JPS6232137Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6232137Y2 JPS6232137Y2 JP7217082U JP7217082U JPS6232137Y2 JP S6232137 Y2 JPS6232137 Y2 JP S6232137Y2 JP 7217082 U JP7217082 U JP 7217082U JP 7217082 U JP7217082 U JP 7217082U JP S6232137 Y2 JPS6232137 Y2 JP S6232137Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- link
- link piece
- master
- hole
- piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 3
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は装軌車両の履帯連結用マスタリンクに
関する。
関する。
ブルドーザ等の装軌車両に用いる履帯は、ピン
とブツシユとで相互に回転可能に結合されるリン
クに複数の履板をボルトで取付けて形成される。
とブツシユとで相互に回転可能に結合されるリン
クに複数の履板をボルトで取付けて形成される。
履板は車両への着脱を容易にするために切り離
し容易な部分が設けられており、この部分にマス
タピンが用いられている。このマスタピンは他の
ピンに比べて圧入代が小さくなつており、油圧工
具を使用するか、ハンマで叩き込むかして組立て
る。したがつて作業現場での分離・組立が困難で
あると共に、大ハンマでの叩き込み作業には危険
性があつた。また、あまり圧入代を小さくすると
走行中にマスタピンが抜出して折損することにな
る。
し容易な部分が設けられており、この部分にマス
タピンが用いられている。このマスタピンは他の
ピンに比べて圧入代が小さくなつており、油圧工
具を使用するか、ハンマで叩き込むかして組立て
る。したがつて作業現場での分離・組立が困難で
あると共に、大ハンマでの叩き込み作業には危険
性があつた。また、あまり圧入代を小さくすると
走行中にマスタピンが抜出して折損することにな
る。
本考案は前記欠点を除去し、履帯の分離・組立
を容易にするためにリンク形状の改良を図つた装
軌車両の履帯連結用マスタリンクを提案すること
を目的としたものであり、その特徴とする処はリ
ンクを分割タイプとし、その分割面の中央部付近
に工具挿入のための凹所を設けたことにあり、マ
スタピンをなくし、リンクを分割タイプとしたこ
とにより、履帯の分離・組立が容易になる。さら
にリンクの分割面に凹所を設けているので、両リ
ンク片の係合部がサビついて固着していても工具
を挿入して容易に履帯を分離することができる。
を容易にするためにリンク形状の改良を図つた装
軌車両の履帯連結用マスタリンクを提案すること
を目的としたものであり、その特徴とする処はリ
ンクを分割タイプとし、その分割面の中央部付近
に工具挿入のための凹所を設けたことにあり、マ
スタピンをなくし、リンクを分割タイプとしたこ
とにより、履帯の分離・組立が容易になる。さら
にリンクの分割面に凹所を設けているので、両リ
ンク片の係合部がサビついて固着していても工具
を挿入して容易に履帯を分離することができる。
本考案の実施例を以下図面に従つて詳細に説明
する。
する。
第1図は履帯の平面図、第2図は本マスタリン
クの側面図、第3図は上部リンク片の側面図、第
4図は下部リンク片の側面図である。
クの側面図、第3図は上部リンク片の側面図、第
4図は下部リンク片の側面図である。
図において、1はマスタリンクであり、上部リ
ンク片2および下部リンク片3とで分割形成され
る。4はピン、5はブツシユであり、6はブツシ
ユ5を装着するための上部リンク片2の孔、7は
ピン4を装着するための下部リンク片3の孔であ
る。
ンク片2および下部リンク片3とで分割形成され
る。4はピン、5はブツシユであり、6はブツシ
ユ5を装着するための上部リンク片2の孔、7は
ピン4を装着するための下部リンク片3の孔であ
る。
上部リンク片2および下部リンク片3は分割面
8a,8bで互いに接触し、履板9と共にボルト
10,11により連結される。
8a,8bで互いに接触し、履板9と共にボルト
10,11により連結される。
上部リンク片2の分割面8aは孔6に対して反
対側の上部平担面12から緩やかに孔6寄りに傾
斜する傾斜面13a、前記傾斜面13aに連なり
孔6,7の中心線より下方にある水平面14a、
前記水平面14aに連なり傾斜面13aとは反対
方向に傾斜する傾斜面15a、前記傾斜面15a
に連なり孔6,7の中心線より上方にある水平面
16a、前記水平面16aに連なり孔6寄りに傾
斜する傾斜面17aとから形成される。そして上
部リンク片2の水平面16aには凹所18aが設
けられる。
対側の上部平担面12から緩やかに孔6寄りに傾
斜する傾斜面13a、前記傾斜面13aに連なり
孔6,7の中心線より下方にある水平面14a、
前記水平面14aに連なり傾斜面13aとは反対
方向に傾斜する傾斜面15a、前記傾斜面15a
に連なり孔6,7の中心線より上方にある水平面
16a、前記水平面16aに連なり孔6寄りに傾
斜する傾斜面17aとから形成される。そして上
部リンク片2の水平面16aには凹所18aが設
けられる。
下部リンク片3についても同様である。
傾斜面13bは孔7の上方から孔7とは反対側
に向つて緩やかに傾斜する。水平面14bは傾斜
面13bに連なり孔6,7の中心線より下方にあ
り、傾斜面15bは水平面14bに連なり傾斜面
13bとは反対方向に傾斜する。さらに水平面1
6bは傾斜面15bに連なり孔6,7の中心線よ
り上方にある。そして傾斜面17bは水平面16
bに連なり孔7とは反対方向に向つて緩やかに傾
斜し、凹所18bは水平面14bに設けられる。
に向つて緩やかに傾斜する。水平面14bは傾斜
面13bに連なり孔6,7の中心線より下方にあ
り、傾斜面15bは水平面14bに連なり傾斜面
13bとは反対方向に傾斜する。さらに水平面1
6bは傾斜面15bに連なり孔6,7の中心線よ
り上方にある。そして傾斜面17bは水平面16
bに連なり孔7とは反対方向に向つて緩やかに傾
斜し、凹所18bは水平面14bに設けられる。
19は下部リンク片3の平担面である。
そして履帯は複数組のリンク20と一組のマス
タリンク1とを連結して構成される。マスタリン
ク1による履帯の連結は、上部リンク片2の孔6
にブツシユ5を圧入して連結された履帯の一端部
と、下部リンク片3の孔7にピン4を圧入して連
結された履帯の他端部とを接近させ、分割面8
a,8bを合わせ、下部リンク片3に履板9を当
てがい、ボルト10,11で装着して固定するこ
とによりなされる。
タリンク1とを連結して構成される。マスタリン
ク1による履帯の連結は、上部リンク片2の孔6
にブツシユ5を圧入して連結された履帯の一端部
と、下部リンク片3の孔7にピン4を圧入して連
結された履帯の他端部とを接近させ、分割面8
a,8bを合わせ、下部リンク片3に履板9を当
てがい、ボルト10,11で装着して固定するこ
とによりなされる。
このように構成されたマスタリンクによる作
用、効果は次の通りである。
用、効果は次の通りである。
マスタピンをなくし、マスタリンク1を分割タ
イプとしたことにより、特殊な工具を必要とせず
履帯の分離・組立が容易となる。さらに牽引力に
よつてマスタリンク1が受ける引張力は傾斜面1
5a,15bで受けることができるのでボルト1
0,11には負荷がかからず、折損事故は起らな
い。そして両リンク片がサビついて固着したよう
な場合には凹所16,17に工具を挿入して容易
に分離することができる。
イプとしたことにより、特殊な工具を必要とせず
履帯の分離・組立が容易となる。さらに牽引力に
よつてマスタリンク1が受ける引張力は傾斜面1
5a,15bで受けることができるのでボルト1
0,11には負荷がかからず、折損事故は起らな
い。そして両リンク片がサビついて固着したよう
な場合には凹所16,17に工具を挿入して容易
に分離することができる。
要するに本考案によれば、端部に孔を有すると
ともに下面にボルトにより履板を装着するマスタ
リンクにおいて、該マスタリンクを上部リンク片
および下部リンク片とに分割し、該各リンク片は
傾斜面、段違いの水平面および傾斜面とを連設し
た分割面を形成し、該各リンク片の前記孔に近接
した水平面16aに凹所18を設けてなることに
より、履帯の分離・組立が容易になる。さらに凹
所に工具を挿入できるので、リンク片のサビによ
る固着でも分離することが可能である。
ともに下面にボルトにより履板を装着するマスタ
リンクにおいて、該マスタリンクを上部リンク片
および下部リンク片とに分割し、該各リンク片は
傾斜面、段違いの水平面および傾斜面とを連設し
た分割面を形成し、該各リンク片の前記孔に近接
した水平面16aに凹所18を設けてなることに
より、履帯の分離・組立が容易になる。さらに凹
所に工具を挿入できるので、リンク片のサビによ
る固着でも分離することが可能である。
第1図は履帯の平面図、第2図は本考案の実施
例を示す側面図、第3図はその上部リンク片の側
面図、第4図はその下部リンク片の側面図であ
る。 1……マスタリンク、2……上部リンク片、3
……下部リンク片、6,7……孔、8a,8b…
…分割面、9……履板、10,11……ボルト、
13a,13b,15a,15b,17a,17
b……傾斜面、14a,14b,16a,16b
……水平面、18a,18b……凹所。
例を示す側面図、第3図はその上部リンク片の側
面図、第4図はその下部リンク片の側面図であ
る。 1……マスタリンク、2……上部リンク片、3
……下部リンク片、6,7……孔、8a,8b…
…分割面、9……履板、10,11……ボルト、
13a,13b,15a,15b,17a,17
b……傾斜面、14a,14b,16a,16b
……水平面、18a,18b……凹所。
Claims (1)
- 端部に孔を有するとともに下面にボルトにより
履板を装着するマスタリンクにおいて、該マスタ
リンクを上部リンク片および下部リンク片とに分
割し、該各リンク片は傾斜面、段違いの水平面お
よび傾斜面とを連設した分割面を形成し、該各リ
ンク片の前記孔に近接した水平面に凹所を設けて
なることを特徴とする装軌車両の履帯連結用マス
タリンク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7217082U JPS58173584U (ja) | 1982-05-18 | 1982-05-18 | 装軌車両の履帯連結用マスタリンク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7217082U JPS58173584U (ja) | 1982-05-18 | 1982-05-18 | 装軌車両の履帯連結用マスタリンク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58173584U JPS58173584U (ja) | 1983-11-19 |
JPS6232137Y2 true JPS6232137Y2 (ja) | 1987-08-17 |
Family
ID=30081744
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7217082U Granted JPS58173584U (ja) | 1982-05-18 | 1982-05-18 | 装軌車両の履帯連結用マスタリンク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58173584U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9273195B2 (en) | 2010-06-29 | 2016-03-01 | Eastman Chemical Company | Tires comprising cellulose ester/elastomer compositions |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9926024B2 (en) * | 2010-06-29 | 2018-03-27 | Caterpillar Inc. | Master link joint for a track undercarriage and method of retrofitting an existing undercarriage |
-
1982
- 1982-05-18 JP JP7217082U patent/JPS58173584U/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9273195B2 (en) | 2010-06-29 | 2016-03-01 | Eastman Chemical Company | Tires comprising cellulose ester/elastomer compositions |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58173584U (ja) | 1983-11-19 |
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