JPH0562682U - 隙間調整可能なドア用蝶番 - Google Patents

隙間調整可能なドア用蝶番

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Publication number
JPH0562682U
JPH0562682U JP1052992U JP1052992U JPH0562682U JP H0562682 U JPH0562682 U JP H0562682U JP 1052992 U JP1052992 U JP 1052992U JP 1052992 U JP1052992 U JP 1052992U JP H0562682 U JPH0562682 U JP H0562682U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
spacer
hinge
decorative
outer frame
Prior art date
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Pending
Application number
JP1052992U
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English (en)
Inventor
諭吉 長尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiwa House Industry Co Ltd
Original Assignee
Daiwa House Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Daiwa House Industry Co Ltd filed Critical Daiwa House Industry Co Ltd
Priority to JP1052992U priority Critical patent/JPH0562682U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドア外枠に取り付けたドアの隙間の調整が簡
便に出来る蝶番を得る。 【構成】 蝶番の羽板16に、L字形断面の飾り板22
とスペーサー23を重ねておき、ドア18と外枠20と
の隙間36の大きさに応じてスペーサー23の数を加減
して隙間を調整する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ドア外枠に取り付けたドアの隙間を調整することの出来るドア用蝶 番に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ドア用蝶番は、数個のビス孔と側縁に軸芯を挿通する挿通孔を有する2枚の羽 板を、それらの挿通孔を上下に重ね合わせ、それらの挿通孔に軸芯を通しピン接 合して構成され、その2枚の羽板の中の一方をドアの側面に付けたホゾに嵌め込 んでビス止めし、他方の羽板はドア外枠の側面に付けたホゾに嵌め込んでビス止 めされる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ドアを取り付ける場合に一回の取付作業でドアがドア外枠に綺麗に収まらない 場合が多く、又、使用中のドアがドア外枠に擦れたりドア外枠との間に隙間が広 がったり開閉に支障を来すようになる場合がある。
【0004】 そのような場合にはドアを蝶番ごと取り外し、蝶番の羽板を嵌め込む外枠のホ ゾを深く削り込んだり、ホゾに噛まし物を嵌め込むなどして左右にずらしたりし て、ドアと外枠との間の隙間の微調整がなされる。
【0005】 しかし、そのようにドアを何回も取り外して調整しているうちにビス孔が次第 に大きくなってドアに取付ガタが生じ、左右にずらすためにホゾに嵌め込まれる 噛まし物がドアの側縁から食み出てドアの美観を損なう等の不都合が生じる。
【0006】 そこで本考案は、ドア外枠に取り付けたドアと外枠との間の隙間の微調整が簡 便に出来る蝶番を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
即ち、本考案に係るドア用蝶番10は、(a) 数個のビス孔11と側縁12 に軸芯13を挿通する挿通孔14・15を有する2枚の羽板16・17が、それ らの挿通孔14・15を上下に重ね合わせ、それらの挿通孔14・15に軸芯1 3を通してピン接合されており、 (b) 羽板17(16)のドア外枠またはドアの側面21(19)との密着面 側に飾り板22と平板なスペーサー23が順次重ね合わされており、 (c) 羽板のビス孔11に重なる飾り板22とスペーサー23との各部分24 ・25が欠如した空白になっていて、羽板のビス孔11を挿通したビス26がス ペーサー23の外側に突き出るようになっており、 (d) 飾り板22が、羽板17(16)とスペーサー23の間に挿入される挿 入部27と、羽板17(16)とスペーサー23の間から突き出る化粧部28と から成り、挿入部27と化粧部28の間が直角に折れ曲がっていてL字形断面を 成していることを特徴とするものである。
【0008】 この本考案に係るドア用蝶番10は、従来の蝶番と同様に一方の羽板16をド ア18の側面19に密着させてビス止めし、他方の羽板17は、化粧部28を羽 板17に逆向きして挿入部27を羽板17に重ね、その飾り板22の挿入部27 にはスペーサー23を重ね、このように飾り板22とスペーサー23を順次重ね 合わせてドア外枠20の側面21に密着させてビス止めして使用され、この蝶番 10によって取り付けたドア18がドア外枠20に綺麗に収まらない場合の調整 は次の通り行われる。
【0009】 (1) ドア全体を蝶番のビス止めされているドア外枠の縦枠材側35へと引き 寄せてドア18と縦枠材35の間に隙間36を狭める必要のある場合、上下の蝶 番10A・10Bのスペーサー23の数を減らす。 (2) ドア全体を蝶番のビス止めされているドア外枠の縦枠材側35より押し 出して、ドア18と縦枠材35の間に隙間36を広げる必要のある場合、上下の 蝶番10A・10Bのスペーサー23の数を増やす。 (3) ドアの上部側縁37か下部側縁38を縦枠材側35へと引き寄せてドア の上部側縁か下部側縁と縦枠材の間の隙間36を狭める必要のある場合、その狭 める必要のある上下何れか一方の蝶番10Aまたは10Bのスペーサー23の数 を減らす。 (4) ドアの上部側縁37か下部側縁38を縦枠材側35より押し出してドア 18と縦枠材35の間の隙間36を広げる必要のある場合、その広げる必要のあ る上下何れか一方の蝶番10Aまたは10Bのスペーサー23の数を増やす。
【0010】 飾り板22やスペーサー23のビス孔11に重なり合う部分24・25は、ビ ス26よりも太い孔にしておいてもよいし、又、図示する如く欠き溝にしておい てもよい。
【0011】 又、羽板17(16)には、ドアやドア外枠に取り付けるためのビス孔11の 他に、飾り板22やスペーサー23をビス止めするためのビス孔41を開けてお き、一方、それに重なり合う飾り板22とスペーサー23の部分には螺子孔42 を開けておき、ビス39によって飾り板22とスペーサー23を羽板17(16 )にビス止め固定出来るようにしておいてもよい。
【0012】 羽板16・17をビス止めするドア18や縦枠材35の側面19・21にはホ ゾ40を付け、それらのホゾ40に羽板16・17を嵌め込んでビス止めするこ とも出来る。
【0013】
【考案の効果】
このように本考案に係る蝶番10を用いてドア18を取り付ける場合には、羽 板16・17を埋め込むホゾ40を削り直さずに、スペーサー23の数を加減し てドア18と外枠20の間の隙間36を調整をすることが出来るので、 (1) その微調整に格別な熟練を要せず、従って一般作業員や素人でも調整す ることが出来、而も蝶番の取付箇所が綺麗に仕上がる。
【0014】 (2) スペーサー23は飾り板の化粧部28に覆い隠されるので、本考案によ ってドア全体の体裁が損なわれることはない。
【0015】 (3) 本考案は従来の蝶番にスペーサーを付け加えて構成されるものであるが 、スペーサー23は1mm前後の薄手の鉄板を打ち抜いて出来る安価なものであ るから、本考案に係る蝶番が従来品に較べて左程コスト高になることがない。
【0016】 (4) 特に、飾り板22やスペーサー23のビス孔11に重なり合う部分24 ・25を欠き溝にした場合は、蝶番の羽板をドアやドア取付外枠から取り外す必 要がなく、ビス孔が馬鹿孔になって取付ガタが生じると言うことがなくなる。
【0017】 このように本考案に係る蝶番10は、ドアの微調整に至便であり、取付後数年 を経てからドアがドア外枠に綺麗に収まらないようになった場合には素人でも手 軽に調整出来るので頗る好都合である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る蝶番の分解斜視図である。
【図2】本考案に係る蝶番のドアとドア外枠に取り付け
られた状態での断面平面図である。
【図3】ドア外枠に取り付けられた本考案に係る蝶番の
スペーサーを装着する過程での断面平面図である。
【図4】本考案に係る蝶番を取り付けたドアの正面図で
ある。
【符号の説明】
10 蝶番 11 ビス孔 12 側縁 13 軸芯 14 挿通孔 15 挿通孔 16 羽板 17 羽板 18 ドア 19 側面 20 外枠 21 側面 22 飾り板 23 スペーサー 24 飾り板の空白部分 25 スペーサーの空白部分 26 ビス 27 挿入部 28 化粧部 35 縦枠材 36 隙間 37 上部側縁 38 下部側縁 39 ビス 40 ホゾ 41 ビス孔 42 螺子孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a) 数個のビス孔11と側縁12に軸
    芯13を挿通する挿通孔14・15を有する2枚の羽板
    16・17を、それらの挿通孔14・15を上下に重ね
    合わせ、それらの挿通孔14・15に軸芯13を通して
    ピン接合し、一方の羽板16をドア18の側面19に密
    着させてビス止めし、他方の羽板17をドア外枠20の
    側面21に密着させてビス止めして使用されるドア用蝶
    番10において、 (b) 羽板17(16)の側面21(19)との密着
    面側に飾り板22と平板なスペーサー23が順次重ね合
    わされていること、 (c) 羽板のビス孔11に重なる飾り板22とスペー
    サー23との各部分24・25が欠如した空白になって
    いて、羽板のビス孔11を挿通したビス26がスペーサ
    ー23の外側に突き出るようになっていること、 (d) 飾り板22が、羽板17(16)とスペーサー
    23の間に挿入される挿入部27と、羽板17(16)
    とスペーサー23の間から突き出る化粧部28とから成
    り、挿入部27と化粧部28の間が直角に折れ曲がって
    いてL字形断面を成していることを特徴とする隙間調整
    可能なドア用蝶番。
JP1052992U 1992-02-01 1992-02-01 隙間調整可能なドア用蝶番 Pending JPH0562682U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1052992U JPH0562682U (ja) 1992-02-01 1992-02-01 隙間調整可能なドア用蝶番

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JP1052992U JPH0562682U (ja) 1992-02-01 1992-02-01 隙間調整可能なドア用蝶番

Publications (1)

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JPH0562682U true JPH0562682U (ja) 1993-08-20

Family

ID=11752784

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JP1052992U Pending JPH0562682U (ja) 1992-02-01 1992-02-01 隙間調整可能なドア用蝶番

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JP (1) JPH0562682U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016072294A (ja) * 2014-09-26 2016-05-09 河村電器産業株式会社 箱体の扉調整構造

Cited By (1)

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