JPH0562981U - 電気コネクタ - Google Patents

電気コネクタ

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Publication number
JPH0562981U
JPH0562981U JP296992U JP296992U JPH0562981U JP H0562981 U JPH0562981 U JP H0562981U JP 296992 U JP296992 U JP 296992U JP 296992 U JP296992 U JP 296992U JP H0562981 U JPH0562981 U JP H0562981U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector housing
male connector
fitting
fitted
male
Prior art date
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Pending
Application number
JP296992U
Other languages
English (en)
Inventor
阿部和彦
Original Assignee
株式会社カンセイ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社カンセイ filed Critical 株式会社カンセイ
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Publication of JPH0562981U publication Critical patent/JPH0562981U/ja
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】雌コネクタハウジング11内に嵌入される雄コ
ネクタハウジング16の嵌合部周辺に、その雄コネクタ
ハウジングの嵌入方向かつ雄コネクタハウジング16の
中心軸線方向に傾斜する傾斜面を有する傾斜突起18を
形成する。 【効果】雄コネクタハウジングをコネクタハウジング内
に嵌入しようとするとき、両コネクタハウジングの相互
間に嵌合角度のずれがあっても、傾斜面で自己修正する
ことができるようにして、特に自動組立による組付けの
不確実性を高めることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は雄型コネクタハウジングと、雌型コネクタハウジングとからなるコネ クタであって、その両コネクタハウジングが嵌合されるとき、その嵌合角度の自 己修正機構を具有する電気コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
人為的作業によって雄、雌対のコネクタハウジングを嵌合させる従来のコネク タにあっては、その嵌合作業者が、その嵌合状態を目視確認しながら行なう作業 であるので、対のコネクタハウジングの嵌合状態の確実性は高められている。
【0003】 ところが、生産工場等において、多数対のコネクタハウジングを組付けるには 多大なる手間がかかることから、生産性、経済性の点で問題が生じる。そこでこ の問題点を解決するために例えばロボット等の自動組立機を使用するコネクタの 嵌合組付けが考えられているが、このような自動組立機を使用するコネクタの嵌 合時にあっては、例えば雄コネクタハウジングと、雌コネクタハウジングの嵌合 向き(嵌合姿勢)が一致されていないとき、この不一致のまま嵌合動作が続けら れると、コネクタハウジングの破損、あるいはハウジング内に組込まれている接 続端子の損傷、接触不良が生じて、不良製品が発生するという不具合がある。
【0004】 そこで、この不具合を解消するために、ロボット等による自動組立機により、 コネクタ嵌合を確保せしめるために、対のコネクタハウジングの嵌合向きに若干 の不一致があっても、その嵌合向きを自己修正して正規の嵌合を行なわしめるこ とができるようにしたコネクタハウジングすなわちセルフロケーティングコネク タが周知であるが、このコネクタハウジングは図1に示すように雌コネクタハウ ジング1は、例えば車体に固定される固定枠2にスプリング3を介して吊持され ており、そしてユニット4に取付けられている雄コネクタハウジング5を前記雌 コネクタハウジング1に自動機で嵌入するとき、その両コネクタハウジング間で 、嵌入姿勢に若干の位置ずれがあったとしても、スプリング3によりその位置ず れを吸収して比較的容易に双方コネクタハウジングが嵌合されるように構成され た電気コネクタがある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、かかる構造の電気コネクタにあっては、嵌合されるべき双方のコネ クタハウジング間に傾き(嵌合角度)にずれがあるときは、その傾きを自己修正 することができ難く、依前として従来の問題点が解決できないという不具合があ った。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案はかかる不具合に着目してなされたもので、雌コネクタハウジング内に 嵌入される雄コネクタハウジングの嵌合部周辺に、その雄コネクタハウジングの 嵌入方向かつ雄コネクタハウジングの中心軸線方向に傾斜する傾斜面を有する突 起を形成して、その雄コネクタハウジングをコネクタハウジング内に嵌入しよう とするとき、両コネクタハウジングの相互間に嵌合角度のずれがあっても、上記 傾斜面で自己修正することができるようにして、特に自動組立による組付けの不 確実性を高めることができる電気コネクタを提供することにある。
【0007】
【実施例】
以下に本考案を図面に示す実施例に基いて詳細に説明する。
【0008】 11は雌コネクタハウジングであって、この雌コネクタハウジング11は、例 えば車体等の壁面12に固定される方形の取付具13に各コイルばね14を介し て吊持状態にある。また方形の雌コネクタハウジングの各辺内側には、雄コネク タハウジングの挿入方向に延びる溝15が形成されている。
【0009】 16は上記雌コネクタハウジング11内に嵌合される雄コネクタハウジングで あって、この雄コネクタハウジング16はユニット17に固定保持されている。 またこの雄コネクタハウジング16の外側各辺には、前記溝15内に入り込まれ る傾斜突起18が突設されているが、この傾斜突起18はコネクタハウジングの 嵌入方向かつコネクタハウジングの中心軸線方向に傾斜する傾斜面19を有する ものである。
【0010】 このように、方形雄コネクタハウジング16の外側各辺には、傾斜面19を有 する傾斜突起18が形成されていることから、今車体等の壁面12に取付けられ ている雌コネクタハウジング11内に、ユニット17に固定されている雄コネク タハウジング16を、ロボット等による自動組立機により嵌合させるとき、その 雄コネクタハウジング16と雌コネクタハウジング11との適正嵌合方向にずれ 角度が生じていれば、その雌コネクタハウジング11の開口辺縁部といずれかの 傾斜面19とが当接する。この当接状態で、さらに嵌入を進めれば、その傾斜面 によって雌コネクタハウジング11の中央部に雄コネクタハウジングが位置され るように雌コネクタハウジング11が、コイルばね14による変位量の吸収で、 自己修正される。さらにその雄コネクタハウジング16を雌コネクタハウジング 内に嵌入すれば、上記傾斜突起18は溝15内に入り込み、両コネクタハウジン グの正規の嵌合状態が保持されるものである。
【0011】 なおこの実施例では方形雄コネクタハウジング16の各外側辺に傾斜突起18 を設けているので、四方向の偏位角に対応できるが、これに限るものではなく、 例えば図3に示すように、方形雄コネクタハウジング16の一対の外側辺のみに 傾斜突起18を設けて、二方向の偏位角に対し自己修正することができるように してもよい。
【0012】
【考案の効果】
以上のように本考案は、取付具13に、コイルばね14を介して吊持される方 形の雌コネクタハウジング11と、この雌コネクタハウジング11内に嵌合され る方形の雄コネクタハウジング16を有し、該雄コネクタハウジング16の嵌合 辺縁部に、その雄コネクタハウジング16の嵌入方向かつ該雄コネクタハウジン グ16の中心軸線方向に傾斜する傾斜面19を有する傾斜突起18を形成した電 気コネクタであるから、これによれば、雄コネクタハウジングと、雌コネクタハ ウジングとの嵌合時においてその両ハウジング間に嵌合傾斜のずれが生じていた としても、上記傾斜面19によって、その傾きの自己修正が適確になされ、その 結果両コネクタハウジングの適正嵌合と、接触子の接触信頼性が向上されるとい う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の説明図。
【図2】本考案よりなる電気コネクタの実施例を示した
説明図。
【図3】本考案の他の実施例を示した説明図。
【符号の説明】
11:雌コネクタハウジング 12:壁面 13:取付具 14:コイルばね 15:溝 16:雄コネクタハ
ウジング 17:ユニット 18:傾斜突起 19:傾斜面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付具(13)に、コイルばね(14)
    を介して吊持される方形の雌コネクタハウジング11
    と、この雌コネクタハウジング(11)内に嵌合される
    方形の雄コネクタハウジング(16)を有し、該雄コネ
    クタハウジング(16)の嵌合辺縁部に、その雄コネク
    タハウジング(16)の嵌入方向かつ該雄コネクタハウ
    ジング(16)の中心軸線方向に傾斜する傾斜面(1
    9)を有する傾斜突起(18)を形成したことを特徴と
    する電気コネクタ。
JP296992U 1992-01-30 1992-01-30 電気コネクタ Pending JPH0562981U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP296992U JPH0562981U (ja) 1992-01-30 1992-01-30 電気コネクタ

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JP296992U JPH0562981U (ja) 1992-01-30 1992-01-30 電気コネクタ

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JPH0562981U true JPH0562981U (ja) 1993-08-20

Family

ID=11544207

Family Applications (1)

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JP296992U Pending JPH0562981U (ja) 1992-01-30 1992-01-30 電気コネクタ

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JP (1) JPH0562981U (ja)

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