JPH056232Y2 - - Google Patents

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JPH056232Y2
JPH056232Y2 JP1987068922U JP6892287U JPH056232Y2 JP H056232 Y2 JPH056232 Y2 JP H056232Y2 JP 1987068922 U JP1987068922 U JP 1987068922U JP 6892287 U JP6892287 U JP 6892287U JP H056232 Y2 JPH056232 Y2 JP H056232Y2
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JP
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counterweight
plate
guard
hole
guard plate
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JP1987068922U
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JPS63180383U (ja
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  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案はフオークリフトに関し、特に、同フオ
ークリフトの後輪用のリヤマツドガードに関する
ものである。
【従来の技術】
一般的なフオークリフトは、後輪がカウンタウ
エイトの後面から後方に突出した形で取り付けら
れているので、後輪によつてはね上げられ或は撒
き上げられた水や泥等が、カウンタウエイトの後
面や上面、或は、運転手にかかることがある。こ
のような弊害を防止するために、フオークリフト
においてもリヤマツドガードが取り付けられるこ
とがある。 従来、このようなリヤマツドガードとしては
種々あるが、例えば第3図に示されるように、後
輪1を収容するためのえぐり部分2に沿つてカウ
ンタウエイト3の後面にねじ穴4を設け、このね
じ穴4に螺合されるボルト5によつてマツドガー
ドプレート6をカウンタウエイト3に締結するも
のが一般的である。 また、特開昭58−224867号公報には、カウンタ
ーウエイトの下側にゴム等の弾性材料から成るタ
イヤカバー即ちマツドガードプレートをボルトに
より取り付けて、タイヤの後端部上方を覆うよう
にしたものが知られている。
【考案が解決しようとする課題】
フオークリフトの場合、最小旋回半径を可能な
限り小さくし、狭い空間でも周囲の物体と接触す
ることなく旋回できるようにするために、カウン
トウエイトの後面が最小旋回半径に合わせて湾曲
されている。従つて、前者の先行技術のようにマ
ツドガードプレート取付用のボルト5がカウンタ
ウエイト3の後面から突出していると、最小旋回
半径より大きい半径で旋回する部分が生じてしま
い、リヤマツドガードがない場合には回避できた
物体でもボルト5の頭部に接触することがあり、
このような場合には、ボルト5がせん断したり抜
け落ちたり、ボルト5に接触した物体が損傷した
りする、等の問題があつた。 また、上述した後者の先行技術には、このよう
な問題はないが、マツドガードプレートをボルト
によりカウンタウエイトに取り付けているため
に、マツドガードプレートの取付部分に損傷が生
じ易かつたり、カウンタウエイトの湾曲した下面
にねじ穴を螺刻しているため、ねじ穴の位置出し
の精度が粗くなつてしまい、組付性に難があつた
りする問題があつた。 従つて、本考案の目的は、ボルトのような剛性
部材がカウンターウエイトの後面から突出しない
だけでなく、マツドガードプレートの取付が容易
で、しかも損傷が生じないような、リヤマツドガ
ードを提供することである。
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、本考案は、後輪を
収容するために形成されたカウンタウエイトのえ
ぐり部分の下面に、弾性変形可能な材料から成る
マツドガードプレートの取付部分を取付手段によ
り取り付けたフオークリフトのリヤマツドガード
であつて、前記取付手段は、前記カウンタウエイ
トの前記えぐり部分の前記下面に設けられたねじ
穴と、取り付けた際に該ねじ穴に整列するように
前記マツドガードプレートの前記取付部分に形成
された小径孔と、該マツドガードプレートの下面
側に配置されると共に、取り付けた際に前記ねじ
穴及び前記小径孔に整列する大径孔を有する弾性
変形可能な鋼板製の押え板と、該押え板の下面側
から前記大径孔及び前記小径孔を介して前記ねじ
穴に螺合されるボルトとからなるフオークリフト
のリヤマツドガードを提供する。
【作用】
上述したような構成の本考案のリヤマツドガー
ドにおいては、マツドガードプレートの取付部分
がカウンタウエイトのえぐり部分の内側に配置さ
れるので、ボルト等の取付要素がカウンタウエイ
ト後面から突出することがない。 しかも、マツドガードプレートに形成された孔
にボルトを直接挿通して同マツドガードプレート
を取り付けるのではなく、弾性変形可能な鋼板製
の押え板を介して取り付けるため、押え板がカウ
ンタウエイトの形状に容易になじむ。また、該押
え板にある孔は、マツドガードプレートにある小
径孔よりも大きな直径を有する大径孔即ちバカ穴
であるため、容易に小径孔及び大径孔の位置合わ
せが行われる。
【実施例】
以下、図面と共に本考案に従つてフオークリフ
トのリヤマツドガードの好適な実施例について詳
細に説明する。尚、従来構成と同一又は相当部分
には同一符号を用いて説明する。 第1図及び第2図に示すように、カウンタウエ
イト3の左右には後輪1を収容するためのえぐり
部分2が形成されている。各えぐり部分2の下面
には、第2図に明示するように、複数個のねじ穴
10が設けられ、また、ゴム等の弾性材料から作
られたマツドガードプレート11がそこに配置さ
れている。マツドガードプレート11の取付部分
には前記ねじ穴10と一致する小孔(小径孔)1
2が開けられている。 各小孔12を介してボルト13を対応のねじ穴
10に螺合することによつて、マツドガードプレ
ート11はカウンタウエイト2に固定されるが、
本考案によれば、ボルト13の頭部とマツドガー
ドプレート11との間に、第2図から了解される
ような大径孔15を有する1枚の鋼板製の押え板
14を介在させている。この押え板14は、鋼板
製であつて、その厚さを比較的に自由に設定可能
であり、弾性変形しうる。また、大径孔15は、
小孔12よりも大径のバカ穴であり、各小孔12
と整列する。 タツプ穴であるねじ穴10が形成されるカウン
タウエイト3の下面は湾曲しているので、位置出
しの精度が粗くなつてしまうが、押え板14に形
成された大径孔15がバカ穴であると、穴もしく
は孔同士の位置合わせが容易になる。 このようにして取り付けられたマツドガードプ
レート11の後部はカウンタウエイト3の後面か
ら突出し、後輪1の突出部上部を覆い、泥はねを
防止する。また、マツドガードプレート11は、
障害物が接しても弾性変形してこれを回避する。
そのため、車両旋回時に、カウンタウエイト3の
後面が障害物の横を近接状態で通過した場合で
も、この障害物によつて旋回が妨害されることは
ない。 しかも、押え板14も弾性変形してカウンタウ
エイト3の湾曲した下面に容易になじむため、マ
ツドガードプレート11はカウンタウエイト3の
下面にぴつたり当たつて当接され、強固に保持さ
れる。
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば、マツドガード
プレートの取付部分がカウンタウエイトのえぐり
部分の下面に配置されるので、旋回時に従来のよ
うに取付要素であるボルトが周囲の物体に接する
恐れがなくなり、従つて、マツドガードプレート
が脱落したり、逆に、接触した物体を損傷させた
りしない。しかも、バカ穴を有する弾性変形可能
な鋼板製の押え板を介してマツドガードプレート
をカウンタウエイトに取り付けているため、押え
板も弾性変形してカウンタウエイト下面の形状に
なじんでマツドガードプレートにぴつたり当接す
るので、マツドガードプレートを強固に保持し
て、マツドガードプレートの取付部分即ちボルト
穴部分の亀裂発生を確実に防止することができる
だけでなく、取り付けに際しては穴同士の位置合
わせが容易になり、組付性が向上する作用効果を
奏することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案によるリヤマツドガードが設
けられたフオークリフトの全体斜視図、第2図
は、本考案によるリヤマツドガードを詳細に示す
斜視図、第3図は、従来のリヤマツドガードを示
す斜視図である。 1……後輪、2……えぐり部分、3……カウン
タウエイト、10……ねじ穴、11……マツドガ
ードプレート、12……小孔(小径孔)、13…
…ボルト、14……押え板、15……大径孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 後輪を収容するために形成されたカウンタウエ
    イトのえぐり部分の下面に、弾性変形可能な材料
    から成るマツドガードプレートの取付部分を取付
    手段により取り付けたフオークリフトのリヤマツ
    ドガードであつて、前記取付手段は、前記カウン
    タウエイトの前記えぐり部分の前記下面に設けら
    れたねじ穴と、取り付けた際に該ねじ穴に整列す
    るように前記マツドガードプレートの前記取付部
    分に形成された小径孔と、該マツドガードプレー
    トの下面側に配置されると共に、取り付けた際に
    前記ねじ穴及び前記小径孔に整列する大径孔を有
    する弾性変形可能な鋼板製の押え板と、該押え板
    の下面側から前記大径孔及び前記小径孔を介して
    前記ねじ穴に螺合されるボルトとからなるフオー
    クリフトのリヤマツドガード。
JP1987068922U 1987-05-11 1987-05-11 Expired - Lifetime JPH056232Y2 (ja)

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JP1987068922U JPH056232Y2 (ja) 1987-05-11 1987-05-11

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63180383U JPS63180383U (ja) 1988-11-22
JPH056232Y2 true JPH056232Y2 (ja) 1993-02-17

Family

ID=30909182

Family Applications (1)

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JP1987068922U Expired - Lifetime JPH056232Y2 (ja) 1987-05-11 1987-05-11

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JP (1) JPH056232Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58224867A (ja) * 1982-06-25 1983-12-27 Nissan Motor Co Ltd フオ−クリフトのリヤタイヤカバ−

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58224867A (ja) * 1982-06-25 1983-12-27 Nissan Motor Co Ltd フオ−クリフトのリヤタイヤカバ−

Also Published As

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JPS63180383U (ja) 1988-11-22

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