JPH05626A - 自動車用サンルーフ - Google Patents
自動車用サンルーフInfo
- Publication number
- JPH05626A JPH05626A JP3024694A JP2469491A JPH05626A JP H05626 A JPH05626 A JP H05626A JP 3024694 A JP3024694 A JP 3024694A JP 2469491 A JP2469491 A JP 2469491A JP H05626 A JPH05626 A JP H05626A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable roof
- guide rail
- cylinder
- diaphragm
- roof
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
Abstract
ースを拡大する。 【構成】 ルーフ部10の開口部12を開閉する可動ル
ーフ14のブラケツト16には、可動ルーフ14を昇降
するためのダイヤフラム42の内筒44が取付けられて
いる。ダイヤフラム42の外筒50は、ガイドレール2
6に沿って移動可能とされており、ダイヤフラム42と
シリンダ58はチユーブ60で連結され内部に油63が
充填されている。シリンダ58にはピストン62が挿入
されており、このピストン62は、ギヤドケーブル66
と一体的にガイドレール26に沿って移動するリヤシユ
ー56に固定されている。
Description
に設けられた開口部を自動開閉する自動車用サンルーフ
に関する。
け、この開口部を自動開閉する自動車用サンルーフが実
開昭59−69013号公報に開示されている。図8及
び図9に示される如く、この自動車用サンルーフにおい
ては、自動車車体のルーフ部80に設けられた開口部8
0Aを開閉する可動ルーフ82が、ガイドレール84に
沿って車体前後方向(図8及び図9の左右方向)へ移動
可能とされている。また、可動ルーフ82には、ブラケ
ツト86が取付られている。このブラケツト86の前部
86Aにはフロントシユー87が設けられており、ブラ
ケツト86はフロントシユー87に設けられたピン87
Aを中心に揺動可能とされている。
リンク90を介してリヤシユー92が連結されている。
一方、ガイドレール84には、ガイドリンク90のピン
90Aを案内するための傾斜溝93が設けられたブロツ
ク94が設けられており、ピン90Aが傾斜溝93に案
内され上方へ移動し、ブラケツト86の後部86Bを押
上げて、可動ルーフ82を図9に示されるチルトアツプ
状態とするようになっている。また、チルトアツプ状態
からリヤシユー92をガイドレール84に沿って車体後
方へ移動させた場合には、ガイドリンク90の揺動によ
って可動ルーフ82の後部が下降するようになってい
る。
おいては、可動ルーフ82の後部を昇降させるための可
動ルーフ昇降機構が、ガイドリンク90を備えたリンク
機構とされている。従って、このリンク機構を構成する
ガイドリンク90等の各部材を収容するために、ガイド
レール84の位置が車体下方(車室内側方向)となり、
車室内スペースが狭くなるという不具合があった。
慮し、可動ルーフ昇降機構を小型にでき、車室内スペー
スを拡大することができる自動車用サンルーフを得るこ
とが目的である。
は、自動車車体のルーフ部に固定されたガイドレールに
摺動可能に設けられたシユーを駆動手段によって摺動さ
せ、前記ガイドレールに摺動可能に設けられ前記シユー
に連結された可動ルーフを車体前後方向へ摺動させる自
動車用サンルーフであって、前記シューと一体的に移動
可能とされたピストンと、前記シユーが所定位置より車
体前方へ移動した場合に前記ピストンによって加圧され
ると共に前記シユーが車体後方へ向けて前記所定位置ま
で移動する間前記ピストンによって減圧されるシリンダ
と、このシリンダと連通され昇降部が前記可動ルーフに
連結され内圧によって前記昇降部が昇降し前記可動ルー
フを昇降するダイヤフラムと、を備えたことを特徴とし
ている。
ってシユーがガイドレールに沿って車体前方へ移動され
ると、一体的に可動ルーフが前方へ移動して可動ルーフ
がルーフ部に設けられた開口部の下部に到達する。所定
位置としてのこの到達位置からシユーがさらに前方へ移
動すると、シユーと一体的にピストンがシリンダに対し
て車体前方へ移動する。これによって、シリンダ内が加
圧されダイヤフラムの昇降部が上昇して可動ルーフを押
し上げる。
合に、駆動手段によってシユーがガイドレールに沿って
車体後方へ移動されると、シユーと一体的にピストンが
シリンダに対して車体後方へ移動する。これによって、
シリンダ内が減圧されダイヤフラムの昇降部が下降して
可動ルーフを下降させる。シユーが車体後方へ前記所定
位置まで移動し、可動ルーフが最下点に達した後、シユ
ーがさらに後方へ移動されると可動ルーフがガイドレー
ルに沿って車体後方へ移動され開口部が全開状態とな
る。
うにリンク機構よって可動ルーフを昇降させる構造に代
えて、ピストン、シリンダ、ダイヤフラム等によって構
成されるダイヤフラムを用いた圧力アクチユエータによ
って可動ルーフを昇降させる構造としたため、同一の高
さ可動ルーフを上昇する場合において、リンク機構に比
べ装置を小型にでき、車室内スペースを拡大することが
できる。
一実施例を図1〜図7を用いて説明する。なお、図中矢
印FRは車体前方方向を、矢印INは車幅内側方向を、
矢印UPは車体上方方向を示す。
部10には、矩形状の開口部12が形成されており、こ
の開口部12は可動ルーフ14によって開閉可能とされ
ている。図1に示される如く、可動ルーフ14の車幅方
向両端部には、車体前後方向に長手状とされたブラケツ
ト16が夫々固定されている。ブラケツト16の前部1
6Aの前端部には、車体前後方向に沿った長孔18が穿
設されており、この長孔18には、フロントガイド20
の前端部に設けられたピン20Aが係合されている。ま
た、ブラケツト16の長孔18の後方には、車体後方へ
向かって上昇し、上部が車体上方へ向けて屈曲されたガ
イドスロツト22が形成されており、このガイドスロツ
ト22には、フロントガイド20のピン20Aの後側下
方に設けられたピン20Bが挿入されている。
シユー24が取付られており、フロントシユー24は、
自動車車体のルーフ部10の車室内側に車体前後方向に
沿って取付られたガイドレール26内を移動可能とされ
ている。図2に示される如く、フロントガイド20の後
端部には、板ばね28を介してストツパ30が取付られ
ている。このストツパ30は、板ばね28の付勢力によ
って上方へ向けて付勢されており、可動ルーフ14の全
閉時及び上昇時に、ガイドレール26の上面26Aに形
成された切欠32に収容されるよになっている。従っ
て、ストツパ30がガイドレール26の切欠32に収容
されると、フロントガイド20のガイドレール26に沿
った摺動が拘束されるようになっている。また、図1に
示される如く、ブラケツト16には、下方へ向けて突出
された突起部34が設けられており、可動ルーフ14が
開口部12を閉塞する位置(図1の位置)から下方へ移
動した場合には、この突起部34がストツパ30を板ば
ね28の付勢力に抗して下方へ移動し、ストツパ30と
ガイドレール26の切欠32との係合を解除するように
なっている。
突起部34と平行に突起部36が形成されており、この
突起部36の先端には、ピン38が立設されている。こ
のピン38は可動ルーフ14が開口部12を閉塞する位
置(図1の位置)から下方へ移動した場合に、図2に示
される如く、ガイドレール26に形成された切欠40を
通過し、ガイドレール26内に浸入して、ガイドレール
26内を、可動ルーフ14と一体的に移動するようにな
っている。従って、可動ルーフ14が前後方向へ移動し
ている間に可動ルーフ14が上昇しようとした場合に
は、ピン38がガイドレール26の上面に当接するため
可動ルーフ14の上昇は阻止されるようになっている。
後方向略中央部には、ダイヤフラム42が配置されてい
る。図3に示される如く、このダイヤフラム42の軸心
部は、昇降部としての樹脂材から成る小径の内筒44で
構成されており、この内筒44の上端部には軸部46A
が内筒44内に嵌合固着されたアーム46が固定されて
いる。このアーム46は軸支ピン48によって、ブラケ
ツト16のフランジ部16Bに揺動可能に軸支されてい
る。ダイヤフラム42の外周部は、樹脂材から大径の外
筒50で構成されており、外筒50と内筒44とは、合
成ゴムと補強コードから成るダイヤフラム本体51によ
って連結されており、ダイヤフラム42は内圧によって
ダイヤフラム本体51が収縮して、内筒44が昇降する
ようになっている。また、外筒50は基板52に固着さ
れており、この基板52の車幅方向端部には、リヤシユ
ー54及びシリンダ58が設けられている。リヤシユー
54及びシリンダ58はガイドレール26に沿って車体
前後方向へ移動可能とされている。
部は、チユーブ60によってダイヤフラム42内と連通
されている。また、ダイヤフラム42内とシリンダ58
内には、充填剤としての油63が充填されている。シリ
ンダ部58の後端部には、ピストン62が挿入されお
り、ピストン62の後端部はリヤシユー56に結合され
ている。リヤシユー56はモータによって駆動するギヤ
ドケーブル66に連結されており、ギヤドケーブル66
と一体的にガイドレール26に沿って移動するようにな
っている。
の駆動装置は、直流モータ68とこの直流モータ68の
駆動軸ギヤ68Aに連結された減速ギヤ69A、69
B、69Cとドライブギヤ69Dとによって構成されて
おり、ドライブギヤ69Dの回転によって、ギヤドケー
ブル66が駆動されるようになっている。減速ギヤ69
Aには、同軸的にカム70が設けられており、このカム
70の外周には、リミツトスイツチ71、72が当接し
ている。また、カム70の外周には、リミツトスイツチ
71、72を開閉するための切欠74、76が形成され
ており、これらの切欠74、76でリミツトスイツチ7
1、72が開閉されることによって、図示を省略した制
御装置において、可動ルーフ14の摺動区間及び昇降区
間を検出して、直流モータ68のオンオフ及び回転方向
を制御するようになっている。
施例によれば、可動ルーフ14が開口部12を全開状態
とする格納位置にある場合に、直流モータ68が所定方
向へ回転し、ギヤドケーブル66が駆動されると、リヤ
シユー56がガイドレール26に沿って車体前方へ移動
される。これによりリヤシユー56と一体的に可動ルー
フ14が前方へ移動する。リヤシユー56が、可動ルー
フ14がルーフ部10に設けられた開口部12の下部に
達する所定位置に到達すると、ストツパ30がガイドレ
ール26の切欠32に収容され、フロントガイド20の
ガイドレール26に沿った摺動が拘束される。これによ
り、可動ルーフ14が停止し、一体的にシリンダ58と
ダイヤフラム42も停止する。また、ブラケツト16の
ピン38はガイドレール26に形成された切欠40の下
方に有り、ブラケツト16の上昇が可能となる。
移動すると、停止したシリンダ58に対してピストン6
2がリヤシユー56と一体的に前方へ移動する。これに
よって、シリンダ58内が加圧され、油63がチユーブ
60を介してダイヤフラム42内へ移動し、ダイヤフラ
ム42の内筒44が上昇してが可動ルーフ14を押し上
げる。これによって、可動ルーフ14はフロントガイド
20のピン20Aを中心に揺動し、後部が上昇した図1
の閉止状態を経て図5に示されるチルトアツプ状態とな
る。
る場合に、直流モータ68が逆転され、リヤシユー56
がガイドレール26に沿って車体後方へ移動されると、
停止したシリンダ58に対してピストン62がリヤシユ
ー56と一体的に車体後方へ移動する。これによって、
ピストン62内が減圧され、油63がダイヤフラム42
内から流路60を介してシリンダ58内に移動し、ダイ
ヤフラム42の内筒44が下降して可動ルーフ14を下
降させる。リヤシユー56が前記所定位置に到達し、可
動ルーフ14が最下点に達して図6の状態となると、ブ
ラケツト16の突起部34がストツパ30を板ばね28
の付勢力に抗して下方へ移動する。これによって、スト
ツパ30とガイドレール26の切欠32との係合が解除
されると共に、ピン38がガイドレール26に形成され
た切欠40を通過し、ガイドレール26に浸入する。
へ移動されると、ピストン62とシリンダ58との係合
によって、リヤシユー56と一体的に可動ルーフ14が
ガイドレール26に沿って車体後方へ移動される。
ようにリンク機構よって可動ルーフを昇降させる構造に
代えて、ピストン62、シリンダ58、ダイヤフラム4
2等で構成されるダイヤフラム42を用いた圧力アクチ
ユエータによって可動ルーフ14を昇降させる構造とし
たため、同一の高さ可動ルーフを上昇する場合におい
て、リンク機構に比べ装置を小型にでき、車室内スペー
スを拡大することができる。また、圧力アクチユエータ
によって可動ルーフを昇降させる構造としたため、従来
のリンク機構に比べ、摺動部が少なくなり、摺動部から
発生するピンとガイドとの摺動音、打音等の騒音を低減
することができると共に、ピストン62とダイヤフラム
42の内筒44とを連動させることができるため、リヤ
シユー56を停止することで、昇降途中の可動ルーフ1
4を任意の位置に確実に停止することができる。
フ昇降機構を小型にでき、車室内スペースを拡大するこ
とができるという優れた効果を有する。
側断面図である。
装置を示す概略図である。
トアツプ状態を示す側断面図である。
点に達した状態を示す側断面図である。
された自動車車体のルーフ部を示す車体斜め前方から見
た斜視図である。
ある。
態を示す側断面図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 自動車車体のルーフ部に固定されたガイ
ドレールに摺動可能に設けられたシユーを駆動手段によ
って摺動させ、前記ガイドレールに摺動可能に設けられ
前記シユーに連結された可動ルーフを車体前後方向へ摺
動させる自動車用サンルーフであって、前記シューと一
体的に移動可能とされたピストンと、前記シユーが所定
位置より車体前方へ移動した場合に前記ピストンによっ
て加圧されると共に前記シユーが車体後方へ向けて前記
所定位置まで移動する間前記ピストンによって減圧され
るシリンダと、このシリンダと連通され、昇降部が前記
可動ルーフに連結され内圧によって前記昇降部が昇降し
前記可動ルーフを昇降するダイヤフラムと、を備えたこ
とを特徴とする自動車用サンルーフ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3024694A JPH05626A (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | 自動車用サンルーフ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3024694A JPH05626A (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | 自動車用サンルーフ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05626A true JPH05626A (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=12145279
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3024694A Pending JPH05626A (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | 自動車用サンルーフ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05626A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5483802A (en) * | 1993-06-08 | 1996-01-16 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Vuilleumier heat pump |
JP2002052932A (ja) * | 2000-07-12 | 2002-02-19 | Webasto Japan Kk | 摺動可能なカバーを有する車両ルーフ |
-
1991
- 1991-02-19 JP JP3024694A patent/JPH05626A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5483802A (en) * | 1993-06-08 | 1996-01-16 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Vuilleumier heat pump |
JP2002052932A (ja) * | 2000-07-12 | 2002-02-19 | Webasto Japan Kk | 摺動可能なカバーを有する車両ルーフ |
JP4695302B2 (ja) * | 2000-07-12 | 2011-06-08 | ベバスト ジャパン株式会社 | 摺動可能なカバーを有する車両ルーフ |
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Legal Events
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