JPH0564147U - 重送防止パット用ホルダ - Google Patents

重送防止パット用ホルダ

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JPH0564147U
JPH0564147U JP40415890U JP40415890U JPH0564147U JP H0564147 U JPH0564147 U JP H0564147U JP 40415890 U JP40415890 U JP 40415890U JP 40415890 U JP40415890 U JP 40415890U JP H0564147 U JPH0564147 U JP H0564147U
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JP40415890U
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Inventor
英利 光墨
Original Assignee
北辰工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 給紙手段における用紙給紙時の鳴きを防止す
る重送防止パット用ホルダを提供する。 [構成] 搬送される用紙11と慴擦面12に低摩擦係
数の慴擦部材15を配すると共に、切欠部14に重送防
止パット13を保持する重送防止パット用ホルダ10で
あり、且つその材質を低反撥弾性のゴム材料とすること
により、用紙慴擦時の鳴きを防止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば複写機等の各種OA機器の給紙手段の重送を防止する重送防 止パットを保持する重送防止パット用ホルダに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、図4に示すように、例えば複写機の給紙手段においては、2枚以上の 紙片が先送りされないように、用紙101を呼び出す呼び出しローラ102に対 向する位置には重送防止ゴムパット103が設けられている。
【0003】 この重送防止ゴムパット103は、金属性(アルミニウム)の重送防止パット 用ホルダ104に保持されると共に、該重送防止パット用ホルダ104はバネ1 05によって樹脂又は金属性のホルダ受部106内を呼び出しローラ102側に 常に押圧されるようになっており、呼び出されて搬送される用紙101の重送を 防止している。 なお、この重送防止ゴムパット103の材質としては耐摩耗性の関係からウレ タンゴム,NBRが一般に用いられている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来技術に係る重送防止ゴムパット103はバネ105により 押圧がかかっているため、用紙101と慴擦する際、スティック・スリップ現像 によるビビリ音いわゆる鳴きが発生するという問題がある。 近年、特に静音設計のOA機器がのぞまれているためこの鳴きの防止が要望さ れている。
【0005】 本考案は上記問題に鑑み、重送防止時に鳴きの発生しない重送防止パット用ホ ルダを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成する本考案に係る重送防止パット用ホルダの構成は、呼び出し ローラによって呼び出される用紙と慴擦する慴擦面と、この慴擦面の用紙搬送方 向の下流側に設けられて用紙の重送を防止する重送防止パットを配する切欠部と を有する重送防止パット用ホルダであって、重送防止パットホルダの材質を低反 撥弾性のゴムとすると共に、上記慴擦面に低摩擦係数の慴擦部材を配してなるこ とを特徴とする。
【0007】
【作用】
前記構成において、重送防止パットを保持する重送防止パット用ホルダの材質 を低反撥弾性のゴム(特にイソブチレン・イソプレンゴム(IIR)が好ましい 。)としていることにより、用紙慴擦時であってもビビリ音いわゆる鳴きが発生 しない。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の好適な実施例を説明する。 図1(A)は本実施例に係る重送防止パット用ホルダの斜視図、図1(B)は その側面図、図2はその使用例を表わす概説図である。これらの図面に示すよう に、本実施例に係る重送防止パット用ホルダ10は、搬送される用紙11と慴擦 する慴擦面12と、この慴擦面12の用紙搬送方向Rの後流側に設けられ且つ用 紙11の重送を防止する重送防止パット13を保持する切欠部14とを具備して なると共に、用紙11との慴擦面12には慴擦部材としてフッ素樹脂テープ15 を粘着してなり且つホルダ本体の材質を低反撥弾性のゴムとしている。また、こ の重送防止パット用ホルダ10は図2に示すように、用紙11を呼び出す呼び出 しローラ16の方向にバネ17によって押圧するように、ホルダ受部18内に移 動自在に設けられている。
【0009】 ここで、本考案で低反撥弾性のゴムとしては例えばイソブチレン・イソプレン ゴム(イソブチレン(CH2)2C =CH2 と少量のイソプレンとの共重合体;IIRと 称する。),SBR,EPDM,NBR等を挙げることができ、反反撥弾性試験 (JIS K 6301)での測定値が低いものをいう。
【0010】 また、慴擦面12は、用紙11がスムーズに搬送し易いように、低摩擦係数の 慴擦部材15例えばフッ素テープあるいはフッ素樹脂の塗布、ステンレス薄板、 アルミニウム薄板等を設けるようにしている。
【0011】 本実施例における重送防止パット用ホルダ10の寸法は図1(B)に示すよう に幅(A)を20mm,高さ(B)を7mm,切欠部14までの高さ(C)を5mmと し、重送防止パット13の高さ(D)を2mm,幅(E)を10mmとし、慴擦面1 2から重送防止パット13の上面までのすきま(F)を0.3mm及び奥行きを2 0mmとしている。 材質としてIIRを用いて上記寸法のホルダ10を作製し、重送防止パット1 3としてウレタンゴムを用いて切欠部14内に固定し、図2に示すような用紙搬 送手段に用いて試験をしたところ、鳴きは全く発生しなかった。
【0012】 図3には本考案に係る重送防止パット用ホルダの他の実施例を示す。同図に示 すように本実施例の重送防止パット用ホルダ20はウレタンゴム製の重送防止パ ット21を保持する切欠部22を有すると共に用紙23との慴擦面にはフッ素樹 脂が塗布されてフッ素樹脂層24が形成されており、該ホルダ本体の材質をII Rとしている。本実施例の重送防止パット用ホルダ20は前述した実施例と異な り慴擦面と重送防止パットとの段差を特に設けておらず、慴擦面と重送防止パッ ト21の上面とはフラットになっている。 また、該重送防止パット用ホルダ20には図示しないホルダ保持部材と連結す るため連結穴25が4ケ所設けられている。 上記構成の重送防止パット用ホルダ20を給紙手段に用いた結果、高速搬送時 でも鳴きは全く発生しなかった。
【0013】
【考案の効果】 以上、実施例と共に説明したように、本考案の重送防止パット用ホルダは、そ の材質として低反撥弾性のゴム材料を用いると共に用紙との慴擦面に低摩擦係数 の慴擦部材を配してなるので、複写機等のOA機器の給紙手段に用いて連続給紙 を行っても鳴きが発生することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の重送防止パット用ホルダの概略図で
ある。
【図2】給紙手段の概略図である。
【図3】他の実施例の重送防止パット用ホルダの斜視図
である。
【図4】従来技術に係る給紙手段の概説図である。
【符号の説明】
10 重送防止パット用ホルダ 11 用紙 12 慴擦面 13 重送防止パット 14 切欠部 15 フッ素樹脂テープ 16 呼び出しローラ 17 バネ 18 ホルダ受部 20 重送防止パット用ホルダ 21 重送防止パット 22 切欠部 23 用紙 24 フッ素樹脂層

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 呼び出しローラによって呼び出される用
    紙と慴擦する慴擦面と、この慴擦面の用紙搬送方向の下
    流側に設けられて用紙の重送を防止する重送防止パット
    を配する切欠部とを有する重送防止パット用ホルダであ
    って、 重送防止パットホルダの材質を低反撥弾性のゴムとする
    と共に、上記慴擦面に低摩擦係数の慴擦部材を配してな
    ることを特徴とする重送防止パット用ホルダ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の重送防止パット用ホルダ
    において、 上記低反撥弾性のゴムがイソブチレン・イソプレンゴム
    (I.I.R)であることを特徴とする重送防止パット
    用ホルダ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の重送防止パット用
    ホルダにおいて、 上記慴擦部材がフッ素材料であることを特徴とする重送
    防止パット用ホルダ。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載の重送防止パット用
    ホルダにおいて、 上記慴擦部材がステンレス薄板又はアルミニウム薄板で
    あることを特徴とする重送防止パット用ホルダ。
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