JPS635996Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS635996Y2
JPS635996Y2 JP8966079U JP8966079U JPS635996Y2 JP S635996 Y2 JPS635996 Y2 JP S635996Y2 JP 8966079 U JP8966079 U JP 8966079U JP 8966079 U JP8966079 U JP 8966079U JP S635996 Y2 JPS635996 Y2 JP S635996Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shoe
spacer
track
metal
bolt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8966079U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS568589U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP8966079U priority Critical patent/JPS635996Y2/ja
Publication of JPS568589U publication Critical patent/JPS568589U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS635996Y2 publication Critical patent/JPS635996Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は標準履板であるグローサ付き履板か
らなる履帯を装着した装軌車輌の上記履板に着脱
可能に取付け、グローサ付き履板をフラツト形履
板や、ゴム接地形履板に変化させる履板補助装置
に関する。
〔従来の技術〕
実公昭54−4213号公報には無限軌道のリンクの
接地側下部に鉄板製の板体を同体に付設し、前後
に爪を有するコ字形の鉄板部とゴム板部を背中合
せに結合した履体を鉄板部が接地する様にも、ゴ
ム板部が接地する様にもボルトとナツトで上記板
体に取付ける様にし、作業の際には鉄板部を接地
させて強力な牽引力を得、舗装道路走行の際はゴ
ム板部を接地させて路面の保護を図ることが記載
されている。
〔考案が解決しようする問題点〕
上記従来例において、鉄板部を接地させるとき
にはボルトの頭を鉄板部のコ字形の爪の間に収容
し、又、ゴム板部を接地させるときはゴム板部に
設けた凹所にボルトの頭を収容して夫々履体と板
体の孔にボルトを貫通し、板体の裏からナツトを
ボルトの先端にネジ込んで板体に対してナツトを
締付ける。このため鉄板部を接地させるとゴム板
部は車輌の重量で圧縮変形し、又、ゴム板部を接
地させると同様に車輌の重量でコ字形の鉄板部が
変形し、ボルトとナツトの締付けが弛んで、履体
が板体から外れる虞があると共に、使用によりゴ
ム板部が摩耗し、ボルトの頭がゴム板部の表面か
ら外に突出すると寿命が尽きるので、ボルトの頭
の厚さ分ゴム板部の寿命は短かい。
又、標準履板であるグローサ付き履板に取付け
ることは全く考慮されていない。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで本考案はグローサ付き履板のグローサを
徐く外面とほヾ同大の平面形状を有するゴム台と
金属シユーを背中合せに結合した補助体と、この
補助体を上記履板の外面に取付けるための頭付き
ボルトと、上記ボルトに嵌めて履板の外面と補助
体の間に介装する金属のスペーサとからなり、上
記補助体の全体の厚さはグローサの高さにほヾ等
しく、上記ゴム台には上記スペーサを収容できる
盲状開口を上記金属シユーの背面を底として外面
から形成し、上記金属シユーには上記ゴム台の盲
状開口と同心に前記ボルトが螺合するネジ孔を開
設すると共に、外面に上記ネジ孔と同心に前記ス
ペーサの端部を受入れる凹所を設け、上記頭付き
ボルトの長さは履板の孔に裏から通して履板の外
面に突出させ、その突出部にスペーサを嵌めた際
に上記金属シユーのネジ孔中で終るだけスペーサ
から突出する様にしたことを特徴とする。
〔作 用〕
グローサ付き履板をフラツト形履板やゴム接地
形履板に変形させるには、いずれの場合も履板の
孔に内側から頭付きボルトを通してボルトを履板
の外面から突出させ、その突出部にスペーサを嵌
める。
そしてフラツト形履板にするには補助体の金属
シユーを外に向け、ゴム台の盲状開口をスペーサ
に被せ、履板の裏で、ボルトを回してボルトの先
端部を金属シユーのネジ孔中にねねじ込む。これ
によりスペーサは履板の外面と金属シユーの背面
に当接すると共に、金属シユーの外面はグローサ
の高さとほヾ同レベルになる。
又、ゴム接地形履板にするには金属シユーの外
面の凹所をスペーサの端部に被せ、履板の裏で同
様にボルトを回してボルトの先端を金属シユーの
ネジ孔中にねじ込む。これによりスペーサは履板
の外面と金属シユーの外面に当接して金属シユー
の外面を履板の外面から浮かし、ゴム台の外面の
高さをグローサよりも高くする。
〔実施例〕
図示の一実施例において、1は一端部から外向
きに突出したグローサ1′を有する標準履板を示
し、周知の様に前後二列のシユーボルト2′でリ
ンク2に対し固定されている。
3は本考案の主体をなす補助体で、履板のグロ
ーサから他端にかけての外面と略々同大の寸法を
有する分厚なゴム台3aと、ゴム台3aと同大で
可成り厚く、所定の状態で(第6図)で履板外面
に取付けると標準履板をフラツト履板に変化させ
るフラツトな金属シユー3bを背中合せに焼付、
接着などで結合して構成され、その全体の厚さは
グローサ1′の高さにほヾ等しい。
この補助体3は履板の外面に対し頭付きボルト
4を用いて取付けるのであるが、その場合ゴム台
3aを外に向けるにせよ、金属シユー3bを外に
向けるにせよ夫々を所定の状態にするためにボル
ト4の履板外面からの突出部にスペーサ5を嵌め
る。
スペーサ5は金属製、好ましくは焼入れ、硬化
したもの、焼結合金などからなる剛性の高いもの
とし、ボルト4を貫通させるための貫通孔5′を
有し、且つ高さないし長さはゴム台3aが新品の
ときの厚さtにほヾ等しく、外形は円形、角形等
任意である。そして。ゴム台3aには表面から金
属シユー3bの背面を底として上記スペーサ5を
収容する盲状開口6aを設け、また、金属シユー
3bには上記盲状開口6aと同心に前記ボルト4
と螺合するネジ孔6を開設すると共に、外面には
上記ネジ孔6と同心い前記スペーサ5の端部を受
け入れる凹所6bを設ける。
上記ボルト4とネジ孔6、盲状開口6a、凹所
6bの配置は図示の如く履板の幅方向中心線Yに
対して対称にし、補助体を裏返し、ゴム台3a、
金属シユー3bのどちららを外に向けても履板外
面に取付けることができる様にする。
そして、ゴム台3aの外面には必要に応じ履板
外面から突出するシユーボルト2′,2′の頭を収
容する窪み6′を設け、所定の状態に取付けるこ
とがシユーボルトの頭で阻害されない様にする。
尚、頭付きボルト4の長さは、履板1の孔に履
板の裏からボルトを通して履板外面に突出させ、
この突出部にスペーサ5を嵌めたとき、スペーサ
から外に図示の如く金属シユーのネジ孔6中で終
るだけ突出する様に定める。
グローサ付き履板1をフラツト形履板やゴム接
地形履板に変化させるには、いずれの場合も履板
1の孔に裏から頭付きボルト4を通してボルトを
履板1の外面に突出させ、その突出部にスペーサ
5を嵌める。
そしてフラツト形履板にするには補助体3の金
属シユー3bを外に向け、ゴム台3aの盲状開口
6aをスペーサ5に被せ、履板の裏でボルト4を
回してボルトの先端部を金属シユーのネジ孔6中
にねじ込む。これによりスペーサ5は履板の外面
と金属シユー3bの背面に当接すると共に、金属
シユー3bの外面はグローサ1′の高さとほヾ同
レベルになり、金属シユーは外面が凹所6bの底
面と同レベルに摩耗するまで使用できる。
又、ゴム接地形履板にするには金属シユー3b
の外面の凹所6bをスペーサ5の端部に被せ、履
板の裏で同様にボルト4を回してボルトの先端部
を金属シユー3bのネジ孔6中にねじ込む。これ
によりスペーサ5は履板1の外面と金属シユー3
bの外面に当接して補助体3を履板1の外面から
浮かし、ゴム台3aの外面の高さをグローサ1′
よりも高くし、ゴム台3aは外面がグローサ1′
の高さと同レベルに摩耗するまで使用できる。
〔考案の効果〕
本案により標準履板をグローサ付き履板以外の
フラツト形履板、ゴム接地形履板に変化させるこ
とができ、標準履板を三態様に使用できる。
そして、フラツト形履板、ゴム接地形履板のど
ちらにした場合も履板の外面と金属シユーの外面
又は背面の間に金属のスペーサが当接するので車
輌の重量によつてゴム台が圧縮変形したり、金属
シユーが変形したりすることはなく、従つてボル
トとネジ孔の締付が弛む虞はない。更に、ゴム接
地形にした場合、スペーサは金属シユーの外面を
履板の外面から浮かし、ゴム台の外面をグローサ
よりも高くし、このためゴム台は外面がグローサ
と同レベルに摩耗するまで使用でき、ゴム台成形
のための材料使用量の節減と、使用できなくなつ
た廃棄するゴムの量の減少が図れる。
又、フラツト形履板にした場合は金属シユーの
外面が凹所の底面と同レベルに摩耗するまで使用
でき、凹所の底面の摩耗によつて交換時期の到来
を日視で知り、準備することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
はゴム台を外に向けて取付けた状態の一部の平面
図、第2図は同上の−線に沿う断面図、第3
図は同じく−線に沿う断面図、第4図は補助
部材を外に向けて取付けた状態の一部の平面図、
第5図は同上の−線に沿う断面図、第6図は
同じく−線に沿う断面図で、図中、1は標準
履板、1′はそのグローサ、3は補助体、3aは
そのゴム台、3bは同じく金属シユー、4は頭付
きボルト、5はスペーサ、オはネジ孔、6aは盲
状開口、6bは凹所を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 グローサ付き履板からなる履帯を装着した装軌
    車輌の履板補助装置であつて、 上記履板のグローサを徐く外面とほヾ同大の平
    面形状を有するゴム台と金属シユーを背中合せに
    結合した補助体と、この補助体を上記履板の外面
    に取付けるための頭付きボルトと、上記ボルトに
    嵌めて履板の外面と補助体の間に介装する金属の
    スペーサとからなり、 上記補助体の全体の厚さはグローサの高さに
    ほヾ等しく、 上記ゴム台には上記スペーサを収容できる盲状
    開口を上記金属シユーの背面を底として外面から
    形成し、 上記金属シユーには上記ゴム台の盲状開口と同
    心に前記ボルトが螺合するネジ孔を開設すると共
    に、外面に上記ネジ孔と同心に前記スペーサの端
    部を受入れる凹所を設け、 上記頭付きボルトの長さは履板の孔に裏から通
    して履板の外面に突出させ、その突出部にスペー
    サを嵌めた際に上記金属シユーのネジ孔中で終る
    だけスペーサから突出する様にしたことを特徴と
    する装軌車輌用履体の履板補助装置。
JP8966079U 1979-07-02 1979-07-02 Expired JPS635996Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8966079U JPS635996Y2 (ja) 1979-07-02 1979-07-02

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8966079U JPS635996Y2 (ja) 1979-07-02 1979-07-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS568589U JPS568589U (ja) 1981-01-24
JPS635996Y2 true JPS635996Y2 (ja) 1988-02-19

Family

ID=29322802

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8966079U Expired JPS635996Y2 (ja) 1979-07-02 1979-07-02

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS635996Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4809549B2 (ja) * 2001-06-21 2011-11-09 福山ゴム工業株式会社 脱着式クローラ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS568589U (ja) 1981-01-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6050628B2 (ja) 履帯ベルト組立体
EP0845406A3 (en) A hitch assembly
US4043610A (en) Track shoe
JPS635996Y2 (ja)
US4123119A (en) Track shoe with clamping means
US4237950A (en) Tracked armored tire assembly using a two piece grouser retainer
EP1283153A1 (en) Crawler shoe
JPS6222835B2 (ja)
JPS602059Y2 (ja) 装軌車輛用履帯の路面保護装置
JP2572956Y2 (ja) 履帯用パッド
JPH0127507Y2 (ja)
JPS6318553Y2 (ja)
JP4071851B2 (ja) クロ−ラ用弾性シュ−
JPH0781637A (ja) 履帯における補助履板
JPS6232137Y2 (ja)
JPH0347893U (ja)
JP2594332Y2 (ja) 無限軌道帯用弾性履板
JPH08119163A (ja) 履帯用パッド
JP3318778B2 (ja) 履帯用パッド及びその製造方法
JPH0228150Y2 (ja)
JPH08282559A (ja) 金属製クローラの履板用弾性パッド
JP2001151168A (ja) 弾性体履板
JPH0582776U (ja) 履帯用パッド
JPH08244659A (ja) 無限軌道帯用弾性履板
JPH056232Y2 (ja)