JPH0326001Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0326001Y2 JPH0326001Y2 JP1985129705U JP12970585U JPH0326001Y2 JP H0326001 Y2 JPH0326001 Y2 JP H0326001Y2 JP 1985129705 U JP1985129705 U JP 1985129705U JP 12970585 U JP12970585 U JP 12970585U JP H0326001 Y2 JPH0326001 Y2 JP H0326001Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chucking
- main body
- rim
- horizontal
- inclined surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 7
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 7
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 claims description 5
- 239000011295 pitch Substances 0.000 claims 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 6
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000005022 packaging material Substances 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 238000005034 decoration Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Tires In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はタイヤ交換装置に関する。
従来、タイヤ交換装置に用いられるチヤツキン
グ部は、金属等の堅固な材質で形成されていた。
グ部は、金属等の堅固な材質で形成されていた。
ところで、リム部9の凹溝部の形状は、第7図
のように、中央の最深部43につづく両側の中間
深さの壁面の幅が相違する形状とされ、長壁部4
4と短壁部45とに区分できる。最近の車輪に於
て、長壁部44を表て面42として形成されたい
わゆるリバースタイプの車輪が車体に取付けられ
ており、従つて該表て面42をチヤツキング部に
拘持してタイヤの着脱が行われている。
のように、中央の最深部43につづく両側の中間
深さの壁面の幅が相違する形状とされ、長壁部4
4と短壁部45とに区分できる。最近の車輪に於
て、長壁部44を表て面42として形成されたい
わゆるリバースタイプの車輪が車体に取付けられ
ており、従つて該表て面42をチヤツキング部に
拘持してタイヤの着脱が行われている。
従つて、従来のタイヤ交換装置においては、堅
固な材質で形成されたチヤツキング部の本体部に
リム部9の表て面42が当接するため、ゴムシー
トあるいは車輪のデリバリー用包装資材等を用い
て該リム部9の表て面42を保護しないと該リム
部9の表て面42に傷が付く等の問題点があつ
た。特に、FF車では、第7図に示すように、オ
フセツトFが増加して、外部装飾部46をチヤツ
キング爪部11…が摺接して傷を付けることがあ
つた。
固な材質で形成されたチヤツキング部の本体部に
リム部9の表て面42が当接するため、ゴムシー
トあるいは車輪のデリバリー用包装資材等を用い
て該リム部9の表て面42を保護しないと該リム
部9の表て面42に傷が付く等の問題点があつ
た。特に、FF車では、第7図に示すように、オ
フセツトFが増加して、外部装飾部46をチヤツ
キング爪部11…が摺接して傷を付けることがあ
つた。
本考案は、従来のこのような問題点を解決し
て、タイヤ交換時に、チヤツキング部の本体部に
リム部の表て面が当接しても、該リム部の表て面
に傷が付く等の虞がないタイヤ交換装置を提供す
ることを目的とする。
て、タイヤ交換時に、チヤツキング部の本体部に
リム部の表て面が当接しても、該リム部の表て面
に傷が付く等の虞がないタイヤ交換装置を提供す
ることを目的とする。
本考案に係るタイヤ交換装置は、水平状上面部
を有するチヤツキング本体部に、該水平状上面部
を被覆する水平面部を有する合成樹脂からなる保
護部材を被せ、かつ、該本体部に、内端側に向か
つて順次上方へ傾斜する傾斜面を有するチヤツキ
ング爪部を取付けると共に、該傾斜面にゴム状の
当接部を設けて、チヤツキング部を形成し、さら
に、複数のチヤツキング部を回転板に周方向に沿
つて所定ピツチで配設し、各チヤツキング部の水
平面部に載置されるリム部のリムフランジを、該
水平面部と上記当接部とで掴持するように構成し
たものである。
を有するチヤツキング本体部に、該水平状上面部
を被覆する水平面部を有する合成樹脂からなる保
護部材を被せ、かつ、該本体部に、内端側に向か
つて順次上方へ傾斜する傾斜面を有するチヤツキ
ング爪部を取付けると共に、該傾斜面にゴム状の
当接部を設けて、チヤツキング部を形成し、さら
に、複数のチヤツキング部を回転板に周方向に沿
つて所定ピツチで配設し、各チヤツキング部の水
平面部に載置されるリム部のリムフランジを、該
水平面部と上記当接部とで掴持するように構成し
たものである。
リム部がこのタイヤ交換装置に装着された場
合、該リム部のリムフランジが合成樹脂からなる
保護部材の水平面部とゴム状の当接部にて掴持さ
れるため、メタルタツチを防止することができる
と共に、その装着は確実なものとなる。
合、該リム部のリムフランジが合成樹脂からなる
保護部材の水平面部とゴム状の当接部にて掴持さ
れるため、メタルタツチを防止することができる
と共に、その装着は確実なものとなる。
以下、実施例を示す図面に基づいて本考案を詳
説する。
説する。
第1図において、1はタイヤ交換装置であつて
図外下方のチヤツキングペダルを操作してチヤツ
キング部5によつて拘持された車輪2を、回転板
3上に載置すると共に、図外下方のマウンテイン
グペダルを操作して、着脱機構を具備するヘツド
部6を該車輪2に摺接可能なように近接させ、か
つ図外下方の回転板ペダルを操作することにより
回転板3を回転させ、タイヤ4を着脱させる装置
である。
図外下方のチヤツキングペダルを操作してチヤツ
キング部5によつて拘持された車輪2を、回転板
3上に載置すると共に、図外下方のマウンテイン
グペダルを操作して、着脱機構を具備するヘツド
部6を該車輪2に摺接可能なように近接させ、か
つ図外下方の回転板ペダルを操作することにより
回転板3を回転させ、タイヤ4を着脱させる装置
である。
しかしてチヤツキング部5は、第2図に示す如
く本体部7と、該本体部7に締着されるチヤツキ
ング爪部11と、該本体部7に被せられる保護部
材8とから構成される。
く本体部7と、該本体部7に締着されるチヤツキ
ング爪部11と、該本体部7に被せられる保護部
材8とから構成される。
具体的には、本体部7は、金属製であつて、第
3A図及び第3B図に示す如く、本体上部10
と、本体下部12と、円筒部16とで一体状に形
成される。すなわち、プレス金属成型品である本
体上部10は、外鍔部17,17を有する底面部
18の一端に長い傾斜面19が形成され、該傾斜
面19の先端を水平方向に延伸させて水平状上面
部20を形成し、そして該上面部20の先端を弯
曲させて垂下させ、さらに弯曲させ、かつ水平方
向に延伸させて平面部21を形成し、該平面部2
1の先端を傾斜させた傾斜面22が上記底面部1
8と合流してなる。
3A図及び第3B図に示す如く、本体上部10
と、本体下部12と、円筒部16とで一体状に形
成される。すなわち、プレス金属成型品である本
体上部10は、外鍔部17,17を有する底面部
18の一端に長い傾斜面19が形成され、該傾斜
面19の先端を水平方向に延伸させて水平状上面
部20を形成し、そして該上面部20の先端を弯
曲させて垂下させ、さらに弯曲させ、かつ水平方
向に延伸させて平面部21を形成し、該平面部2
1の先端を傾斜させた傾斜面22が上記底面部1
8と合流してなる。
さらに、本体下部12は、横断面形状が外鍔部
23,23を有する略逆U字型からなり、該本体
下部12に設けた孔26を介して挿通された円筒
部16が、上記本体上部10の孔25に連結さ
れ、さらに適所に溶接を施され、該本体部7は一
体状に形成される。
23,23を有する略逆U字型からなり、該本体
下部12に設けた孔26を介して挿通された円筒
部16が、上記本体上部10の孔25に連結さ
れ、さらに適所に溶接を施され、該本体部7は一
体状に形成される。
しかして、該本体部7に被せられる保護部材8
は第1部材27と第2部材28とからなる。すな
わち摩擦抵抗の小さい硬質合成樹脂で形成された
第1部材27は、第4A図及び第4B図に示す如
く、左右側面の下端縁が直角に折曲された外鍔部
29を具備する下面部30を有し、該下面部30
の一端に形成された傾斜面31の先端を、水平方
向に延伸させて、切欠部32を有する上面部33
を形成し、かつ該切欠部32の先端の両端縁を垂
下させて上記下面部30と合流してなる。そし
て、該切欠部32は該切欠部32の略中央から該
切欠部32の基端縁34間は拡開され、かつ該基
端縁34は傾斜状に形成される。また耐圧縮力の
大きな合成樹脂で形成された第2部材28は、第
5A図及び第5B体部に示す如く、横断面形状が
略逆U字状からなり、該第2部材28の上面部3
5は上記第1部材27の上面部33基端縁34に
付設可能なように平行四辺形に形成され、かつ内
面部36の互いに対向する位置に一対の突出子3
7,37が設けられる。
は第1部材27と第2部材28とからなる。すな
わち摩擦抵抗の小さい硬質合成樹脂で形成された
第1部材27は、第4A図及び第4B図に示す如
く、左右側面の下端縁が直角に折曲された外鍔部
29を具備する下面部30を有し、該下面部30
の一端に形成された傾斜面31の先端を、水平方
向に延伸させて、切欠部32を有する上面部33
を形成し、かつ該切欠部32の先端の両端縁を垂
下させて上記下面部30と合流してなる。そし
て、該切欠部32は該切欠部32の略中央から該
切欠部32の基端縁34間は拡開され、かつ該基
端縁34は傾斜状に形成される。また耐圧縮力の
大きな合成樹脂で形成された第2部材28は、第
5A図及び第5B体部に示す如く、横断面形状が
略逆U字状からなり、該第2部材28の上面部3
5は上記第1部材27の上面部33基端縁34に
付設可能なように平行四辺形に形成され、かつ内
面部36の互いに対向する位置に一対の突出子3
7,37が設けられる。
しかして、該チヤツキング部5は、第2図に示
す如く、本体部7の側面に設けた一対の孔38,
38に、第2部材28の上記突出子37,37が
係合されると共に、該本体部7に外嵌され、さら
に、上記第1部材27が、該本体部7に被せられ
る。
す如く、本体部7の側面に設けた一対の孔38,
38に、第2部材28の上記突出子37,37が
係合されると共に、該本体部7に外嵌され、さら
に、上記第1部材27が、該本体部7に被せられ
る。
しかして、チヤツキング爪部11は、内端側に
向かつて順次上方へ傾斜する傾斜面51を有し、
円筒部16に挿入されるボルト41aと該ボルト
41aに螺着されるナツト41bとからなる固着
具41にて本体部7に取付けられる。また、この
傾斜面51には、ゴム状の当接部39が設けられ
ている。
向かつて順次上方へ傾斜する傾斜面51を有し、
円筒部16に挿入されるボルト41aと該ボルト
41aに螺着されるナツト41bとからなる固着
具41にて本体部7に取付けられる。また、この
傾斜面51には、ゴム状の当接部39が設けられ
ている。
上述の如く組み付けられたチヤツキング部5を
有するタイヤ交換装置1において、リバースタイ
プのタイヤが交換される場合は、第6図及び第7
図に示す如く、 リム部9のリムフランジ52がチヤツキング爪
部11の当接部39と保護部材8の水平面部50
(第1部材27の上面部33と第2部材28の上
面部35とから形成され、本体部7の水平状上面
部20を被覆している。)とで掴持されているの
で、メタルタツチが防止され、該リム部9に傷等
が付くのを防ぐことができる。
有するタイヤ交換装置1において、リバースタイ
プのタイヤが交換される場合は、第6図及び第7
図に示す如く、 リム部9のリムフランジ52がチヤツキング爪
部11の当接部39と保護部材8の水平面部50
(第1部材27の上面部33と第2部材28の上
面部35とから形成され、本体部7の水平状上面
部20を被覆している。)とで掴持されているの
で、メタルタツチが防止され、該リム部9に傷等
が付くのを防ぐことができる。
また、本考案に係る保護部材8は上記実施例に
限定されることはなく、第1部材27と第2部材
28とを一体状に(ワンピースとして)合成樹脂
で形成するも好ましい。場合によつては、本体部
7に一体状に被覆するも自由である。
限定されることはなく、第1部材27と第2部材
28とを一体状に(ワンピースとして)合成樹脂
で形成するも好ましい。場合によつては、本体部
7に一体状に被覆するも自由である。
本考案は上述の如く構成しているので次に記載
する効果を奏する。
する効果を奏する。
リム部9は、リムフランジ52がゴム状の当
接部39と合成樹脂からなる保護部材8の水平
面部50とで掴持されるので、リバースタイプ
のリム部9をチヤツキング部5で拘持しても、
メタルタツチを防ぎ、リム部9の表て面42に
傷が付かない。しかも、その拘持を確実に行な
える。
接部39と合成樹脂からなる保護部材8の水平
面部50とで掴持されるので、リバースタイプ
のリム部9をチヤツキング部5で拘持しても、
メタルタツチを防ぎ、リム部9の表て面42に
傷が付かない。しかも、その拘持を確実に行な
える。
塗装した表て面42を有する車輪2に対して
も、塗装の「剥げ」を防止できる。
も、塗装の「剥げ」を防止できる。
上記及びの効果により該車輪2の美観を
保つことができる。また、各種のデザインホイ
ールに使用すれば、その表て面を損傷させない
で済む。
保つことができる。また、各種のデザインホイ
ールに使用すれば、その表て面を損傷させない
で済む。
従来のように、回転板3と表て面42との間
にゴムシートや包装資材を敷く必要がなくなつ
て、タイヤの着脱作業の作業性を著しく向上出
来る。
にゴムシートや包装資材を敷く必要がなくなつ
て、タイヤの着脱作業の作業性を著しく向上出
来る。
第1図は本考案の一実施例を示す全体の斜視
図、第2図は本考案の要部拡大正面図、第3A図
は本体部の側面図、第3B図は同横断面図、第4
A図は第1部材を示す側面図、第4B図は同平面
図、第5A図は第2部材を示す側面図、第5B図
は同平面図、第6図は使用状態の要部拡大正面
図、第7図は使用状態を説明する正面図である。 2……車輪、3……回転板、5……チヤツキン
グ部、6……本体部、8……保護部材、9……リ
ム部。
図、第2図は本考案の要部拡大正面図、第3A図
は本体部の側面図、第3B図は同横断面図、第4
A図は第1部材を示す側面図、第4B図は同平面
図、第5A図は第2部材を示す側面図、第5B図
は同平面図、第6図は使用状態の要部拡大正面
図、第7図は使用状態を説明する正面図である。 2……車輪、3……回転板、5……チヤツキン
グ部、6……本体部、8……保護部材、9……リ
ム部。
Claims (1)
- 水平状上面部20を有するチヤツキング本体部
7に、該水平状上面部20を被覆する水平面部5
0を有する合成樹脂からなる保護部材8を被せ、
かつ、該本体部7に、内端側に向かつて順次上方
へ傾斜する傾斜面51を有するチヤツキング爪部
11を取付けると共に、該傾斜面51にゴム状の
当接部39を設けて、チヤツキング部5を形成
し、さらに、複数のチヤツキング部5…を回転板
3に周方向に沿つて所定ピツチで配設し、各チヤ
ツキング部5…の水平面部50…に載置されるリ
ム部9のリムフランジ52を、該水平面部50…
と上記当接部39…とで掴持するように構成した
ことを特徴とするタイヤ交換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985129705U JPH0326001Y2 (ja) | 1985-08-26 | 1985-08-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985129705U JPH0326001Y2 (ja) | 1985-08-26 | 1985-08-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6236903U JPS6236903U (ja) | 1987-03-04 |
JPH0326001Y2 true JPH0326001Y2 (ja) | 1991-06-05 |
Family
ID=31026515
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985129705U Expired JPH0326001Y2 (ja) | 1985-08-26 | 1985-08-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0326001Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111770841B (zh) * | 2018-02-22 | 2023-08-01 | 中央精机株式会社 | 车轮保持装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5023485A (ja) * | 1973-06-29 | 1975-03-13 | ||
JPS5248486U (ja) * | 1975-10-01 | 1977-04-06 |
-
1985
- 1985-08-26 JP JP1985129705U patent/JPH0326001Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5023485A (ja) * | 1973-06-29 | 1975-03-13 | ||
JPS5248486U (ja) * | 1975-10-01 | 1977-04-06 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6236903U (ja) | 1987-03-04 |
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