JPH0563158A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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Publication number
JPH0563158A
JPH0563158A JP3221382A JP22138291A JPH0563158A JP H0563158 A JPH0563158 A JP H0563158A JP 3221382 A JP3221382 A JP 3221382A JP 22138291 A JP22138291 A JP 22138291A JP H0563158 A JPH0563158 A JP H0563158A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
well
substrate
electrons
input pin
potential
Prior art date
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Pending
Application number
JP3221382A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Tomiue
健司 冨上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP3221382A priority Critical patent/JPH0563158A/ja
Publication of JPH0563158A publication Critical patent/JPH0563158A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 p−基板に形成されるDRAMにおいて、負
の発生電位VBBのレベルを浅くでき、n−chトランジ
スタのしきい値電圧Vthを下げることにより、アクセ
スの高速化を計る。 【構成】 入力ピン30(信号ピン)に接続されるn+
拡散層7、8を有するp−ウェル3のまわりを電源電圧
レベルのn−ウェル4で覆う。入力ピン30及びn+
散層7、8を経てp−ウェル3に注入された電子は、n
−ウェル4に吸収されてしまうので、注入された電子が
悪影響を及ぼさない。このため、注入防止のための負の
電位VBBを浅くできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体装置に関し、た
とえば、負の基板電位発生回路を有するダイナミックラ
ンダムアクセスメモリ(以下、DRAMと記す)に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、1トランジスタ・1キャパシタ
から成るメモリセルを有するDRAMはp−基板上に作
られることが多い。その場合、入力ピンの負電位印加に
よる電子のメモリセルへのインジェクション防止のため
に、チップ基板に負の電位(VBB)を発生する基板電位
発生回路(図示せず)を有し、p基板(p−sub)お
よびp−ウェルを負電位(VBB)に保持している。図
2、図3、図4は従来の半導体記憶装置の入力ピン周辺
を示す図、DRAMのメモリセル部を示す等価回路図、
および、その断面構造図である。図2に示すように入力
ピン30には、通常、内部の入力ゲート13に至るまで
に入力保護回路21およびワイヤボンドのコネクタチェ
ック用のトランジスタ22のn+拡散層17、18が接
続されている。
【0003】次に動作について説明する。図3に示すよ
うに、メモリセル31へのデータ書き込み、読み出しは
トランジスタ21をオンとすることにより行なわれ、”
H”データは電子が空の状態、”L”データは電子が充
満している状態を示す。もし、入力ピン30につながる
+ 拡散層17、18とp−ウェル3(あるいは基板
5)の間が順方向になった場合、入力ピンからn+ 拡散
層17、18を経た電子がp−ウェル3および基板5に
矢印Aに示すように注入されることになる。このとき、
メモリセルが”H”データすなわち電子が空の状態の場
合、注入された電子が図4のn+ 拡散層23に到達し、
データが”H”→”L”に化けてしまう。DRAMでは
入力ピンの負の印加電圧を−3V程度を保証する必要が
あり、このようなデータ化けを防止するため基板を−
2.5V〜−3Vの電位にしておく必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体装置は以
上のように構成されているので、入力ピンの負電位印加
による電子のインジェクションを防止するために、基板
に−2.5〜−3V程度の深い電位を与えなければなら
ず、その分半導体装置に用いられているn−chトラン
ジスタのVth(しきい値電圧)が、バックバイアスの
影響により高くなり、アクセスが遅れるという問題点が
あった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、アクセスの高速化が計れる半導
体装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体装
置は、信号ピンに接続するn+ 拡散層を有するp−ウェ
ルを電源電圧VDDの電位をもつn−ウェルで囲ったもの
である。
【0007】
【作用】この発明における半導体装置では、信号ピンに
負電位が印加された場合、n−ウェルにより電子のイン
ジェクションが吸収され、メモリセルのデータを破壊す
ることがなくなる。
【0008】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例を図に
ついて説明する。図1において、11は入力保護回路、
12はワイヤボンドのコネクタチェック用のトランジス
タで、それぞれのゲートおよびドレインをグランドGN
Dに接続し、ソースを入力ピン30(信号ピンの一例)
に接続している。また、入力ピン30は入力初段インバ
ータ13のゲートに接続される。さらに、入力ピン30
に接続するn+ 拡散層7および8は、負の電位が与えら
れるp−ウェル3上にあり、このp−ウェル3のまわり
を電源電圧VDDを与えたn−ウェル4でおおい、このn
−ウェル4はp−基板5上にある。
【0009】従来技術でも述べたように、入力ピン30
に負電位が印加され、p−ウェル3の電位よりもより深
い電位が印加された場合、n+ 拡散層7ないし8からp
−ウェル3に矢印Aのように電子が注入される。この領
域のp−ウェルは電源電圧VDDの電位を有するn−ウェ
ル4でおおわれているので、注入された電子は矢印Bの
ようにn−ウェル4で吸収され、n−ウェル外のp基板
5には注入されない。このように、注入された電子がn
−ウェルに吸収されてしまうため、従来のように、電子
がメモリセル31を形成しているn+ 拡散層23へ達す
ることがなく、データを破壊することがなくなる。この
ように、n−ウェルでp−ウェルを囲むと、従来は基板
電位発生回路で−2.5V〜−3Vの電位を発生してい
たのが、−1.0V程度でもよくなる。
【0010】以上のように、この実施例では、負の電位
をもつp−基板上に形成され、入力ピンに接続するn+
拡散層を有するp−ウェルを、電源電圧レベルのn−ウ
ェルで覆い他のp−ウェルと遮蔽した半導体記憶装置を
説明した。なお、この遮蔽は完全であるほどよいが、少
なくともp−ウェルをn−ウェルでおおう部分が一部で
もあれば、注入された電子の一部がn−ウェルに吸収さ
れるのでこの発明と同一の効果を奏する。
【0011】実施例2.上記実施例では、DRAMの場
合を示したが、その他の半導体記憶装置である場合でも
かまわない。また、半導体記憶装置に限らなくてもよ
く、この発明はプロセッサ等の半導体装置のレジスタ等
の内容を保護するためにも適用することが可能である。
【0012】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、信号ピ
ンに接続されるn+ 拡散層を有するp−ウェルを電源電
圧レベルのn−ウェルでおおったので基板およびp−ウ
ェル内の負の電位を浅くすることができ、n−chトラ
ンジスタのしきい値電圧Vthも下げることができ、ア
クセスの高速化が達成できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す構造断面図および等
価回路図。
【図2】従来の半導体記憶装置を示す図。
【図3】DRAMのメモリセル部の等価回路を示す図。
【図4】メモリセル部に相当する構造断面図。
【符号の説明】
3 p−ウェル 4 n−ウェル 5 p−基板 7 n+ 拡散層 8 n+ 拡散層 30 入力ピン(信号ピン)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の要素を有する半導体装置(a)信
    号ピンに接続されたn+ 拡散層、 (b)上記n+ 拡散層を有するp−ウェル、 (c)少なくとも上記p−ウェルの一部をおおい、所定
    の電圧レベルをもつn−ウェル、 (d)上記n+ 拡散層、p−ウェル、及び、n−ウェル
    を形成するp−基板。
JP3221382A 1991-09-02 1991-09-02 半導体装置 Pending JPH0563158A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62224057A (ja) * 1986-03-26 1987-10-02 Hitachi Micro Comput Eng Ltd 半導体集積回路装置
JPS62224061A (ja) * 1986-03-26 1987-10-02 Hitachi Micro Comput Eng Ltd 半導体集積回路装置
JPH04335570A (ja) * 1991-05-10 1992-11-24 Hitachi Ltd 半導体装置

Patent Citations (3)

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