JPH0563885B2 - - Google Patents

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JPH0563885B2
JPH0563885B2 JP10552086A JP10552086A JPH0563885B2 JP H0563885 B2 JPH0563885 B2 JP H0563885B2 JP 10552086 A JP10552086 A JP 10552086A JP 10552086 A JP10552086 A JP 10552086A JP H0563885 B2 JPH0563885 B2 JP H0563885B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
bonding
primer
coil
wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP10552086A
Other languages
English (en)
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JPS62262307A (ja
Inventor
Juji Kajikawa
Misao Matsuzawa
Akio Mitsuoka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
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Publication of JPS62262307A publication Critical patent/JPS62262307A/ja
Publication of JPH0563885B2 publication Critical patent/JPH0563885B2/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/20Recycling
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/82Recycling of waste of electrical or electronic equipment [WEEE]

Landscapes

  • Insulated Conductors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は新規な嫌気性接着剤接着用絶縁電線に
関するものである。更に詳しく述べれば本発明は
コイル巻してから嫌気性接着剤で接着処理したと
き優れた接着性を発揮することができる絶縁電線
に関するものである。 [従来の技術] 近年の電気機器では小型化、高性能化、原価低
減化等の要求が高まつてきている。 これらの要求に応えるために電気機器コイルで
は複雑な形状のものが採用されるようになつてき
ている。 当然ながら複雑な形状の小型〜極小型電気機器
コイル、コイル巻線、成形性が悪いのが通例であ
る。 そこで複雑な形状の小型〜極小型電気機器コイ
ルの製造においてはコイル巻線性と成形性を良く
するためにマグネツトワイヤとして自己融着性エ
ナメル線が用いられている。即ち、これらの複剤
な形状の小型〜極小型電気機器コイルの生産は、
まず自己融着性エナメル線を用いて巻型にコイル
巻線し、次いでそのままの状態で通電加熱する
か、または溶剤浸漬してから乾燥することにより
複雑な形状に成形固定した小型〜極小型電気機器
コイルを安定して製造することができる。 また、これとは別にまず自己融着性エナメル剤
を剤浸漬して粘着性を発揮させ、次にその粘着性
を発揮させた状態のときにコイル巻線し、最後に
塗布された溶剤を自然乾燥することにより複雑な
形状に固定した小型〜極小型電気機器コイルを安
定して製造することができる。 さて、コアーレスブラシレスの偏平モーターの
ステーターコイルはコイルボビンがない空心コイ
ルであつて、その形状がおにぎり型と言う複雑な
形状の極小型電気機器コイルである。 この偏平モーターの製造工程は、第1にステー
タコイルを巻線し、第2にその巻線して得られた
ステータコイルをモター基板へ接着する工程があ
る。 まず第1のステータコイルの巻線工程は自己融
着性エナメル線をアルコール、ケトン等の有機溶
剤に浸漬させるか若しくは熱風を吹付けて粘着性
を付与させ、次いでその粘着性を付与した状態の
自己融着性エナメル線を所定の形状にコイル巻線
し、最後に先に塗布された溶剤を自然乾燥する
か、自然冷却することにより成形する。 次に、ステータコイルのモーター基板への接着
工程は、成形して得られたステータコイルを接着
剤によりモーター基板上に接着、固定する作業で
ある。 この工程で用いられる接着剤としてはエポキシ
接着剤、シアノアクリレート瞬間接着剤、嫌気性
接着剤等がある。 これらのうちエポキシ接着剤は硬化速度が遅
く、その結果ステータコイルのモーター基板への
接着工程のライン組立速度が遅くなるので実用で
きない。 また、シアノアクリレート瞬間接着剤は硬化速
度が余りに早過ぎ、その結果ステータココイルの
モーター基板への接着作業性がよくないと言う難
点がある。 これに対して嫌気性接着剤は嫌気条件、温度、
紫外線処理等の条件を適宜変えることにより硬化
速度を適宜変えることができると言う利点があ
る。 嫌気性接着剤とは文字通り空気が遮断されると
硬化する接着剤である。 嫌気性接着剤として広く用いられているアクリ
ルホリゴマー系嫌気性接着剤は末端官能基として
カルボキシル基(−COOH)等を有しているア
クリルオリゴマーと、過酸化物硬化開始剤である
ハイドロパーオキサイド、硬化促進剤である第3
級アミン、スルホアミド化合物等から成つてい
る。 嫌気性接着剤の硬化速度はこれらの配合量によ
り適宜変えることができるが、市販品の配合量は
銘柄により一定であり、ステータコイルの製造ラ
イン速度が変わつた場合に迅速に対応することが
できない。 一方、アクリルオリゴマー、ハイドロパーオキ
サイド、第3級アミン、スルホアミド化合物等の
配合量が一定となつている同一銘柄の嫌気性接着
剤の硬化速度は、接着面に接触する金属イオン量
により変えることができる。しかし嫌気性接着剤
の中に金属イオンを最初から根入させたものでは
使用前に硬化してしまい、ポツトライフが短くな
ると言う難点がある。 そこで従来のステータコイルの接着作業ではモ
ーター基板上に硬化促進剤を配合した嫌気性接着
剤を塗布しておき、一方ステータコイル表面には
金属イオンを主成分とするプライマーを塗布して
おき、これらを合わせることにより接着させてい
た。 しかしながらここで用いる金属イオンを主成分
とするプライマーは化学的に活性な有機溶剤、例
えばトリクロルエタンやメタノール等が含まれて
いることから、この活性な有機溶剤によりステー
タコイルのマグネツトワイヤである自己融着性エ
ナメル線の融着層が侵食され、それに伴いステー
タコイルの形状が巻き崩れると言う難点があつ
た。 なお、この種の先行技術として特開昭50−
80487号公報、特開昭52−120304公報、特開昭59
−78405号公報、特開昭62−237610号公報等があ
る。 まず、特開昭50−80487号公報には、電線の外
周に硬化剤あるいは硬化反応促進剤、硬化反応を
含んだ硬化体を含浸した絶縁層を形成するととも
に、前記絶縁層の外周に熱可塑性樹脂層および樹
脂層を順次形成したことを特徴とする絶縁電線が
開示されている。 しかしながらこの特開昭50−80487号公報に開
示されている絶縁電線は電線の外周に硬化体を含
浸した絶縁層を形成し、更にその絶縁層の外周に
熱可塑性樹脂層および樹脂層を順次形成すること
から、他の部材への接着するとき等には硬化促進
機能を有しない難点がある。 特開昭52−120304公報には、嫌気性樹脂含浸硬
化絶縁材で被覆した導体を備えた物品およびその
製法が開示されている。 しかしこの特開昭52−120304公報に開示されて
いる物品は省エネルギーの点から熱硬化が不要な
嫌気性樹脂を含浸硬化させた物品、例えば大型発
電機コイルであつて、巻き崩れ防止等については
何等記載されていない。 特開昭59−78405号公報には、無溶剤型ワニス
で含浸処理される電気機器の口出線として用いら
れるリード線においては、導体上に架橋ポリエチ
レン絶縁層と金属アルコレート化合物又は金属キ
レート化合物を含有する合成樹脂被覆層とが順に
設けられていることを特徴とする電気機器用リー
ド線が開示されている。 しかしこの特開昭59−78405号公報の電気機器
用リード線は、従来の塩化ビニル樹脂絶縁電線で
は無溶剤型ワニスで含浸処理されるとき可塑剤が
抽出されて可撓性等が悪化するので、可塑剤が含
まない架橋ポリエチレン絶縁層と金属アルコレー
ト化合物又は金属キレート化合物を含有する合成
樹脂被覆層とを順に設けたものであつて、これに
も巻き崩れ防止等については何等記載されていな
い。 特開昭62−237610号公報には、導体上に電着塗
装による絶縁層、及び該絶縁層上に後工程で使用
する含浸樹脂の硬化促進剤を含む加熱融着可能な
絶縁層を設けてなる自己融着性絶縁電線が開示さ
れている。 しかし特開昭62−237610号公報の自己融着性絶
縁電線では、含浸樹脂の硬化促進剤が加熱融着可
能な絶縁層の中に入つていることから、エナメル
線焼付け時及びコイル成形時に硬化促進剤が熱分
解損失し、しかも含浸樹脂を硬化するときには熱
融着可能な絶縁層により硬化促進剤の硬化促進機
能が著しく阻害されると言う難点がある。 [発明が解決しようとする課題] 本発明はかかる点に立つて為されたものであつ
て、その目的とするところは、前記した従来技術
の欠点を解消し、偏平モーターのステータコイル
を巻線、成形するときには優れた巻線性と成形性
とを発揮し、且つ成形して得られたステータコイ
ルをモーター基板へ接着すかるときにはステータ
コイルのマグネツトワイヤである自己融着性エナ
メル線の融着層の侵食が全くなく、その結果ステ
ータコイルの巻き崩れが全く皆無である嫌気性接
着剤接着用絶縁電線を提供することにある。 [課題を解決するための手段] 本発明の要旨とするところは、導体1上にエナ
メル皮膜層2があり、エナメル皮膜層2の上に自
己融着層3が設けられて成る絶縁電線において、
自己融着層3の上層には金属イオンを含むプライ
マー層を設けて成ることを特徴とする嫌気性接着
剤着用絶縁電線にある。 本発明において自己融着性エナメル線とはエナ
メル線、例えばポリウレタンエナメル線、ポリエ
ステルエナメル線、ポリアミドイミドエナメル
線、ポリイミドエナメル線等の上層に自己融着
層、例えば共重合ポリアミド層、ポリビニルブチ
ラール層、フエノキシ樹脂層等を設けたものであ
る。 本発明において金属イオンを含むプライマー層
とは金属イオン、例えば金属石けんや金属塩など
を主成分とし、その他必要に応じて小量の塗膜層
を形成できる合成樹脂を含むものである。この種
のプライマーとしては日本ロツクタイト(株)のプラ
イマーN、プライマーT等が市販されている。 なお、嫌気性接着剤としては種々な銘板が市販
されており、例えば日本ロツクタイト(株)のロツク
タイト326LV−UV、ロツクタイト326UV−
BLUE、ロツクタイト352等がある。これらのう
ちUVタイプは紫外線照射でも硬化できるので、
紫外線単独照射硬化でも又は紫外線照射と嫌気雰
囲気硬化とを併用できる。 なお、本発明において成形コイルをモーター基
板へ接着する際、製造ライン速度を変換しようと
する場合には、単に製造ライン速度に合致した金
属イオンを含むプライマー層を有する絶縁電線に
代えるだけで迅速且つ容易に対応することができ
る。 プライマー層の金属イオン含有量はプライマー
層の厚さを変化させるか、塗布するプライマー中
の金属イオン含有量を変化させることにより容易
にできる。 [作用] 本発明の嫌気性接着剤接着用絶縁電線はエナメ
ル被膜層の上層に自己融着層を設けることにより
複雑な形状のコイルを高い生産性のもとで生産で
きるようにし、そしてその自己融着層の上層には
絶縁電線の製造段階で予め金属イオンを含むプラ
イマー層が塗布、乾燥されて設けられているの
で、成形コイルをモーター基板へ接着する際のプ
ライマー処理を不要とし、それに伴いプライマー
処理により発生するプライマー中の有機溶剤によ
る自己融着層の浸蝕劣化が皆無にでき、その結果
成形コイルの巻き崩れの皆無化と高品質のコイル
を高い生産性のもとで生産できる。 なお、本発明の嫌気性接着剤接着用絶縁電線は
上記のように予め自己融着層の上層に金属イオン
を含むプライマー層が絶縁電線製造段階で塗布、
乾燥されて成るので、付随的に本発明の嫌気性接
着剤接着用絶縁電線を用いて得られた成形コイル
をモーター基板へ接着する工程のおける嫌気性接
着剤の硬化速度をそのプライマー層に含まれる金
属イオン量の大小によつて増減することができ
る。 これにより嫌気性接着剤の硬化速度をモーター
基板への接着工程のライン速度に任意に追従させ
ることができる。 ここにおいて嫌気性接着剤の硬化速度を増速す
る場合にはプライマー層に含まれる金属イオン量
を増加させ、逆に嫌気性接着性の硬化速度を減速
する場合には金属イオン量を減少させる。 実際の製造ラインにおける金属イオン量の調節
は、単に金属イオン量が異なるプライマー層を有
する本発明の嫌気性接着剤接着用絶縁電線に代え
るだけで迅速且つ容易に対応することができる。
例えば、製造ライン速度を上げる場合には金属イ
オン量が多いプライマー層を有する絶縁電線に代
えることにより嫌気性接着剤の硬化速度を早める
ことができる。逆に、製造ライン速度を遅くする
場合には金属イオン量が少ないプライマー層を有
する本発明の嫌気性接着剤接着用絶縁電線に代え
ることにより嫌気性接着剤の硬化速度を遅くする
ことができる。 [実施例] 次に、本発明の嫌気性接着剤接着用絶縁電線の
一実施例について説明する。 (ベースエメル線のポリウレタンエナメル線) 導体径0.4mmの導線上にポリウレタンエナメル
線塗料を塗布、焼付けしてポリウレタン被膜厚さ
が0.035mmのポリウレタンエナメル線を得た。 (比較例) 上で得られたベースエメル線のポリウレタンエ
ナメル線の上層にポリビニルブチラール塗料を塗
布、焼付けして自己融着性ポリビニルブチラール
皮膜厚さが0.012mmの比較例の自己融点性ポリウ
レタンエナメル線を得た。 実施例 1 上で得られた比較例の自己融着性ポリウレタン
エナメル線の上層に、主成分の銅石けんをトリク
ロルエタンに分散させて成る日本ロツクタイト(株)
のプライマーNを塗布、乾燥してプライマーN層
厚さが0.001mmの実施例1の嫌気性接着剤接着用
絶縁電線を得た。 第1図はかくして得られた一実施例の横断面図
であつて、1は導体、2はエナメル皮膜層、3は
自己融着層、20は銅イオンを含むプライマー層
である。 次に、かくして得られた本発明の一実施例の絶
縁電線と比較例の自己融着性ポリウレタンエナメ
ル線とについてステータコイルを巻線し、それか
らその巻線して得られたステータコイルを通電加
熱により成形し、然る後その成形したステータコ
イルをコイル成形後のプライマー処理試験及びス
テータ基板へ日本ロツクタイト(株)の嫌気性接着剤
であるロツクタイト326LV−UVによる接着試験
をした。 なお、ここにおいて試験方法は次のように行つ
た。 コイル成形後のプライマー処理試験 試供エナメル線をステータコイルを巻線し、
それからその巻線して得られたステータコイル
を通電加熱により成形し、然る後その成形した
ステータコイルの表面に銅石けん等をトリクロ
ルエタンに分散させて或る日本ロツクタイト(株)
のプライマーNを塗布し、自然乾燥30分後のス
テータコイルの巻き崩れを観察した。 評価は、巻き崩れが発生したものを不良、巻
き崩れが発生しないものを優秀とした。 ステータ基板への接着試験 ステータ基板へ日本ロツクタイト(株)の嫌気性
接着剤であるロツクタイト326LV−UVを塗布
しておき、次に上で成形して得られたステータ
コイルを接着させた。 評価は、指定のライン速度で接着不良が発生
したものを不良、指定のライン速度で完全に接
着したものを優秀とした。 次に第1表はその試験結果を示したものであ
る。
【表】 第1表からわかるように比較例の自己融着性ポ
リウレタンエナメル線はコイル成形後にプライマ
ー処理が不可欠であることから、コイル成形品の
プライマー処理時にステータコイルのマグネツト
ワイヤである自己融着性エナメル線の融着層がプ
ライマーに含まれている有機溶剤により含浸さ
れ、その結果ステータコイルの形状が巻き崩れて
品質の低下が避けられなかつた。しかも接着工程
の製造ライン速度を上げようとしてコイル成形後
のプライマー処理を数回行うと自己融着性エナメ
ル線の有着層の浸蝕が更に進み、それに伴いステ
ータコイルの巻き崩れ不良が増大した。 これに対して本発明の嫌気性接着剤接着用絶縁
電線はコイル成形後のプライマー処理が不要であ
ることから、プライマー処理によるコイル成形後
の巻き崩れを皆無にでき、その結果高品質のコイ
ルを高い生産性のもとで生産できる。 しかも本発明の嫌気性接着剤接着用絶縁電線
は、上記のように構成したので付随的に成形コイ
ルをステータ基板へ接着する工程の製造ライン速
度を変化させようとする場合には、プライマー層
の銅イオン量を代えた本発明の嫌気性接着剤接着
用絶縁電線に代えることにより迅速且つ容易に対
応することができる。 [発明の効果] 本発明の嫌気性接着剤接着用絶縁電線はエナメ
ル皮膜層の上層に設けた自己融着層の上層に予め
金属イオンを含むプライマー層が塗布、乾燥され
て設けられているので、成形コイルをモーター基
板へ接着する際のプライマー処理が不要となり、
それに伴いプライマー処理により発生する自己融
着層の浸蝕劣化を皆無にてぎ、その結果成形コイ
ルの巻き崩れの発生の皆無化と高品質のコイルを
高い生産性のもとで生産できるものであり、工業
上有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の嫌気性接着剤接着用絶縁電線
の一実施例を示した横断面図である。 1:導体、2:エナメル皮膜層、3:自己融
着、20:金属イオンを含むプライマー層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 導体1上にエナメル皮膜層2があり、該エナ
    メル皮膜層2の上に自己融着層3が設けられて成
    る絶縁電線において、前記自己融着層3の上層に
    は金属イオンを含むプライマー層を設けて成るこ
    とを特徴とする嫌気性接着剤着用絶縁電線。
JP61105520A 1986-05-08 1986-05-08 嫌気性接着剤接着用絶縁電線 Granted JPS62262307A (ja)

Priority Applications (1)

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JP61105520A JPS62262307A (ja) 1986-05-08 1986-05-08 嫌気性接着剤接着用絶縁電線

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JP61105520A JPS62262307A (ja) 1986-05-08 1986-05-08 嫌気性接着剤接着用絶縁電線

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JPS62262307A JPS62262307A (ja) 1987-11-14
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0334213A (ja) * 1989-06-29 1991-02-14 Totoku Electric Co Ltd 自己融着性マグネットワイヤ

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