JPH0563080U - 機器等における脚部材の取付構造 - Google Patents

機器等における脚部材の取付構造

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JPH0563080U
JPH0563080U JP907592U JP907592U JPH0563080U JP H0563080 U JPH0563080 U JP H0563080U JP 907592 U JP907592 U JP 907592U JP 907592 U JP907592 U JP 907592U JP H0563080 U JPH0563080 U JP H0563080U
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JP
Japan
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leg member
chassis
holes
mounting
mounting structure
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Pending
Application number
JP907592U
Other languages
English (en)
Inventor
研二 津田
Original Assignee
日本マランツ株式会社
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Publication date
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Publication of JPH0563080U publication Critical patent/JPH0563080U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 機器本体側の取付シャーシに対して、脚部材
をワンタッチで容易に且つ安定した取付けが行なえるよ
うにした取付構造を提供することにある。 【構成】 本体側の取付シャーシ7にガイド突出部用の
孔8,9、複数の係合突出用の孔10及び取付孔11等
を設け、脚部材aにはガイド突出部1,2、シャーシ面
に当たる周縁部3a、この周縁部より上方に若干突出し
た板部4の先端部に設けられた基部5a、係合突出部
5、及び脚部材の中央に設けられた開口部6等を有し、
前記のそれぞれの係合により、脚部材をシャーシ側に押
圧回動して取付けられる機器の脚部材の取付構造。 【効果】 脚部材に一体的に構成された板部等の弾圧に
よって、シャーシに対してワンタッチで取付けられるこ
とにより、ガタツキのない安定した取付けが行なえると
共に重量のある機器に対しては別途ねじによる取付構造
も備えているので、必要に応じ任意に併用が可能であ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、機器等に対する脚部材の取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5は従来技術の構成を示すもので、(A)は機器に脚部材が取付けられてい る概要を示し、(B)は機器下面のシャーシ(関係部分図)の雌ねじ孔に対して 脚部材をあてがい取付凹部を通して取付ねじにて取付ける様子が示されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来技術においては、脚部材等の成型条件等により必ずしも安定した取付 構造とは言えず、また、単にねじの取付構造となっているため作業性に若干問題 があった。
【0004】 本考案は、上記事情を鑑み成されたもので、脚部材をワンタッチで機器本体に 取付けられるようにしたのみならず、重量のある機器に対してはねじ止めも可能 とした効果的な取付構造について提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、機器等における脚部材の取付けにおいて、樹脂等で一体成型された 脚部材で、その中央部近傍に対接して設けられた一対のガイド突出部、該中央部 より放射状に複数の支持部及び該支持部より延設された板部等が一体に構成され 、前記板部の各他端には係合突出部を有し、本体ケースの下面シャーシ部には一 対のガイド突出部用の孔及び複数の係合突出部用の孔を設け、シャーシに脚部材 を取付ける際に一対のガイド突出部を各孔に挿入し、前記延設された各板部の弾 圧を抗して脚部材を押圧回動して各係合突出部が各孔に嵌合されることを特徴と するものである。
【0006】
【作用】
本考案の脚部材は実施例として、板部が3ヵ所より脚部材の中で一体的に若干 上部に傾斜して構成され、その板部の各先端部には係合突出部部分がシャーシ面 に当たる周縁部の面より若干突出するように設定されているので、シャーシの各 関係孔に脚部材の各突出部を合わせ、脚部材を押圧しながら回動して前記各係合 突出部をシャーシの係合突出部用の各孔に嵌合させたとき脚部材はシャーシに対 して前記板部の弾圧をもって固定され、また、一対のガイド突出部の回動に伴い その係止部がシャーシを挟み込むように確実に係止される。
【0007】
【実施例】
以下、本考案にかかる脚部材の構造の実施例について図面を参照しながら説明 する。図1は本考案の脚部材aに係わる関係平面図で、図面に示される各部は全 て一体的に形成されている。1及び2は中央近傍cに設けられた一対のガイド突 出部、3は脚部aのシャーシへの取付けの際にシャーシ面に当たる周縁部3aに 対し中央近傍cより略放射状に形成された支持部、4は支持部3より延設された 板部であってその先端部に係合突出部5を設けている。この実施例では各支持部 3の3ヵ所より板部4が設定されている。
【0008】 また、板部4は支持部3から傾斜して上方に延設しているので、その先端部の 係合突出部5及びその基部5a等は周縁部2aより若干突出した構成となってい る。なお、6は脚部材の下部より貫通して設けられたねじ取付開口である。図2 は図1のA−Aより見た側断面図である。図2でわかるように、前記支持部3の 延設状態は先端上方向に傾斜しており、係合突出部4の上面は周縁部3aの面よ り寸法tだけ高くなっている。なお、係合突出部5の基部5aの面でもすでに、 周縁部3aの面より若干高くなっている。
【0009】 図3は本考案の脚部材aを側面より見た外観図で、この場合、機器の設置をソ フトにするためフェルトのような部材12が設けられた様子を示す。また、ガイ ド突出部1,2における1’,2’はシャーシ取付けの際にそれを挟み込んで係 止する係止部である。
【0010】 図4は本考案に係わる機器側シャーシの関係部分図を示すもので、7はシャー シ、8,9は各ガイド突出部用の孔、10は各係合突出部用の孔である。
【0011】 次に上記した各部の構成及び図面等に基づき、本考案の脚部材の取付けについ て更に詳細に説明する。 まず、脚部材aのガイド突出部1及び2等をそれぞれガイド突出部用の孔8及 び9に挿入させ、板部3等の弾圧を抗して脚部材aをシャーシ側へ押圧する。こ のとき、図2で示された係合突出部5の上面は周縁部3aの上面に対し寸法tだ け高かったものが、両者とも略同一面となる。この状態から脚部材をガイド突出 部1,2及びその各ガイド孔8,9が相俟って押圧回動させ、各係合突出部5が 各係合突出部用の孔の位置にきたとき、各係合突出部はそこへ各板部4の弾圧( この場合周縁部3aと基部5aの寸法差が弾性力となる)をもって嵌合され、回 動により、各ガイド突出部1’,2’によりシャーシに対して挟み込むように固 定される。
【0012】 なお、本考案の脚部材a等はかなり重量のある機器に対し、安全を見て取付開 口6より取付ねじでの取付けも任意に可能である。
【0013】 なお、上述の実施例においてその各部の構成は、本考案を逸脱しない範囲で種 々変更が可能である。
【0014】
【考案の効果】
以上の説明で明らかなように、本考案の機器等における脚部材の取付構造は、 機器本体の下面取付シャーシ部にガイド孔及び複数の係合孔を単に設け、そこへ 脚部材のガイド突出部及び複数の係合突出部等を対応させ、脚部材をシャーシ側 に単に押圧回動するだけで容易にワンタッチで取付けを完了することができる。 また、脚部材には別途取付開口を有しているので、重量のある機器については、 ねじ止めも併用して行なえ、よって、機器により任意に取付方法を取捨選択する ことができる。したがって、本考案は従来のねじ取付構造に比較して取付けが容 易であること等を含め安定した効果的な取付けが行なえる有益なものといえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の脚部材を上部から見た関係平面図であ
る。
【図2】図1のA−Aより見た関係側断面図である。
【図3】本考案の脚部材を側面より見た外観図である。
【図4】本考案によるところの、機器本体側のシャーシ
の取付関係部分図である。
【図5】従来における機器の外観図及びシャーシに脚部
材が取付けられる関係図を示すものである。
【符号の説明】
a 脚部材 1 ガイド突出部 1’ 係止部 2 ガイド突出部 2’ 係止部 3 支持部 3a 周縁部 4 板部 5 係合突出部 5a 基部 6 開口部 7 シャーシ 8 ガイド孔 9 ガイド孔 10 係合突出部用の孔 11 取付孔

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂等で一体成型された脚部材で、その
    中央部近傍の対接した位置に一対のガイド突出部、該中
    央部より放射状に複数の支持部及び該支持部より延設さ
    れた板部等が一体に構成され、前記板部の各他端には係
    合突出部を有し、本体ケースの下面シャーシ部には一対
    のガイド突出部用の孔及び複数の係合突出部用の孔を設
    け、シャーシに脚部材を取付ける際に一対のガイド突出
    部を各孔に挿入し、前記延設された各板部の弾圧を抗し
    て脚部材を押圧回動して各係合突出部が各孔に嵌合され
    ることを特徴とする機器等における脚部材の取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1の脚部材において、その中央部
    には止めねじのための開口部を設けたことを特徴とする
    請求項1の機器等における脚部材の取付構造。
JP907592U 1992-01-31 1992-01-31 機器等における脚部材の取付構造 Pending JPH0563080U (ja)

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JPH0563080U true JPH0563080U (ja) 1993-08-20

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