JPH0214137Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0214137Y2
JPH0214137Y2 JP1697085U JP1697085U JPH0214137Y2 JP H0214137 Y2 JPH0214137 Y2 JP H0214137Y2 JP 1697085 U JP1697085 U JP 1697085U JP 1697085 U JP1697085 U JP 1697085U JP H0214137 Y2 JPH0214137 Y2 JP H0214137Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
connector
holder
terminal holder
terminals
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1697085U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61133978U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1697085U priority Critical patent/JPH0214137Y2/ja
Publication of JPS61133978U publication Critical patent/JPS61133978U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0214137Y2 publication Critical patent/JPH0214137Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は電気用コネクタに関し、特に複数の接
続端子を並列に設けたコネクタに関する。
従来の技術 多数の電線の端末を1個のコネクタにとりまと
め、このようなコネクタを接続することにより一
挙に配線を完成させることは多用されており、こ
のためのコネクタとしてコネクタハウジング内に
接続用端子を相互に絶縁して多数並べたものが公
知である。こうした多極コネクタを効率よく組立
てるためにハウジングをケースと端子保持体とで
構成しておき、端子をあらかじめ端子保持体に並
べて取付けたのち、端子保持体をケース内に挿入
固定する方法が知られている(第3図)。
このような従来技術には、たとえば実公昭58−
13587号に開示された、第4図に示すようなコネ
クタがある。すなわち、ケース1の中に挿入固定
することができる端子保持体2には、端子3を収
容する凹部21と端子に設けた係止孔31に嵌合
できる割り係止ピン22とが設けてあり、端子3
を凹部21にそれぞれ装着した端子保持体2を一
挙にケース内に挿入係止するようにしたものであ
る。
このようなコネクタでは、端子に設けた小さい
孔に割りピンを嵌合させるために組み込み作業の
効率が高くない上に、端子保持体上の端子が充分
に固定されないため端子保持体をケースに挿入す
るに当つても必ずしも作業性が充分改良できなか
つた。
解決しようとする問題点 本考案は端子の組み込み及びコネクタの組立の
際の誤作業が起りにくく、また組立作業性がよく
生産効率のよい電気用コネクタを提供しようとす
るものである。
解決するための手段 前記のような本考案の目的は、電気接続用端子
と、該端子を収容でき一側方と前後方向が開放さ
れた空間を複数個設けた端子保持体と、該端子保
持体を挿入固定することができるハウジングケー
スとを組立ててなるコネクタであつて、前記端子
保持体が、前記空間を区画する隔壁の内側面上に
前記端子の側方から見た外形輪郭とほぼ相補形状
の凹凸がそれぞれ形成され、かつ該隔壁の開放端
附近に前記端子の離脱を防止する突起が設けられ
てなるものによつて達成できる。そして端子を雌
型に統一し、ハウジングケースとして端子ピンを
固着したものを用いることによつて雄型コネクタ
を組立てることとすれば、雌型コネクタと雄型コ
ネクタとでハウジングケースを除くすべての部品
の共通化を達成することもできる。
本考案の電気用コネクタの例を第1図に示す。
1はハウジングケース、2は端子保持体、3は端
子であり、4は端子3が圧着された電線である。
ハウジングケース1には、結合すべき相手方コ
ネクタのハウジング、たとえばソケツトに設けら
れた係合部と結合するための係合部材1aが外壁
面に設けられている。
端子保持体2は、複数の壁体を組合せた形状を
していて、壁体2aに囲まれた空間2bは側方す
なわち上方および下方のいづれか一方と前後方向
に開放されている。壁体2aの間隔は、端子3の
最も厚い部分より少し広く取つてあり、さらに壁
面には、端子3を側方からみた時の外形輪郭とほ
ぼ相補形状に突条X,Yが設けられていて、端子
3を側方から挿入することができても、端子3の
凹凸と突条X,Yによつて形成される凹凸とが噛
み合つて、前後方向には殆ど移動しないようにな
つている。もちろん端子3の各部分と突条X,Y
の各部分との間には隙間が残るように、突条X,
Yは少し小さ目に形成されている。また、端子3
の頭部3aが収容される部位には、その開放端に
近く前後方向に突起Zが設けられていて、端子3
を漸く押し込むことができる程度の狭さとなつて
いる(第2図)。
使用する端子3としては、雌型である方が頭部
が大きく側方から見た外形輪郭の凹凸が大きいの
で、端子保持体2に係合させるのに適している。
また、外形輪郭に凹凸の多い端子の場合には、突
条を増やしたり、左右の壁面にも設けることによ
り、一層確実に端子が保持される。
本考案のコネクタを組立てるには、端子保持体
2の各空間2bの形状に合致した端子3を横向き
として、側方から空間2bに押し入れる。端子3
は突起Zを乗りこえて嵌入されるが、突条X,Y
と噛み合つてあまり移動の余裕なくまた突起Zに
よりガタつくこともなく容易に脱落しない。こう
して端子3を組み付けた端子保持体2は、ハウジ
ングケース1に挿入され、結合手段1bと2cに
よつてケース1に結合固定される。
ハウジングケース1の前面の、取付けた端子の
それぞれに対応する位置に端子ピン挿入孔を設け
たものと、雌型端子とから組立てたコネクタは、
通常の雌型コネクタとなり、また端子ピン挿入孔
を設ける代りに端子ピンをハウジングの内側と外
側とに突出するように貫通させて設けたものと、
雌型端子とから組立てたコネクタは、通常の雄型
コネクタとなる。すなわち、端子保持体と雌型端
子を同様に組合せたものを雌型ハウジングケース
に挿入すれば雌型コネクタ、雄型ハウジングケー
スに挿入すれば雄型コネクタを製造することがで
きる。
考案の効果 本考案のコネクタは、端子保持体が挿入された
端子の外形輪郭とほぼ相補形状の保持空間を備え
ているため、特に端子に係止孔を設けるなどして
端子の強度を損うこともなく、端子取り付けの作
業性も向上し、更にコネクタの組立効率が改善さ
れ、製造コストの低いコネクタを生産できる途が
開かれた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る電気用コネクタの各部品
の斜視図、第2図a,b,c,dおよびeは端子
が端子保持体へ挿入された状態を示す断面図であ
り、第3図は公知の端子保持体を使用するコネク
タの組立手順の説明図、第4図は公知のコネクタ
の例の斜視図である。 1……ハウジングケース、2……端子保持体、
3……端子、4……電線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電気接続用端子と、該端子を収容でき一側方と
    前後方向が開放された空間を複数個設けた端子保
    持体と、該端子保持体を挿入固定することができ
    るハウジングケースとを組立ててなるコネクタで
    あつて、前記端子保持体は、前記空間を区画する
    隔壁の内側面上に前記端子の側方から見た外形輪
    郭とほぼ相補形状の凹凸がそれぞれ形成され、か
    つ該隔壁の開放端附近に前記端子の離脱を防止す
    る突起が設けられてなることを特徴とする電気用
    コネクタ。
JP1697085U 1985-02-12 1985-02-12 Expired JPH0214137Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1697085U JPH0214137Y2 (ja) 1985-02-12 1985-02-12

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1697085U JPH0214137Y2 (ja) 1985-02-12 1985-02-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61133978U JPS61133978U (ja) 1986-08-21
JPH0214137Y2 true JPH0214137Y2 (ja) 1990-04-18

Family

ID=30504239

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1697085U Expired JPH0214137Y2 (ja) 1985-02-12 1985-02-12

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0214137Y2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2566842B2 (ja) * 1990-07-31 1996-12-25 ヒロセ電機株式会社 コネクタの端子固定構造
JP2577272B2 (ja) * 1990-07-31 1997-01-29 ヒロセ電機株式会社 コネクタの端子固定構造
JPH08185932A (ja) * 1994-12-28 1996-07-16 Honda Lock Mfg Co Ltd 電気的接続カプラ
JP5317860B2 (ja) * 2009-07-01 2013-10-16 矢崎総業株式会社 コネクタ
JP5499848B2 (ja) * 2010-04-06 2014-05-21 住友電装株式会社 コネクタ
JP2016054057A (ja) * 2014-09-03 2016-04-14 株式会社ユニゾン コネクタ
JP6816668B2 (ja) * 2017-07-11 2021-01-20 株式会社オートネットワーク技術研究所 コネクタ
JP7280693B2 (ja) * 2018-12-21 2023-05-24 日本航空電子工業株式会社 電気コネクタの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61133978U (ja) 1986-08-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0357027Y2 (ja)
US7118423B2 (en) Joint connector structure
US5240433A (en) Waterproof electric connector
JP2627357B2 (ja) ダブルロック型電気コネクタ
JP2563707Y2 (ja) コネクタ
JPH0423391B2 (ja)
JP2510465Y2 (ja) 組合せ合体構造のコネクタハウジング
JP3301597B2 (ja) 同軸コネクタ及びそれを使用する同軸コネクタ組立体
JPH02285906A (ja) 電気接続箱
JPH0214137Y2 (ja)
JPH066469Y2 (ja) コネクタキット
JP3266115B2 (ja) 防水コネクタ
JP2572527Y2 (ja) 分岐接続用コネクタ
JP3122580B2 (ja) 中継コネクタ
JP2694417B2 (ja) 分割多極コネクタ
JPH11260458A (ja) 防水コネクタ及び該防水コネクタの組付方法
JP2547381Y2 (ja) 多極コネクタ
EP0817320B1 (en) Connector
JP2817087B2 (ja) 二重係止コネクタ
JPS6367753B2 (ja)
JP2957077B2 (ja) コネクタ
JP3982996B2 (ja) ランプソケット及びソケットアセンブリ
JP3503738B2 (ja) 分割コネクタ
JP3087633B2 (ja) 圧接コネクタ
JP2001257024A (ja) コネクタ