさらに他の実施例を示すも
のであつて、凹部として第一の実施例と同様透孔
23が穿設され、挿入路としては第二の実施例と
同様に凹溝27が形成されている。
第二及び第三の実施例においては、底面20の
内面にストツパー28が突設され、フラツプ11
の後方への揺動を阻止するようになつている。
本考案において、フラツプ11は常時は下方に
揺動し、注出口1の先端から塵埃や昆虫等が侵入
するのを防止し、内容液を注出するため容器を傾
けると、第2図において鎖線で示す如くフラツプ
11は先方へ揺動し、内容液の流出を可能ならし
めるのである。
本考案においては、注出口1の先端部の側壁2
1に挿入路24を形成し、そこからフラツプ11
を挿入し、該挿入路24の奥に形成された凹部2
3にフラツプ11を支持せしめたので、肩体14
を肩本体と肩カバーとに分離して構成する必要が
なく、一体ものとすることができ、且つその注出
口1にフラツプ11を取りつけることができる。
従つて容器の構造は簡単なものとなり、製造が容
易で安価に提供することができ、しかもデザイン
的にもスツキリとした優れたものとすることがで
きる。又、フラツプ11は挿入路を通じて圧入さ
れているので、挿入路から逆に抜け出ることはな
く、脱落する恐れもない。
本考案においては、凹部及び挿入路は、側壁2
1を貫通していても、又側壁21の内面に刻設さ
れていてもよい。これらが側壁21を貫通してい
れば、凹部及び挿入路の奥行が大きく、フラツプ
11を安定して支持し得る点で優れており、又側
壁21の内面に刻設すれば、注出口1の表面に孔
や切り込みが現われないため、デザイン的に優れ
たものとなる。又フラツプ11の後方への揺動を
阻止する手段としては、第2図に示す如く底部2
0に当接させて支えても、又第4図及び第6図に
示す如きストツパー28を設けてもい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用したまほうびんの上部中
央縦断面図である。第2図及び第3図は本考案の
一実施例を示すものであつて、第2図は注出口の
先端部の中央縦断面図、第3図は注出口の正面図
である。第4図及び第5図は本考案の他の実施例
を示すものであつて、第4図は注出口の先端部の
中央縦断面図、第5図は注出口の正面図である。
第6図及び第7図は本考案のさらに他の実施例を
示すものであつて、第6図は注出口の先端部の中
央縦断面図、第7図は注出口の正面図である。第
8図は従来の注出口の先端部の中央縦断面図であ
る。 1……注出口、11……フラツプ、21……側
壁、23……透孔(凹部)、24……切り込み
(挿入路)、25……突起、26……陥凹部(凹
部)、27……凹溝(挿入路)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上端部に、側方に開口する筒状の注出口を設け
    た容器において、一体に成型した前記注出口の先
    端部の側壁の上端内面に凹部を形成すると共に、
    側壁の先端縁から前記凹部に通じる挿入路を設
    け、一方前記注出口の断面形状にほゞ適合する形
    状の平板状のフラツプの両側縁上端に側方へ突出
    する突起を設け、前記挿入路を前記フラツプの突
    起が容易に通過しない程度に狭いものとなし、当
    該フラツプを前記挿入路へ圧入し、フラツプの突
    起を該挿入路を経て前記凹部に到らしめ、その突
    起を凹部に下方から先方へ揺動自在に支持したこ
    とを特徴とする容器の注出口。
JP4784982U 1982-04-01 1982-04-01 容器の注出口 Granted JPS58152230U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4784982U JPS58152230U (ja) 1982-04-01 1982-04-01 容器の注出口

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4784982U JPS58152230U (ja) 1982-04-01 1982-04-01 容器の注出口

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58152230U JPS58152230U (ja) 1983-10-12
JPS637004Y2 true JPS637004Y2 (ja) 1988-02-29

Family

ID=30058792

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4784982U Granted JPS58152230U (ja) 1982-04-01 1982-04-01 容器の注出口

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58152230U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5755431B2 (ja) * 1978-03-29 1982-11-24

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53110552U (ja) * 1977-02-12 1978-09-04
JPS5520277Y2 (ja) * 1977-09-06 1980-05-15
JPS5931163Y2 (ja) * 1980-09-18 1984-09-04 タイガー魔法瓶株式会社 液体容器

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5755431B2 (ja) * 1978-03-29 1982-11-24

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58152230U (ja) 1983-10-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS637004Y2 (ja)
JPS6329490Y2 (ja)
JP3201695B2 (ja) 注出キャップ
JP2504610Y2 (ja) 注出キャップ
JPH07330003A (ja) ポンプ容器
JP3195711B2 (ja) 注出キャップ
JPH043975Y2 (ja)
JPH0451183Y2 (ja)
JPH02105882U (ja)
JPH0454136Y2 (ja)
JPH0752043Y2 (ja) 蓋体付きのキャップ状部材
JPH02102386U (ja)
JPS5923714Y2 (ja) 壜口の中栓
JPH0256180U (ja)
JPS6323359Y2 (ja)
JPH0243328Y2 (ja)
JPH0634293Y2 (ja) 合成樹脂製キャップ
JPH0523489Y2 (ja)
JPH0547090Y2 (ja)
JPH0751478Y2 (ja) 弾性反転形のキャップ
JP2515945Y2 (ja) 液体注出キャップ
JPS63144457U (ja)
JPH03129260U (ja)
JPS63164454U (ja)
JPH02105884U (ja)