JPS641841Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS641841Y2
JPS641841Y2 JP10898080U JP10898080U JPS641841Y2 JP S641841 Y2 JPS641841 Y2 JP S641841Y2 JP 10898080 U JP10898080 U JP 10898080U JP 10898080 U JP10898080 U JP 10898080U JP S641841 Y2 JPS641841 Y2 JP S641841Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheel
wheel cover
cover
tip
flange
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10898080U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5732501U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP10898080U priority Critical patent/JPS641841Y2/ja
Publication of JPS5732501U publication Critical patent/JPS5732501U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS641841Y2 publication Critical patent/JPS641841Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はホイールカバー、特に取外しを容易に
したホイールカバーに関するものである。
従来、ホイールカバー5は第1図に示すように
タイヤ1を保持するホイール2のリム21の内壁
3と平行方向に突出するアダプター部4を有し、
このアダプター部4に取着された取付手段として
の図示しないクリツプ等のフアスナーをリム21
の内壁3側に係止することによりホイール2に装
着される。タイヤ1を交換する場合にはこのホイ
ールカバー5をホイール2より取外す必要がある
が、この取外し方法はドライバー等の治具6をリ
ム21のフランジ部7とカバー5の周縁部8内側
との間に差し込んで、治具6を回動し、こじ開け
るようにしているが、治具6がタイヤ1とあるい
はフエンダーパネルと干渉して治具6の力をカバ
ー5に対して十分与えることができないのでカバ
ー5を取外すのに困難が伴う。
上記従来のホイールカバーの欠点を解消するた
めに本考案は、ホイールカバーの完全円状の外周
縁部の裏側で、上記アダプター部とは独立し、か
つ該アダプター部より半径方向の円周方向におけ
る各アダプター部間に対応する部分において弧状
に延在してホイールの軸線方向内側に向けて突出
し、ホイールカバーをホイールの所定の位置に係
止させたときに先端が、軸線方向内側でホイール
のフランジ部の先端を越え、かつ上記取付手段の
位置を越えない範囲の突出長さに形成されるとと
もに、ホイールのフランジとの間に一定の間隙を
保つ突片が合成樹脂にてホイールカバーの周縁部
と一体成形され、上記突片の先端とホイールのフ
ランジとの間の間隙を、ホイールカバーの離脱治
具が挿入可能な如く形成し、治具の先端側が突片
に当接するようにしてホイールカバーの取外しを
容易、かつ確実にできるホイールカバーを得るこ
とを目的としている。
以下、実施例を用いて詳細に説明する。
第2図乃至第4図は本考案によるホイールカバ
ーの一実施例を示す簡略構成図であり、同図にお
いて、ホイールカバー9は円板状となり、タイヤ
1を保持するホイール2に装着される。上記ホイ
ールカバー9の完全円状の外周縁部10の裏側に
は、その周方向に間隔を隔ててアダプター部4が
複数個形成されるとともに、このアダプター部4
には取付手段としてのクリツプ13が取付けられ
ており、このクリツプ13の爪11をホイールリ
ム21の内壁3に圧接することにより該ホイール
カバー9は上記ホイールリム21に係止される。
上記ホイールカバー9の外周縁部10の裏側に
は、上記アダプター部4とは独立し、このアダプ
ター部4より半径方向外側の円周方向におけるア
ダプター部4と対応する部分においては形成され
ていないが、ほぼ各アダプター部4,4との間に
対応する部分においては弧状に延在するよう形成
されてホイールの軸線方向内側に向けて突出する
突片12が所定間隔を隔てて2段に設けられてい
る。内側の突片121は外側の突片122よりも突
出長さが長く設定され、ホイールカバー9をホイ
ールリム21の所定の位置に係止させたときにそ
の突片121の先端S1が、上記アダプター部4に
取付けられたクリツプ13の爪11を越えない範
囲の突出長さに形成され、外側の突片122の先
端S2は軸線方向側でフランジ部7の先端S7を越
え、かつ前記内側の突片121の先端S1を越えな
いように形成されている。これら突片121,1
2は合成樹脂にてホイールカバー9の周縁部1
0と一体成形されている。上記ホイールカバー9
をホイール2に装着したときに上記突片121
122とホイールリム21のフランジ部7との間に
は、間隙g1と該間隙g1より狭い間隙g2が円周方向
で一定に保たれ、該間隙g1,g2にドライバー等の
離脱治具6が挿入可能となつている。
以上の構成により、ホイールカバー9をホイー
ル2より取外すには治具6の先端6a側をホイー
ルリム21のフランジ部7と突片122との間(間
隙g2)に差し込み、治具6にタイヤ方向の力を加
えることにより、ホイールカバー9をホイール2
より取外すことができる。取外しにくいときには
治具6を更にフランジ部7と突片121との間
(間隙g1)に押し込んでその先端6aを内側の突
片121に対応させ、この突片121に力を加える
ようにすれば確実に取外せる。このとき、突片1
1,122は共にほぼ各アダプター部4,4との
間に対応する部分において弧状に延在するようホ
イールカバー9と合成樹脂で一体成形されてお
り、ホイールカバー9取外し時に治具6から局部
的な力を受けても撓んでしまうような変形が起こ
りにくく、治具6からの力を確実にホイールカバ
ー9に伝えることができる。
以上説明したように、本考案のホイールカバー
によれば、ホイールカバーの完全円状の外周縁部
の裏側で、上記アダプター部とは独立し、かつ該
アダプター部より半径方向外側の円周方向におけ
る各アダプター部間に対応する部分において弧状
に延在してホイールの軸線方向側に向けて突出
し、ホイールカバーをホイールの所定の位置に係
止させたときに先端が、軸線方向内側でホイール
のフランジ部の先端を越え、かつ上記取付手段の
位置を越えない範囲の突出長さに形成されるとと
もに、ホイールのフランジとの間に一定の間隙を
保つ突片が合成樹脂にてホイールカバーの周縁部
と一体成形され、上記突片の先端とホイールのフ
ランジとの間の間隙を、ホイールカバーの離脱治
具が挿入可能な如く形成したので、ホイールに装
着されたホイールカバーを容易、かつ確実に取外
すことができる。すなわち、突片を合成樹脂にて
ホイールカバーの周縁部と一体成形しているの
で、ホイールカバーの外周縁部を補強し、ホイー
ルカバーの取付け、取外し時に外周縁部が局部的
に変形したりすることがない。しかも、突片の先
端を、軸線方向内側でホイールリムのフランジ部
の先端を越え、かつ取付手段の位置を越えない範
囲の突出長さに形成しているので、治具の先端側
をホイールリムとホイールカバーとの間に差し込
んだとき、治具の握手側は必然的に従来よりもタ
イヤやフエンダーパネルからより離れた位置にく
るので、これをタイヤ側に向けてこじると治具の
先端側はホイールカバーを外側に押し出すように
作用し、ホイールカバーを取外すのに十分な距離
だけ移動する。このとき、治具の握手側とタイヤ
やフエンダーパネルとの間に充分なスペースが確
保されているので治具の握手がタイヤやフエンダ
ーパネルに触れて邪魔になる事がなく、ホイール
カバーを容易、かつ確実に取外すことができる。
さらに突片は、ホイールカバーの外周縁部の裏側
で、アダプター部とは独立し、アダプター部より
半径方向外側の円周方向における各アダプター部
間に対応する部分において弧状に延在しており、
逆に言えば、アダプター部と対応する部分では形
成されていない。このため、ホイールカバーもホ
イールから取り外そうとするとき、アダプター部
と対応する部分にドライバー等を差し込んでこじ
つても突片が存在しないので、ホイールカバーは
取り外せないのであるが、各アダプター部間と対
応する部分にドライバーを差し込んでこじるとそ
こには突片が存在するのでホイールカバーは容易
に取り外せる。しかしながら、本願の突片はホイ
ールの軸線方向内側に突出されていることから周
縁とフランジとのすきまより突片の先端が見える
ので、上記のようにドライバーをアダプター部と
対応する部分、すなわち突片の存在しない部分に
差し込んでこじつてしまうということを事実上防
止できる。したがつて、ドライバーの先端等で仮
に突片を変形破損させてしまうような事態になつ
ても、取付け手段までをも変形させたり、破損し
てしまうようなことはなく、ホイールカバーの取
付け、取り外しを何回行なつても取付手段には影
響が及ぼされることはないので、ホイールカバー
は取付性能が低下せず、取付け安全性を維持でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のホイールカバーの一例を示す断
面図、第2図乃至第4図は本考案によるホイール
カバーの一実施例を示す要部断面図、裏面図及び
要部斜視図である。 1……タイヤ、2……ホイール、21……ホイ
ールリム、4……アダプター部、6……治具、7
……フランジ部、9……ホイールカバー、10…
…外周縁部、12……突片、13……クリツプ
(取付手段)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ホイールのリム内壁に圧接する取付手段を備え
    たアダプター部が、周方向に間隔を隔てて複数個
    形成され、上記取付手段を介して該ホイールに係
    止可能とした合成樹脂製ホイールカバーにおい
    て、 完全円状の外周縁部の裏側で、上記アダプター
    部とは独立し、かつ該アダプター部より半径方向
    外側の円周方向における各アダプター部間に対応
    する部分において弧状に延在してホイールの軸線
    方向内側に向けて突出し、ホイールカバーをホイ
    ールの所定の位置に係止させたときに先端が、軸
    線方向内側でホイールのフランジ部の先端を越
    え、かつ上記取付手段の位置を越えない範囲の突
    出長さに形成されるとともに、ホイールのフラン
    ジとの間に一定の間隙を保つ突片が合成樹脂にて
    ホイールカバーの周縁部と一体成形され、上記突
    片の先端とホイールのフランジとの間の間隙を、
    ホイールカバーの離脱治具が挿入可能な如く形成
    したことを特徴とするホイールカバー。
JP10898080U 1980-07-31 1980-07-31 Expired JPS641841Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10898080U JPS641841Y2 (ja) 1980-07-31 1980-07-31

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10898080U JPS641841Y2 (ja) 1980-07-31 1980-07-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5732501U JPS5732501U (ja) 1982-02-20
JPS641841Y2 true JPS641841Y2 (ja) 1989-01-17

Family

ID=29470192

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10898080U Expired JPS641841Y2 (ja) 1980-07-31 1980-07-31

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS641841Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009508732A (ja) * 2005-09-16 2009-03-05 アロイ ホイール プロテクション システムズ リミテッド ホイールリムカバー

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009508732A (ja) * 2005-09-16 2009-03-05 アロイ ホイール プロテクション システムズ リミテッド ホイールリムカバー

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5732501U (ja) 1982-02-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0109939B1 (en) Disk wheel for automobile vehicles
US4412696A (en) Door handle device for an automotive vehicle
US2368254A (en) Wheel structure
JPS641841Y2 (ja)
JPS588561Y2 (ja) ホイ−ルキヤツプの取付構造
EP0773114A2 (en) Rust-preventing cover mounting structure
US4171149A (en) Wheel trim retention means
US3988039A (en) Trim ring assembly
US2077695A (en) Brake drum
EP0232942A1 (en) Hubcap with fastening members for mounting it to a vehicle wheel and to the relating hub assembly
JPS641533Y2 (ja)
US3860296A (en) Wheel trim for different size wheels
JPS6115981Y2 (ja)
JP3898527B2 (ja) 車両用インサイドドアハンドル装置
JPS6113362Y2 (ja)
US2405587A (en) Wheel structure
JPS585672Y2 (ja) フエンダ−・ライナ−
JP2512774Y2 (ja) 自動車の5穴ホイ―ル用センタ―キャップ
US2843427A (en) Hub cap
JPH0636961Y2 (ja) 車両用ホイールカバー
JPS6040368Y2 (ja) 自動車の接着窓ガラス周縁構造
JPH0326001Y2 (ja)
JPH08188003A (ja) 自動車用ホイールキャップのための固定リング
US3051529A (en) Wheel cover
JPS59242Y2 (ja) 車輛用ホイ−ルカバ−