JPH0531159U - 電気接続装置 - Google Patents

電気接続装置

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Publication number
JPH0531159U
JPH0531159U JP7744191U JP7744191U JPH0531159U JP H0531159 U JPH0531159 U JP H0531159U JP 7744191 U JP7744191 U JP 7744191U JP 7744191 U JP7744191 U JP 7744191U JP H0531159 U JPH0531159 U JP H0531159U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector housing
fitted
connection terminal
piece
recess
Prior art date
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Pending
Application number
JP7744191U
Other languages
English (en)
Inventor
渡辺健司
阿部和彦
Original Assignee
株式会社カンセイ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社カンセイ filed Critical 株式会社カンセイ
Priority to JP7744191U priority Critical patent/JPH0531159U/ja
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】雌コネクタハウジング11は取付具12に固定
され、凹部13内側に接続端子14を配設し、該端子に
接続されるワイヤーハーネス15を支出する。電気機器
のケース16の外側面に変位可能に支持された駒18の
表面に沿って接続端子14を接触する回路パターン20
を有するプリント配線板の舌片部21を設ける。駒18
は凹部13内に嵌入される。 【効果】ワイヤーハーネスが接続される雄コネクタハウ
ジングが固定される一方その相手コネクタハウジングが
揺動可能とされ、雄コネクタハウジングの嵌合時の相手
コネクタの位置ずれが吸収される。また、相手コネクタ
嵌合前に接続端子が他物に当接して損傷することが防止
される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は雄型コネクタハウジングと、雌型コネクタハウジングとからなるコネ クタであって、その両コネクタハウジングが嵌合されるとき、その嵌合角度の自 己修正機構を具有する電気接続装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
人為的作業によって雄、雌対のコネクタハウジングを嵌合させる従来の電気接 続装置にあっては、その嵌合作業者が、その嵌合状態を目視確認しながら行なう 作業であるので、対のコネクタハウジングの嵌合状態の確実性は高められている 。
【0003】 ところが、生産工場等において、多数対のコネクタハウジングを組付けるには 多大なる手間がかかることから、生産性、経済性の点で問題が生じる。そこでこ の問題点を解決するために例えばロボット等の自動組立機を使用するコネクタの 嵌合組付けが考えられているが、このような自動組立機を使用するコネクタの嵌 合時にあっては、例えば雄コネクタハウジングと、雌コネクタハウジングの嵌合 向き(嵌合姿勢)が一致されていないとき、この不一致のまま嵌合動作が続けら れると、コネクタハウジングの破損、あるいはハウジング内に組込まれている接 続端子の損傷、接触不良が生じて、不良製品が発生するという不具合がある。
【0004】 そこで、この不具合を解消するために、ロボット等による自動組立機により、 コネクタ嵌合を確保せしめるために、対のコネクタハウジングの嵌合向きに若干 の不一致があっても、その嵌合向きを自己修正して正規の嵌合を行なわしめるこ とができるようにしたコネクタハウジングすなわちセルフロケーティングコネク タが周知であるが、このコネクタハウジングは図1に示すように雌コネクタハウ ジング1は電気機器ケース2の一側面に凹設し、そのケース側面に添設したフレ キシブルプリント配線板3に形成した舌片状の接続部4を上記雌コネクタハウジ ング1内に折り曲げ位置せしめ、また雄コネクタハウジング5は、例えば車体に 固定される固定枠ブラケット6に板ばね7を介して保持されており、そして上記 雌コネクタハウジング1を、雄コネクタハウジング5に自動機により嵌入すると き、その両コネクタハウジング間で嵌入姿勢に若干の位置ずれがあったとしても 、上記板ばね7の変位作用により、その位置ずれが吸収されて、比較的容易に双 方のコネクタハウジングが嵌合されて、プリント配線板に設けられている回路8 と雄コネクタハウジング5に設けられている接続端子9とが接続される電気接続 装置である。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の電気接続装置にあっては、雄コネクタハウジ ング5が、固定枠6に対して変位可能に保持されていることからその雄コネクタ ハウジング5に接続されているワイヤハーネスに張力が作用したりあるいはワイ ヤハーネスの自重により上記雄コネクタハウジング5に外力が作用すると、該雄 コネクタハウジング5が固定枠6に対して変位し、その結果雄コネクタハウジン グ5の接続端子9と、プリント配線板の回路8との接触不良が生じて、接続の信 頼性が低下する。さらには雄コネクタハウジング5に設けられている接続端子9 は、外部へ露出されていることから、相手コネクタ嵌合前の接続端子9が他物に 当接して損傷変形されやすい等といった問題点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、かかる従来の問題点に着目してなされたもので、ワイヤハーネスが 接続される雄コネクタハウジングは固定枠に対して揺動しないように固定すると 共にその雄コネクタハウジングが嵌合される相手コネクタハウジングを揺動可能 となして、前記雄コネクタハウジングの嵌合時における相手コネクタの位置ずれ を吸収することができるように構成し、さらには、コネクタハウジングに組込ま れる接続端子が、コネクタハウジング内壁面に位置されるようにして、該接続端 子の損傷を未然に防止することができるようにした電気接続装置を提供すること にある。
【0007】
【実施例】
以下に本考案を図2及び図3に示す実施例に基づいて詳細に説明する。
【0008】 図2において、11は雌コネクタハウジングであって、この雌コネクタハウジ ング11は、例えば車体等の壁面(図示せず)に固定される方形の取付具12内 に密嵌合または固定されている。この雌コネクタ11には雄コネクタハウジング が嵌合される嵌合凹部13が形成され、この凹部13の内壁面には複数の接続端 子14が配列保持されている。15はそれらの接続端子14に接続されるワイヤ ハーネスを示す。
【0009】 16は電気機器のケースであって、このケース16の外側面には、薄肉連結部 17を介して、前記凹部13内に嵌合される駒18が保持されている。19はケ ース16内に設備されている機器に接続される電気回路を有するフレキシブルプ リント配線板であって、このフレキシブルプリント配線板19には、前記接続端 子14に接続される回路パターン20を有する舌片部21が形成されており、こ の舌片部21は、上記駒18の表面に当接保持されているものである。
【0010】 以上が本実施例の構造であるが、次にその作用について述べると、ケース16 の外側面に設けられている変位可能な駒18の表面にフレキシブルプリント配線 板の舌片部21を当てがい、そこでワイヤハーネス15を接続してなる雌コネク タハウジング11の嵌合凹部13内に上記駒18を嵌入することにより回路パタ ーン20と接続端子14とが接続する。この雌コネクタハウジング11の嵌入時 において、嵌合凹部13と駒18との間に位置ずれがあれば薄肉連結部17の作 用によって、そのずれが吸収され、雌コネクタハウジング11と駒18との嵌合 が容易かつ確実である。またワイヤハーネス15を接続する雌コネクタハウジン グ11は、取付具12に対して上下左右方向に変位しないように嵌合保持されて いることから、例えばワイヤハーネス15の引張り力、あるいは重力が雌コネク タハウジング11に作用しても、取付具12によりその雌コネクタハウジング1 1の上下左右方向の変動が阻止され、その結果接続端子14とプリント配線板の 回路パターン20との接続が確保できる。また雌コネクタハウジング11に設け られている接続端子14は、雌コネクタハウジング11の凹部内壁面に配設され ていることから、この接続端子14が他物と衝突されることがなくこの接続端子 の損傷が未然に防止できる。
【0011】 なお上記実施例では、駒18を、薄肉連結部17によりケース16と一体に形 成しているが、これに限られるものではなく、例えば図3に示すように、駒18 に鍔部22を形成し、この鍔部22をケース16に設けた凹溝23内に遊嵌せし めて、ケース16と別体の駒18をそのケース16に変位可能に遊嵌せしめるよ うにしてもよい。
【0012】
【考案の効果】
以上のように本考案は、取付具12に固定されかつ凹部13内側面に接続端子 14を配設し、さらにそれらの接続端子14に接続されるワイヤーハーネス15 を支出してなる雌コネクタハウジング11と、電気機器のケース16の外側面に 一体又は別体であって、そのケース16に対して変位可能に支持され、かつ前記 凹部13内に嵌入される駒18と、該駒18の表面に沿って添設されると共に前 記接続端子14と接触する回路パターン20を有するプリント配線板の舌片部2 1とからなる電気接続装置であるから、これによれば、ワイヤハーネス15を接 続する雌コネクタハウジング11は、取付具12に対して上下左右方向に変位し ないように嵌合保持されていることから、例えばワイヤハーネス15の引張り力 、あるいは重力が雌コネクタハウジング11に作用しても、取付具12によりそ の雌コネクタハウジング11の上下左右方向の変動が阻止され、その結果接続端 子14とプリント配線板の回路パターン20との接続が確保できる。また雌コネ クタハウジング11に設けられている接続端子14は、雌コネクタハウジング1 1の凹部内壁面に配設されていることから、この接続端子14が他物と衝突され ることがなくこの接続端子の損傷が未然に防止できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の説明図。
【図2】本考案実施例の電気接続装置を示した構造説明
図。
【図3】本考案の他の実施例を示した要部斜視図。
【符号の説明】
11…雌コネクタハウジング 12…取付具 13…嵌合凹部 14…接続端子 15…ワイヤハーネス 16…ケース 17…薄肉連結部 18…駒 19…フレキシブルプリント配線板 20…回路パターン 21…舌片部 22…鍔部 23…凹溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】取付具(12)に固定されかつ凹部(1
    3)内側面に接続端子(14)を配設し、さらにそれら
    の接続端子(14)に接続されるワイヤーハーネス(1
    5)を支出してなる雌コネクタハウジング(11)と、
    電気機器のケース(16)の外側面に一体又は別体であ
    って、そのケース(16)に対して変位可能に支持さ
    れ、かつ前記凹部(13)内に嵌入される駒(18)
    と、該駒(18)の表面に沿って添設されると共に前記
    接続端子(14)と接触する回路パターン(20)を有
    するプリント配線板の舌片部(21)とからなることを
    特徴とする電気接続装置。
JP7744191U 1991-09-25 1991-09-25 電気接続装置 Pending JPH0531159U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7744191U JPH0531159U (ja) 1991-09-25 1991-09-25 電気接続装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7744191U JPH0531159U (ja) 1991-09-25 1991-09-25 電気接続装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0531159U true JPH0531159U (ja) 1993-04-23

Family

ID=13634117

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7744191U Pending JPH0531159U (ja) 1991-09-25 1991-09-25 電気接続装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0531159U (ja)

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