JPS6232943Y2 - - Google Patents

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JPS6232943Y2
JPS6232943Y2 JP10776382U JP10776382U JPS6232943Y2 JP S6232943 Y2 JPS6232943 Y2 JP S6232943Y2 JP 10776382 U JP10776382 U JP 10776382U JP 10776382 U JP10776382 U JP 10776382U JP S6232943 Y2 JPS6232943 Y2 JP S6232943Y2
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JP
Japan
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link
shoe
crawler
links
bolt
Prior art date
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Application number
JP10776382U
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English (en)
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JPS5912781U (ja
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
  • Sealing Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は装軌型車輛用履帯の改良に関し、特に
リンクと履帯シユーとの結合のためのボルトに対
する剪断応力を低減ないし、除去することにより
履帯の耐久性を向上させることを目的とする。
従来一般に知られたリンクと履帯シユーの結合
方法は、両者を単にボルト止めするものである
が、履帯シユーには巨大な負荷をうけるために、
リンクとの間に介在された止着用ボルトに対して
大きな剪断応力を及ぼし、ボルトの摩耗や破断も
しくは弛みを生じてリンクとの間にガタツキを生
ずることが多い。
とくに締めつけのためのボルトに弛みを生ずる
とボルトに対する剪断応力は極端に増大し、その
後加速度的に履帯の強度を低下させることにな
る。
かかるボルトの弛みを防止するためにこれまで
種々の考案が開示されたことはいうまでもない。
たとえば特開昭52−18640号にはリンクの端面
に凹所を形成するとともに、シユーにはその底面
に上記リンクの凹所に対応する凹所を形成し、そ
の両凹所間に双方に嵌入するキー装置を介在させ
るようにして両者のボルトに対する剪断作用を軽
減させようとした構成のものが開示されている。
また特開昭52−55127号にはシユー(タイルと
称している)およびリンクの両者の接触面に、直
角方向で、かつ取付ボルトから離れた位置におい
て夫々のハウジング内に入り込んだ一個以上のつ
なぎ部材8を、その一端面上にほぞ部分を有する
デイスク状の剛体部材を嵌入せしめることによつ
て同じくシユーとリンクとの位置ズレによるボル
トに対する剪断応力を軽減させるようにした構成
のものが開示されている。
ところが上記したいずれの構成による場合にお
いても、結局のところリンクとシユー相互間の位
置ズレによる取付けボルトに及ぼす剪断応力軽減
のための手段として、前者はキー44を、また後
者はつなぎ部材8をそれぞれ左右一対のシユー取
りつけ用の各ボルト孔を結んだ線内に位置させて
構成されているために、ボルトに作用する剪断応
力の軽減の程度はそれ程大くはない。
そこで本考案は従来の上記した諸事情に鑑み、
より一層の完全を期すべく案出されたものであ
り、具体的には、無端状に連結されたリンクと、
該リンクに取りつけられる履帯シユーからなり、
リンクには上記シユー取りつけ面の略中央部外側
であつてリンクの交さ方向に延びる凸出部を形成
するとともに、履帯シユーにはリンクとの当接面
であつて、シユーボルト孔より外側の位置に、上
記リンクの凸出部を挟持する一対の起立部を形成
するようにしたものである。
以下において本考案の具体的な内容を図面の実
施例をもとにして説明すると、1はリンク、6は
履帯シユーを示す。リンク1はピン5を介して左
右一対ずつその長手方向に相互に無端状に連結さ
れ、その下側を履帯当接側底面2とするととも
に、取付孔3を有する。
さらに該リンク1の底面2の略中央部各外側に
はリンクの交さ方向外側に延びる凸出部4が形成
されている。
一方履帯シユー6にはその略中央に上記した左
右一対のリンク1の取付孔3の穿孔位置に対応さ
せたシユーボルト孔7が設けられているととも
に、上記リンク1との当接面であつて各シユーボ
ルト孔7より外側の位置、即ち履帯シユー6の長
手方向両端寄りの位置に、上記リンク1の凸出部
4をその両側から挟持することのできる程の間隔
を有した一対の起立部8a,8b,9a,9bが
それぞれ対設されている。
また第2図に示すものは履帯シユーの別の構成
の実施例を示すものであつて、この場合には上記
したリンク1の凸出部4を挟持する一対の起立部
8a,8b,9a,9bを単に部分的な個所に突
出させるのではなしに、リンク底面2の当接位置
より、その長手方向両端部にかけてそれぞれ帯状
に連続した起立部18a,18b,18c,18
dとしたものである。
上記いずれの実施例における履帯シユーの凸出
部の形成は、該履帯シユー6を鍜造又は鋳造する
際において同時的におこなうことができよう。
上記の構成において、左右一対のリンク1をそ
の長手方向に無端状に連結したリンクに対し、各
リンク1の底面2に履帯シユー6を、その起立部
間にリンクの凸出部4を挟持させるべく位置合わ
せした後、リンクのボルト取付孔3と履帯シユー
の各シユーボルト孔7にボルトを挿通させて締め
つけることにより両者の一体的取りつけが完了す
る。
本考案は上記した通りであるから、公知の履帯
の構造に比べ、各シユーボルト孔を結んだエリア
よりも外側の位置に形成した履帯シユーの各起立
部が上記ボルト孔を結んだエリアの中心より遠い
位置でリンクの凸出部を挟持するために両者の係
合が強固になり、リンクと履帯シユー相互間の位
置ズレを確実に防止することができ、その結果取
付けボルトに及ぼす剪断応力が著るしく軽減され
るので該ボルトの摩耗や弛み、あるいは折損等の
事故を生ずることがなくなる等、種々の有益な効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例であるところのリ
ンクと履帯シユーの斜視図、第2図は、履帯シユ
ーの別の実施例を示す斜視図である。 1……リンク、3……ボルト取付孔、4……凸
出部、5……ピン、6……履帯シユー、7……ボ
ルト孔、8a,8b,9a,9b,18a,18
b,19a,19b……起立部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 無端状に連結されたリンクと、該リンクに取
    りつけられる覆帯シユーからなり、リンクには
    上記シユー取りつけ面の略中央部外側には、リ
    ンクの交さ方向外側に延びる凸出部を形成する
    とともに、覆帯シユーにはリンクとの当接面で
    あつて、各シユーボルト孔より外側の位置に、
    上記リンクの凸出部を挟持する一対の起立部を
    形成したことを特徴とする履帯。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項に記載のもの
    において、履帯シユーに設けられるところのリ
    ンクの凸出部を挟持する一対の起立部はリンク
    底面の当接位置よりその長手方向端部にかけて
    それぞれ連続した帯状をなすものである履帯。
JP10776382U 1982-07-16 1982-07-16 履帯 Granted JPS5912781U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10776382U JPS5912781U (ja) 1982-07-16 1982-07-16 履帯

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10776382U JPS5912781U (ja) 1982-07-16 1982-07-16 履帯

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5912781U JPS5912781U (ja) 1984-01-26
JPS6232943Y2 true JPS6232943Y2 (ja) 1987-08-22

Family

ID=30251676

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JP10776382U Granted JPS5912781U (ja) 1982-07-16 1982-07-16 履帯

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JPS5912781U (ja) 1984-01-26

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