JPH0565031U - 2段スイッチ - Google Patents

2段スイッチ

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Publication number
JPH0565031U
JPH0565031U JP460092U JP460092U JPH0565031U JP H0565031 U JPH0565031 U JP H0565031U JP 460092 U JP460092 U JP 460092U JP 460092 U JP460092 U JP 460092U JP H0565031 U JPH0565031 U JP H0565031U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
wiring board
fixed contacts
pressing force
movable contact
Prior art date
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Pending
Application number
JP460092U
Other languages
English (en)
Inventor
登 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hosiden Corp
Original Assignee
Hosiden Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Hosiden Corp filed Critical Hosiden Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造を簡単にする。 【構成】 配線基板12の両端部上にスイッチ部13,
14が取付けられ、配線基板12と対向して配線基板2
1が回動自在に配され、配線基板21の両端部上にスイ
ッチ部23,24が取付けられる。配線基板21と対向
して操作子28が回動自在に設けられる。各スイッチ部
は固定接点15,16に対し、偏平ドーム状可動接点1
7がかぶされたものであり、スイッチ部13,14に対
しスイッチ部23,24の各可動接点の板厚が薄くされ
ている。従って左に操作子28を回動すると、スイッチ
部23がオンになった後にスイッチ部13がオンにな
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えばビデオカメラのズーム制御に利用され、一つの操作子を操 作すると、第1スイッチ部が制御された後、第2スイッチ部が制御される2段ス イッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の2段スイッチがビデオカメラのズーム制御に利用される場合、操作子 を弱く押して第1スイッチ部がオンになってゆっくりズーミングがなされ、操作 子を強く押すと第2スイッチ部がオンになって速くズーミングがなされる。 このような2段スイッチは、従来においては実開昭60−78542号に示す ように、揺動部材を操作子に対し揺動自在に保持し、その揺動部材の揺動中心か ら異なる距離とされた両端に操作部材をそれぞれ設け、操作子を配線基板側に押 すと、両操作部材が同時に配線基板上の二つの弾性部材と接し、その後、揺動部 材が回動して遠い方の操作部材により一方の弾性部材が弾性変形されて第1スイ ッチ部がオンになり、更にその後、揺動部材が回動して近い方の操作部材により 他方の弾性部材が弾性変形されて第2スイッチ部もオンになる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の2段スイッチは操作子に揺動部材を揺動自在に保持し、その揺動部材を 介して弾性部材を駆動するため、構造が複雑で、そのために動作の信頼性が低く 、かつ故障し易く、寿命も短く、しかも高価なものとなる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案によれば、第1配線基板上に第1スイッチ部が取付けられ、第1スイ ッチ部は第1配線基板上に形成された一対の固定接点と、これら固定接点と対向 して第1配線基板に保持され、押圧力が与えられると固定接点と接触し、その押 圧力を解除すると固定接点から離れるものであり、その第1スイッチ部上で第1 配線基板と対向して第2配線基板が配され、その第2配線基板上に第1スイッチ 部と同様な構成の第2スイッチ部が取付けられる。第2スイッチ部の可動接点が 固定接点と接触するに必要とする押圧力が、第1スイッチ部のそれと異ならされ ている。第2配線基板と第2スイッチ部を介して対向した操作子が、第1,第2 配線基板に対し可動自在に設けられ、その操作子の操作により第1,第2スイッ チ部に同時に押圧力を与えることができるようにされている。
【0005】
【実施例】
図1にこの考案の実施例を示す。固定板11は例えばこのスイッチが収容され るケースの底板であり、固定板11上に配線基板12が固定される。配線基板1 2は長方形とされ、その両端部上にスイッチ部13,14が取付けられる。スイ ッチ部13はこの例では配線基板12上に一対の固定接点15,16が形成され 、固定接点15,16と対向して弾性金属板よりなる薄いドーム状の可動接点1 7が配される。配線基板12上に絶縁材のスぺーサ18が重ねて固定され、スぺ ーサ18に形成された孔19内に固定接点15,16が位置し、スぺーサ18の 孔19の周縁部上に可動接点17の周縁部が固定される。スイッチ部14もスイ ッチ部13と同様な構成とされている。
【0006】 配線基板12と対向してこれとほゞ同一大きさの配線基板21が回動自在に配 される。スイッチ部13と14との中央部でスペーサ18上にその幅方向に延長 した突条22が固定され、その突条22を支点に配線基板21が回動自在とされ る。配線基板21の両端部上にスイッチ部23,24が取付けられる。スイッチ 部23,24もスイッチ部13と同様な構成とされている。従って、配線基板2 1上にスペーサ25が設けられている。スイッチ部23,24はスイッチ部13 ,14と異なる押圧力で制御されるものであり、例えばスイッチ部23,24の 各可動接点の厚さが、スイッチ部13,14の各可動接点の厚さよりも薄くされ ている。スイッチ部23,24はそれぞれ配線基板21を介してスイッチ部13 ,14と対向している。この実施例では、配線基板21にスイッチ部13,14 とそれぞれ対向して駆動突部26,27が取付けられている。
【0007】 配線基板21と対向して操作子28が中央部を中心に回動自在に設けられる。 即ち、操作子28の中央部の両側に軸29が突出され、軸29が図に示していな いが固定板11に立てられた支持板(例えばケースの側板)に回動自在に保持さ れる。スイッチ部23,24とそれぞれ対向して操作子28に駆動突部31,3 2が取付けられる。なお、配線基板21の中央部の両側より一対の取付け片33 が対向して立てられ、これら取付け片33に形成された各孔に軸29がゆるく挿 通されて、配線基板21が操作子28に対してずれないようにされている。
【0008】 配線基板21,スペーサ25およびスイッチ部23,24は全体として薄く構 成され、いわゆるメンブレンスイッチとほゞ同様な構成とされている。この例で は、配線基板21は剛性の高いものとされた場合で、例えば薄い鉄板の表面に絶 縁層を形成したものや、PBT樹脂のような硬い樹脂板が用いられる。製造の容 易さなどから、配線基板12,スペーサ18およびスイッチ部13,14も同様 なメンブレンスイッチ構成とすることが好ましい。ただし前述したように、スイ ッチ部13,14の可動接点とスイッチ部23,24の可動接点とは、その動作 押圧力が異ならされている。
【0009】 この構成において、例えば図で操作子28を左に回動すると、操作子28によ る押圧力が駆動突部31よりスイッチ部23に伝達され、更に駆動突部26より スイッチ部13に伝達され、つまりスイッチ部13,23に同時に押圧力が印加 される。しかし、この例ではスイッチ部23の可動接点の方がスイッチ部13の 可動接点よりも板厚が薄いものとされているため、図1Bに示すように、先ずス イッチ部23がオンとなり、更に操作子28を強く左に回動すると配線基板21 も回動され、図1Cに示すようにスイッチ部13もオンになる。操作子28をも との状態に戻すと、逆にスイッチ部13がオフとなった後、スイッチ部23がオ フとなる。操作子28を図において右に回動すると、スイッチ部24がオンにな った後、スイッチ部14がオンになる。
【0010】 配線基板21としては必ずしも剛性の高いものでなく、可撓性のあるものでも よい。この場合は、例えば図2に図1と対応する部分に同一符号を付けて示すよ うに、配線基板21は可撓性材で構成され、その中央部が支持片35,36で挾 持され、支持片35,36が固定板11に立てられた図に示していない支持板に 固定される。操作子28を図において左に回動すると、図2Bに示すようにスイ ッチ部23がオンとなり、更に回動させると、図2Cに示すように配線基板21 が支持片35の所で曲がり、スイッチ部13がオンになる。
【0011】 可動接点17として図3Aに示すように、偏平ドーム状の頂部に外方の突部3 7を突出させたものを用い、駆動突部26,27,31,32を省略してもよい 。各スイッチ部13としては図3Bに示すように、ゴム材のドーム状体38が固 定接点15,16上にかぶされ、ドーム状体38の内面に固定接点15,16と 対向した可動接点39が付けられたものでもよい。他のスイッチ部14,23, 24も同様に構成されるが、スイッチ部13と23とで、またスイッチ部14と 24とでそれぞれスイッチ部がオンになる最小押圧力が異ならされる。このため に、ドーム状体38の厚さや材質が変えられる。
【0012】 更に図3Cに示すように、スペーサ18上に可撓性絶縁膜41が形成され、ス ペーサ18の孔19内で絶縁膜41の内面に可動接点42を形成した、いわゆる メンブレンスイッチとしてもよい。この場合、絶縁膜41の厚さや硬さを変えて スイッチ部13と23とで、またスイッチ部14と24とでスイッチがオンとな る最小押圧力を変えればよい。あるいは同一のメンブレンスイッチ部とし、図2 に示したように可撓性配線基板21を用い、スイッチ部23(または24)がオ ンになった後に、更に配線基板21が曲がり、スイッチ部13(または14)が オンとなるようにしてもよい。またスイッチ部13,14,23,24は必ずし も同一種のものとすることなく、スイッチ部13を図1または図3B,あるいは 図3Cに示した何れかのもので構成し、これとは別のものでスイッチ部23を構 成してもよい。
【0013】 操作子28は回動ではなく、配線基板12に対して進退させて操作するように してもよい。スイッチ部13,23と14,24との一方を省略してもよい。ス イッチ部13,14がスイッチ部23,24より先にオンとなる構成としてもよ い。
【0014】
【考案の効果】
以上述べたように、この考案によればほゞ同様な薄形スイッチ部を重ね、その オンとなる最小押圧力を異ならせ、スイッチ部の重ね方向から操作子で操作する ようにしたから、構造が簡単で、こわれ難く、軽量で寿命も長く、安価なものと することができる。図1,図2に示したスイッチ部の構成とする場合は、各スイ ッチ部が動作時にグリックが感触として得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示すスイッチ部を断面とし
た正面図、Aは非動作状態を示し、Bはスイッチ部23
のみがオンした状態を示し、Cはスイッチ部13もオン
した状態を示す。
【図2】この考案の他の実施例を示し、A〜Bは図1の
A〜Bとそれぞれ対応している。
【図3】Aは可動接点の他の例を示す図、BおよびCは
それぞれスイッチ部の他の例を示す断面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1配線基板と、その第1配線基板上に
    形成された一対の固定接点および、これら固定接点と対
    向して上記第1配線基板に保持され、押圧力が与えられ
    ると、これら固定接点と接触し、その押圧力が解除され
    るとその固定接点から離れる可動接点よりなる第1スイ
    ッチ部と、 その第1スイッチ部上で上記第1配線基板と対向して配
    された第2配線基板と、 その第2配線基板上に形成された一対の固定接点およ
    び、これら固定接点と対向してその第2配線基板に保持
    され、上記押圧力と異なる大きさの押圧力が与えられる
    と、これら固定接点と接触し、その押圧力が解除される
    とその固定接点から離れる可動接点よりなる第2スイッ
    チ部と、 上記第2配線基板と、上記第1スイッチ部を介して対向
    して上記第1,第2配線基板に対して可動自在に設けら
    れ、上記第1,第2スイッチ部に同時に押圧力を与える
    ことができる操作子と、 を具備する2段スイッチ。
JP460092U 1992-02-07 1992-02-07 2段スイッチ Pending JPH0565031U (ja)

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JP460092U JPH0565031U (ja) 1992-02-07 1992-02-07 2段スイッチ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP460092U JPH0565031U (ja) 1992-02-07 1992-02-07 2段スイッチ

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JPH0565031U true JPH0565031U (ja) 1993-08-27

Family

ID=11588542

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JP460092U Pending JPH0565031U (ja) 1992-02-07 1992-02-07 2段スイッチ

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JP (1) JPH0565031U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0636171U (ja) * 1992-10-13 1994-05-13 帝国通信工業株式会社 スイッチ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0636171U (ja) * 1992-10-13 1994-05-13 帝国通信工業株式会社 スイッチ装置

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