JPH04232187A - 無限軌道車両用の案内ガード部材組立体 - Google Patents

無限軌道車両用の案内ガード部材組立体

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JPH04232187A
JPH04232187A JP3208728A JP20872891A JPH04232187A JP H04232187 A JPH04232187 A JP H04232187A JP 3208728 A JP3208728 A JP 3208728A JP 20872891 A JP20872891 A JP 20872891A JP H04232187 A JPH04232187 A JP H04232187A
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JP3208728A
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David Stanley Fenton
デビッド スタンレイ フェントン
Lester Dale Oilund
レスター デール オイランド
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D55/00Endless track vehicles
    • B62D55/08Endless track units; Parts thereof
    • B62D55/084Endless-track units or carriages mounted separably, adjustably or extensibly on vehicles, e.g. portable track units
    • B62D55/0845Protection devices

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Harvester Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、道路造成工事
、山岳地帯や森林地帯での伐採木材の搬出作業のように
、険しい地形の作業現場で使用される無限軌道車両用の
軌道案内ガード部材に係る。
【0002】
【従来の技術、および発明が解決しようとする課題】無
限軌道車両は、間隔を置いて配置される一対の無限ルー
プのリンクを備えている。リンクはリンクピンにより互
いにピン止めされ、隣接するリンク同士の間で相対的に
運動する関節が形作られている。比較的面積の広い軌道
パッドが各リンクに固定され、車両の荷重を分散して地
面に伝えるようにしている。無限軌道の下側走行部とこ
の走行部に係合するアイドルローラの間で縦軸線を中心
とした相対的なねじれまたは回転を行ない、車両の重量
を走行部に伝達する方式のものは周知である。とりわけ
険しい地形にて、車両が岩や切り株等を乗り越える場合
、時には3枚または4枚の軌道パッドだけで車両全重量
を支持しなくてはならないことがある。支持するパッド
が重心を外れていれば、このパッドには非対照的な大き
な荷重が加わり、バッドにねじれ変形が起きてリンク同
士を連結しているピンに剪断力が作用し、および/また
はパッド自体に亀裂の生じることがある。軌道の下側走
行部が比較的小さな引張力の加わった状態で大きなねじ
りを受けると下側走行部はアイドルローラから外れ、さ
らに駆動スプロケットからも外れてしまう。すなわち、
車両は「脱輪」を起こすことになる。また無限軌道車両
は、無限軌道の軌道係合アイドルローラと下側走行部の
上側表面との間に土砂が詰まって故障を起こしやすいこ
とが知られている。比較的深い位置に脆い岩や他の脆い
土石の埋まっている場所で車両を運転する際にこうした
事故に遭遇することがある。この問題点は一部の従来技
術にある案内ガードを用いる方法により概ね解決されて
いるが、案内ガード自体の保守に関して未だに問題が残
されている。
【0003】ねじりに抗して無限軌道の下側走行部を支
持でき、また下側走行部上に土石の落下してくる可能性
の小さい軌道下側走行部用の案内ガード部材が開発され
ている。案内ガード部材または軌道ローラガードのある
種のものが、キャタピラトラクター社に付与された米国
特許第2,049,693号に記載されている。この案
内ガード部材は北米地域において広く用いられてきてい
る。ガード部材は初期の目的を果たす一方で、車両の運
転経費が嵩んでしまう欠点も残されている。例えば、ガ
ード部材の縦方向水平フランジをこれと補完関係にある
車両のフランジに連結する複数のナットとボルトを縦に
配置し、ガード部材を車両に固定する方法が取られてき
ている。各々のガード部材は、それぞれの無限軌道の側
部に沿ってほぼ連続して延びる頑丈な縦方向プレートを
備えている。これら縦方向プレートは、アイドルローラ
のベアリングにグリースを供給する保守通路となる補強
した切除部分を備えている。従って、定期的なグリース
補給以外にアイドルローラまたはベアリングの保守を必
要とする場合、通常では先ず案内ガード部材を取り除く
必要がある。この操作には縦に配置されたナットとボル
トを取り除く作業も含まれている。多くの無限軌道車両
にとって、そうした過酷な使用条件の下でナットおよび
ボルトを取り外すには多大な手間がかかり、アイドルロ
ーラの定期的保守に費用の嵩む欠点がある。
【0004】先に指摘した従来例の案内ガード部材では
、険しい地形の障害物に軌道が激しく衝突すると変形す
ることがある。従って、軌道両側のガード部材は一般に
は縦に配置されたボルトを用いて互いに固定されている
。これらボルトは、それぞれの軌道の両側にあってガー
ド部材の一部分を互いに連結している。またこうしたボ
ルトは厳しい使用環境に晒され、また軌道ガード部材の
取り外しに手間がかかり経費の嵩む欠点がある。
【0005】通例では、案内ガード部材の下側部分は無
限軌道下側走行部のピン取付けリンクに近接した位置に
間隔を設けて取り付けられている。この間隔を小さくと
れば、下側走行部の軌道運動の正確さを保つことができ
、軌道の下側走行部上に落下する土砂も少なくできる。 比較的接近して取り付けた案内ガード部材をもつ無限軌
道車両の例が、アメリカ合衆国、ミシガン州、デトロイ
ト、ゼネラルモータース社に付与された米国特許第4,
006,940号、および日本国、株式会社クボタに付
与された米国特許第4,265,494号に記載されて
いる。
【0006】本件出願の発明者の知り得た限りにおいて
、アイドルローラのベアリングの保守管理を手軽に行な
え、簡単にガード部材を装着したり取り外すことができ
、しかも無限軌道と案内ガード部材同士が衝突した場合
にでも、横方向の変形に抵抗できる適切な強度を備えた
案内ガード部材は未だできていない。
【0007】本発明によれば、車体から手際よく取り外
したり交換ができ、しかも既存の車両に「追装備キット
」組立体として当初から簡単に取り付けることのできる
案内ガード部材組立体を用いることにより、従来技術の
困難な点および欠点を解消することができる。しかも案
内ガード部材がアイドルローラのベアリングの邪魔とな
らず、案内ガード部材を取り外さないでもアイドルロー
ラの保守管理を行なうことができる。本発明の案内ガー
ド部材は車両に確実にしかも簡単に取り付けられ、車両
運転時に無限軌道と障害物が激しく衝突しても、この衝
突により起きる変形にも充分に耐えることができる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による案内ガード
部材組立体は、複数の横方向支持手段、少なくとも一つ
の案内ガード部材、および複数の位置決め手段を備えて
いる。横方向支持手段は、それぞれの無限軌道を横切る
向きに配置され、各無限軌道に沿って縦方向に間隔を開
けて設置されるように車両に固定可能である。案内ガー
ド部材は、各無限軌道のそれぞれの側部に縦向きに固定
可能である。位置決め手段は横方向支持手段に対し案内
ガード部材を位置決めし、各案内ガード部材の下側表面
をそれぞれの無限軌道の下側走行部に充分に接近させた
状態で間隔を設け、軌道の過度なねじれ変形に抵抗する
ようにしてある。位置決め手段は、横方向支持手段に固
定した支持部分と案内ガード部材に固定したガード部材
部分を備えている。支持部分とガード部分は、互いに固
定した場合、お互いに連係して働き案内ガード部材と支
持手段の相対運動を防止する位置決め表面を備えている
【0009】好ましくは、ガード部分と支持部分の位置
決め表面は互いに補完し合う角度で傾斜させてあり、無
限軌道を横切って延びる縦軸線を備えている。また各々
の横方向支持手段は下側表面を備え、各々の案内ガード
部材は上側表面を備えている。位置決め手段の位置決め
表面は連係して機能し、前記上側表面と下側表面を引っ
張って互いに係合させている。
【0010】以下、図面に基づき本発明の好ましい実施
例について詳しく説明する。本発明の実施例は、構造に
関し明細書に記載し図面に示したもの以外にも様々に変
更することができる。
【0011】
【実施例】図1および図2 業務用の車両(図示せず)は従来形式による一対の無限
軌道を備えている。この無限軌道は横に間隔を置いて車
体の両側に配置され、また前方に位置する一対の主ロー
ラと後方に位置する一対の駆動スプロケットの間に掛け
渡されている。以下、一方の無限軌道についてのみ説明
する。従来形式の無限軌道組立体10は無端ループの無
限軌道12を備えている。この無限軌道12は、横向き
に配置された複数のピン15により互いに連結した複数
のリンク部材13から構成されている。各リンク部材は
ボルト16により固定された連続する軌道パッド14を
備えている。尚、ボルト16は図1には示されていない
。駆動スプロケット17とフリーホイール主ローラ18
が車両の両端に取り付けられ、これら駆動スプロケット
と主ローラの廻りには周知のように無限軌道12のルー
プが取り付けられている。図1には示してはいないが、
複数の下側アイドルローラ19が無限軌道の下側走行部
21に沿って縦に間隔を開けて配置され、車両の重量を
支持している。一対の上側アイドルローラ23は無限軌
道の上側走行部24を支持している。下側走行部21は
一般には「軌条」と呼ばれ、通例ではリンクとパッドは
酷使に耐える充分な耐久力を備えた強靭なスチールから
製作されている。
【0012】本発明に係る軌道案内ガード部材27はス
プロケット17とローラ18の間に掛け渡され、無限軌
道の下側走行部21に接近して配置されている。本発明
によれば、案内ガード部材は、複数の横方向支持手段2
9により下側走行部の上方に間隔をおいて配置された車
両の縦に延びる車体部材28に固定されている。支持手
段29は車体部材28に固定され、個々の軌道より横向
きに配置され、またそれぞれの軌道に沿って間隔を開け
られている。図示の例では、9つの横方向支持手段29
が示されている。支持手段は下側アイドルローラ19と
各ベアリング20の間に間隔をおいて交互に配置され、
軌道の下側走行部21に沿って支持手段とアイドルロー
ラは交互に並べられている。取扱い等の便宜のため、軌
道案内ガード部材27はほぼ同じ形をしている第1と第
2の独立した2つの部品から構成しておくのが好ましい
。これら部品は、ガード部材の中間位置31からローラ
18とスプロケット17に向けてそれぞれ前方にそして
後方に延びている。取扱いおよび交換の便宜のために、
両側にあるガード部材の各々は2つの部品から作られて
いるが、小型の車両では、案内ガード部材は単一部品か
ら構成してもよい。
【0013】図2から図4 図2を参照する。下側アイドルローラベアリング20は
、車体部材28に固定され且つこの車体部材から下向き
に突き出たベアリングブロック33に支持されている。 個々のベアリング20はそれぞれ下側アイドルローラ1
9を支持している。下側アイドルローラ19は、横方向
に間隔をおいてフランジを設けたベアリング部分35を
備えている。このベアリング部分35は軌道の下側走行
部のリンク部材13の側部バー36に係合し、車両の重
量を支えている。
【0014】それぞれの横方向支持手段29はほぼ同じ
形をしており、その内の1つだけについて説明する。支
持手段29は断面がほぼ矩形をしている。各々の支持手
段29はほぼ水平な上側支持表面39と下側支持表面4
1を持ち、またほぼ垂直な第1の支持側面43と第2の
支持側面44を備えている。横方向支持手段は矩形断面
のチューブ47を用いて製作しておくことが好ましい。 このチューブ47の端部は、以下に説明するようなねじ
開口48を備えた端部プレート46により閉じられてい
る。
【0015】第1の支持側面43には第1の支持楔51
が固定してあり、また第2の支持側面44にも同じよう
な第2の支持楔52が固定されている。図4に示すよう
に、楔52は位置決め表面(整合用の第2の位置決め表
面)55を備えている。この位置決め表面55は、水平
面に対し、または軸線104に対し参照番号57で示す
角度で傾斜し、車両に向けて上向き且つ内向きに延びて
いる。第1の支持楔51も同じような第1の位置決め表
面58(図2)を備えている。第1の位置決め表面58
は第2の位置決め表面と同じ角度で傾斜し、第1および
第2の位置決め表面58、55は、車両に向かって上向
き且つ内向きに傾斜した傾斜面に沿って配置されている
。位置決め表面58、55は、それぞれが無限軌道を横
切る向きに延びている(図3にのみ示す)縦軸線54、
56を備えている。
【0016】図2および図4を参照する。軌道案内ガー
ド部材27は、垂直な内側表面63と外側表面64によ
り互いに連結された上側表面60と下側表面61を持つ
ほぼ矩形断面のチューブ59を備えている。下側表面6
1は、下側走行部21上のパッド14の上側表面68か
ら距離65を置いて間隔を開けられている。間隔65は
ほぼ2センチから4センチである。距離65の大きさは
、軌道の下側走行部21がアイドルローラに対しねじれ
変形するのを拘束できる程度のものである。言い換える
と、軌道に対し下側走行部21が縦軸線を中心として相
対回転し、距離65を狭めて上側表面68と下側表面6
1同士が衝突する程度の大きさである。つまり相対的な
ねじれ変形を制限する構成とされている。この距離65
は、大きな岩や他の異物が軌道の下側走行部上に侵入す
るのを防ぐことができる程度のものでもある。内側補強
バー66と外側補強バー67の各々は、外側側面64と
内側側面63の下部に隣接して軌道案内ガード部材27
に沿って縦に延びている。バー66はガード部材27の
寿命を延ばす抵抗材を備え、ガード部材27の幅を広げ
て軌道パッド14用の支持体を外に延長している。こう
した構成は、車両が起伏のある地形を乗り越えて走行し
、車両の全重量が数箇所の岩や切り株等で支えられる際
には特に効果がある。この構成を取り入れてなければ、
軌道のパッドは損傷することがある。内側バー66は以
下に説明する別の役割も果たしている。
【0017】案内ガード部材27は、さらに、上側表面
60に固定した複数の案内ガード部材ブラケット手段7
0を備えている。各ブラケット手段70はそれぞれの横
方向支持手段29に設置され、横方向支持手段29と共
に作用して案内ガード部材27を確実に装着し、また必
要に応じて簡単に取り外せるようにしている。ブラケッ
ト手段70は何れもほぼ同じものである。従って、その
1つだけについて説明する。ブラケット手段70は、そ
れぞれ第1と第2のガードブラケット内側表面73、7
4を持つ第1と第2の垂直なプレート状ブラケット側部
部材71、72を備えている。図3から明らかなように
、ガードブラケット側部表面73、74は、支持側面の
位置決め表面の全幅78、すなわち各々の楔51、52
の外側表面の間の間隔よりも僅かに広い距離76を置い
て間隔を開けられている。従って、ブラケット手段70
は横方向支持手段29の各チューブ47に取り付けた楔
51、52に跨がっている。第1のガード楔81は第1
の側面73に固定され、第2のガード楔82は第2のガ
ードブラケット側面74に固定されている。楔81、8
2の形状は、楔51、52の形状に事実上類似している
。図2から明らかなように、第2の楔82は位置決め表
面(整合用の第2の位置決め表面)84を備えている。 この位置決め表面84は、図4から明らかなように、楔
52の参照番号57で示す角度と補角をなして傾斜して
いる。第1の案内楔81も同一平面内に位置する同じよ
うな第1の位置決め表面(図示せず)を備えている。明
らかなように、ガードブラケット側面は個々のガード側
面に隣接して配置されたガード部分の位置決め表面を備
えている。楔81、82の位置決め表面は、軸線54、
56と同じような無限軌道を横切って延びる縦軸線を備
えている。
【0018】図2に詳しく示すように、ブラケット70
は(明瞭には示されていない)開口88の付いたブラケ
ット端部87を備えている。開口88は、隣接する横方
向支持手段の端部プレート46の開口48に一致させる
ことができる。開口88は、ねじシャンク91を備えた
ボルト90用のクリアランス開口である。ボルト90は
開口を通り抜け、支持手段29の開口48内のねじ部に
係合している。ボルト90はヘッド92を備えている。 このヘッドはブラケット端部87に圧接され、端部87
を介してボルトから第1および第2の楔81、82に力
を伝達するようにしてある。
【0019】図4を参照する。楔52の位置決め表面5
5に沿って楔82を内向きに移動させると、案内ガード
部材27には上向きの力が生じるようになる。この上向
きの力は、ガード部材27の上側表面60に押し付けら
れる横方向支持手段29の下側表面41に加わるように
なる。従って、ボルト90により加えられた軸方向内向
きの力は、第2の楔の位置決め表面55と84の間の衝
突状態(図4には示していないが、第1の楔同士でも同
じような衝突が行なわれている)、および支持手段の下
側表面41とガード部材の上側表面60の間の衝突状態
が徐々に進行していく。これら楔の角度すべての誤差が
許容範囲内にあれば、支持手段29とガード部材27は
強固に連結される。
【0020】図4を参照する。無限軌道12は断面にし
て示してあり、両側に本発明による案内ガード部材27
を装着してある。車体の一方の側にある同じ形をした2
つの縦方向部材28は、例えば溶接により横方向支持手
段29に固定されている。例えば、支持手段29は車体
の片側にある軌道を完全に横切って突き出し、各車体部
材28を強化すると共に、軌道の内側部分と外側部分の
両方の箇所で案内ガード部材27の各々を固定する役割
を果たしている。各横方向支持手段29の両側には補完
関係にある相対する一対の支持楔が設けてあり、また各
横方向支持手段の端部は、各々のボルトを受け入れるね
じ穴を備えたプレートにより閉じられている。
【0021】要約すると、各無限軌道は両側に一対の案
内ガード部材を備えている。案内ガード部材は横方向支
持手段に同じようにして固定されている。各横方向支持
手段の両端部は案内ガード部材の隣接部分を支持してい
る。両側にある各無限軌道がほぼ同じ構造の前方案内ガ
イド部材と後方案内ガイド部材を備えている場合には、
それぞれの無限軌道は4つの案内ガード部材を必要とし
、結果的に車両は全部で8つの案内ガード部材を備えて
いることになる。車両の両側にある整合した案内ガード
部材の外側端部は、それぞれの車両の要望に合わせて変
更することもできる。例えば、前方案内ガード部材と後
方案内ガード部材は軌道の両側で必ずしも互換性を必要
としない。
【0022】図4に示すように、内側補強バー66の内
向きの表面94は、ピン10の外向きの端面96からク
リアランス距離98を置いて間隔を開けられている。例
えば距離98は2ミリから5ミリあり、無限軌道の奥ま
った部分と案内ガード部材の内側表面との間のクリアラ
ンスに相当している。ピン15の反対側にある端面10
0と軌道の反対側にある内側案内ガード部材102の相
対する内向きの表面101との間にも同じクリアランス
スペース98が設けられている。無限軌道のリンク13
の無端ループは、横方向の移動量が両側のクリアランス
距離98の範囲に制限され、アイドルローラに沿ってリ
ンク部材は正確に移動し、軌道がアイドルローラやスプ
ロケットから外れることがなくなる。従って、バー66
は部材27の表面63を補強し、この表面63にピン1
5の端面が当たって損傷するのを防いでいる。また下側
表面61の新たにバーを取り付けて距離65を狭めたり
、あるいはバー66に別のバーを取り付けて距離98を
狭めることもできる。
【0023】取り扱いについて 既存の軌道式車両を改造すれば、本発明の案内ガード部
材組立体を簡単に取り付けることができる。この組立体
は、「追装備」キッドとして供給することができる。先
ず、矩形断面チューブを所定の長さに正確に切断し、こ
うして製作したチューブ47の両端に、図4に詳しく示
すような支持楔51、52と端部プレート46を溶接す
ることにより、複数の横方向支持手段を製作する必要が
ある。支持手段の下側表面41に対して、また端部プレ
ート46で閉じられるチューブ47の端面に対して楔を
正確に位置決めするには適当な治具が必要とされる。次
いで複数の支持手段29は、図4に詳しく示すように、
それぞれの無限軌道が取り囲む車体28の下側縁に固定
される。補完し合う支持楔表面を正確に位置決めするに
は、チューブの正確な位置決め配置を行なう必要がある
。楔表面55と58の位置により、無限軌道の下側走行
部の上側表面とピンの端面との間の間隔が決まる。車両
に対して支持手段を正確に位置決めできるようにするに
は適切な治具が必要とされる。
【0024】案内ガード部材27の位置決め手段は、先
ず案内楔81、82をそれぞれのブラッケット手段70
の内側表面に固定することにより組み立てられる。こう
した固定作業は、単純な溶接治具を用いて簡単に行なう
ことができる。適当なスペースを用いて滑らかな上側表
面60を持つ案内ガード部材27を配置すれば、表面6
0、41は接触し、表面61は下側走行部のパッド14
の上側表面68から上方に距離65にわたり間隔を開け
られている。また案内ガード部材66は、ピン15の端
面96からほぼ4ミリ乃至8ミリの間隔を置いて配置さ
れる。言い換えると、当初の装着時において、間隔98
は最終的な距離または好ましい距離の約2倍の大きさに
される。次いで、楔81、82の一体化されたブラケッ
ト70を支持手段29の端部に配置し、補完し合う位置
決め表面、例えば、表面55と84を互いに密着係合さ
せる。この状態でブラケット手段70は、案内ガード部
材の上側表面60に注意深く溶接される。さらにボルト
90をブラケットと端面の整合した開口88、48に嵌
め、締め付けを行なう。明らかなように、このボルト9
0により力が加えられ、僅かな内向きの移動運動が行な
われる。これにより、間隔98を前述した2ミリから4
ミリの望ましい許容誤差の範囲まで狭める必要がある。 ここで述べた組立方法は、間隔65と間隔98を無理な
く狭めて調節し比較的精度のよい位置決めを行なう方法
の一例にしかすぎない。
【0025】ボルト90による比較的大きな引張力が、
支持楔と案内楔の補完し合う位置決め表面、例えば55
と84を互いに引き寄せるようにしたことは注目に値す
る。案内ガード部材には上向きの力が加わるが、楔表面
と案内ガード部材および支持部材の上側表面60、下側
表面41の係合により、ボルトには事実上大きな剪断の
加わることがない。
【0026】横方向支持手段29を車体部材28に固定
し、またブラケット手段70を案内ガード部材27の上
側表面に固定してしまえば、必要に応じて、案内ガード
部材を比較的簡単に取り外したり交換することができる
。荷重が加わってもボルト90に大きな剪断力がかから
ないため、ボルトは常時簡単に緩めることができる。 既に指摘したように、ベアリング20とベアリングブロ
ック33を隣接する横方向支持手段の間に配置し、案内
ガード部材の上側表面60をベアリングブロック33の
下側に間隔を置いて位置するようにしてあるため、案内
ガード部材を取り外さなくてもアイドルベアリング20
に容易に手が届き支障なく保守管理を行なえる。
【0027】支持手段29の支持楔51、52および案
内ガード部材ブラケット70のガード楔81、82は、
案内ガード部材を横方向支持手段に対して位置決めする
位置決め手段としての役割を果している。それぞれの案
内ガード部材の下側表面61は各無限軌道の下側表面に
接近して配置され、軌道が過度にねじれるのに抵抗し、
また下側走行部上に石等が落下するのを防ぐことができ
る程度に間隔を開けられている。図示の位置決め手段は
、支持部分、すなわち横方向支持体に固定された支持楔
51、52と、ガード部材、すなわち案内ガード部材に
固定されたガード楔81、82とを備えている。支持部
分とガード部分は、例えば55、58、84等の位置決
め表面を備えている。これら表面は互いに連係して機能
し、表面41、60を互いに圧接し、案内ガード部材と
支持手段を固定した場合、両者のが相対的に移動するの
を防ぐことができる。
【0028】横方向支持手段の端面は、第1の固定手段
、すなわち水平固定手段軸104が無限軌道を横切って
位置するねじ開口48を備えている。案内ガード部材2
7のブラケット端部87は開口88を備えている。この
開口88は、固定手段の軸線に整合可能な軸線を備えた
第2の固定手段として機能する。ボルト90は第1およ
び第2の固定手段に連係して機能する第3の固定手段と
して働き、第3の固定手段であるボルト90を締め付け
れば、位置決め手段の連係し合う位置決め表面の機能に
より案内ガード部材を無限軌道に対して位置決めし、案
内ガード部材と横方向支持体の相対運動を阻止するよう
にしている。
【0029】変更例 本発明は、両側の各無限軌道に使用する2つの案内ガー
ド部材を例にとって説明している。これに代えて軌道の
両側に固定可能な単一部品の案内ガード部材を使用する
こともでき、同様に両側の軌道に3つまたはそれ以上の
案内ガード部材を設置することも可能である。
【0030】また位置決め表面55、58、84等の構
造について、先の例では、ガード部分と支持部分の連係
位置決め表面を適当な角度で傾斜させ案内ガード部材と
支持手段とを衝突させるようにしてあるが、これに類似
した機能を果たすものであれば他の構成を取入れること
もできる。各横方向支持手段29は、図示の例では、各
端部のそれぞれの側面に55、58のような位置決め表
面を備えている。従って、これら横方向支持手段の各々
は4つの位置決め表面を備えていることになる。こうし
た構造は適切な構成要素を備えた好ましいものであるが
、支持手段の各端部から支持表面の1つを取り除き、横
方向支持手段のそれぞれの端部が少なくとも1つの支持
側面を備えるようにもできる。この支持側面は、無限軌
道にほぼ直交する平面内に配置されている。同じく、横
方向支持手段の各端部が単一の位置決め表面を備えてい
る場合、案内ガード部材用の相対する位置決め手段も先
のものと同じように単一の位置決め表面を備えることが
できる。この位置決め表面は、無限軌道にほぼ直交する
平面内に配置された側部ガード表面に隣接して配置され
ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る案内ガード組立体を装備した片側
の無限軌道組立体を示し、車体の一部分を便宜上取り除
いてある部分側面図。
【図2】案内ガード部材支持体/車体の組合せ部分から
切り離して示す、案内ガード部材の一部分を簡略化した
部分斜視図。
【図3】本発明に係る組合せ位置決め手段と共に作用す
る案内ガード部材の一部分を示す、簡略化した部分側面
図。
【図4】図3のほぼ4−4線に沿った、簡略化して示す
部分断面図。
【符号の説明】
10  無限軌道組立体 12  無限軌道 13  リンク部材 14  軌道パッド 17  駆動スプロケット 18  フリーホイール主ローラ 19  下側アイドルローラ 21  下側走行部 23  上側アイドルローラ 24  上側走行部 27  軌道案内ガード部材 28  車体 29  横方向支持手段 51、52、81、82  楔

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  無限軌道車両用の案内ガード部材組立
    体にして、 (a) 各無限軌道を横切る向きに配置され、各無限軌
    道に沿って縦方向に間隔を開けて設置されるように車両
    に固定可能な複数の横方向支持手段と、 (b) 各無限軌道のそれぞれの側部に縦向きに固定可
    能な少なくとも一つの案内ガード部材と、 (c) 横方向支持手段に対し案内ガード部材を位置決
    めし、各案内ガード部材の下側表面を各無限軌道の下側
    走行部に充分に接近させた状態で間隔を設け、軌道の過
    度なねじれ変形に抵抗する位置決め手段とを有し、位置
    決め手段は、横方向支持手段に固定した支持部分と案内
    ガード部材に固定したガード部材部分とでなり、支持部
    分とガード部材部分は、互いに固定した場合、お互いに
    連係して働き案内ガード部材と支持手段の相対運動を防
    止する位置決め表面を備えている、無限軌道車両用の案
    内ガード部材組立体。
  2. 【請求項2】  請求項1に記載された組立体において
    、(a) ガード部材部分と支持部分の位置決め表面は
    互いに補完し合う角度で傾斜させてある組立体。
  3. 【請求項3】  請求項1に記載された組立体において
    、(a) 位置決め表面は、それぞれ無限軌道を横切っ
    て延びる縦軸線を備えている組立体。
  4. 【請求項4】  請求項1に記載された組立体において
    、(a) 各々の横方向支持手段は下側表面を備え、(
    b) 各々の案内ガード部材は上側表面を備え、(c)
     位置決め手段の位置決め表面は連係して機能し、前記
    上側表面と下側表面を引っ張って互いに係合させ、互い
    にねじ締めして案内ガード部材と支持手段の間の移動を
    阻止するようにした組立体。
  5. 【請求項5】  請求項1に記載された組立体において
    、(a) 各々の横方向支持手段は、無限軌道にほぼ直
    交する面内に配置された少なくとも1つの支持側面を備
    え、支持部分の位置決め表面は前記支持側面に隣接して
    配置されており、 (b) 各々の案内ガード部材は、無限軌道にほぼ直交
    する面内に配置された少なくとも1つのガード部材側面
    を備え、ガード部材部分の位置決め表面は前記ガード部
    材側面に隣接して配置されており、 (c) 案内ガード部材を横方向支持手段に固定する際
    、固定手段は案内ガード部材と共に作用して前記位置決
    め表面の間に相対運動を起こさせるような組立体。
  6. 【請求項6】  請求項1に記載された組立体において
    、(a) 各々の横方向支持手段は断面がほぼ矩形をし
    ており、しかもほぼ水平な上側支持表面および下側支持
    表面と、ほぼ垂直な支持側面とを備え、支持側面の各々
    は、水平な縦軸線に対して傾斜した傾斜面内に配置され
    ている支持部分の位置決め表面を備えており、(b) 
    各々の案内ガード部材はそれぞれ上側表面とこれに固定
    したブラケット手段を備え、ブラケット手段は、支持側
    面の位置決め表面の全幅よりも僅かに大きく間隔を開け
    て設置されそれぞれの横方向支持手段が跨がって位置す
    る2つのガード部材ブラケット側面を備え、ガード部材
    ブラケット側面はそれぞれが隣接して配置されたガード
    部材部分の位置決め表面を備えているような組立体。
  7. 【請求項7】  請求項6に記載された組立体において
    、(a) 支持部分の位置決め表面は、それぞれの支持
    側面に固定した支持楔の傾斜面であり、 (b)   ガード部材部分の位置決め表面は、それぞ
    れのガード部材ブラケット側面に固定したガード部材楔
    の傾斜面であるような組立体。
  8. 【請求項8】  無限軌道車両にして、(a) 車体と
    、前方に位置する一対の主ローラと、車体に対して支軸
    された後方に位置する一対の駆動スプロケットと、横方
    向に間隔を開けられ平行に縦に延びていて、それぞれ主
    ローラとスプロケットの間を走行する無端ループである
    ような右側および左側の無限軌道と、各無限軌道の下側
    走行部に係合して車両の重量を支える複数のアイドルロ
    ーラとを有し、 (b)   車体に固定され、各無限軌道を横切る向き
    に配置され、各無限軌道に沿って縦方向に間隔を開けて
    設置された複数の横方向支持手段と、 (c) 各無限軌道のそれぞれの側部に縦向きに固定さ
    れた少なくとも一つの案内ガード部材と、 (d) 横方向支持手段に案内ガード部材を位置決めし
    、各案内ガード部材の下側表面を各無限軌道の下側走行
    部に充分に接近させた状態で間隔を設け、軌道の過度な
    ねじれ変形に抵抗する位置決め手段とを有し、位置決め
    手段は、横方向支持手段に固定した支持部分と案内ガー
    ド部材に固定したガード部材部分とでなり、支持部分と
    ガード部材部分は、互いに固定した場合、お互いに連係
    して働き案内ガード部材と支持手段の相対運動を防止す
    る位置決め表面を備えている無限軌道車両。
  9. 【請求項9】  請求項8に記載された車両において、
    (a) ガード部材部分と支持部分の位置決め表面は互
    いに補完し合う角度で傾斜させてある車両。
  10. 【請求項10】  請求項8に記載された車両において
    、(a) 補完し合う表面は、それぞれ無限軌道を横切
    って延びる縦軸線を備えている車両。
  11. 【請求項11】  請求項8に記載された車両において
    、(a) 各々の横方向支持手段は下側表面を備え、(
    b) 各々の案内ガード部材は上側表面を備え、(c)
     位置決め手段の位置決め表面は連係して機能し、前記
    上側表面と下側表面を押して互いに係合状態にする車両
  12. 【請求項12】  請求項8に記載された車両において
    、(a) 各々の横方向支持手段は、無限軌道にほぼ直
    交する面内に配置された少なくとも1つの支持側面を備
    え、支持部分の位置決め表面は前記支持側面に隣接して
    配置されており、 (b) 各々の案内ガード部材は、無限軌道にほぼ直交
    する面内に配置された少なくとも1つのガード部材側面
    を備え、ガード部分の位置決め表面は前記ガード部材表
    面に隣接して配置されており、 (c) 固定手段は案内ガード部材と共に機能し、案内
    ガード部材の位置決め表面を押して支持部分の位置決め
    表面に緊密に接触し両者の間を確実に連結するようにし
    た車両。
  13. 【請求項13】  請求項8に記載された組立体におい
    て、 (a) 各々の横方向支持手段は断面がほぼ矩形をして
    おり、しかもほぼ水平な上側支持表面および下側支持表
    面と、ほぼ垂直な支持側面とを備え、支持側面の各々は
    、水平な縦軸線に対して傾斜した傾斜面内に配置されて
    いる支持部分の位置決め表面を備えており、(b) 各
    々の案内ガード部材はそれぞれ上側表面とこれに固定し
    たブラケット手段を備え、ブラケット手段は、支持側面
    の位置決め表面の全幅よりも僅かに大きく間隔を開けて
    設置されそれぞれの横方向支持手段が跨がって位置する
    2つのガード部材ブラケット側面を備え、ガード部材ブ
    ラケット側面はそれぞれが隣接して配置されたガード部
    分の位置決め表面を備えているような組立体。
  14. 【請求項14】  請求項13に記載された組立体にお
    いて、 (a) 支持部分の位置決め表面は、それぞれの支持側
    面に固定した支持楔の傾斜面であり、 (b) ガード部分の位置決め表面は、それぞれのガー
    ドブラケット側面に固定したガード楔の傾斜面であるよ
    うな組立体。
JP3208728A 1990-07-27 1991-07-26 無限軌道車両用の案内ガード部材組立体 Pending JPH04232187A (ja)

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